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JIS P 8125-1:2017 規格概要
この規格 P8125-1は、2点荷重原理に基づく,紙及び板紙の曲げ抵抗試験の方法について規定。
JISP8125-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS P8125-1
- 規格名称
- 紙及び板紙―曲げ抵抗試験方法―第1部 : 定速曲げ法
- 規格名称英語訳
- Paper and board -- Determination of bending resistance -- Part 1:Constant rate of deflection
- 制定年月日
- 2017年3月21日
- 最新改正日
- 2017年3月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2493-1:2010(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 85.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 紙・パルプ 2021
- 改訂:履歴
- 2017-03-21 制定
- ページ
- JIS P 8125-1:2017 PDF [10]
P 8125-1 : 2017 (ISO 2493-1 : 2010)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 装置・・・・[2]
- 6 校正・・・・[3]
- 7 試料の採取・・・・[3]
- 8 調湿・・・・[4]
- 9 試験片の調製・・・・[4]
- 10 操作・・・・[4]
- 11 計算及び結果の表し方・・・・[5]
- 11.1 曲げ抵抗・・・・[5]
- 11.2 比曲げ抵抗・・・・[5]
- 12 報告書・・・・[5]
- 附属書A(参考)精度・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS P 8125-1 pdf 1] ―――――
P 8125-1 : 2017 (ISO 2493-1 : 2010)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会(JAPAN TAPPI)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS P 8125の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS P 8125-1 第1部 : 定速曲げ法
JIS P 8125-2 第2部 : テーバー型試験機法
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
P 8125-1 : 2017
(ISO 2493-1 : 2010)
紙及び板紙−曲げ抵抗試験方法−第1部 : 定速曲げ法
Paper and board-Determination of bending resistance- Part 1: Constant rate of deflection
序文
この規格は,2010年に第1版として発行されたISO 2493-1を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,2点荷重原理に基づく,紙及び板紙の曲げ抵抗試験の方法について規定する。
注記1 2点荷重原理の詳細な規定については,ISO 5628を参照。
この規格は,曲げ抵抗の測定値が20 mNから10 000 mNまでの場合に適用する。段ボールには適用でき
ないが,段ボール原紙(ライナー及び中しん原紙)には適用できる。
曲げ角度は15°,曲げ長さは50 mmである。
曲げ抵抗が低く,曲げ長さ50 mmでの測定には適さない試料については,短い曲げ長さ,すなわち,10
mmを用いてもよい。
重要 異なる曲げ長さを用いて得られた結果を比較することはできない。
15°までの曲げによって,元に戻らない変形が生じる板紙については,半分の曲げ角度,すなわち,7.5°
を用いることができる。
注記2 テーバー型試験機と定速曲げ試験機との結果を比較することはできない。このため,この規
格を二部構成にしている。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2493-1:2010,Paper and board−Determination of bending resistance−Part 1: Constant rate of
deflection(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
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P 8125-1 : 2017 (ISO 2493-1 : 2010)
注記 対応国際規格 : ISO 186,Paper and board−Sampling to determine average quality
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
注記 対応国際規格 : ISO 187,Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing
and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量の測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 536,Paper and board−Determination of grammage
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
3.1
曲げ力,F(bending force)
一端を固定した長方形の試験片を曲げるのに要する力。その力は,この規格に規定した条件で測定する。
注記 曲げ力は,ニュートン(N)又はミリニュートン(mN)で表す。
3.2
曲げ抵抗,B(bending resistance)
測定した曲げ力の全ての有効な読取値の平均値。この規格の規定によって計算する。
注記 曲げ抵抗は,ニュートン(N)又はミリニュートン(mN)で表す。
3.3
曲げ長さ(bending length)
つかみ具の旋回軸と試験片に力を加える位置との距離。
注記 図1のl参照。
3.4
曲げ角度(bending angle)
初期位置から曲げ抵抗を測定する位置までの移動によって,つかみ具が回転する角度。
3.5
自由長さ(free length)
つかみ具から張り出した試験片の長さ。
注記 図1のL参照。
3.6
比曲げ抵抗,BI(bending resistance index)
曲げ抵抗を,坪量の三乗で除した値。
4 原理
一端を固定した定められた幅の試験片を,規定した型式の試験装置を使用し,規定の角度(3.4)に曲げ
る。その結果,規定した曲げ長さ(50 mm又は10 mm)の位置にあるナイフに加えられた力を測定する。
5 装置
5.1 カッター 例えば打抜きカッターなどで,要求される精度で試験片を調製するためのもの。
5.2 曲げ抵抗試験機(図1参照) 次の要素から成るもの。
5.2.1 つかみ具(5) 試験片を固定するためのもので,幅が38 mm以上,長さが20 mm以上で,試験片
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3
P 8125-1 : 2017 (ISO 2493-1 : 2010)
の平面に直角に調整でき,開始点において試験片を垂直面に保持できるもの。また,つかみ具は,旋回軸
を中心に,曲げ角度(3.4)15.0°±0.3°まで,5.0°/s±0.5°/sの一定速度で回転させることができなけれ
ばならない。必要ならば,7.5°±0.3°の曲げ角度を用いてもよい(箇条10参照)。
5.2.2 ナイフ(2) 試験片(3)の初期の動きに対して直角になるように取り付けられ,試験片幅の中央
に曲げ力(3.1)を加えるもの。
ナイフの先端は,長さ16 mm±2 mmで,つかみ具の旋回軸(4)に平行である。その先端は,鋭利でな
く,つかみ具の旋回軸までの距離(l)は,50.0 mm±0.1 mmとする。必要ならば,つかみ具の旋回軸まで
の距離(l)は,10.0 mm±0.1 mmに変更してもよい。
5.2.3 ロードセル(1) 試験片が15.0°±0.3°又は必要に応じ7.5°±0.3°(箇条10参照)の曲げ角度
まで曲げられ,力がそのナイフの先端に加わるもの。0 mNから100 mNまでの力の測定値の精度は,±5 %
で,100 mNを超える測定値の精度は,±2 %とする。
力のセンサの応答方向における変位は,全測定範囲にわたって0.05 mmより小さくなければならない。
力のセンサは,横力に対しては感度が低い。
1 ロードセル l 曲げ長さ
2 ナイフ L 自由長さ
3 試験片
4 旋回軸
5 つかみ具
図1−曲げ抵抗試験の概略図
6 校正
ロードセル及び曲げ角度の校正を,十分な頻度で行う。校正方法は,機器の種類によるが,機器の取扱
説明書又は製造業者の指示に従うのがよい。
7 試料の採取
ロットを評価するための試験を行う場合は,JIS P 8110に従って試料を採取する。それ以外の場合は,
試料を代表するように試験用紙を採取する。
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JIS P 8125-1:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2493-1:2010(IDT)
JIS P 8125-1:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8125-1:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8110:2006
- 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
- JISP8111:1998
- 紙,板紙及びパルプ―調湿及び試験のための標準状態
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法