この規格ページの目次
JIS R 1632:2010 規格概要
この規格 R1632は、大気中で行うファインセラミックスの3点曲げ及び4点曲げによる定荷重曲げ破断試験方法について規定。
JISR1632 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R1632
- 規格名称
- ファインセラミックスの定荷重曲げ破断試験方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for static bending fatigue of fine ceramics
- 制定年月日
- 1998年1月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 81.060.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ファインセラミックス 2018
- 改訂:履歴
- 1998-01-20 制定日, 2003-06-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2010-09-21 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS R 1632:2010 PDF [12]
R 1632 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 装置及び器具・・・・[2]
- 5 試験片・・・・[4]
- 6 試験方法・・・・[7]
- 6.1 支点間距離及び荷重点間距離・・・・[7]
- 6.2 雰囲気・・・・[7]
- 6.3 加熱方法・・・・[7]
- 6.4 負荷方法・・・・[7]
- 6.5 温度及び破断時間の測定方法・・・・[7]
- 6.6 試験温度及び負荷応力の設定・・・・[8]
- 6.7 試験片の再使用・・・・[8]
- 7 試験結果の取扱い・・・・[8]
- 7.1 負荷応力の計算・・・・[8]
- 7.2 負荷応力-破断時間図・・・・[9]
- 8 報告書・・・・[9]
- 8.1 必す(須)事項・・・・[9]
- 8.2 推奨事項・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 1632 pdf 1] ―――――
R 1632 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ファ
インセラミックス協会(JFCA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS R 1632:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 1632 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 1632 : 2010
ファインセラミックスの定荷重曲げ破断試験方法
Test methods for static bending fatigue of fine ceramics
1 適用範囲
この規格は,大気中で行うファインセラミックスの3点曲げ及び4点曲げによる定荷重曲げ破断試験方
法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
JIS B 0621 幾何偏差の定義及び表示
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS C 1602 熱電対
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600によるほか,次による。
3.1
定荷重曲げ破断試験
試験片に一定の曲げ応力を加えたときの,試験片が破断するまでの時間を測定し,試験片の寿命を予測
するための試験。
3.2
3点曲げ応力
試験片を一定距離に配置された2支点上に置き,支点間の中央の一点に荷重を加えた場合に試験片に発
生する応力の最大値。
3.3
4点曲げ応力
試験片を一定距離に配置された2支点上に置き,支点間の中央から左右等しい距離にある2点に分けて
――――― [JIS R 1632 pdf 3] ―――――
2
R 1632 : 2010
荷重を加えた場合に試験片に発生する応力の最大値。
3.4
負荷応力
定荷重曲げ破断試験開始時に,試験片に加える一定の曲げ応力。
3.5
試験ジグ
定荷重曲げ破断試験において,試験片を保持し,かつ,試験片に荷重を加えるための器具。
3.6
支持具
試験片を支点で支え,又は試験片に荷重を加える器具で,丸棒又は先端が一定の曲率をもつナイフエッ
ジ状のもの。
3.7
破断時間
定荷重曲げ破断試験の開始後から試験片が破断するまでの負荷時間。
3.8
打ち切り時間
一定時間内に破断せず,試験を終了した場合の負荷時間。
3.9
負荷応力−破断時間図
縦軸に負荷応力,横軸に破断時間(破断せずに試験を終了した場合の打ち切り時間を含む。)をとって定
荷重曲げ破断試験結果を図示したもの。
4 装置及び器具
4.1 試験装置 試験装置は,次による。
a) 試験装置は,その荷重容量の5 %100 %の範囲で,±0.5 %の荷重精度をもたなければならない。
b) 試験装置は,外部からの振動及び衝撃の影響を受けないように据え付けなければならない。
c) 試験装置は,モータ駆動による電気機械式又は油圧駆動式のもの,おもりによる直接荷重式又は単て
こ荷重式のものなどが好ましく,荷重の中心軸がずれることなく,円滑に負荷できる機構でなければ
ならない。また,試験時の荷重変動が±1 %の範囲で制御可能なものでなければならない。
4.2 試験ジグ 試験ジグは,3点曲げ用と4点曲げ用(図1参照)とに区分し,更に,使用する試験片(箇
条5及び図2参照)によって外部支点間距離Lを30 mmと40 mmとに区分し,4種類の構造の試験ジグと
する(表1参照)。
――――― [JIS R 1632 pdf 4] ―――――
3
R 1632 : 2010
表1−試験ジグ,曲げ方式,試験片及び支点間距離
単位 mm
試験ジグ名 曲げ方式 試験片 外部支点間距離 内部支点間距離
3p-30 3点曲げ方式 標準試験片I 30±0.5 −
3p-40 標準試験片II 40±0.5 −
4p-30/10 4点曲げ方式 標準試験片I 30±0.5 10±0.5
4p-40/20 標準試験片II 40±0.5 20±0.5
4.3 加熱装置 加熱装置は,温度制御装置を備えた加熱炉を用い,試験中常に試験片全体にわたり,指
示温度の±0.5 %の温度範囲で一様かつ一定に加熱することができるものでなければならない。
4.4 温度測定装置 温度測定装置は,次による。
a) 測定器 測定器は,測定精度が定格値の±0.5 %で,JIS Z 8704に規定するB級測定方式の精度を満足
するものとする。
b) 熱電対 熱電対は,次による。
1) 測定温度は,JIS C 1602に規定する熱電対で行う。
2) 熱電対の測温接点は,試験片の表面と熱的によく接触し,炉壁からの放射熱を避けるように適切に
遮へいしなければならない。
3) 熱電対以外の温度計を使用する場合は,熱電対による場合と同等又はそれ以上の精度のものでなけ
ればならない。
4.5 支持具 支持具は,次による。
a) 支点及び荷重点における支持具は,試験温度において弾性率147 GPa以上をもち,試験中に塑性変形
及び破壊がなく,試験片との付着又は化学反応を生じにくい材質のものとする。
b) 支点及び荷重点における支持具の形状は,曲げ負荷による試験片の変形を妨げないように,測定中に
回転可能な円柱状の回転形[図1 a) 及び図1 b)]とするのが望ましい。
c) 試験片と接する支持具先端の曲率半径は,2.0 mm3.0 mm(ピン形状の場合は,直径4.0 mm6.0 mm)
とし,その先端表面の粗さは,JIS B 0601に規定する0.4 刀慎 下とする。回転可能な構造をもつ支
持具を用いる場合には,試験片と支持具との間に発生する摩擦力を緩和するためにだけ支持具が回
転・移動する構造とし,測定途中で支持具の位置が大きく変動しない構造とする必要がある。支持具
が固定され回転しない場合には,得られる測定値は,実際の材料強度よりも理論的に高くなるため,
注意が必要である。
なお,支持具が回転可能な構造をもつか否かを8.1 f) で記載する。
d) 支持具は左右同一形状とし,試験片幅方向の支持具の長さは,試験片の幅(W)より大きくなければ
ならない。
4.6 マイクロメータ マイクロメータは,JIS B 7502に規定する外側マイクロメータ又はこれと同等以
上の精度をもつものを用いる。
4.7 ダイヤルゲージ ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定するダイヤルゲージ又はこれと同等以上の
精度をもつものを用いる。
4.8 ノギス ノギスは,JIS B 7507に規定する最小読取値0.05 mmのノギス又はこれと同等以上の精度
をもつものを用いる。
――――― [JIS R 1632 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS R 1632:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.060 : セラミックス > 81.060.30 : ニューセラミックス
JIS R 1632:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0621:1984
- 幾何偏差の定義及び表示
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISR1600:2011
- ファインセラミックス関連用語
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法