JIS R 1685:2009 ファインセラミックス―アルミニウム溶湯用熱電対保護管

JIS R 1685:2009 規格概要

この規格 R1685は、アルミニウム溶湯に用いる,窒化けい素を主成分とするセラミックス製の熱電対用保護管の形状,寸法及び材料等級について規定。

JISR1685 規格全文情報

規格番号
JIS R1685 
規格名称
ファインセラミックス―アルミニウム溶湯用熱電対保護管
規格名称英語訳
Fine ceramics -- Thermocouple protection tube for molten aluminum
制定年月日
2009年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.060.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ファインセラミックス 2018
改訂:履歴
2009-03-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS R 1685:2009 PDF [5]
                                                                                   R 1685 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 形状及び寸法の測定方法及び許容差・・・・[1]
  •  5 特性・・・・[2]
  •  6 試験・・・・[3]
  •  6.1 曲げ強さ・・・・[3]
  •  6.2 破壊じん(靭)性・・・・[3]
  •  6.3 耐熱衝撃性・・・・[3]
  •  7 報告・・・・[3]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 1685 pdf 1] ―――――

R 1685 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ファインセラミックス協会(JFCA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 1685 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 1685 : 2009

ファインセラミックス−アルミニウム溶湯用熱電対保護管

Fine ceramics-Thermocouple protection tube for molten aluminum

1 適用範囲

  この規格は,アルミニウム溶湯に用いる,窒化けい素を主成分とするセラミックス製の熱電対用保護管
の形状,寸法及び材料等級について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7516 金属製直尺
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS R 1601 ファインセラミックスの室温曲げ強さ試験方法
JIS R 1604 ファインセラミックスの高温曲げ強さ試験方法
JIS R 1607 ファインセラミックスの破壊じん(靱)性試験方法
JIS R 1648 ファインセラミックスの熱衝撃試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる用語及び定義は,JIS R 1600によるほか,次による。
3.1
曲げ強さ
JIS R 1601及びJIS R 1604に示される曲げ強さ。
3.2
破壊じん(靭)性(値)
JIS R 1607の4.(SEPB法)及び5.(IF法)による臨界応力拡大係数[き(亀)裂成長及びその進展速
度の増大に伴い破壊に至る時点での応力拡大係数]。
3.3
等級分類基準
保護管用窒化けい素材を特性水準によって分類するための基準。

4 形状及び寸法の測定方法及び許容差

  保護管の形状及び寸法の測定方法及び許容差は,次による。

――――― [JIS R 1685 pdf 3] ―――――

2
R 1685 : 2009
a) 測定方法 真直度は,全体長さLに対する,そりの比で規定する。定盤上に保護管を配置し,両端を
接地した状態で,中間部分での定盤とのすき(隙)間をJIS B 7507に規定するノギス及びJIS B 7516
に規定する金属製直尺で測定する。
b) 許容差
1) 真直度は,8/1 000以下とする。
2) 保護管の形状及び寸法並びに固定ジグ取付け溝の位置及び幅は,表1による。
表1−保護管の形状及び寸法並びに固定ジグ取付け溝の位置及び幅
単位 mm
項目 サイズ
長 L 400,500,600,700,800,900,1 000,1 100,1 250
さ 許容差 ±3
外 D1 φ28
径 許容差 ±1
内 d φ16
径 許容差 ±1
溝 l 20

心 許容差 ±0.5
溝 w 13
幅 許容差 ±1.5
D2 φ25
溝 許容差 0
径 −0.5
R 2

5 特性

  等級分類基準は,表2による。各試験項目の結果が同一の等級に規定された特性を満たさない場合には
材料等級分類を記載せず,測定結果だけを記載する。
表2−等級分類基準
等級 室温での曲げ強さ(MPa) 700 ℃での曲げ強さ(MPa) 破壊じん(靭)性KIc(MPa・m1/2)
S 800以上 800以上 5以上
A 500以上 800未満 500以上 800未満
B 200以上 500未満 200以上 500未満 5未満
C 200未満 200未満

――――― [JIS R 1685 pdf 4] ―――――

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R 1685 : 2009

6 試験

6.1 曲げ強さ

  曲げ強さの試験は,次による。
a) 供試材は,箇条4 a)で測定した保護管からの切り出しで作製されたものとする。
b) 試験方法は,JIS R 1601及びJIS R 1604によって,室温及び700 ℃での曲げ強さ平均値を4点曲げ試
験方法によって求める。このとき上部荷重点間距離は10 mm,下部支点間距離は30 mmとする。
c) 供試材の数は,10本以上とする。

6.2 破壊じん(靭)性

  破壊じん(靭)性の試験は,次による。
a) 供試材は,保護管からの切り出しで作製されたものとする。
b) 試験方法は,JIS R 1607によって,破壊じん(靭)性の平均値を求める。破壊じん(靭)性の試験に
は,SEPB法又はIF法のいずれの測定方法を使用してもよい。
c) EPB法の場合,供試材の数は5個以上,IF法の場合,試験数は5回以上とする。
注記 6.1及び6.2で得られた測定結果を表2の基準と照合させ,等級の判定を行う。

6.3 耐熱衝撃性

a) 供試材は,保護管からの切り出しで作製されたものとする。
b) 試験方法は,JIS R 1648の5.5(相対法による熱衝撃試験方法)によって,最大許容温度差ΔTcを測定
する。

7 報告

  次の各項目について報告する。
a) 規格番号
b) 試験日
c) 真直度,形状及び寸法,並びに固定ジグ取付け溝の位置及び幅の測定結果(測定に供した保護管すべ
てについての結果)
d) 試験結果
1) 室温での曲げ強さ(最小値,最大値及び平均値)
2) 700 ℃での曲げ強さ(最小値,最大値及び平均値)
3) 破壊じん(靭)性(試験方法及び最小値,最大値及び平均値)
4) 耐熱衝撃性(最大許容温度差ΔTc)
e) 材料等級分類

JIS R 1685:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 1685:2009の関連規格と引用規格一覧