JIS P 8151:2004 紙及び板紙―表面粗さ及び平滑度試験方法(エア・リーク法)―プリント・サーフ試験機法

JIS P 8151:2004 規格概要

この規格 P8151は、紙及び板紙の表面粗さをプリント・サーフ試験機によって測定する方法について規定。

JISP8151 規格全文情報

規格番号
JIS P8151 
規格名称
紙及び板紙―表面粗さ及び平滑度試験方法(エア・リーク法)―プリント・サーフ試験機法
規格名称英語訳
Paper and board -- Determination of roughness/smoothness (air leak methods) -- Print-surf method
制定年月日
2004年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8791-4:1992(MOD)
国際規格分類

ICS

85.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021, 色彩 2019
改訂:履歴
2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS P 8151:2004 PDF [18]
                                                                                    P 8151 :2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会(JAPAN TAPPI)/財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,ISO 8791-4:1992,Paper and board−Determination of roughness/smoothness(air leak
methods)−Part 4 : Print-surf methodを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS P 8151 には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)表面粗さ( の計算
附属書B(規定)プリント・サーフ試験機の整備
附属書C(規定)面積式流量計の補正
附属書D(規定)ISO参照標準によるプリント・サーフ試験機の補正
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS P 8151 pdf 1] ―――――

P 8151 :2004

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 原理・・・・[2]
  •  5. 装置・・・・[2]
  •  5.1 空気の供給装置・・・・[2]
  •  5.2 測定ヘッド圧調整装置・・・・[2]
  •  5.3 測定ヘッド・・・・[3]
  •  5.4 バッキングホルダ・・・・[3]
  •  5.5 バッキング・・・・[3]
  •  5.6 クランプ装置・・・・[3]
  •  5.7 測定装置・・・・[4]
  •  6. 試験片・・・・[5]
  •  7. 操作・・・・[5]
  •  8. 試験結果の表し方・・・・[6]
  •  9. 精度・・・・[6]
  •  10. 報告・・・・[6]
  •  附属書A(規定)表面粗さ( の計算 8附属書B(規定)プリント・サーフ試験機の整備・・・・[9]
  •  附属書C(規定)面積式流量計の補正・・・・[11]
  •  附属書D(規定)ISO参照標準によるプリント・サーフ試験機の補正・・・・[13]
  •  附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[14]

――――― [JIS P 8151 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                 JIS
P8151 : 2004

紙及び板紙−表面粗さ及び平滑度試験方法(エア・リーク法)−プリント・サーフ試験機法

Paper and board−Determination of roughness/smoothness (air leak methods)−Print-surf method

序文

 この規格は,1992年に第1版として発行されたISO 8791-4,Paper and board−Determination of
roughness/smoothness(air leak methods)−Part 4 : Print-surf methodを翻訳し,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,紙及び板紙の表面粗さをプリント・サーフ試験機によって測定する方法につ
いて規定する。
備考1. この規格は,測定ヘッドの保護リングに密着可能なすべての紙及び板紙に適用できる。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8791-4:1992,Paper and board−Determination of roughness/smoothness(air leak methods)−Part
4 : Print-surf method (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
備考 ISO 186:1994, Paper and board−Sampling to determine average qualityからの引用事項は,この
規格の該当事項と同等である。
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
備考 ISO 187:1990, Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and
procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samplesからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
a) プリント・サーフ表面粗さ(Print-surf roughness) この規格で規定した条件下で,一枚の紙又は板

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2
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紙を測定リングに押し付けたときの紙と測定リング間の平均間げき( 。プリント・サーフ表面粗
さは附属書Aに規定している方法によって求める。

4. 原理

 試験片を測定ヘッド及び弾力性のあるバッキングで挟み,内及び外の保護リング並びに試験片
を空気漏れしないよう密着したときの測定リングを挟んで存在する圧力差によって流れる空気の流量を測
定する。流量は,面積式流量計ではかる(面積式流量計形)か又はインピーダンスで生じる圧力差によっ
て算出する(インピーダンス形)。プリント・サーフ表面粗さの単位は,どちらの場合でも
a) 面積式流量計形プリント・サーフ試験機 測定リングに標準の圧力差を生じさせ,空気の流量を面積
式流量計によって測定する構造のプリント・サーフ試験機(図1参照)。
b) インピーダンス形プリント・サーフ試験機 一定圧に調整した空気が流体インピーダンスを通った後,
測定ヘッドを通過し,放出する構造のプリント・サーフ試験機。流体インピーダンス間の圧力差と測
定リング間の圧力差とを変換機で測定する。これらの圧力差は,試験片の表面粗さに応じて変化する。
これらの信号を表面粗さに変換し, 姿 図2参照)。
これらの試験機の整備方法を,附属書Bに記載する。
図 1 面積式流量計形プリント・サーフ試験機のフロー図
図 2 インピーダンス形プリント・サーフ試験機のフロー図

5. 装置

 プリント・サーフ試験機は,次による。

5.1 空気の供給装置

 油滴及び水滴を含まない清浄な空気を,300 kPaから600 kPaまでの一定圧力で供
給できるもの。

5.2 測定ヘッド圧調整装置

 面積式流量計形プリント・サーフ試験機の測定ヘッドの圧力差を,6.2 kPa
±0.1 kPa,又は19.6 kPa±0.1 kPaに設定できるもの。

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5.3 測定ヘッド

 表面を研磨した3組のステンレス製リングを同一平面で同心円状に組み合わせたもの
(図3及び図4参照)。中間にある測定リングは,幅51.0 1.5 長さ98.0 mm±0.5 mmとする。他
の二つの保護リングは,幅が1 000 上で,互いの間隔は,すべての円周上において152 10
とする。測定リングの位置は,二つの保護リングの中間点から±10
備考1. 測定リング及び保護リングは,空気漏れがないように取り付けなければならない。空気は内
側の保護リングと測定リングとの間から入り,外側の保護リングと測定リングとの間から抜
けるようになる。測定リング及び保護リングの取付け台の裏側は平らで,空気の流入部と流
出部をもったマニホールドの平らな面とが一致するものでなければならない。
2. 保護リングの外側には,スプリングを装てんした保護カラーを取り付けるものとする。クラ
ンプ圧を調整するときには,スプリングによって加えられる力(通常9.8 N)を考慮に入れな
ければならない。

5.4 バッキングホルダ

 質量既知の硬い金属円盤で,弾力性のあるバッキングをはめ込むための凹みを
もち,直径は外側の保護リングの直径よりも10 mm以上大きいものとする。バッキング及びバッキングホ
ルダの質量は,クランプ圧の調整時に考慮に入れなければならない。

5.5 バッキング

 バッキングは,バッキングホルダの凹みに両面テープで固定する。
a) ソフトバッキング ソフトバッキングは,弾力性のあるオフセット印刷で用いられるブランケットと
する。ブランケットは,綿布に厚さ600 上の合成ゴムの層を接着し,全体の厚さが2 000
200 83 IRHD±6 IRHD(国際ゴム硬さ)とする。
b) ハードバッキング ハードバッキングは,コルク,オフセット印刷用のブランケット又はこれらと同
等の基材にポリエステルフィルムをはり付けたものとする。基材とポリエステルフィルムとの間に空
気が閉じ込められないように,フィルムに小さな孔をあける。見掛硬さは,95 IRHD±2 IRHD(国際
ゴム硬さ)とする。

5.6 クランプ装置

 クランプ装置は,バッキングを980 kPa±30 kPa又は1 960 kPa±30 kPaでクランプで
きるものとする。クランプ圧は,測定リング及び保護リングの全体の面積から計算する。クランプ圧の計
算には,保護カラーのスプリング圧並びにバッキング及びバッキングホルダの質量を考慮する。クランプ
の速度は,最終圧力の90 %に到達するのに約0.4秒,99 %に到達するのに約0.8秒とする。
備考1. プリント・サーフ試験機には,クランプ圧490 kPaで測定可能なものもあるが,保護リング
下部から空気が漏れる傾向にあるため,この規格では規定しない。
2. 面積式流量計形プリント・サーフ試験機には,クランプ圧を表示する圧力計があり,クラン
プ圧をプリント・サーフ試験機の側面にある調節ねじで調節できる。インピーダンス形プリ
ント・サーフ試験機は,クランプ圧を自動制御する電子回路を内蔵している。どちらのプリ
ント・サーフ試験機も,附属書B.3に記載している方法によって,実測圧が正しいか確認し
なければならない。

――――― [JIS P 8151 pdf 5] ―――――

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JIS P 8151:2004の引用国際規格 ISO 一覧

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