JIS X 0507:2004 バーコードシンボル-EAN/UPC-基本仕様

JIS X 0507:2004 規格概要

この規格 X0507は、EAN/UPCシンボル体系のデータキャラクタの符号化,シンボル形式,寸法,試験仕様及び参照復号アルゴリズムを含む要件について規定。

JISX0507 規格全文情報

規格番号
JIS X0507 
規格名称
バーコードシンボル-EAN/UPC-基本仕様
規格名称英語訳
Bar code symbology -- EAN/UPC -- Basic specification
制定年月日
2004年3月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 15420:2000(IDT)
国際規格分類

ICS

01.080.50, 35.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
情報セキュリティ・LAN・バーコード・RFID 2019
改訂:履歴
2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 0507:2004 PDF [35]
                                                                X 0507 : 2004 (ISO/IEC 15420 : 2000)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人 流通システム開発センター(DSRI)
/財団法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 15420:2000,Information
technology−Automatic identification and data capture techniques−Bar code symbology specification−EAN/UPC
を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 0507には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)追加特性
附属書B(規定)シンボル体系識別子
附属書C(参考)UCC/EANシステムの概要
附属書D(参考)数字セットA,B,Cと補助パターン
附属書E(参考)標準サイズシンボルの寸法図
附属書F(参考)従来の測定方法
附属書G(参考)読取りと印刷の指針

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 0507 pdf 1] ―――――

X 0507 : 2004 (ISO/IEC 15420 : 2000)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 要件・・・・[2]
  •  4.1 シンボル体系の特性・・・・[2]
  •  4.2 シンボルの種類・・・・[3]
  •  4.3 シンボルの符号化・・・・[3]
  •  4.4 シンボルの構成・・・・[4]
  •  4.5 寸法及び許容範囲・・・・[11]
  •  4.6 参照復号アルゴリズム・・・・[13]
  •  4.7 シンボル品質・・・・[17]
  •  4.8 アプリケーション規定のパラメタ・・・・[18]
  •  4.9 目視可能文字情報・・・・[18]
  •  4.10 転送データ・・・・[18]
  •  4.11 導入指針・・・・[18]
  •  附属書A(規定)追加特性・・・・[19]
  •  附属書B(規定)シンボル体系識別子・・・・[21]
  •  附属書C(参考)UCC/EANシステムの概要・・・・[22]
  •  附属書D(参考)数字セットA,B,C及び補助パターン・・・・[23]
  •  附属書E(参考)公称サイズシンボルの寸法図・・・・[24]
  •  附属書F(参考)従来の測定方法・・・・[29]
  •  附属書G(参考)読取り及び印刷の指針・・・・[32]

――――― [JIS X 0507 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 0507 : 2004
(ISO/IEC 15420 : 2000)

バーコードシンボル − EAN/UPC − 基本仕様

Bar code symbology - EAN/UPC - Basic specification

序文

 この規格は,2000年に第1版として発行されたISO/IEC 15420:2000,Information technology−
Automatic identification and data capture techniques−Bar code symbology specification−EAN/UPCを翻訳し,技
術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,EAN/UPCシンボル体系のデータキャラクタの符号化,シンボル形式,寸法,
試験仕様及び参照復号アルゴリズムを含む要件について規定する。なお,データの内容及びこのシンボル
体系の使用を管理する規則は,UCC/EANシステム仕様に規定されている(附属書C参照)。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 15420:2000,Information technology−Automatic identification and data capture techniques
−Bar code symbology specification−EAN/UPC(IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ
れらの引用規格のうちで,発効年又は発行年を付記してあるものは,記載された年の版だけがこの規格の
規定を構成し,その後の改正版・追補は適用されない。ただし,この規格に基づいて契約を結ぶ場合は,
当事者間で引用規格の最新版を適用することが望ましい。発行年を付記していない引用規格は,その最新
版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 0520:2001 バーコードシンボル印刷品質の評価仕様−1次元シンボル
備考 ISO/IEC 15416:2000 Information technology−Automatic identification and data capture
techniques−Bar code print quality test specification−Linear symbolsからの引用事項は,この規
格の該当事項と同等である。
JIS X 0530:2003 データキャリア識別子(シンボル体系識別子を含む)
備考 ISO/IEC 15424:2000 Information technology − Automatic identification and data capture
techniques − Data Carrier Identifiers (including Symbology Identifiers)が,この規格と一致して
いる。
JIS X 9001:1976 光学式文字認識のための字形(英数字)
備考 ISO 1073-2:1976 Alphanumeric character sets for optical recognition−Part 2: Character set
OCR-B−Shapes and dimensions of the printed imageからの引用事項は,この規格の該当事項と
同等である。

――――― [JIS X 0507 pdf 3] ―――――

2
X 0507 : 2004 (ISO/IEC 15420 : 2000)
ISO/IEC 646:1991 Information technology−ISO 7-bit coded character set for information interchange
EN 1556:1996 Bar Coding−Terminology
ANSI/UCC 1-1995 U.P.C. Symbol Specification Manual
"General EAN Specifications" (EAN International, Brussels)

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,EN 1556によるほか,次による。
a) 追加シンボル (add-on symbol) 主シンボル情報の追加情報を符号化したシンボル。
b) 補助パターン (auxiliary pattern) シンボルのデータでない構成部を表すバー/スペースのパターン。
例えば,ガードパターン,キャラクタ間分離パターンなど。
c) 分離パターン (delineator) 追加シンボル内のキャラクタを分割する補助パターン。
d) 偶数パリティ (even parity) 偶数の黒モジュールをもつシンボルキャラクタの符号化特性。
e) ガードパターン (guard pattern) 他のシンボル体系でスタートパターン若しくはストップパターンに
該当する又はシンボルを二等分するバー/スペースの補助パターン。
f) 倍率 (magnification factor) AN/UPCシンボルの公称サイズの定乗数。
g) 付番組織 (numbering organization) CC/EANシステムの管理及び特定地域内の付番管理に対して責
任をもつ組織。
h) 数字セット (number set) 偶数又は奇数パリティに対応付けて09の数字をバー又はスペースによ
って符号化した10パターンのセット。
i) 奇数パリティ (odd parity) 奇数の黒モジュールをもつシンボルキャラクタの符号化特性。
j) UCC/EANシステム (UCC/EAN System) ANインターナショナル及び米国コードセンタ(Uniform
Code Council)の規定に基づいて,製品,処理装置,資産,場所及びサービスにそれぞれ固有の付番及
び識別を行うシステム(附属書C参照)。
k) 可変パリティ符号化 (variable parity encodation) 数字を暗示的に符号化するため又はチェックを行
う目的で,特定の偶数又は奇数のパリティキャラクタを組み合わせて一連のシンボルキャラクタの補
足情報を符号化する過程をいう。
l) ゼロ抑制 (zero-suppression) CC-12データ列の特定位置にあるゼロを削除して,データ列をUPC-E
形式に変換する過程をいう。
参考 用語に関しては,JIS X 0500(データキャリア用語)も参照のこと。

4. 要件

4.1 シンボル体系の特性

 EAN/UPCは,次の特性をもつ。
a) 符号化可能な文字集合 : 09の数字。具体的には,ISO/IEC 646の国際基準版(ASCII)に規定する
ビット組合せ3/03/9の数字
b) コードの種類 : 連続型
c) シンボルキャラクタ当たりの要素数 : 4。バー2本及びスペース2本から成り,それぞれが1,2,3又
は4のモジュール幅をもつ(各補助パターンの要素数は異なる。)。
d) キャラクタセルフチェック : 有り
e) 符号化できるデータの長さ : 固定(チェックデジットを含む8,12又は13個のキャラクタ。シンボル
の種類によって異なる。)
f) 全方向読取り : 可能

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X 0507 : 2004 (ISO/IEC 15420 : 2000)
g) シンボルチェックデジット : 一つ,必す(必須)(附属書A.1参照)。
h) シンボルキャラクタ密度 : シンボルキャラクタ当たり7モジュール
i) チェックデジットを含むデータキャラクタでないオーバヘッド。ただし,クワイエットゾーンは含ま
ない。
− EAN-13,EAN-8及びUPC-Aシンボルについては18モジュール
− UPC-Eシンボルについては9モジュール

4.2 シンボルの種類

 EAN/UPCシンボルには,次の4種類がある。
− EAN-13,UPC-A及びUPC-E。いずれの場合も追加シンボルを付加できる。
− EAN-8
4種類のシンボルについては4.4.14.4.4に,任意の追加シンボルについては4.4.5に示す。

4.3 シンボルの符号化

4.3.1  シンボルキャラクタの符号化 シンボルキャラクタには,表1のA,B及びCの数字セットから選
択した7モジュールキャラクタの数値が符号化される。
表 1 数字セットA,B及びC
数値 セットAの要素幅 セットBの要素幅 セットCの要素幅
S B S B S B S B B S B S
0 3 2 1 1 1 1 2 3 3 2 1 1
1 2 2 2 1 1 2 2 2 2 2 2 1
2 2 1 2 2 2 2 1 2 2 1 2 2
3 1 4 1 1 1 1 4 1 1 4 1 1
4 1 1 3 2 2 3 1 1 1 1 3 2
5 1 2 3 1 1 3 2 1 1 2 3 1
6 1 1 1 4 4 1 1 1 1 1 1 4
7 1 3 1 2 2 1 3 1 1 3 1 2
8 1 2 1 3 3 1 2 1 1 2 1 3
9 3 1 1 2 2 1 1 3 3 1 1 2
備考 Sはスペース(明)を,Bはバー(暗)を表す。各数字は要素幅をモジュール数で表したもの
である。
この表1については附属書Dに図示する。いずれのシンボルキャラクタも,バーモジュール数の合計で
そのパリティが決まる。数字セットAのシンボルキャラクタ数は奇数パリティキャラクタ,一方,数字セ
ットB及び数字セットCのシンボルキャラクタ数は偶数パリティキャラクタとなる。数字セットCのキャ
ラクタは数字セットBのキャラクタを左右逆に表したものである。
数字セットA及び数字セットBのシンボルキャラクタは,常に左側の白モジュールで始まり,右側の黒
モジュールで終わる。一方,数字セットCのシンボルキャラクタは,常に左側の黒モジュールで始まり,
右側の白モジュールで終わる。
データキャラクタは,普通一つのシンボルキャラクタで表されるが,場合によっては,シンボルの数字
セットを組み合わせてデータ又はチェック値を表すこともある(4.4.1,4.4.4及び4.4.5を参照)。この手法を
可変パリティ符号化と呼ぶ。

――――― [JIS X 0507 pdf 5] ―――――

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JIS X 0507:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 15420:2000(IDT)

JIS X 0507:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0507:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称