JIS X 0609:1998 情報交換用非逐次記録高密度光ディスクのボリューム構造及びファイル構造 | ページ 11

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表4.21 ファイル日時拡張属性のフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 4 属性種別 Uint32(1.6.1.5参照)=5
4 1 属性副種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
5 3 予備 #00バイト
8 4 属性長 Uint32(1.6.1.5参照)
12 4 データ長 (=DL) Uint32(1.6.1.5参照)
16 4 ファイル日時存在 Uint32(1.6.1.5参照)
20 DL ファイル日時 バイト
4.9.10.5.1 属性種別 (RBP0) 5を指定する。
4.9.10.5.2 属性副種別 (RBP4) 1を指定する。
4.9.10.5.3 予備 (RBP5) 将来の標準化のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。
4.9.10.5.4 属性長 (RBP8) 拡張属性の全体の長さを指定する。
4.9.10.5.5 データ長 (=DL) (RBP12) ファイル日時存在欄で規定する日時を記録するために使うバイ
ト数を指定する。
4.9.10.5.6 ファイル日時存在 (RBP16) ファイル日時欄にどの日時を記録するかを表4.22に示すフォー
マットで指定する。ビットがZEROの場合,その日時を記録しない。ビットがONEの場合,その日時を
記録する。表4.22に規定しないビットは,将来の標準化のための予備とし,ZEROに設定する。
表4.22 ファイル日時存在
ビット 解釈
0 ファイル作成日時 : ファイルを作成した日時。
2 ファイル削除可能日時 : ファイルを削除してよい日時。このビットがZEROの場合,
利用者が要求しない限り,ファイルを削除しなくともよい。
3 ファイル実効日時 : ファイルを使用してよい日時。このビットがZEROの場合,フ
ァイルはすぐに使用してよい。
5 ファイルバックアップ日時 : ファイルを最後にバックアップした日時。
オペレーティングシステムごとのファイル日時存在欄の扱いについては,附属書10を参照のこと。
4.9.10.5.7 ファイル日時 (RBP20) ファイル日時存在欄で示す日時を,そのビット位置の昇順に
timestamp(1.6.3参照)として連続的に記録する。
オペレーティングシステムごとのファイル日時欄の扱いについては,附属書10を参照のこと。
4.9.10.6 情報日時拡張属性 現ファイル情報に対する日時を表4.23に示すフォーマットで指定する。
表4.23 情報日時拡張属性のフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 4 属性種別 Uint32(1.6.1.5参照)=6
4 1 属性副種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
5 3 予備 #00バイト
8 4 属性長 Uint32(1.6.1.5参照)
12 4 データ長 (= Uint32(1.6.1.5参照)
DL)
16 4 情報日時存在 Uint32(1.6.1.5参照)
20 DL 情報日時 バイト
4.9.10.6.1 属性種別 (RBP0) 6を指定する。
4.9.10.6.2 属性副種別 (RBP4) 1を指定する。
4.9.10.6.3 予備 (RBP5) 将来の標準化用のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。

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4.9.10.6.4 属性長 (RBP8) 拡張属性の全体の長さを指定する。
49.10.6.5 データ長 (=DL) (RBP12) 情報日時存在欄で規定する日時を記録するために使うバイト数を
指定する。
4.9.10.6.6 情報日時存在 (RBP16) 情報日時欄にどの日時を記録するかを表4.24に示すフォーマットで
指定する。
表4.24 情報日時存在
ビット 解釈
0 情報作成日時 : 情報を作成した日時。
1 情報更新日時 : 情報を最後に更新した日時。
2 情報満了日時 : 情報を廃棄してよい日時。このビットがZEROの場合,利用者が
要求しない限り,情報を廃棄しなくともよい。
3 情報実効日時 : 情報を使用してよい日時。このビットがZEROの場合,情報をす
ぐ使用してよい。
4.9.10.6.7 情報日時 (RBP20) 情報日時存在欄で示す日時を,そのビット位置の昇順にtimestamp(1.6.3
参照)として連続的に記録する。
4.9.10.7 装置仕様 媒体の作成者と受領者との間の同意した装置を表4.25に示すフォーマットで指定す
る。
表4.25 装置仕様拡張属性のフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 4 属性種別 Uint32(1.6.1.5参照)=12
4 1 属性副種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
5 3 予備 #00バイト
8 4 属性長 Uint32(1.6.1.5参照)
12 4 処理システム用の長さ (=IUL) int32(1.6.1.5参照)
16 4 主装置識別情報 Uint32(1.6.1.5参照)
20 4 副装置識別情報 Uint32(1.6.1.5参照)
24 IUL 処理システム用 バイト
4.9.10.7.1 属性種別 (RBP0) 12を指定する。
4.9.10.7.2 属性副種別 (RBP4) 1を指定する。
4.9.10.7.3 予備 (RBP5) 将来の標準化のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。
4.9.10.7.4 属性長 (RBP8) 拡張属性の全体の長さを指定する。
4.9.10.7.5 処理システム用の長さ (=IUL) (RBP12) 処理システム用欄の長さをバイト数で指定する。
4.9.10.7.6 主装置識別情報 (RBP16) 媒体の作成者と受領者との間の同意で決定する。
4.9.10.7.7 副装置識別情報 (RBP20) 媒体の作成者と受領者との間の同意で決定する。
4.9.10.7.8 処理システム用 (RBP24) IULが0より大きい場合,最初の32バイトにregid形式で処理シ
ステムの識別情報を指定する。処理システムは,残りの領域の内容を認識でき,その内容に従って実行で
きる。
次に示す例は,ファイルに関連する装置仕様拡張属性を作成する処理システムに従う。
a) ファイルが関連する装置仕様拡張属性をもつ場合,icbtag構造中のファイル種別欄の内容は,値6(ブ
ロック特殊装置ファイルを示す。)又は値7(文字特殊装置ファイルを示す。)を指定する。
b) cbtag構造中のファイル種別欄の内容が値6又は値7でない場合,ファイルに関連する装置仕様拡張
属性は無視する。
c) cbtag構造中のファイル種別欄内容が値6又は値7に等しく,ファイルに関連する装置仕様拡張属性

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がない場合,ファイルヘのアクセスは拒否する。
d) ブロック特殊装置ファイルに関連する解釈方法を規定しないオペレーティングシステム環境において,
関連する装置仕様拡張属性をもつファイルヘのopen/read/write/close要求は拒否する。
e) 処理システムは,現状の処理システムを識別するdeveloperIDを処理システム用欄に記録する。
4.9.10.8 処理システム用拡張属性 表4.26に示すフォーマットで記録する。
表4.26 処理システム用拡張属性のフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 4 属性種別 Uint32(1.6.1.5参照)=2048
4 1 属性副種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
5 3 予備 #00バイト
8 4 属性長 Uint32(1.6.1.5参照)
12 4 処理システム用の長さ (=IUL) int32(1.6.1.5参照)
16 32 処理システム識別子 regid(1.6.4参照)
48 IUL 処理システム用 バイト
4.9.10.8.1 属性種別 (RBP0) 2048を指定する。
4.9.10.8.2 属性副種別 (RBP4) 1を指定する。
4.9.10.8.3 予備 (RBP5) 将来の標準化のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。
4.9.10.8.4 属性長 (RBP8) 拡張属性の全体の長さを指定する。
処理システム用拡張属性の使用を定義する可変長の拡張属性に関して,属性長欄には,処理システム用
欄の最後と処理システム用拡張属性の最後との間に埋込み空間を残すのに,十分な大きさを指定する。
4.9.10.8.5 処理システム用の長さ (=IUL) (RBP12) 処理システム用欄の長さを指定する。
4.9.10.8.6 処理システム識別子 (RBP16) 処理システム用欄の内容を認識し,その内容に従って実行可能
な処理システムの識別情報を指定する。この欄の内容がすべて#00バイトの場合,処理システムを識別し
ないことを示す。このregidの適用範囲は,現ファイルの内容及び属性を規定する記述子の内容を含む。
4.9.10.8.7 処理システム用 (RBP48) 処理システム用に確保する。
オペレーティングシステムごとの処理システム用拡張属性については,附属書11を参照のこと。
備考 すべての適合する処理システムでは,媒体中の既存の拡張属性を保存しなければならない。処
理システムは,動作中のオペレーティングシステムに関する拡張属性を作成し,利用可能にし
なければならない。例えば,Macintosh処理システムでは,媒体中に存在するOS/2拡張属性を
保存し,この規格で規定するすべてのMacintosh拡張属性を作成し,利用可能にしなければな
らない。
4.9.10.9 応用プログラム用拡張属性 表4.27に示すフォーマットで記録する。
表4.27 応用プログラム用拡張属性のフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 4 属性種別 Uint32(1.6.1.5参照)=65536
4 1 属性副種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
5 3 予備 #00バイト
8 4 属性長 Uint32(1.6.1.5参照)
12 4 応用プログラム用の長さ (=AUL) int32(1.6.1.5参照)
16 32 応用プログラム識別子 regid(1.6.4参照)
48 AUL 応用プログラム用 バイト
4.9.10.9.1 属性種別 (RBP0) 65536を指定する。
4.9.10.9.2 属性副種別 (RBP4) 1を指定する。

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4.9.10.9.3 予備 (RBP5) 将来の標準化のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。
4.9.10.9.4 属性長 (RBP8) 拡張属性の全体の長さを指定する。
応用プログラム用拡張属性の使用を定義する可変長の拡張属性に対して,属性長欄には,応用プログラ
ム用欄の最後と応用プログラム用拡張属性の最後との間に埋込み空間を残すのに,十分な大きさを指定す
る。
4.9.10.9.5 応用プログラム用の長さ (=AUL) (RBP12) 応用プログラム用欄の長さを指定する。
4.9.10.9.6 応用プログラム識別子 (RBP16) 応用プログラム用欄の内容を識別する応用プログラム識別
子を指定する。この欄の内容がすべて#00バイトの場合,応用プログラムを識別しないことを示す。この
regidの適用範囲は,現ファイルの内容及び属性を規定する記述子の内容を含む。
4.9.10.9.7 応用プログラム用 (RBP48) 応用プログラム用に確保する。
オペレーティングシステムごとの応用プログラム用拡張属性については,附属書12を参照のこと。
備考 すべての適合する処理システムでは,媒体中の既存の拡張属性を保存しなければならない。処
理システムは,動作中のオペレーティングシステムに対する拡張属性を作成し,利用可能にし
なければならない。例えば,Macintosh処理システムでは,媒体中に存在するOS/2拡張属性を
保存し,この規格で規定するすべてのMacintosh拡張属性を作成し,利用可能にしなければな
らない。
4.9.11 未割付け空間エントリ 表4.28に示すフォーマットでICB内に記録する直接エントリとする。
表4.28 未割付け空間エントリのフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(4.2.2参照)(タグ=263)
16 20 ICBタグ icbtag(4.9.6参照)(種別=1)
36 4 割付け記述子の長さ (=LAD) int32(1.6.1.5参照)
40 LAD 割付け記述子 バイト
未割付け空間エントリの最大長は,1論理ブロック長とする。
4.9.11.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(4.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を263とする。
4.9.11.2 ICBタグ (BP16) この記述子に対するicbtag(4.9.6参照)のファイル種別欄の内容を1とする。
4.9.11.3 割付け記述子の長さ (=LAD) (BP36) 割付け記述子欄の長さをバイト数で指定する。
4.9.11.4 割付け記述子 (BP40) 割付け記述子の種別は,ICBタグ欄(4.9.6.8参照)のフラグ欄に従う。
未割付け空間エントリの割付け記述子は,短割付け記述子だけを使用する。
備考 割付け記述子中のエクステント長欄の上位2ビットは,エクステント種別(4.9.14.1.1を参照)
を指定する。未割付け空間エントリで規定する割付け記述子に関して,この種別は,割り付け
てはいるが未記録であるエクステントを示す値1又はエクステントが割付け記述子の後続エク
ステントであることを示す値3を指定する。割付け記述子の後続エクステントは,1論理ブロ
ック長に制限する。
割付け記述子は,位置の昇順に連続的に並べる。それぞれの割付け記述子の重複は許さない。
例えば,位置=2,長さ=2048(論理ブロック長=1024)の割付け記述子の次が,位置=3の割
付け記述子であることは許されない。隣接する割付け記述子が続いてはならない。例えば,位
置=2,長さ=1024(論理ブロック長=1024)の割付け記述子の次が,位置=3の割付け記述子
であってはならず,位置=2,長さ=2048の一つの割付け記述子でなければならない。隣接す
る割付け記述子が続いてもよい唯一の場合は,どちらか一方の隣接する割付け記述子の長さが,

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割付け記述子で記述可能な最大値のときとする。
4.9.12 空間ビットマップ記述子 区画中のすべての論理ブロックに対するビットを指定し,表4.29に示
すフォーマットで記録する。
表4.29 空間ビットマップ記述子のフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(4.2.2参照)(タグ=264)
16 4 ビット数 (=NBT) Uint32(1.6.1.5参照)
20 4 バイト数 (=NB) int32(1.6.1.5参照)
24 NB ビットマップ バイト
4.9.12.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(4.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を264とする。
空間ビット.マップ記述子に関する記述子タグの記述子CRC欄の計算及び保持は,オプションとする。
CRCをメンテナンスできない場合,記述子CRC欄及び記述子CRC長欄の両方を0に設定する。
4.9.12.2 ビット数 (=NBT) (BP16) ビットマップ欄の有効なビットの個数を指定する。
4.9.12.3 バイト数 (=NB) (BP20) ビットマップ欄のバイトの個数を指定する。
4.9.12.4 ビットマップ (BP24)区画中の各々の論理ブロックに対するビットを指定する。
4.9.13 区画保全エントリ この規格では,区画保全エントリを使用しない。
4.9.14 割付け記述子 ファイルのデータ領域を構成するとき,処理システムは,選択対象の幾つかの種別
の割付け記述子をもつ。使用する適切な割付け記述子の選択に必要となる指針を,次に示す。
a) 短割付け記述子 単一ボリュームを超えて論理ボリュームを拡張する予定のない単一ボリューム中に
存在する論理ボリュームに関して,短割付け記述子を使用する。例えば,独立した装置で作成した論
理ボリューム。
備考 交換最大水準の3.5.1.8を参照のこと。
b) 長割付け記述子 単一ボリュームを超えて論理ボリュームを後で拡張する予定の単一ボリュームが存
在する論理ボリューム又は複数ボリュームに存在する論理ボリュームに関して,長割付け記述子を使
用する。例えば,集合型装置で使うために作成した論理ボリューム。
備考 単一ボリューム中でも長割付け記述子を使用する利点はある。この利点は,書換形媒体中の消
去したエクステントの追跡を利用可能とすることである。付加情報については,4.9.14.2.3を参
照のこと。
短割付け記述子と長割付け記述子の両方に関して,エクステント長欄の下位30ビットが0であれば,上
位2ビットはZEROでなければならない。
4.9.14.1 短割付け記述子 shortadで表し,表4.30に示すフォーマットで記録する。
表4.30 短割付け記述子のフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 4 エクステント長 Uint32(1.6.1.5参照)
4 4 エクステント位置 Uint32(1.6.1.5参照)
4.9.14.1.1 エクステント長 (RBP0) 下位の30ビットは,エクステントの長さをバイト数で指定する。特
記しない限り,その長さは,論理ブロック長の整数倍とする。上位の2ビットは,2ビットの符号なし数
値としてエクステントの種別を表し,その内容を表4.31に示す。

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JIS X 0609:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0609:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称