JIS S 0033:2006 高齢者・障害者配慮設計指針―視覚表示物―年齢を考慮した基本色領域に基づく色の組合せ方法

JIS S 0033:2006 規格概要

この規格 S0033は、一般の視覚表示物に用いられる表面色について,JIS Z 8102に示された無彩色を含む基本色の領域を,明所視及び薄明視並びに若年者層及び高齢者層の各条件において,JIS Z 8721に規定された三属性による色の表示方法に従って示し,これらの基本色領域に基づいて,看板,標識などの視覚表示物の設計における識別性の高い色の組合せを作成する方法について規定。

JISS0033 規格全文情報

規格番号
JIS S0033 
規格名称
高齢者・障害者配慮設計指針―視覚表示物―年齢を考慮した基本色領域に基づく色の組合せ方法
規格名称英語訳
Guidelines for the elderly and people with disabilities -- Visual signs and displays -- A method for colour combinations based on categories of fundamental colours as a function of age
制定年月日
2006年3月25日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.120, 17.180.20, 97.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
色彩 2019, 高齢者・障害者等 2018
改訂:履歴
2006-03-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS S 0033:2006 PDF [16]
S 0033 : 2006

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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 基本色領域・・・・[3]
  •  5 基本色の識別性及び色の組合せ方法・・・・[3]
  •  6 色の組合せの例 3附属書A(参考)三属性による色の表示方法・・・・[10]
  •  附属書B(参考)色の組合せの例・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS S 0033 pdf 2] ―――――

S 0033 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)/独
立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は、著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が、技術的性質をもつ特許権、出願公開後の特許出願、実用新案権、又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は、このような技術的性質をもつ特許権、出願公開後の特許出願、実用新案権、又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について、責任をもたない。
JIS S0033には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)三属性による色の表示方法
附属書B(参考)色の組合せの例

(pdf 一覧ページ番号 4)

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 0033 : 2006
高齢者・障害者配慮設計指針−視覚表示物−
年齢を考慮した基本色領域に基づく色の組合せ方法

Guidelines for the elderly and people with disabilities −Visual signs and displays −A method for colour combinations based on categories of fundamentalcolours as a function of age

序文

  生活環境における色彩の利用が増える中で,安全かつ快適な視環境を整備するため,看板,標識などの
視覚表示物の設計において,識別性の高い色彩設計が要求されている。
この規格は,高齢者層の身体機能変化の計測法に関する標準基盤研究のうち,“色覚変化計測法の検討及
びデータ収集”において,人間の知覚する色の中で基本色と呼ばれる色について,それらの領域に関する
データを示し,そのデータに基づいて,視覚表示物の色彩設計における識別性の高い色の組合せに関する
指針を示したものである。この規格では,昼夜の照度による色の見え方の変化を考慮して,明所視及び薄
明視の二つの照度レベルにおいて基本色領域とそれに基づく色の組合せ方法を規定するとともに,色覚に
おける年齢の変化を考慮して,若年者層及び高齢者層の各年齢層についても同様に基本色領域とそれに基
づく色の組合せ方法を規定したものである。

1 適用範囲

  この規格は,一般の視覚表示物に用いられる表面色について,JIS Z 8102に示された無彩色を含む基本
色の領域を,明所視及び薄明視並びに若年者層及び高齢者層の各条件において,JIS Z 8721に規定された
三属性による色の表示方法に従って示し,これらの基本色領域に基づいて,看板,標識などの視覚表示物
の設計における識別性の高い色の組合せを作成する方法について規定する。
なお、明所視及び薄明視は,それぞれおよそ500 lx及びおよそ0.5 lxの照度を代表とする。これ以外の
照度では,10 lx以上は明所視の基本色領域を,10 lx未満の照度については,薄明視の基本色領域を,そ
れぞれ参考として用いることができる。また、若年者層及び高齢者層は,それぞれ20歳代及び60歳代か
ら70歳代の年齢層を対象とする。これ以外の年齢層にあっては,40歳代以下の年齢層には若年者層の基
本色領域を,及び50歳代以上の年齢層には高齢者層の基本色領域を,それぞれ参考として用いることがで
きる。
注記1 光源,電子式ディスプレイなどの発光色については,それらの色が観察される条件の下で,
視覚的マッチングなどを行って三属性による色の表示方法に置き換えることのできる範囲で,
基本色領域を参考として用いることができる。

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2
S 0033 : 2006
2 この規格は,色覚の加齢変化に基づき若年者層及び高齢者層を適用の対象とする。色覚障害
者には適用できないが,その配慮は重要であり,今後色覚障害者の特性データを確立し,そ
れに基づいて別途規格を制定することが望ましい。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8102 物体色の色名
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8105及びJIS Z 8113によるほか,次による。
3.1
基本色
人間の知覚する色の中で最も基本と考えられる色で、JIS Z 8102で規定する有彩色の基本色,赤,黄赤
[だいだい(橙)],黄,黄緑,緑,青緑,青,青紫,紫及び赤紫の10色に無彩色の基本色,白,灰色及
び黒の3色を加えた13色。
3.2
基本色領域
基本色として同定できる色の範囲で,視覚的に類似した色の群で構成される領域。
3.3
中心色
基本色領域の代表又は中心となる特定の色。
3.4
明所視
少なくとも数カンデラ毎平方メートルの輝度レベルに順応したときの正常眼による視覚。物の色と形が
よく見える視覚で,例として,日中の野外,十分照明された室内などにおける視覚。
3.5
薄明視
明所視及び暗所視(100分の数カンデラ毎平方メートル未満の輝度レベルに順応したときの,正常眼に
よる視覚)の中間(状態)の視覚。物の色又は形がやや見える視覚で,例として,日没直前直後及び夜間
に低い照度で照明された屋内外における視覚。
3.6
表面色
(対象物の)表面から拡散的に反射又は放射しているように知覚される色。
3.7
発光色
一次光源として光を発している面に属しているか,又はその光を鏡面反射しているように知覚される色。

――――― [JIS S 0033 pdf 5] ―――――

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JIS S 0033:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 0033:2006の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8102:2001
物体色の色名
JISZ8105:2000
色に関する用語
JISZ8113:1998
照明用語
JISZ8721:1993
色の表示方法―三属性による表示