JIS M 8705:2021 鉄鉱石―ロットの水分決定方法 | ページ 4

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M 8705 : 2021
附属書D
(参考)
試験報告書の例
四つの試験報告書の例を,表D.1表D.4に示す。表D.1は,測定試料の水分測定の試験報告書の例で
ある。表D.2は,主に質量基準サンプリングによって得られた小口試料からロットの水分計算用の試験報
告書に用い,表D.3は,時間基準サンプリングの場合の試験報告書に用いる。表D.4は,大口試料から採
った4個の測定試料についてロットの水分測定を行った場合の試験報告書の例である。
注記 表D.1表D.4中の数値は,9.1及び9.2の計算の桁数を基準としているので,ISO 3087の数値と
は若干異なる。
表D.1−測定試料の水分測定の試験報告書(一例)
鉄鉱石の銘柄 :
ロットの名称及び質量 :
試料番号 : 測定試料の最大粒度 :
測定試料の最小質量 : 日付 :
5 kg 22.4 mm
乾燥前の全質量(g) (1) 6 015
乾燥容器の質量(g) (2) 950
測定試料の乾燥前質量(g) (3)=(1)−(2) 5 065
)3(
測定試料の乾燥前質量の0.05 %値(g) (4)= 2 000 2.5
質量 差a)
4時間乾燥後の全質量(g) (5) 5 805
追加1時間乾燥後の全質量(g) (6) 5 795 (5)−(6)=10
再追加1時間乾燥後の全質量(g) (7) 5 793 (6)−(7)= 2
最終の乾燥減量(g) (8)=(1)−(7) 222
)8(×100
水分測定値(w)質量分率(%) (9)=
)3( 4.383
特記事項 : ひょう量の方法(7.2参照)
測定者氏名 :
備考 :
注a) (5)−(6)の差が10 gで(4)の値を超えるため,更に,1時間乾燥を行った。
(6)−(7)の差は,2 gで(4)の値以下である。したがって,この測定試料の乾燥を終了した。

――――― [JIS M 8705 pdf 16] ―――――

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M 8705 : 2021
表D.2−小口試料からロットの水分を決定する記録及び計算の手順(一例)
(質量基準サンプリング)
参照番号 : 適用規格 : JIS M 8705 ひょう量の方法(7.2参照)
試料番号 : 測定試料の最小質量 : 5 kg測定試料の最大粒度 : 22.4 mm
日付 : 鉄鉱石の銘柄 : ロット名 : 測定者氏名 :
小口試料 (1) (2) (3) (4) (5)=(2)−(4) (6)=(3)−(4) (7)=(5)−(6)
)8(
7( )
100
(9)=(1)×(8)
番号 測定試料の
インクリ 乾燥前全 乾燥後全 乾燥容器 測定試料の 乾燥減量 ( )5
メント数 質量 質量 の質量 乾燥前質量 乾燥後質量 水分測定値wi
(g) (g) (g) (g) (g) (g) 質量分率(%)
1 5 6 015 5 793 950 5 065 4 843 222 4.383 21.915
2 5 6 110 5 895 953 5 157 4 942 215 4.169 20.845
3 5 5 970 5 755 946 5 024 4 809 215 4.279 21.395
4 6 6 280 6 060 955 5 325 5 105 220 4.131 24.786
5 6 5 970 5 750 948 5 022 4 802 220 4.380 26.280
6 5 6 021 5 804 951 5 070 4 853 217 4.280 21.400
7 5 6 123 5 905 953 5 170 4 952 218 4.216 21.080
8 6 6 378 6 154 949 5 429 5 205 224 4.125 24.750
計 43 182.451
ロットの水分w 質量分率(%)
)9(
.
18243451.4243 .424
)1(
備考 :

――――― [JIS M 8705 pdf 17] ―――――

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M 8705 : 2021
表D.3−小口試料からロットの水分を決定する記録及び計算の手順(一例)
(時間基準サンプリング)
参照番号 : 適用規格 : JIS M 8705 ひょう量の方法(7.2参照)
試料番号 : 測定試料の最大粒度 : 22.4 mm
測定試料の最小質量 : 5 kg
日付 : 鉄鉱石の銘柄 : ロット名 : 測定者氏名 :
小口試料 (1) (2) (3) (4) (6)=(3)−(4) (7)=(5)−(6)
(5)=(2)−(4) )8(
7( )
100
(9)=(1)×(8)
番号 i番目の 測定試料の
乾燥前全 乾燥後全 乾燥容器 測定試料の 乾燥減量 ( )5
部分の 質量 質量 の質量 乾燥前質量 乾燥後質量 水分測定値wi
質量
(t) (g) (g) (g) (g) (g) (g) 質量分率(%)
1 1 520 6 105 5 873 951 5 154 4 922 232 4.501 6 841
2 1 710 6 007 5 785 950 5 057 4 835 222 4.389 7 505
3 1 565 6 130 5 906 953 5 177 4 953 224 4.326 6 770
4 1 478 5 983 5 760 949 5 034 4 811 223 4.429 6 546
5 1 330 6 042 5 807 952 5 090 4 855 235 4.616 6 139
6 1 623 6 112 5 916 948 5 164 4 968 196 3.795 6 159
7 1 587 5 980 5 760 952 5 028 4 808 220 4.375 6 943
8 1 431 6 210 6 003 950 5 260 5 053 207 3.935 5 630
計 12 244 52 533
)9(52 533
ロットの水分w 質量分率(%) .4290 .429
)1(12 244
備考 :

――――― [JIS M 8705 pdf 18] ―――――

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M 8705 : 2021
表D.4−大口試料から採った4個の測定試料でロットの水分を決定する試験報告書(一例)
鉄鉱石の銘柄 :
ロットの名称及び質量 :
試料番号 : 測定試料の最小質量 : 5 kg 測定試料の最大粒度 : 22.4 mm 日付 :
乾燥前の全質量(g) (1) 6 004 6 015 5 970 5 988
乾燥容器の質量(g) (2) 957 950 946 948
測定試料の乾燥前質量 (3)=(1)−(2) 5 047 5 065 5 024 5 040
測定試料の乾燥前質量 )3(
2.5 2.5 2.5 2.5
の0.05 %値(g) (4)= 2 000
質量 差 質量 差 質量 差 質量 差
4時間乾燥後の全質量(g) (5) 5 800 5 805 5 768 5 791
(5)−(6) (5)−(6) (5)−(6) (5)−(6)
追加1時間乾燥後の全質量(g)(6) 5 793 7 5 795 10 5 757 11 5 779 12
(6)−(7) (6)−(7) (6)−(7) (6)−(7)
5 792
再追加1時間乾燥後の全質量(g) (7) 1 5 793 2 5 755 2 5 777 2
最終の乾燥減量(g) (8)=(1)−(7) 212 222 215 211
各測定試料の水分 質量分率(%)
)8(×100
(9)= )3( 4.200 4.383 4.279 4.186
範囲(%) 0.197
許容差(表3) 0.33
ロットの水分 質量分率(%)
.4200 .4383.4279 .4186
.4262 .426
4
備考 : ひょう量の方法(7.2参照)
測定者氏名 :

――――― [JIS M 8705 pdf 19] ―――――

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M 8705 : 2021
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS M 8705 ISO 3087:2020,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
3 3 追加 用語であるため,実質的
水分用試料,試験試料及び測定試料の区分
な差異はない。
概念は,この規格を理解するうえで重要で
ある。これらは,用語の定義(ISO 11323)
に記載されているが,水分測定に則した表
現で定義した。
6 6 追加 JIS M 8702に対応する
JIS M 8702では,“JIS M 8705に従い,気密
ISO 3082も同様で,ISO
で吸湿性のない容器に入れて保管する。”と
に改正提案を行う。
規定している。試料の保管方法について規
定し,規格間の整合を図った。
7.1 7.1 追加 測定試料が2個の場合の試料保管について,
技術的問題はないので現
状のままとする。
追加測定が必要な場合を考慮し,推奨法を
示した。
9.0A − 追加 JISでは数値の丸め方についてJIS M 8704技術的問題はないので現
に従うと明記した。 状のままとする。
9.1 9.1 変更 測定試料の水分値表示は,ISO規格では小ロットの大型化を考慮
数第2位。JISでは小数第3位とした。 し,水分量の精度を上げ
るため,ISO規格より1桁
下まで算出。改正提案を
行う。
9.2 9.2 変更 ロットの報告水分値は,ISO規格では小数同上
第1位。JISでは小数第3位まで算出して,
これを丸めて小数第2位とした。
9.2.3 9.2.3 変更 ISO規格では,測定試料が2個の場合,4個規定が必要。ISOに改正
提案を行う。
の場合の許容差による判定基準がなく追加
した。
9.2.3 b) 9.2.3 b) 変更 ロットの質量表示についてISO規格は特に技術的問題はないので現
状のままとする。
規定していないが,JISでは小数点以下を丸
めて整数とより明確化した。
9.2.4 9.2.4 変更 規定が必要。ISOに改正
インクリメントごとの水分測定において,
提案を行う。
時間基準サンプリングの場合が抜けている
ので追加した。
10 b) 10 b) 追加 JISでは,実態に合わせて
試験報告書において,ロット識別の記載例
を追加した。 追加。単なる例示であり,
現状のままとする。
B.1.4 B.1.4 追加 箇条9に対応して,附属書でも数値の丸め技術的問題はないので現
方について明記した。 状のままとする。
B.2.2 B.2.2 追加 散水量,ロットの質量表示について,ISO規
技術的問題はないので現
B.2.3 B.2.3 状のままとする。
格は特に規定していないが,JISでは小数点
以下を丸めて整数で表示とし,より明確化
した。

――――― [JIS M 8705 pdf 20] ―――――

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JIS M 8705:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3087:2020(MOD)

JIS M 8705:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS M 8705:2021の関連規格と引用規格一覧