JIS S 2041:1995 規格概要
この規格 S2041は、ちゅう(厨)房,浴室などで使用するたらい,洗いおけ,湯おけ,洗面器などプラスチック製の洗い容器について規定。
JISS2041 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S2041
- 規格名称
- プラスチック製洗い容器
- 規格名称英語訳
- Plastics washing basins
- 制定年月日
- 1965年6月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 97.040.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1965-06-01 制定日, 1968-06-01 確認日, 1971-08-01 確認日, 1973-11-01 改正日, 1977-04-01 確認日, 1980-05-01 確認日, 1985-07-01 確認日, 1986-11-01 改正日, 1992-01-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 2007-05-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS S 2041:1995 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
S 2041-1995
プラスチック製洗い容器
Plastics washing basins
1. 適用範囲 この規格は,ちゅう(厨)房,浴室などで使用するたらい,洗いおけ,湯おけ,洗面器な
どプラスチック製の洗い容器(以下,容器という。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS A 1415 プラスチック建築材料の促進暴露試験方法
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6747 ポリプロピレン成形材料
JIS K 6748 ポリエチレン成形材料
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 7105 プラスチックの光学的特性試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900による。
3. 種類 容器の種類は,形状によって,丸形,角形,小判形及び朝顔形とする。
なお,一部を変形したものは,これらのいずれかの種類に含める。
4. 品質
4.1 衛生性 容器は,食品衛生法(昭和22年法律第233号)に基づく食品,添加物などの規格基準に適
合しなければならない。
4.2 外観及び構造 容器の外観及び構造は,使用上支障がなく,次の項目に適合しなければならない。
(1) 欠け,き裂,ひび,ばり及び不足成形がなく,水漏れがないこと。
(2) 異物,泡,型傷,ひけマーク,ウェルドマーク,フローライン及びその他の傷が目立たないこと。
(3) ぬれた布でふいても落ちないような汚れが目立たないこと。
(4) 変色,色むら(装飾を目的としたものは除く。),くもりなどが目立たないこと。
(5) 彩色及び絵付けは,良好であること。
(6) すわりは,良好であること。
4.3 性能 容器の性能は,6.によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS S 2041 pdf 1] ―――――
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S 2041-1995
表1 性能
項目 径による区分(1) m 試験方法
31未満 31以上45未満 45以上
径 cm 表示値±1.0 表示値±1.5 6.3
93
+
−
容量 % 表示値 6.4
懸垂ひずみ率 % 丸形 5以下 10以下 20以下 6.5
角形及び小判形 8以下
朝顔形
耐衝撃性 破損しないこと。 6.6
耐候性 色差 3.0以下 6.7
注(1) 径による区分は,直径又は長径による。
5. 材料 容器の材料は,JIS K 6747及びJIS K 6748のいずれかに適合するか又はこれらと同等以上の品
質のものでなければならない。
6. 試験方法
6.1 試験条件 試験は,6.7を除き,容器を温度23±5℃の室内に2時間以上放置した後,同じ温度条件
で試験を行う。
6.2 数値の丸め方 試験の結果は,規定の数値より1けた下の位まで求めてJIS Z 8401によって丸める。
6.3 径 容器の径の測定は,JIS B 7507に規定するノギス若しくはJIS B 7516に規定する2級以上の金
属製直尺又はそれと同等以上の精度があるものを用い,次のとおり行う。
(1) 丸形及び朝顔形容器は,図1に示すように,直角方向の2方向の直径の外径を測定し,その平均値と
する。
図1 丸形及び朝顔形容器の測定箇所
――――― [JIS S 2041 pdf 2] ―――――
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S 2041-1995
(2) 角形及び小判形容器は,図2に示すように,長径と短径の外径を測定する。
図2 角形及び小判形容器の測定箇所
6.4 容量 容量は,台ばかりに容器を載せ,水を満たし,水の質量を測定し,換算によって求める。こ
の場合,満水とは,合成繊維モノフィラメント系の両端におもりを付け,容器のつばの両端に張ったとき,
糸に水が触れた状態とする。ただし,容器の胴部につり手の取付穴,オーバーフロー用の穴,切欠きなど
がある場合は,穴又は切欠きからあふれるまで水を満たした状態を満水とする。
なお,水温は,23±5℃とし,水の質量1kgを容量1lに換算する。
6.5 懸垂ひずみ率 懸垂ひずみ率の試験は,次のとおり行う。
(1) 図3に示すつり上げ位置に対して直角方向のつばの外径 (l1) を6.3と同じ測定器具を用いて測定する。
(2) 容器に温度40±3℃の温水を表2に規定する容量だけ入れて,つり上げ具(2)を用いて図3のようにつ
り上げる。
注(2) 約7cm幅の鉄板を曲げ,ゴムで覆ったものをひもの一端に取り付けたものとする。つばがない
ものは,クリップを用いる。
(3) 5分経過後,つり上げた状態で,(1)で測定した箇所でつばの外径 (l2) を測定し,次の式によって懸垂
ひずみ率を算出する。
l2−l1
L= 100
l1
ここに, L : 懸垂ひずみ率 (%)
l1 : 試験前のつばの外径又は外側距離 (mm)
l2 : つり上げ5分経過後の外径又は外側距離 (mm)
表2 水量
区分 水量
丸形 直径45cm未満 満水量の80%
直径45cm以上 満水量の60%
角形及び小判形 長径45cm未満 満水量の80%
長径45cm以上 満水量の60%
朝顔形 満水量の70%
――――― [JIS S 2041 pdf 3] ―――――
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S 2041-1995
図3 つり上げ位置及び寸法
備考 黒で示した箇所は,つり上げ位置を示す。
――――― [JIS S 2041 pdf 4] ―――――
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S 2041-1995
6.6 耐衝撃性 耐衝撃性の試験は,容器を平らなコンクリート床上にほぼ水平に置いた厚さ3cm以上の
平滑なかし又はこれと同等以上の堅さがある板上に伏せ,表3に示すJIS B 1501に規定する鋼球を70±2
cmの高さから底部の中心に向かって繰り返し3回落下させ,破損の有無を調べる。
なお,落下高さとは,鋼球の下部から落下面までをいう。
表3 鋼球
区分 JIS B 1501に規定する鋼球の呼び
丸形 直径45cm未満 00mm)
11/2(呼び直径38.100
直径45cm以上 00mm)
21/2(呼び直径63.500
角形及び小判形 長径45cm未満 00mm)
11/2(呼び直径38.100
長径45cm以上 00mm)
21/2(呼び直径63.500
朝顔形 直径45cm未満 11/2(呼び直径38.100 00mm)
直径45cm以上 21/2(呼び直径63.500 00mm)
6.7 耐候性 耐候性の試験は,JIS A 1415に規定する方法による。ただし,促進暴露試験装置,試験片,
試験時間及び色差の測定は,次のとおりとする。
(1) 促進暴露試験装置 WS形
(2) 試験片 試験片を容器のできるだけ平面な部分から切り取る。
(3) 試験時間 8時間
(4) 色差 試験前後の色差を,JIS K 7105の5.4(色差)のL*a*b*の式によって求める。
7. 検査方法 容器は,4.について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合理的な抜取検査方式
によって行う。
8. 表示 容器の本体には,容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。ただし,(3)の
表示は,原則として刻印するが,刻印できない場合に限り,下げ札又はラベルを添付してもよい。
また,(2)は,(3)によって表示される場合には省略してもよい。
(1) 径
(2) 製造業者名又はその略号
(3) 家庭用品品質表示法による表示
参考 家庭用品品質表示法による表示項目は,次のとおりである。
(1) 原料樹脂
(2) 耐熱温度
(3) 耐冷温度
(4) 容量
(5) 取扱い上の注意
(6) 表示者
――――― [JIS S 2041 pdf 5] ―――――
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JIS S 2041:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.040 : 台所設備 > 97.040.50 : 台所用機具
JIS S 2041:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1415:2013
- 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISK6747:1995
- ポリプロピレン成形材料
- JISK6748:1995
- ポリエチレン成形材料
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK7105:1981
- プラスチックの光学的特性試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方