JIS L 3204:2000 反毛フェルト | ページ 2

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7.3 圧縮率 圧縮率の試験は,次のとおり行う。
a) 試料から一辺が9001 000mmの正方形の試験片を採取し,硬質水平板の上に置く。
b) 7.12によって試験片の厚さを求める。
c) 質量6.0kg,大きさ150mm×150mmの金属板の中心を試験片の端から100mm以上内側に載せ,7.12
のc) e)によって厚さを測定する。ただし,1種4号については,質量2.0kgの金属板を用いる。
d) 次の式によって圧縮率を算出し,JIS Z 8401によって整数に丸める。
d d1
R 100
d
ここに, 勿 圧縮率 (%)
d : 7.12の方法で求めた試験片の厚さの平均値 (mm)
d1 : 6.0kg(1種4号は2.0kg)の金属板を載せたときの試験片の
厚さの平均値 (mm)
7.4 引張強さ及び伸び率 引張強さ及び伸び率の試験は,次のとおり行う。
a) 試料の幅及び長さ方向から幅50mm,長さ100mm以上の試験片をそれぞれ5個とる。
b) 試験片を引張試験機(4)につかみ間隔を100mmとして取り付け,150mm/min又は200mm/minの引張速
度で荷重を加え,最大荷重を1Nまで測る。
注(4) 引張試験機の検証を行う場合は,JIS B 7721に規定する方法による。
c) 次の式によって引張強さを算出し,幅方向の試験片5個及び長さ方向の試験片5個のそれぞれの平均
値を算出し,JIS Z 8401によって有効数字2けたに丸め,弱い方向の値を引張強さとする。
F
F
A
ここに, F : 引張強さ (N/cm2)
F' : 最大荷重 (N)
A : 試験片の断面積(5)(cm2)
注(5) 断面積は,7.12で求めた厚さに1mmまで測った試験片の幅を乗じて求める。
d) 伸び率は,引張荷重の降伏点(6)における伸びから求め,幅方向及び長さ方向の合計10個の平均値を算
出し,JIS Z 8401によって整数に丸める。
注(6) 降伏点が複数あるときは,最終の降伏点とする。
7.5 反発弾性率 反発弾性率の試験は,次のとおり行う。
a) 図1のように大きさ約150mm×150mmの試験片を何枚か重ねて水平台に置き,大きさ150mm×150mm
の金属板(7)をその上に載せて試験片の厚さが3040mmになるように調整(8)する。
注(7) 金属板は,その中心に直径40mmの円形の穴をあけたもので,質量が2.0kgのものとする。
(8) 試験片の調整における厚さの確認は,金属板を載せ10秒以上経過して金属板の沈下が止まった
状態で行う。
5,等級60の鋼球を試験片上
b) 試験片の上面を基点に460mmの高さから,JIS B 1501に規定する呼び8
に自由落下させ,そのときの反発高さを鋼球の頂点で測る。
備考 鋼球を試験片上に落下させるときに,鋼球は回転してはならない。
c) 次の式によって反発弾性率を算出する。試験は,異なる試験片について3回行い,その平均値を算出
し,JIS Z 8401によって整数に丸める。

――――― [JIS L 3204 pdf 6] ―――――

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E 460 100
ここに, E : 反発弾性率 (%)
460 : 鋼球の落下高さ (mm)
s : 鋼球の反発高さ (mm)
図1 鋼球の反発高さの測定方法
7.6 水分率 水分率の試験は,大きさ約50mm×50mmの試験片を採り,質量を0.01gまで量る。次に105
±2℃の乾燥機中で約3時間乾燥し,デシケーター中で冷却した後,質量を0.01gまで量り,次の式によっ
て水分率を算出する。試験は,異なる試験片について3回行い,その平均値を算出し,JIS Z 8401によっ
て整数に丸める。
m1 m2
W 100
m2
ここに, W : 水分率 (%)
m1 : 試験片の乾燥前の質量 (g)
m2 : 試験片の乾燥後の質量 (g)
7.7 石油エーテル可溶性物質含有率 石油エーテル可溶性物質含有率の試験は,次のとおり行う。
a) 約10gの試験片を採り,7.6と同じ方法で乾燥して質量を量り,その試験片をソックスレー抽出器に入
れ,石油エーテル(9)で約1時間抽出する。
注(9) IS K 8593に規定するものを用いる。
b) 次に,この試験片を再び7.6と同じ方法で乾燥して質量を量る。
c) 次の式によって石油エーテル可溶性物質含有率を算出する。試験は,異なる試験片について3回行い,
その平均値を算出し,JIS Z 8401によって整数に丸める。

――――― [JIS L 3204 pdf 7] ―――――

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m3 m4
G 100
m3
ここに, G : 石油エーテル可溶性物質含有率 (%)
m3 : 試験片を石油エーテルで抽出する前の乾燥後の質量 (g)
m4 : 試験片を石油エーテルで抽出した後の乾燥後の質量 (g)
7.8 燃焼性 燃焼性の試験は,JIS L 1091の8.2 B法(表面燃焼試験)によって行う。
7.9 耐薬品性 耐薬品性の試験は,次のとおり行う。
a) 約2gの試験片を採り,綿状にほぐして7.6と同じ方法で乾燥して質量を量り,JIS L 1030-2の6.2.21
(次亜塩素酸ナトリウム法)によって処理した後,乾燥する。
b) 次に,JIS L 1030-2の6.2.14(酸化銅アンモニア法)によって処理し,その残分を7.6と同じ方法で乾
燥して質量を量る。
c) 次の式によって不溶分を算出する。試験は,異なる試験片について3回行い,その平均値を算出し,
JIS Z 8401によって整数に丸める。
m6
H 100
5
ここに, H : 不溶分 (%)
m5 : 試験片を次亜鉛素酸ナトリウム法によって処理する前の乾
燥後の質量 (g)
m6 : 試験片を次亜塩素酸ナトリウム法及び酸化銅アンモニア法
によって処理した後の乾燥後の質量 (g)
7.10 透水係数 透水係数の試験は,次のとおり行う。
なお,測定時の水温は,記録に付記しなければならない。
a) 直径100mmの円形試験片(10)を何枚か重ねて,厚さ5060mmとしたものを図2-1に示す試験装置(11)
の透水円筒内に入れた後,試験片の上部に約700gになるようにステンレス鋼球(直径約6.4mm)を
均一に載せて試験片の厚さを測る。
注(10) 試験片は,あらかじめ水で十分に湿潤させておく。
(11) 試験装置は,次の条件を備えたものでなければならない。
1) 透水円筒 上部にオーバフロー口をもったプラスチック製透明円筒で,原則として内径
100mm,オーバフロー口までの高さ150mmのものとし,円筒側面の4か所にスケールを
付けたものとする(図2-2参照)。
2) 脚付多孔板 透水円筒を載せる脚付きの板で,直径約110mm,厚さ約2mmのプラスチッ
ク又は金属製の板に,直径約1mm程度の小孔を100mm2当たり約2030個あけたものと
する(図2-3参照)。
3) 水槽 透水円筒を載せた脚付多孔板を入れるのに適した大きさのもので,多孔板の上面か
ら約10mmの高さに水面を保てるような排水口を設けたものとする(図2-1参照)。
b) 次に,円筒の上部から静かに注水し,オーバフロー口から常に一定量の水が流れ出るようにして,水
位を一定に保つ。
c) 排水口からの流出水量がほぼ一定量(12)となるのを待って,測定時間(13)内の流出水量を量る。
注(12) 排水口からの流出水量がほぼ一定量となるまでには,注水後約3060分間程度を要する。
(13) 排水口からの流出水量の測定時間は,3060秒間が望ましい。
d) 次の式によって透水係数を算出する。試験は,異なる試験片について3回行い,その平均値を算出し,

――――― [JIS L 3204 pdf 8] ―――――

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JIS Z 8401によって整数に丸める。
d1 V
lk
h A t
ここに, lk : 透水係数 (cm/s)
d1 : 試験片の厚さ (cm)
h : 水頭(図2-1参照) (cm)
V : 測定時間内の流出水量 (ml)
A : 透水円筒の内径から算出した断面積 (cm2)
t : 流出水量の測定時間 (s)
図2-1 定水位透水試験の装置図
図2-2 透水円筒 図2-3 脚付多孔板
7.11 繊維組成 繊維組成の試験は,JIS L 1030-1及び/又はJIS L 1030-2による。
7.12 厚さ 厚さは,次のとおり測定する。
a) 試料から一辺が9001 000mmの正方形の試験片を採取し,硬質水平板の上に置く。
b) 質量2.0kg,大きさ150mm×150mmの金属板の中心を試験片の端から100mm以上内側に載せる。た

――――― [JIS L 3204 pdf 9] ―――――

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だし,第1種4号については,質量0.5kgの金属板を用いる。
c) 10秒以上経過して金属板の沈下が止まった後,金属板の中央にあけた穴を通して針状のものを刺し込
み,金属板の上面と平行の位置に印を付ける。
d) 針状のものの先端から印を付けた位置までの距離をJIS B 7507に規定するノギス又はこれと同等以上
の精度がある測定器を用いて0.1mmまで測定し,厚さとする。
e) 測定の箇所は,試験片の対角線上の異なる5か所とし,その平均値をJIS Z 8401によって小数点以下
1けたに丸める。
7.13 幅 幅は,試料を平らな台の上に置き,不自然なしわや張力を除いて,JIS B 7512に規定する巻尺
又はJIS B 7516に規定する直尺若しくはこれらと同等以上の精度がある測定器を用いて異なる5か所以上
について1mmまで測定し,その平均値を算出し,JIS Z 8401によって整数に丸める。
7.14 長さ 長さは,試料を平らな台の上に置き,不自然なしわや張力を除いて,JIS B 7512に規定する
巻尺又はJIS B 7516に規定する直尺若しくはこれらと同等以上の精度がある測長器を用いて,全長が5m
未満のものは1mmまで,5m以上のものは0.1mまで測定する。なお,いずれの場合も試料の端末にある
不完全な部分を除く。
8. 検査方法 検査は,4.及び5.について行う。この場合,検査は,全数検査又は合理的な抜取検査方式
によって行う
9. 表示 反毛フェルトには,適切な方法で次の事項を表示しなければならない。
なお,表示には, “Recovered fiber felts”,“リサイクルフェルト”及び“リサイクル原料使用”の文字を
付記してもよい。
a) 種類
b) 繊維組成(第4種だけ)
c) 寸法
1) 長さ5m未満のもの[厚さ (mm) ×幅 (mm) ×長さ (mm) ]
例 10.0mm×910mm×1 820mm
2) 長さ5m以上のもの[厚さ (mm) ×幅 (mm) ×長さ (m) (14)]
注(14) 長さ (m) は,0.1mまで表示する。
例 10.0mm×1 000mm×20.5m
d) 製造業者名又はその略号
関連規格 JIS A 1409 残響室法吸音率の測定方法

――――― [JIS L 3204 pdf 10] ―――――

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JIS L 3204:2000の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 3204:2000の関連規格と引用規格一覧