JIS Q 1013:2021 適合性評価―日本産業規格への適合性の認証―分野別認証指針(鉄鋼製品第1部) | ページ 5

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Q 1013 : 2021
表B.10−特殊鋼の原材料の管理
原材料名 原材料の品質 受入検査方法 保管方法
1 せん(銑)鉄 1 化学成分 左記の品質項目について検査を行い,受け入れロットの区
2 鉄くず 2 種類,形状,寸法 る。 分を明確にす
3 フェロアロイ 3 化学成分,粒度 ただし,次のいずれかによって実施してもよい。
るとともに,種
4 鋼塊(鋳片) 1) ISマーク品の場合
4 化学成分,外観,形状,寸 類別に保管す
又は鋼片 法,鋼片断面欠陥,化学成分 JISマークの確認 る。
5 脱酸剤 5 化学成分 2) 試験成績表の確認 鋼塊(鋳片)
6 造さい剤 6 化学成分 3) 購入先の品質が長期間安定していることが確
及び鋼片には,
認できる場合は,次の事項の確認 必要な識別を
7 酸類 7 種類,濃度
付けていなけ
フェロアロイ,脱酸剤,造さい剤,酸類及び
8 潤滑剤 8 種類,性状
潤滑剤は銘柄の確認 ればならない。
− 当該工場が製造する製品の種類,製造方法などに応じて,表中の原材料のうちの必要とする原材料について社
内規格で規定していなければならない。
− 当該工場内で製造される原材料は,その品質を把握していなければならない。
B.3 製造工程の管理
工程ごとの管理項目及びその管理方法,品質特性及びその検査方法並びに作業方法に関する事項を,表
B.11表B.16に示す。各項目の適用については,それぞれの製品規格の規定による。
注記 表に記載する○印は,主な対応関係を示すものである。
表B.11−構造用圧延鋼材の製造工程の管理
工程名 鉄鋼製品の区分 管理項目 品質特性 管理方法及び
検査方法
一 溶 機 機 鋼 軽 (共通事項)
般 接 械 械 矢 量 1) 次に規定する管理項目及び品質特性についての記録をとる。
材 構 構 構 板 形
造 造 造 鋼 2) 検査方式,不良品(不合格ロット)の措置等を定め,実施する。
用 用 用
炭 合
素 金
鋼 鋼
1 溶解 ○ ○ ○ ○ ○ 1 原料配合(造さい剤などを1 化学成分 1 化学成分
含む),溶鋼温度,酸素の使用
量,フェロアロイ及び脱酸剤
の使用量
2 鋳込み ○ ○ ○ ○ ○ 2 2 外観,形状
1) 造塊法の 1) 鋳込み温度,鋳込み速
場合 度,頭部保温状況(キル
ド鋼の場合),静置時間,
鋳型状況
2) 連続鋳造 ○ ○ ○ ○ ○ 2) 鋳込み温度,鋳込み速
法の場合 度,冷却条件,鋳型状況
3 分塊圧延又は ○ ○ ○ ○ ○ 3 炉設定温度,在炉時間,抽出
鍛造 温度
(分塊圧延の場合)圧延温度,
端部切捨て量
(鍛造の場合)鍛造温度,鍛造
方向,鍛錬成形比,切捨て量

――――― [JIS Q 1013 pdf 21] ―――――

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Q 1013 : 2021
表B.11−構造用圧延鋼材の製造工程の管理(続き)
工程名 鉄鋼製品の区分 管理項目 品質特性 管理方法及び
検査方法
一 溶 機 機 鋼 軽 (共通事項)
般 接 械 械 矢 量 1) 次に規定する管理項目及び品質特性についての記録をとる。
材 構 構 構 板 形
造 造 造 鋼 2) 検査方式,不良品(不合格ロット)の措置等を定め,実施する。
用 用 用
炭 合
素 金
鋼 鋼
4 鋼片手入れ ○ ○ ○ ○ ○ 4 きずの検出,きず取りの方4 外観,形状,寸
法及びきず取り基準 法,鋼片断面欠陥
5 材料選別切断 ○ ○ ○ ○ ○ 5 外観,切断基準 5 外観,形状,寸

6 加熱 ○ ○ ○ ○ ○ 6 炉設定温度,在炉時間 6 外観
7 スリット ○ 7 スリット幅 7 寸法,形状
8 成形 ○ 8 ロール径,ロール角部の曲8 外観,形状,寸

率半径,ロール取付精度,ロー
ル圧下調整,潤滑油使用量,ロ
ールの組替え及び廃却限度
9 圧延又は鍛造 ○ ○ ○ ○ ○ 9 パススケジュール,圧延温9 外観,形状,寸9 機械的性質
度 法,機械的性質
10 矯正 10 外観,形状,寸
○ 10 矯正方法,ロールの組替え
及び廃却限度 法
11 熱処理 ○ ○ ○ ○ 11 機械的性質
11 設定温度,保持時間又はラ 11 機械的性
(熱処理指定材 イン速度,冷却条件 質
に適用する)
12 切断 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12 切断,寸法 12 外観,形状 12 形状寸法
13 塗油 ○ 13 防せい(錆)油塗油 13 外観
14 精整 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 14 外観,形状,寸法,荷姿 14 形状寸法
14 外観,形状,寸
(必要がある場 法,荷姿
合)
15 表示 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 15 表示方法,表示箇所,表示 15 外観
事項
− 当該工場が製造する製品の種類,製造方法などに応じて,表中の製造工程のうちの必要とする工程について社
内規格で規定していなければならない。
− 工程の順序は,変更することによって製品の品質が変わらない場合は,表に示した順序どおりでなくてもよい。

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Q 1013 : 2021
表B.12−一般加工用薄板の製造工程の管理
工程名 鉄鋼製品の区分 管理項目 品質特性 管理方法及び
熱 冷 亜 亜 着 み 検査方法
間 間 鉛 鉛 色 が (共通事項)
圧 圧 鉄 鉄 亜 き
延 延 板 板 鉛 特 1) 次に規定する管理項目及び品質特性についての記録をとる。
軟 鋼 ( ( 鉄 殊 2) 検査方式,不良品(不合格ロット)の処置等を定め,実施する。
鋼 板 連 切 板 帯
板 及 続 板 鋼
及 び め め
び 鋼 っ っ
鋼 帯 き き
帯 の の
場 場
合 合
) )
1 溶解 ○ 1 化学成分
1 原料配合,製鋼時間,溶鋼温 1 化学成分
度,フェロアロイ及び脱酸剤
の使用量
2 鋳込み ○ 2 2 外観
1) 造塊法の場合
鋳込み温度,鋳込み速
度,鋳型状況,静置時間,
キルド鋼の場合は頭部保
温状況
2) 連続鋳造法の場合
鋳込温度,鋳込速度,鋳
型状況,冷却条件
3 分塊 ○ 3 外観,形状,寸
3 炉設定温度,在炉時間,抽出

温度,圧延温度,端部切捨て量
4 鋼片手入れ ○ 4 きずの検出,きず取りの方4 外観,形状,寸
法及びきず取り基準 法,鋼片断面欠陥
5 熱間圧延 ○ 5 外観,形状,寸
5 炉設定温度,在炉時間,パス 5 機械的性質
スケジュール,圧延温度 法,機械的性質
6 酸洗 ○ ○ 6 酸洗液の濃度,酸洗液の温 6 外観
度,ラインスピード,酸の種類
(みがき特殊帯鋼の場合)
7 冷間圧延 ○ 7 パススケジュール,圧延油7 外観,寸法
の濃度
7 外観,形状,寸
○ 7 圧下率,圧延速度,圧延油の
種類 法
8 清浄 ○ ○ 8 アルカリ溶液濃度,アルカ 8 外観
リ溶液温度,ラインスピード,
電解電流(電解の場合だけ)
9 焼きなまし ○ ○ 9 焼きなましサイクル,雰囲 9 外観,硬さ,脱
気ガス組成,露点 炭層深さ,顕微鏡
組織
10 調質圧延 ○ 10 圧下率,圧延速度 10 外観,形状, 10 機械的性質
寸法,機械的性質
11 前処理 ○ ○ ○ 11 処理液の種類,温度,濃度, 11 外観 11 濃度
処理時間又はガスクリーニン
グの場合の炉内雰囲気
12 熱処理 ○ 12 熱処理温度,時間 12 機械的性質 12 機械的性質

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Q 1013 : 2021
表B.12−一般加工用薄板の製造工程の管理(続き)
工程名 鉄鋼製品の区分 管理項目 品質特性 管理方法及び
熱 冷 亜 亜 着 み 検査方法
間 間 鉛 鉛 色 が (共通事項)
圧 圧 鉄 鉄 亜 き
延 延 板 板 鉛 特 1) 次に規定する管理項目及び品質特性についての記録をとる。
軟 鋼 ( ( 鉄 殊 2) 検査方式,不良品(不合格ロット)の処置等を定め,実施する。
鋼 板 連 切 板 帯
板 及 続 板 鋼
及 び め め
び 鋼 っ っ
鋼 帯 き き
帯 の の
場 場
合 合
) )
13 めっき ○ ○ 13 めっき時間,浴亜鉛温度 13 めっき付着 13 めっき付着
○ 量,外観
13 スパングル調整(連続めっ 量
きの場合)
14 合金化処理 ○ 14 炉内温度,時間 14 外観
15 化学処理 ○ ○ 15 処理液の種類,濃度,温度 15 外観
16 塗装·焼付 ○ 16 塗料の粘度,焼付け温度 16 塗膜の厚さ, 16 塗膜の厚
け 物理的性質 さ,物理的性質
17 精整 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 17 外観,形状,寸法 17 形状寸法
17 外観,形状,寸

18 表示 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 18 表示方法,表示箇所,表示 18 外観
事項
− 当該工場が製造する製品の種類,製造方法などに応じて,表中の製造工程のうちの必要とする工程について社
内規格で規定していなければならない。
− 工程の順序は,変更することによって製品の品質が変わらない場合は,表に示した順序どおりでなくてもよい。
表B.13−鋼管の製造工程の管理
工程名 鉄鋼製品の区分 管理項目 品質特性 管理方法及
基 配 配 熱 構 ス び検査方法
礎 管 管 交 造 テ (共通事項)
用 用 用 換 用 ン
鋼 鋼 鋼 器 炭 レ 1) 次に規定する管理項目及び品質特性についての記録を
管 管 管 用 素 ス とる。
( 鋼 鋼 鋼
白 管 鋼 鋼 2) 検査方式,不良品(不合格ロット)の措置等を定め,実
管 管 管 施する。
)
1 熱間仕上継目無鋼管
の場合
1.1 マンネスマン方式 ○ ○ ○ ○ ○
a) 加熱 ○ ○ ○ ○ ○ 加熱温度
b) せん孔及び圧延 ○ ○ ○ ○ ○ せん孔温度又は加熱炉 外観,寸法(外径·機械的性質
厚さ),機械的性質
抽出温度,仕上げ温度及
び圧延長さ
c) 熱処理 ○ ○ ○ ○ ○ 熱処理温度,保持時間及 機械的性質
び冷却条件
d) めっき ○ ○ 浴温度,めっき時間 外観,付着量(又は
厚さ若しくは浸せ
き回数)
e) 精整 ○ ○ ○ ○ ○ 外観,寸法 寸法

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Q 1013 : 2021
表B.13−鋼管の製造工程の管理(続き)
工程名 鉄鋼製品の区分 管理項目 品質特性 管理方法及
基 配 配 熱 構 ス び検査方法
礎 管 管 交 造 テ (共通事項)
用 用 用 換 用 ン
鋼 鋼 鋼 器 炭 レ 1) 次に規定する管理項目及び品質特性についての記録を
管 管 管 用 素 ス とる。
( 鋼 鋼 鋼
白 管 鋼 鋼 2) 検査方式,不良品(不合格ロット)の措置等を定め,実
管 管 管 施する。
)
f) 表示 ○ ○ ○ ○ ○ 表示方法,表示箇所,表 外観
示事項
1.2 ユジーヌ·セジュ ○ ○ ○ ○ ○
ルネ方式
a) 加熱 ○ ○ ○ ○ ○ 加熱温度
b) 押出しプレス ○ ○ ○ ○ ○ 押出し温度,ダイス·マ 外観,寸法(外径·機械的性質
ンドレル類の外観及び厚さ),機械的性質
寸法
c) 熱処理 ○ ○ ○ ○ ○ 熱処理温度,保持時間及 機械的性質
び冷却条件
d) めっき ○ ○ ○ 浴温度,めっき時間 外観,付着量(又は
厚さ若しくは浸せ
き回数)
e) 精整 ○ ○ ○ ○ ○ 外観,寸法 寸法
f) 表示 ○ ○ ○ ○ ○ 表示方法,表示箇所,表 外観
示事項
1.3 その他の製造方式 ○ ○ ○ ○ ○
(エルハルト方式,中
空鋼塊鍛造方式,鍛造
中ぐり方式)
a) 加熱 ○ ○ ○ ○ ○ 加熱温度
b) せん孔及び圧延 ○ ○ ○ ○ ○ せん孔温度又は加熱炉
抽出温度
c) 押抜き又は鍛造 ○ ○ ○ ○ ○ 押抜き温度又は鍛造比 外観,寸法(外径·機械的性質
厚さ),機械的性質
d) 熱処理 ○ ○ ○ ○ ○ 熱処理温度,保持時間及 機械的性質
び冷却条件
e) めっき ○ ○ 浴温度,めっき時間 外観,付着量(又は
厚さ若しくは浸せ
き回数)
f) 精整 ○ ○ ○ ○ ○ 外観,寸法 寸法
g) 表示 ○ ○ ○ ○ ○ 表示方法,表示箇所,表 外観
示事項
2 溶接鋼管の場合
2.1 電気抵抗溶接方式 ○ ○ ○ ○ ○ ○
a) 造管·定径 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 電流·電圧値(電力値), 外観,寸法(外径·機械的性質
溶接速度 厚さ),機械的性質
b) 熱処理 ○ ○ ○ ○ ○ 熱処理温度,保持時間及 機械的性質
び冷却条件

――――― [JIS Q 1013 pdf 25] ―――――

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