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JIS T 8106:2016 規格概要
この規格 T8106は、製造業,建設業,運輸業,食品小売業などの事業場において使用する安全靴及び作業靴の耐滑試験方法について規定。スパイク,金属びょう(鋲)及びその類似品が装着された靴には適用できない。
JIST8106 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8106
- 規格名称
- 安全靴・作業靴の耐滑試験方法
- 規格名称英語訳
- Test method for slip resistance of protective and occupational footwear
- 制定年月日
- 2016年3月25日
- 最新改正日
- 2016年3月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 13287:2012(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.340.50
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- ゴム・エラストマー II 2020, 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 2016-03-25 制定
- ページ
- JIS T 8106:2016 PDF [23]
T 8106 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 装置及び使用材料・・・・[2]
- 5 試料の抽出及び前処理・・・・[4]
- 5.1 抽出・・・・[4]
- 5.2 前処理・・・・[4]
- 6 試験方法・・・・[4]
- 6.1 原理・・・・[4]
- 6.2 試験モード及び試験条件・・・・[4]
- 7 靴及び床の準備・・・・[8]
- 7.1 靴・・・・[8]
- 7.2 床・・・・[9]
- 8 手順・・・・[10]
- 9 試験報告・・・・[11]
- 10 耐滑靴の選定方法・・・・[11]
- 附属書A(規定)靴の試験のための標準製造用靴型及び人工足・・・・[12]
- 附属書B(規定)セラミックタイルの仕様・・・・[13]
- 附属書C(規定)セラミックタイル及び他の試験床の校正手順・・・・[14]
- 附属書JA(参考)床面上に粉体が介在する場合の耐滑靴の選定・・・・[17]
- 附属書JB(参考)氷面上で使用する耐滑靴の選定・・・・[18]
- 附属書JC(参考)動摩擦係数の高い耐滑靴の選定・・・・[19]
- 附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8106 pdf 1] ―――――
T 8106 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8106 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 8106 : 2016
安全靴・作業靴の耐滑試験方法
Test method for slip resistance of protective and occupational footwear
序文
この規格は,2012年に第2版として発行されたISO 13287と整合化を図ることを主な目的として作成し
た日本工業規格(日本産業規格)である。また,転倒防止の面から粉体上及び氷面上で使用する耐滑靴の選択方法,及び高
い耐滑性能をもつ靴に対する問題点及び注意事項を附属書に記載し,ユーザーが着用環境に少しでも適合
した安全靴及び作業靴を選択できるようにしたものである。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,製造業,建設業,運輸業,食品小売業などの事業場において使用する安全靴及び作業靴の
耐滑試験方法について規定する。
スパイク,金属びょう(鋲)及びその類似品が装着された靴には適用できない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13287:2012,Personal protective equipment−Footwear−Test method for slip resistance(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
注記 対応国際規格,ISO 4287,Geometrical Product Specifications (GPS)−Surface texture: Profile
method−Terms, definitions and surface texture parameters(IDT)
JIS K 6253-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100
IRHD)
JIS S 5037 靴のサイズ
ISO 4662,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of rebound resilience
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
――――― [JIS T 8106 pdf 3] ―――――
2
T 8106 : 2016
3.1
安全靴(protective footwear)
主として着用者のつま先を先しんによって防護し,滑り止めを備えた靴。
3.2
作業靴(occupational footwear)
作業用に使用される安全靴以外の靴。
3.3
鉛直力(normal force)
靴を介して床面に対し垂直(90°)に加わる力で,履物,靴型(4.1.1又は4.1.2)又は人工足(4.1.3)及
び装着品の質量を含む。
3.4
摩擦力(frictional force)
靴が床面を滑ってゆくときに発生する床面に対して平行で動きと反対方向の力。
3.5
摩擦係数CoF(coefficient of friction)
鉛直力で摩擦力を除した比。
3.6
静的接触時間(static contact time)
鉛直力を床面及び靴に加えはじめ,50 Nに達してから動き始めるまでの初期接触時間。
3.7
測定期間(measurement period)
試験環境が条件を満たしている中で摩擦力の測定が行われている時間。
3.8
床(floor)
試験面として使用する汚染(潤滑剤)のない床材料。
3.9
床面(surface)
靴の試験用の汚染(潤滑剤)のある又はない床。
3.10
校正試験値(calibration test value)
試料スライダー961)と試験面との間の摩擦係数。
注1) 試料スライダー96は,ISO 13287に規定された校正用ジグであり,同等の結果が得られること
が証明できる場合は同等品を使用することができる。附属書Cを参照。
4 装置及び使用材料
4.1 靴型
試験用靴を保持するために,次に示す形状の靴型を一つ以上使用する。
4.1.1 標準靴型
A.1に適合した標準靴型
――――― [JIS T 8106 pdf 4] ―――――
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T 8106 : 2016
4.1.2 製造用靴型
必要に応じて,試験用靴の製造のために使用する一般的な製造用靴型
4.1.3 人工足
A.2の寸法に適合した人工足
4.2 鉛直力を供給するための装置
箇条6に従い,床面上に靴を降ろし,必要なときに鉛直力を供給するための装置
4.3 鉛直力を測定するための装置
測定中,2 %以内の精度で靴と床面との間に働く鉛直力を測定するための装置
4.4 ステンレス鋼板で構成された床
表面の粗さは,実際に滑りの測定を行う10か所について行わなければならない。測定の方向はスライド
動作と平行になるように行わなければならない。各箇所での測定は,0.8 mmの長さの測定を5回に分けて
行わなければならない(評価長さ4.0 mm)。
平均の粗さRaは,JIS B 0601に従って測定しなければならない。全10か所からの全体の平均値は,Ra
が1.6 μmと2.5 μmとの間の値でなければならない。
床面の粗さの測定値が上記の範囲を外れる場合は,シリコンカーバイト研磨紙又は研磨用の布の番数を
徐々に細かくしながら研磨しなければならない。研磨の方向は,試験方向に対して平行及び直角を交互に
繰り返すものとし,最後の研磨方向は試験方向に平行でなければならない。床面粗さは,上記の範囲に収
まるまで研磨しなければならない。
4.5 セラミックタイル
附属書Bに規定するセラミックタイルとし,タイル表面は機械的,又は化学的な方法で処理してはなら
ない。
4.6 他の床材
例えば,木,コンクリート,石,高分子物質製のフローリングの床は,附属書Cに従って摩擦係数の校
正を行い,特性を試験報告に記載しなければならない。
4.7 駆動装置
箇条6に従い,一定の速度で一定の時間靴又は床面を動かすことができる駆動装置
4.8 摩擦力の測定装置
靴と床面とに働く摩擦力を測定できる2 %以上の精度をもつ測定装置
4.9 シリコンカーバイド研磨紙
100 mm×70 mmのなめらかな面をもつ(1 200±120)gの硬質ブロックの上に取り付けた粒径400のシ
リコンカーバイドを研磨材とした紙。
注記 これは厚さ22 mmのスチール製のブロックで対応することができる。
4.10 接触角を(7.0±0.5)°に調整するための硬質ウエッジ
硬質ウエッジの幅は,かかと(踵)及び前足部の幅を確保するために十分なものであることが望ましい。
硬質ウエッジの先端は,目盛付ルーペで見てその高さが0.5 mm以下となるように切り取らなければな
らない。
硬質ウエッジの長さは,かかとの試験の場合は,かかと全体を覆うものでなければならないが前足部に
硬質ウエッジが当たってはならない[図1 a) 参照]。
前足部の試験の場合は,かかと及び前足部全体を覆うものでなければならない[図1 b) 参照]。
――――― [JIS T 8106 pdf 5] ―――――
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JIS T 8106:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13287:2012(MOD)
JIS T 8106:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.50 : 足の保護
JIS T 8106:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISK6253-2:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第2部:国際ゴム硬さ(10 IRHD~100 IRHD)
- JISS5037:1998
- 靴のサイズ