JIS T 5408:1989 規格概要
この規格 T5408は、歯科用骨やすりについて規定。
JIST5408 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T5408
- 規格名称
- 歯科用骨やすり
- 規格名称英語訳
- Dental bone files
- 制定年月日
- 1970年4月1日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 11.060.20
- 主務大臣
- 厚生労働
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1970-04-01 制定日, 1973-07-24 確認日, 1977-03-01 確認日, 1980-02-25 改正日, 1989-10-25 改正日, 1995-05-15 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS T 5408:1989 PDF [4]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 5408-1989
歯科用骨やすり
Dental Bone Files
1. 適用範囲 この規格は,歯科用骨やすり(以下,やすりという。)について規定する。
2. 種類 やすりの種類は,その形状によって,次のとおりとする。
(1) 刃部は,図1に示す直形,左形,右形,平形及びつくし形の5種類とする。
(2) 柄部は,図2に示す輪状柄形及び張柄形の2種類とする。
なお,やすりは図1の刃部と図2の柄部とを自由に組み合わせたものとする。
図1 刃部
引用規格 : 3ページに示す。
――――― [JIS T 5408 pdf 1] ―――――
2
T 5408-1989
図2 柄部
3. 品質
3.1 外観 やすりの刃面以外の部分は,色合い及び光沢が良好であって(滑り止めのための白つや出し
はこの限りでない。),きず,さび,まくれ,その他有害な欠点がなく,仕上げが良好なものでなければな
らない。
また,刃面のやすり目は,均等に刻まれていなければならない。
3.2 硬さ 刃面の硬さは,6.2の試験方法によって試験を行ったとき,炭素工具鋼ではHRC58以上又は
HV654以上,ステンレス鋼ではHRC50以上又はHV513以上でなければならない。
3.3 切削性能 6.3の試験方法によって試験を行ったとき,JIS K 6718(メタクリル樹脂板)に規定する
メタクリル樹脂板の切削が容易であり,切削後のやすり目に摩滅又はまくれがあってはならない。
3.4 めっき 刃部のめっきは,JIS H 8617(ニッケル及びニッケル−クロムめっき)に規定された鉄鋼素
地上のめっきMFNi III以上又はMFCr III以上とし,柄部のめっきは,JIS H 8617に規定された銅及び銅合
金素地上のめっきMBNi I以上又はMBCr I以上でなければならない。
4. 寸法 やすりの全長は165±10mmとし,刃部は図1,柄部は図2に示すとおりとする。
5. 材料及び加工方法 やすりの材料及び加工方法は,次による。
(1) 刃部の材料には,JIS G 4401(炭素工具鋼鋼材)に規定するSK1SK5又はJIS G 4303(ステンレス
鋼棒)に規定するSUS 420 J2,SUS 420 F,SUS 431,SUS 440 A,SUS 440 B,SUS 440 C若しくはSUS
440 Fを用い,輪状柄形の材料には,JIS H 5101(黄銅鋳物)に規定するYBsC 1YBsC 3,張柄形の
材料には,JIS H 3100(銅及び銅合金の板及び条)に規定するC 2801 Pを用いる。
(2) やすりは,刃部と柄部をろう付けによって接合するものとする。
(3) やすりには,3.4に規定するめっきを施すものとする。
6. 試験
――――― [JIS T 5408 pdf 2] ―――――
3
T 5408-1989
6.1 外観試験 3.1の外観について目視によって調べる。
6.2 硬さ試験 刃面に対してJIS Z 2245(ロックウェル硬さ試験方法)又はJIS Z 2244(ビッカース硬さ
試験方法)に規定する方法によって試験を行う。試験片は同種材料のものを,やすりと同条件で熱処理し
たものとする。
6.3 切削試験 JIS K 6718に規定するメタクリル樹脂板をやすりで切削する。
また,切削後のやすりの目について摩滅又はまくれの有無を調べる。
6.4 めっき試験 刃部及び柄部については,JIS H 8617の5.3及び5.4に規定された方法によって行う。
7. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称及び種類による。
例 歯科用骨やすり 直形 輪状柄形
8. 表示 やすりには,製造業者名若しくはその略号又は商標を表示しなければならない。
引用規格 :
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS H 3110 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 5101 黄銅鋳物
JIS H 8617 ニッケル及びニッケル−クロムめっき
JIS K 6718 メタクリル樹脂板
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
――――― [JIS T 5408 pdf 3] ―――――
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T 5408-1989
医療安全用具部会 歯科器械専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 野 本 直 東京医科歯科大学歯学部
大 橋 正 敬 日本大学歯学部
平 澤 忠 鶴見大学歯学部
淺 井 康 宏 東京歯科大学
加 藤 吉 昭 日本大学松戸歯学部
菊 池 進 日本歯科大学
鈴 木 紀 男 工業技術院標準部
渡 辺 徹 厚生省薬務局
梅 田 昭 夫 日本歯科医師会
岡 英 男 日本歯科医師会
太 田 喜一郎 日本歯科医師会
杉 山 勉 日本歯科医師会
吉 田 隆 一 日本歯科医師会
庵 原 靖 之 日本歯科医師会
堀 部 俊 郎 ピヤス合資会社
菅 谷 昭 正 株式会社吉田製作所
石 谷 薫 株式会社山浦製作所
中 村 信 一 中村デンタル株式会社
伊 藤 与士郎 株式会社デンテック
大 谷 哲 三 日本歯科器械工業協同組合
(事務局) 柾 谷 栄 吾 工業技術院標準部電気規格裸
米 山 弘 光 工業技術院標準部電気規格課
JIS T 5408:1989の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 5408:1989の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH5101:1988
- 黄銅鋳物
- JISH8617:1999
- ニッケルめっき及びニッケル-クロムめっき
- JISK6718:1993
- メタクリル樹脂板
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法