この規格ページの目次
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R 3224-3 : 2018
1 下部
2 金属はく
3 マット
4 カバー
5 締結部品(ねじ等)
6 パージガス出入口
7 保護ガス入口
8 保護ガス出口
9 環状溝
図D.1−フルコンテナ
――――― [JIS R 3224-3 pdf 21] ―――――
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D.3.2 リングコンテナ
リングコンテナ(図D.2参照)は,金属製枠及び自己接着性の金属製はくのマスク2枚又は充剤を被
覆した金属シート2枚から構成される。枠は2個の孔をもち,そのうち一つは供給管用であり,もう一つ
はパージガス抽出用である。リングコンテナの寸法は供試体の寸法に応じたものとし,供試体設置した後
の隙間ができる限り小さくなるようにする。
1 下側マスク
2枠
3 上側マスク
4 供試体
5 パージガス出入口
図D.2−リングコンテナ
――――― [JIS R 3224-3 pdf 22] ―――――
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R 3224-3 : 2018
D.3.3 クーリングトラップ
クーリングトラップは,吸着剤を充したU字又はら旋状の一本の金属管及び2個の相互に交換できる
容器から成る。2個の容器のうち一つは,液体窒素が充され,他方は(95±5)℃の水が充される。吸
着剤は測定対象のガスが液体窒素の温度で吸着され,温水の温度で直ちに脱離されるものを選ぶ。
D.3.4 ガスクロマトグラフ
熱伝導検出器又は電子捕獲形検出器及びレコーダ付き積算器を備えた市販のガスクロマトグラフ(GC)
が必要である。ガスクロマトグラフには約1 mlの校正ループを接続する。キャリヤーガスは,ヘリウムと
する。
D.3.5 接続部品
図D.3に示された管(導管),バルブ及びアダプタは十分な気密性があり,ヘリウムを用いた試験中の漏
えい率は0.000 1 L・Pa・s−1以下とする。
D.3.6 溶剤
供試体表面の清掃には,エタノール及びイソプロピルアルコールを用いる。
D.3.7 パージガス及びキャリヤーガス
純度99.999 6 %(体積分率)のヘリウムを用いる。
1 校正ガス 6 ガスクロマトグラフ
2 パージガス 7 クーリングトラップ
3 流量計 8 校正ループ
4 積算器 9 コンテナ
5 キャリヤーガス
V1,V2及びV3 : バルブ。バルブ位置については表D.1参照。
図D.3−ガスパイプ図
――――― [JIS R 3224-3 pdf 23] ―――――
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R 3224-3 : 2018
表D.1−バルブ位置一覧
バルブ位置 バルブ 機能
V1 V2 V3
(a) パージ
(b) 校正ループへの校正ガス充
(c) 冷却による校正ガスの濃縮
(d) 測定
(e) 冷却による汚染物質の濃縮
(f) 待機時間でのガス試料の濃縮
(g) 冷却によるガス試料の濃縮
――――― [JIS R 3224-3 pdf 24] ―――――
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R 3224-3 : 2018
D.3.8 校正ガス
校正ループの容積が約1 mlの場合,窒素,酸素,アルゴン,六ふっ化硫黄など測定対象のガスの1 %(体
積分率)のヘリウムを用いる。
D.4 供試体の準備
供試体は,8.2によって試験する。試験に影響するおそれのある充剤,ラベルの跡,その他の汚染物質
は取り除く。供試体表面は,溶剤で清掃する。清掃の際,充剤に溶剤が触れないようにする。
D.5 手順
D.5.1 装置の接続
装置は,ガス管図によって接続する(図D.3参照)。
D.5.2 供試体の取付け
供試体は,その周囲全体がガス流にパージされるように取り付ける。ただし,二つのパージ孔間はこの
限りでない。二つの孔間は,ブチルなどの適切なシーラントによってガスの流れを遮断する。フルコンテ
ナ,リングコンテナのいずれを用いるかによって,次のいずれかの手順で試験する。
a) フルコンテナの場合 : 下面プレート部品及び金属はくの接触面に高真空グリースを塗布する。供試体
とカバーで密閉する面との間に欠陥のない金属はくを置く。次にマットをカバーとの間に置き,フル
コンテナの締付け中に金属はくがカバーによって平らになるようにするとともに,供試体を設置した
後の隙間を減らす。
b) リングコンテナの場合 : 供試体と枠との間のスペースを少なくとも15 mm以上重なるように複数のマ
スクで覆う。上下のマスクを枠とともに押さえる。
D.5.3 温度
ガス漏えい率の測定温度を(20±1)℃に維持するため,室温を制御する,又は供試体を取り付けたコン
テナを水槽に入れる。リングコンテナは完全に密閉して水槽に入れる。
D.5.4 校正
ガスクロマトグラフの保持時間,分離性能及び感度を日常的に管理し,信頼性のある定量的及び定性的
結果を得られるようにする。規定容量(例えば,1 ml)の校正ループによって,分析システムに校正ガス
を導入する。検出器信号の積分器による評価には,ピークに対して十分な解像力が必要である。
この操作によって,ガスクロマトグラフの各パラメータを調節し,校正ガス中の窒素,酸素,アルゴン,
六ふっ化硫黄などのガスの容積が,検出対象のガスの容積と同等になるようにし,校正中に各パラメータ
を制御できるようにする。
D.5.5 ガス漏えい量の測定
熱伝導検出器の感度は,通常,ガス試料を直接定量分析するには不十分であるため,次の濃縮操作を行
うことが望ましい。
− 待機時間での容器内の濃縮 : パージを中断し,コンテナを閉じる。
− クーリングトラップ内での冷却による濃縮 : ガス試料,校正ガス又はパージガス中の汚染物質を,液
体窒素の温度で,適切な吸着剤を用いて吸着する。
計測は,次の6ステップで行う。
a) ステップ1 : パージガスによって,供試体とコンテナとの隙間をパージする(図D.4参照)。
――――― [JIS R 3224-3 pdf 25] ―――――
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JIS R 3224-3:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 20492-3:2010(MOD)
JIS R 3224-3:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS R 3224-3:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISR3209:2018
- 複層ガラス
- JISR3224-1:2018
- 建築用ガラス―複層ガラス―第1部:耐候性試験による封止の耐久性試験方法