19
X 0504 : 2014 (ISO/IEC 15417 : 2007)
附属書D
(参考)
シンボルキャラクタ値とISO/IEC 646 IRVで規定するキャラクタとの関係
シンボルキャラクタ値(S)をISO/IEC 646 IRVで規定するキャラクタ値(十進数)に変換する(又は
その逆)ときに,コードセットA及びコードセットBに,次の関係を適用することができる。
コードセットA
S≦63の場合
ISO/IEC 646 IRVの値=S+32
64≦S≦95の場合
ISO/IEC 646 IRVの値=S−64
コードセットB
S≦95の場合
ISO/IEC 646 IRVの値=S+32
結果として得た値を,表1に示す。
注記 4.3.4.2 d)にあるように,FNC4キャラクタがあると,これに続く一つ又は複数のデータキャラ
クタのISO/IEC 646 IRVの値が上記の規則に従って導き出され,この値に128が加算される。
――――― [JIS X 0504 pdf 21] ―――――
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X 0504 : 2014 (ISO/IEC 15417 : 2007)
附属書E
(参考)
シンボル幅を最小とするスタートキャラクタ,
コードセットキャラクタ及びシフトキャラクタの使い方
同じデータであっても,スタートキャラクタ,コードセットキャラクタ及びシフトキャラクタの組合せ
を変えれば,様々なコード128シンボルで表現することができる。
与えられたデータ文字列を表現するために必要なシンボルキャラクタ数(したがって,シンボル全体の
幅にも通じる。)を最小に抑える規則は,プリンタの制御ソフトウェアで標準的に実現されているのが望ま
しい。
a) スタートキャラクタの決定
1) データが2桁からなる場合は,スタートキャラクタCを用いる。
2) データが4個以上の数字データキャラクタから始まっている場合は,スタートキャラクタCを用い
る。
3) 下段キャラクタの前に制御文字(例 NUL)がある場合は,スタートキャラクタAを用いる。
4) 上記以外の場合は,スタートキャラクタBを用いる。
b) スタートキャラクタCが用いられており,データが奇数個の数字データキャラクタで始まっている場
合は,上記のa) 3)及びa) 4)の規則に従ってコードセットA又はコードセットBを選んだ上で,最終
桁の前にコードセットAキャラクタ又はコードセットBキャラクタを挿入する。
c) コードセットA又はコードセットBであるときに,4個以上の数字データキャラクタが現れる場合
1) 偶数個の数字データキャラクタがある場合は,1桁目の数字の前にコードセットCキャラクタを挿
入して,コードセットCに変更する。
2) 奇数個の数字データキャラクタがある場合は,1桁目の数字の直後にコードセットCキャラクタを
挿入して,コードセットCに変更する。
d) コードセットBであるときに,制御文字がデータに現れる場合
1) この制御文字から別の制御文字が現れるまでの間に,データ内で下段キャラクタが現れる場合は,
制御文字の前にシフトキャラクタを挿入する。
2) 上記以外の場合は,制御文字の前にコードセットAキャラクタを挿入して,コードセットAに変更
する。
e) コードセットAであるときに,下段キャラクタがデータに現れる場合
1) この下段キャラクタから別の下段キャラクタが現れるまでの間に,データ内で制御文字が現れる場
合は,下段キャラクタの前にシフトキャラクタを挿入する。
2) 上記以外の場合は,下段キャラクタの前にコードセットBキャラクタを挿入して,コードセットB
に変更する。
f) コードセットCであるときに,数字以外のキャラクタがデータに現れる場合は,a) 3)及びa) 4)の規則
に従ってコードセットA又はコードセットBを選んだ上で,問題のキャラクタの前にコードセットA
キャラクタ又はコードセットBキャラクタを挿入する。
注記1 この規則中に見られる“下段”という用語は,厳密にはコード128のキャラクタ値が6495
――――― [JIS X 0504 pdf 22] ―――――
21
X 0504 : 2014 (ISO/IEC 15417 : 2007)
(ISO/IEC 646 IRVの値96127),すなわち,全ての下段キャラクタか [{|}]DELのいずれ
かであるコードセットBキャラクタを意味するものとして便宜的に用いたものである。“制
御文字”という場合は,コード128のキャラクタ値が6495(ISO/IEC 646 IRVの値0031)
であるコードセットAキャラクタを意味している。
注記2 スタートキャラクタに続く最初の位置,又は数字フィールドの奇数番目の位置にFNC1が現
れた場合は,適切なコードセットを決定できるように,これを2桁で扱うとよい。
注記3 データにISO/IEC 646 IRVの値が127を超えるキャラクタが含まれている場合は,その値か
ら128を減じて,コードセットA又はコードセットBのうち適切な方を選び,次の規則を適
用する。そのようなキャラクタが14個連続して現れる場合(データ文字列の最後に1個又
は2個ある場合)は,それぞれの前にFNC4キャラクタを置くのが最も効率的である。その
ようなキャラクタが5個以上である場合(データ文字列の最後に3個ある場合)には,2個
連続のFNC4キャラクタを用いて拡張ISO/IEC 646 IRVモードにラッチをかけたほうが効率
的である。
――――― [JIS X 0504 pdf 23] ―――――
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X 0504 : 2014 (ISO/IEC 15417 : 2007)
附属書F
(参考)
ISO/IEC 8859-1(ラテン系アルファベットNo.1)
キャラクタセット
次の表F.1は,このキャラクタセットの後半部分にあるキャラクタが,160255のバイト値にどのよう
に割り付けられているのかを示している。128159の値には,グラフィック表示が割り当てられていない。
割付けは,JIS X 0221の基本多言語面の00行(十進数),セル位置160255の割付けに等しい。
この規格の4.3.4.2 d)に従うと,これらのキャラクタは,次の関係に基づき,FNC4キャラクタを用いて
コード128で表現することができる。
C D
(−128)
ここに, C : シンボルキャラクタのISO/IEC 646 IRVで規定する値
D : 表F.1に基づくデータキャラクタの値
上記で得たCの値は32127の範囲にあり,コードセットBのキャラクタコードセットに相当するため,
コードセットBに適用する場合,次の関係も成り立つ。
S D
(− 160)
ここに, S : 表1に基づくシンボルキャラクタ値(コードセットB)
D : 表F.1に基づくデータキャラクタの値
表F.1−ISO/IEC 8859-1キャラクタセットの後半部分
160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171
NBSP § ¨
172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183
SHY ° ± ´ ¶
184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195
196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207
208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219
×
220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231
232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243
244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255
÷
注記 NBSP=No-break space(非分割空白) SHY=Soft hyphen(ソフトハイフン)
――――― [JIS X 0504 pdf 24] ―――――
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X 0504 : 2014 (ISO/IEC 15417 : 2007)
附属書G
(参考)
利用業者規定のアプリケーションパラメタ
G.1 品質等級
アプリケーション標準では,JIS X 0520に適合する最低限の品質等級を指定しておくのが望ましい。
JIS X 0520を参照することで,総合的な等級に関連付けられたシンボルパラメタ測定値の最小値を決定
することができる。
G.2 寸法特性
利用業者向けの手引きとして,アプリケーション仕様書では,一般的なアプリケーション要件と,それ
に対応するシンボル生成装置及び読取装置の入手可能性とに配慮した上で,X寸法の値又はその範囲を推
奨することが望ましい。ただし,このようなアプリケーション仕様書においては,最小X寸法に適合して
いないという理由だけで,シンボルを不合格としないほうがよい。
手動で読み取る場合には,最小バー高さ(Y寸法)を,5 mm又はシンボル長の15 %のうち大きい方と
することを推奨する。
コード128シンボルの幅W(最小クワイエットゾーンを含む。)は,次の式から計算してもよい。
D
W 11X C 22X
2
ここに, W : シンボルの幅
X : 細エレメントの幅
C : スタートキャラクタ,特殊キャラクタ,シンボルチェックキ
ャラクタ及びストップキャラクタの数とデータキャラクタの
数(Dに含まれるデータキャラクタの数を除く。)との和
D : 倍密度(コードセットC)で符号化されている数字データキャ
ラクタの数
――――― [JIS X 0504 pdf 25] ―――――
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JIS X 0504:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 15417:2007(IDT)
JIS X 0504:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.50 : 情報及び通信技術用製図,及び関連技術文書のための図記号
JIS X 0504:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0500-1:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第1部:一般
- JISX0500-2:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第2部:光学的読取媒体
- JISX0520:2014
- 自動認識及びデータ取得技術―バーコードシンボル印刷品質の評価仕様―一次元シンボル
- JISX0530:2003
- データキャリア識別子(シンボル体系識別子を含む)