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――――― [JIS X 0221 pdf 137] ―――――
133
X 0221 : 2014 (ISO/IEC 10646 : 2012)
附属書N
(参考)
文字レパートリに対する外部参照
N.1 文字レパートリ及びその符号化の参照方法
プログラム言語及びそれ以外のデータオブジェクトの構文を定義する方法では,通常,この規格で規定
するものの中から特定の文字レパートリを宣言することが必要になる。さらに,このレパートリに適用可
能な符号化表現のうち対応する符号化表現を宣言する必要がある場合もある。
この規格に従った文字レパートリに対しては,そのレパートリの厳密な宣言の中に次のパラメタを含め
るのがよい。
− この規格の識別
− レパートリの採用した部分集合,一つ以上の組番号で識別されるもの
− 符号単位列の内容の定義
− 採用した符号化形式(UTF-8,UTF-16又はUTF-32)
データオブジェクトの構文定義に現在一般的に使われている方法の一つが,JIS X 5605群[情報技術−
抽象構文記法1(ASN.1)仕様](対応国際規格 : ISO/IEC 8824群)に規定された抽象構文記法1(ASN.1)
である。これに対応する符号化表現は,JIS X 5606群(情報技術−ASN.1符号化規則)(対応国際規格 :
ISO/IEC 8825群)に規定されている。この方法を使う場合の文字レパートリ及び符号化を参照する形式を,
次に示す。
N.2 ASN.1文字抽象構文の識別
この規格に従って識別されたレパートリの文字で構成される全ての文字列の集合は,JIS X 5605群の用
語では,“文字抽象構文”として定義される。個々の文字抽象構文に対して,ASN.1を使ったときにその構
文を参照できるように,対応するオブジェクト識別子の値が定義される。
JIS X 5605-1の附属書B(オブジェクト識別子構成要素値のISOによる割当て)に,ISOの規格で規定
されたオブジェクトに対するオブジェクト識別子値の形式が規定されている。この識別子では,この規格
の機能及び任意選択機能を識別するために,弧“10646”及び弧“0”に数字(弧)を続ける方法を用いる。
注記1 弧“0”は,ISO/IEC 10646-1及びISO/IEC 10646-2を識別するために過去に使われた弧“1”
及び弧“2”を埋め合わせるために用いる。弧“1”及び弧“2”を用いてはならない。
この“0”に続く最初の弧は,符号単位列の内容の定義を識別し,level-3 (3)(実装水準3)として参照さ
れる。
注記2 この規格では,符号単位列の内容に対してただ一つの定義を与える。その定義は,この規格
の以前の版で実装水準3と呼ばれていたものである。
その次に続く弧は,次のレパートリの部分集合のいずれかを識別する。
− all (0) 全ての組
− collections (1) 指定した組
弧 (0) は,この規格で規定した文字の全てからなる組を識別する。この弧に続く弧は,ない。
注記3 この組は,私用群及び私用面も含む。したがって,完全には定義できない。その使用につい
ては,事前の合意が必要である。
――――― [JIS X 0221 pdf 138] ―――――
134
X 0221 : 2014 (ISO/IEC 10646 : 2012)
弧 (1) には一つの弧又は弧の列が続く。それぞれの弧は,附属書Aの組番号とし,昇順に並べる。この
列は,その列に現れる組番号の複数の組からなる部分集合を識別する。
注記4 例として,組BASIC LATIN,組LATIN-1 SUPPLEMENT及び組MATHEMATICAL OPERATORS
からなる部分集合のオブジェクト識別子を,次に示す。
[{iso standard 10646 (0) evel-3 (3) ollections (1) 1 2 39}]
さらに,JIS X 5605-1は,オブジェクト識別子値に対応するオブジェクト記述子を規定している。制約
されないレパートリに対して,対応するオブジェクト記述子は,次のとおりとする。
3 0 : "ISO 10646 level-3 unrestricted"
組の名前“xxx”をもつ単一の組に対しては,次のとおりとする。
3 1 : "ISO 10646 level-3 xxx"
m1,m2,···の組番号をもつ一つ以上の組からなるレパートリに対しては,次のとおりとする。
3 1 : "ISO 10646 level-3 collections m1, m2, m3, .. "
注記5 スペースは,全て1個のスペース(single space)である。
N.3 ASN.1文字転送構文の識別
この規格に従った文字からなる文字列の符号化方法は,JIS X 5605群の用語では,“文字転送構文”とし
て定義される。個々の文字転送構文に対して,ASN.1を使ったときにその構文を参照できるように,対応
するオブジェクト識別子の値が定義される。
JIS X 5605-1の附属書B(オブジェクト識別子構成要素値のISOによる割当て)に従ったオブジェクト
識別子では,この国際規格で規定する符号化表現を識別するために,弧“10646”及び弧“0”に数字(弧)
を続ける方法を用いる。
この“0”に続く最初の弧は,次のとおりとする。
− transfer-syntaxes (0) 転送構文
その次に続く弧は,符号化形式を識別し,次のいずれかとする。
− four-octet-form (4) UTF-32符号化形式
− utf16-form (5) UTF-16符号化形式
− utf8-form (8) UTF-8符号化形式
注記1 UTF-32符号化形式のオブジェクト識別子の例を,次に示す。
[{iso standard 10646 (0) ransfer-syntaxes (0) our-octet-form (4)}]
次のオブジェクト識別子は,有効な形式であるが,現在は,使用を禁止する。
[{iso standard 10646 (1) ransfer-syntaxes (0) our-octet-form (4)}]
注記2 この規格の以前の版ではtwo-octet-BMP-form (2)を規定していたが,現在は,使用を禁止する。
対応するオブジェクト記述子は,次のとおりとする。
− "ISO 10646 form 4"
− "ISO 10646 utf-16"
− "ISO 10646 utf-8"
注記3 この規格の以前の版ではオブジェクト識別子"ISO 10646 form 2"を規定していたが,現在は,
使用を禁止する。
――――― [JIS X 0221 pdf 139] ―――――
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X 0221 : 2014 (ISO/IEC 10646 : 2012)
附属書P
(参考)
CJK統合漢字に関する追加情報
この附属書は,CJK統合漢字に関する追加情報を示す。
注記 この規格の以前の版では,この附属書に全ての文字に対する追加情報を記述していた。この規
格においては,そうした情報のほとんどは,符号表に含まれている。CJK統合漢字の符号表は,
名前の一覧を含まないため,それらの文字の情報は,この附属書に残してある。
この附属書の各項目は,符号位置の後に文字の名前を記載したものを並べ,その次に関連する追加情報
を続ける。項目は,符号位置の昇順に並べている。
9FB9 CJK UNIFIED IDEOGRAPH-9FB9
9FBA CJK UNIFIED IDEOGRAPH-9FBA
9FBB CJK UNIFIED IDEOGRAPH-9FBB
これらの三つの文字は,漢字の特定の位置の構成要素を表すために用いることを意図している。これら
の文字と同じ構造の漢字だが特定の位置に用いる意図ではないものを,それぞれ20509,2099D及び470C
に符号化している。
――――― [JIS X 0221 pdf 140] ―――――
次のページ PDF 141
JIS X 0221:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 10646:2012(IDT)
JIS X 0221:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
JIS X 0221:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0211:1994
- 符号化文字集合用制御機能