JIS K 8377:2014 酢酸ブチル(試薬) | ページ 3

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K 8377 : 2014
量を示す換算係数(g/ml)
4) 比色原液 比色原液の調製は,次による。
4.1) 塩化コバルト(II)比色原液 JIS K 8129に規定する塩化コバルト(II)六水和物59.5 g(質量分
率100 %としての相当質量)をビーカー1 000 mlにはかりとり,塩酸(1+39)を加えて溶かし,
全量フラスコ1 000 mlに移し,更に塩酸(1+39)を標線まで加えて混合する。
4.2) 塩化鉄(III)比色原液 JIS K 8142に規定する塩化鉄(III)六水和物45.0 g(質量分率100 %とし
ての相当質量)をビーカー1 000 mlにはかりとり,塩酸(1+39)を加えて溶かし,全量フラスコ
1 000 mlに移し,更に塩酸(1+39)を標線まで加えて混合する。
4.3) 硫酸銅(II)比色原液 JIS K 8983に規定する硫酸銅(II)五水和物62.4 g(質量分率100 %とし
ての相当質量)をビーカー1 000 mlにはかりとり,塩酸(1+39)を加えて溶かし,全量フラスコ
1 000 mlに移し,更に塩酸(1+39)を標線まで加えて混合する。
b) 着色の程度の適合限度標準 着色の程度の適合限度標準“比色標準液D”は,次による。
表2に示す割合によって比色標準液D 5.0 mlを共通すり合わせ平底試験管に調製する。
表2−硫酸着色物質試験用比色標準液D
単位 ml
比色標準液 比色原液
の記号 塩化鉄(III)
塩化コバルト(II) 硫酸銅(II) 水
D 0.3 0.6 0.4 3.7
c) 器具 主な器具は,次のとおりとする。
共通すり合わせ平底試験管 液の色が確認しやすい大きさで,目盛のあるもの。例として,容量50
ml,直径約23 mmのもの。
d) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料溶液の調製は,試料5 mlを共通すり合わせ平底試験管にはかりとり,約10 ℃に冷却する。振
り混ぜながら,約10 ℃に冷却した硫酸[質量分率(95±0.5)%]5 mlを徐々に加え,栓をして30
秒間激しく降り混ぜた後,約10 ℃に冷却し,約10 ℃で15分間放置する。
2) 試料溶液の上層(試料相)及び下層(硫酸相)の色を,共通すり合わせ平底試験管の側面から観察
し,比色標準液Dの色と比較する。
e) 判定 d)によって操作し,次に適合するとき,“硫酸着色物質 : 試験適合”とする。
試料相及び硫酸相の色は,比色標準液Dの色より濃くない。

7 容器

  容器は,遮光した気密容器とする。

8 表示

  容器には,次の事項を表示する。
a) 日本工業規格(日本産業規格)番号
b) 名称 “酢酸ブチル”及び“試薬”の文字
c) 種類
d) 化学式及び式量

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K 8377 : 2014
e) 純度
f) 内容量
g) 製造番号
h) 製造業者名又はその略号

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