JIS L 1950-2:2018 生地の防蚊性試験方法―第2部:強制接触法

JIS L 1950-2:2018 規格概要

この規格 L1950-2は、生地の防蚊性試験方法について規定。

JISL1950-2 規格全文情報

規格番号
JIS L1950-2 
規格名称
生地の防蚊性試験方法―第2部 : 強制接触法
規格名称英語訳
Textiles -- Anti-mosquito performance test method -- Part 2:Contact test method
制定年月日
2018年12月20日
最新改正日
2018年12月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
2018-12-20 制定
ページ
JIS L 1950-2:2018 PDF [11]
                                                                                  L 1950-2 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 装置及び材料・・・・[2]
  •  5.1 チューブ状装置・・・・[2]
  •  5.2 吸虫管・・・・[3]
  •  5.3 試験蚊・・・・[3]
  •  5.4 試料・・・・[3]
  •  6 試験・・・・[4]
  •  6.1 試験環境・・・・[4]
  •  6.2 準備・・・・[4]
  •  6.3 試験操作・・・・[4]
  •  6.4 試験蚊の試験後処理・・・・[4]
  •  6.5 試験結果・・・・[4]
  •  7 試験報告書・・・・[5]
  •  附属書A(参考)試験に用いる蚊の飼育環境について・・・・[7]
  •  附属書B(参考)プロビット法による半数ノックダウン時間(KT50)の算出例・・・・[8]
  •  附属書C(参考)致死性及びノックダウン性の区分・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1950-2 pdf 1] ―――――

L 1950-2 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS L 1950の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1950-1 第1部 : 誘引吸血装置法
JIS L 1950-2 第2部 : 強制接触法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1950-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1950-2 : 2018

生地の防蚊性試験方法−第2部 : 強制接触法

Textiles-Anti-mosquito performance test method- Part 2: Contact test method

序文

  近年,蚊などの昆虫類が媒介する感染症の流行への懸念が高まっている。これに対する消費者の要求に
応えるため,高機能加工として防蚊性をもつ生地の需要が拡大傾向にある。しかし,公定の防蚊加工生地
の性能評価方法はなく,その性能に関して,公平な技術情報を提供することが難しい現状にある。したが
って,防蚊性能を客観的に評価するため,試験方法を規定することにした。
衣類など生地を介して吸血が想定される素材には,ヒト又は動物を吸血源に用いない誘引吸血装置法を
第1部として規定し,蚊帳,カーテン,テントなどにおいて,蚊を殺虫又はノックダウンさせることによ
って蚊の活動場所と人の居住場所とを分離する目的で使用する素材には,強制接触法を第2部として規定
した。

1 適用範囲

  この規格は,生地の防蚊性試験方法について規定する。この規格は,蚊の活動場所と人の居住場所とを
分離する目的で使用する蚊帳,カーテン,テントなどの生地に適用する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0207 繊維用語(染色加工部門)
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0207及びJIS L 0208によるほか,次による。
3.1
正常虫
試験開始前と変わりなく正常な活動をする試験蚊。

――――― [JIS L 1950-2 pdf 3] ―――――

2
L 1950-2 : 2018
3.2
死虫
刺激を与えても動きなどの反応が見られない状態の試験蚊。
3.3
ひん(瀕)死虫
刺激を与えるとかすかに動きが見られる状態の試験蚊。
これらの試験蚊は薬剤中毒症状が進行していて時間が経っても回復せず致死することから,死亡率算出
時には死虫として扱う。
3.4
ノックダウン虫
薬剤中毒の症状の一つで,仰向けになってはね(翅)又は脚を激しく震わせて動き回り,もがき苦しむ
状態の試験蚊,又は動かなくなった状態でも刺激を与えると激しく反応する試験蚊。これらの試験蚊は,
時間が経つと回復する場合もある。
3.5
致死性
試料が接触した正常虫を,死虫又はひん(瀕)死虫にさせる性能。この規格では,24時間後の死亡率で
示す。
3.6
ノックダウン性
試料が接触した正常虫を,ノックダウン虫にさせる性能。この規格では,60分後のノックダウン率で示
す。

4 原理

  試験蚊を,閉鎖空間において防蚊加工剤を含有する生地に強制的に接触させ,一定時間後に正常虫,死
虫,ひん(瀕)死虫及びノックダウン虫の個体数を計数して,試験蚊に対する致死性及びノックダウン性
を判定する。

5 装置及び材料

5.1 チューブ状装置

  チューブ状装置は,5.1.1及び5.1.2から構成される。チューブ状装置の例を図1に示す。

――――― [JIS L 1950-2 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
L 1950-2 : 2018
図1−チューブ状装置の例
5.1.1 試験チューブ 試験チューブは,内径44 mm,高さ125 mmのガラス製,透明プラスチック製など
のチューブ。チューブの両端は,蚊が逃げないよう蓋状のもので覆う構造とする。
なお,少なくとも一方の蓋はネット付き蓋とする。
5.1.2 ネット付き蓋 ネット付き蓋は,試験蚊が通過できないメッシュサイズのネットが取り付けられた
蓋。

5.2 吸虫管

  吸虫管は,試験蚊をチューブ内に分別放虫することができる器具又は装置。

5.3 試験蚊

  試験蚊は,継代飼育された未吸血のヒトスジシマカの雌を用いる。ただし,ヒトスジシマカ以外の雌の
蚊を用いる場合は,箇条7で規定する試験報告書に試験蚊情報を記載する。羽化後日齢25日の蚊を試験
に用いる。
注記 試験に用いる蚊の飼育環境は,附属書Aに示す。

5.4 試料

5.4.1  一般
試料は,測定試料及び標準試料の2種を準備し,各々から試験片を採取する。
なお,標準試料は,JIS P 3801に規定する1種又は2種のろ紙とする。
5.4.2 試料及び試験片の取扱い
試料及び試験片は,直射日光の当たらない,温度27 ℃±2 ℃,相対湿度(651520 +)%の環境下で16時
間以上静置し調整する。このとき,防蚊加工剤成分の拡散・付着によって周辺への汚染が懸念されるため,
試料及び試験片は,個別に密封容器などに入れ,試料汚染及び実験室汚染がないようにする。
5.4.3 試験片の採取
試験片の採取は,次による。
a) 試験片の採取場所は,JIS L 0105の箇条6(試料及び試験片の採取及び準備)による。
b) 寸法 12 cm×15 cm

――――― [JIS L 1950-2 pdf 5] ―――――

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