JIS L 1950-1:2018 生地の防蚊性試験方法―第1部:誘引吸血装置法 | ページ 3

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L 1950-1 : 2018
h) 報告が必要と思われる特記事項(試験蚊の吸血行動など)
i) 試験方法からの逸脱点
参考として,試験報告書の例を表1に示す。
表1−試験報告書の例
試験実施日 年 月 日
規格番号 JIS L 1950-1:2018
試験環境 ℃, %RH
試験蚊情報 蚊の種類,コロニー名,継代飼育場所又は購入先,羽化後日齢
試験用血液,餌容器を動物保存血,ソーセージケーシング
覆う膜の種類(品名等)
試料情報 品名,品番,薬剤種類など ほか
eL lL
試料 Lm 試験蚊 吸血数 吸血率 吸血阻止指数 吸血阻止性の
総数 N NF F EF 区分記号
標準試料 1
測定試料 1
2
3
平均 (Fave)

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L 1950-1 : 2018
附属書A
(参考)
試験に用いる蚊の飼育環境について
A.1 飼育環境
試験に用いる蚊は,次の環境条件で飼育する。ただし,次に示していない条件は,一般的な飼育手法に
よる。
a) 飼育室の雰囲気 試験場所の雰囲気,温度27 ℃±2 ℃,相対湿度(651520 +)%と同様とする。
b) 照明 飼育室の照明は,明16時間,暗8時間のサイクルとする。
c) 飼育 成虫蚊は,試験に用いるまで,次のとおり飼育する。
1) 雌雄混合のまま,飼育ケージに放虫する。
2) 飼育中は3 %5 %のしょ糖水溶液を与え,吸血させない。
3) 各試験方法で規定する羽化後日齢に達した雌成虫を,試験に用いる。

――――― [JIS L 1950-1 pdf 12] ―――――

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附属書B
(参考)
吸血阻止性の区分
B.1 一般
生物を用いた試験であるため,試料によっては測定値が大きくばらつくことも想定される。そこで,吸
血阻止指数を段階的な区分によって示す。
B.2 吸血阻止性の区分
吸血阻止性は,6.5.3によって求められた吸血阻止指数から,表B.1によって区分する。
表B.1−吸血阻止性の区分及び記号
吸血阻止指数 95以上 80以上95未満 50以上80未満 50未満
区分記号 E95+ E80 E50 E50−
参考文献 人工吸血装置による蚊の吸血実験 : 鶴川千秋 川田均(Med. Entomol. Zool. Vol. 65 No. 3 p.
151-155 2014)

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