JIS X 4176:2005 XMLリンク付け言語(XLink)1.0 | ページ 3

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文書の中にあるかもしれない。拡張リンクから出ている線は,その拡張リンクが資源間で生成する関連を
表現する。しかし,線は方向性をもたないことに注意する。方向性は,(線の)たどり規則を用いて表現さ
れる。それら規則が提供されない場合には,資源は,個々の資源がアクセスされるかどうかに関する示唆
及びどのようにアクセスされるかに関する示唆なしに,特別な順序なしに関連付けられる。
図2は,五つの遠隔の資源及び一つの局所の資源(拡張リンク要素内部の一つの特殊な要素)を関連付け
る拡張リンクを示す。これによって,図1で示した課程状況の例と同種のものを,局所的に記憶された学
生の成績の平均を追加して表現できる。ここでも,線は,たどりの方向も振る舞いも示唆しないで,六つ
の資源の関連だけを表現する。
図 2 五つの遠隔の資源及び一つの局所の資源を関連付ける拡張リンク
拡張リンクに対するXLink要素型は,XLink名前空間の中の,値が"extended"であるtypeと呼ばれる属
性をもった任意の要素とする。
extended型要素は,次の要素を任意の順序で,可能ならば他の内容及びマーク付けを伴って,混合した
ものを含んでもよい。
a) リンクに参加する遠隔の資源を示すlocator型要素。
b) リンクの参加資源間のたどり規則を提供するarc型要素。
c) リンクに対して人間が読むことができるラベルを提供するtitle型要素。
d) リンクに参加する局所の資源を供給するresource型要素。
extended型要素が二つよりも少ない資源を関連付けるのは,誤りではない。リンクが一つだけの参加資
源をもつ場合又は参加資源を全くもたない場合には,そのリンクは,単にたどれないとする。そうしたリ
ンクでも,例えば,特性をXLink属性を用いて一つの資源に関連付けるために,又はいつかは使用される
であろうリンク情報用のプレースホルダを提供するために,役立ち得る。
親extended型要素の内部のどこにあってもよいsimple型又はextended型の下位要素は,XLink指定の意
味をもたない。extended型要素の直接の子ではないlocator型,arc型又はresource型の下位要素は,XLink

――――― [JIS X 4176 pdf 11] ―――――

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指定の意味をもたない。
extended型要素は,意味属性であるrole及びtitleをもってよい(5.5参照)。それらは,全体として,リン
クについての意味的な情報を供給する。role属性は,リンク全体がもつ特性を指し示し,title属性は,リ
ンク全体の人間が読むことができる記述を指し示す。他のXLink属性が要素に存在する場合には,それら
の関係をXlinkは指定しない。一つのtitle属性及び一つ以上のtitle型要素の両方が存在する場合には,そ
れらは,XLink指定の関係をもたない。この場合,XLinkの上に構築される上位応用で,(例えば優先度な
どの)適切な取扱いが指定されることが多い。
例 extended型要素の宣言及びインスタンス
次に,extended型要素及びその下位要素のための宣言を参考として示す。この例の一部は,こ
の規格を通して再利用される。type属性及び幾つかのそれ以外の属性は,インスタンスごとに変
化する属性を強調するために,DTDの中では既定化されている。
<!ELEMENT courseload ((tooltip-person-course-gpa-go)*)>
<!ATTLIST courseload
xmlns:xlink CDATA #FIXED
"http://www.w3.org/1999/xlink"
xlink:type (extended) #FIXED "extended"
xlink:role CDATA #IMPLIED
xlink:title CDATA #IMPLIED>
<!ELEMENT tooltip ANY>
<!ATTLIST tooltip
xlink:type (title) #FIXED "title"
xml:lang CDATA #IMPLIED>
<!ELEMENT person EMPTY>
<!ATTLIST person
xlink:type (locator) #FIXED "locator"
xlink:href CDATA #REQUIRED
xlink:role CDATA #IMPLIED
xlink:title CDATA #IMPLIED
xlink:label NMTOKEN #IMPLIED>
<!ELEMENT course EMPTY>
<!ATTLIST course
xlink:type (locator) #FIXED "locator"
xlink:href CDATA #REQUIRED
xlink:role CDATA #FIXED
"http://www.example.com/linkprops/course"
xlink:title CDATA #IMPLIED
xlink:label NMTOKEN #IMPLIED>

――――― [JIS X 4176 pdf 12] ―――――

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<!-- GPA = "grade point average" -->
<!ELEMENT gpa ANY>
<!ATTLIST gpa
xlink:type (resource) #FIXED "resource"
xlink:role CDATA #FIXED
"http://www.example.com/linkprops/gpa"
xlink:title CDATA #IMPLIED
xlink:label NMTOKEN #IMPLIED>
<!ELEMENT go EMPTY>
<!ATTLIST go
xlink:type (arc) #FIXED "arc"
xlink:arcrole CDATA #IMPLIED
xlink:title CDATA #IMPLIED
xlink:show (new
|replace
|embed
|other
|none) #IMPLIED
xlink:actuate (onLoad
|onRequest
|other
|none) #IMPLIED
xlink:from NMTOKEN #IMPLIED
xlink:to NMTOKEN #IMPLIED>
次に,これらの宣言を使用するXML要素がどのようになるかを示す。
<courseload>
<tooltip>Course Load for Pat Jones</tooltip>
<person
xlink:href="students/patjones62.xml"
xlink:label="student62"
xlink:role="http://www.example.com/linkprops/student"
xlink:title="Pat Jones" />
<person
xlink:href="profs/jaysmith7.xml"
xlink:label="prof7"

――――― [JIS X 4176 pdf 13] ―――――

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xlink:role="http://www.example.com/linkprops/professor"
xlink:title="Dr. Jay Smith" />
<!-- more remote resources for professors, teaching assistants, etc.
-->
<course
xlink:href="courses/cs101.xml"
xlink:label="CS-101"
xlink:title="Computer Science 101" />
<!-- more remote resources for courses, seminars, etc. -->
<gpa xlink:label="PatJonesGPA">3.5</gpa>
<go
xlink:from="student62"
xlink:to="PatJonesGPA"
xlink:show="new"
xlink:actuate="onRequest"
xlink:title="Pat Jones's GPA" />
<go
xlink:from="CS-101"
xlink:arcrole="http://www.example.com/linkprops/auditor"
xlink:to="student62"
xlink:show="replace"
xlink:actuate="onRequest"
xlink:title="Pat Jones, auditing the course" />
<go
xlink:from="student62"
xlink:arcrole="http://www.example.com/linkprops/advisor"
xlink:to="prof7"
xlink:show="replace"
xlink:actuate="onRequest"
xlink:title="Dr. Jay Smith, advisor" />
</courseload>
5.1.1 拡張リンクのための局所の資源(resource型要素) 拡張リンクは,その拡張リンクの内部に出現す
る特殊な下位要素を用いて,そのリンクに参加する局所の資源を指し示す。下位要素は,その内容すべて
と共に,全体として,一つの局所の資源をマーク付けする。
局所の資源のためのXLink要素は,XLink名前空間の中の,値が"resource"であるtypeと呼ばれる属性を
もった任意の要素とする。

――――― [JIS X 4176 pdf 14] ―――――

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resource型要素は,任意の内容をもってよい。どんな内容が存在しようとも,そのリンクへのXLink指
定の関係が生じることはない。resource型要素が内容をもたないこともある。その要素が要求時にたどら
れることを期待される始点資源として役に立つ場合,対話的なXLink応用は,そのたどりを開始する方法
を利用者に与えるために,通常は何らかの内容を生成する。resource型要素が親に対してextended型要素
以外のものをもつ場合には,resource型要素は,XLink指定の意味をもたない。
resource型要素は,意味属性であるrole及びtitle(5.5参照)及びたどり属性であるlabel(5.7参照)をもって
よい。意味属性は,資源へと導く特定の弧の文脈以外で,より普通の言葉で資源についての情報を供給す
る。role属性は,資源の特性を指し示し,title属性は,資源の人間が読むことができる記述を指し示す。label
属性は,arc型要素がたどる弧を生成するときにその属性を参照する方法を提供する。
例 resource型要素の宣言及びインスタンス
次に,resource型要素のための宣言を参考として示す。
<!ELEMENT gpa ANY>
<!ATTLIST gpa
xlink:type (resource) #FIXED "resource"
xlink:role CDATA #FIXED
"http://www.example.com/linkprops/gpa"
xlink:title CDATA #IMPLIED
xlink:label NMTOKEN #IMPLIED>
次に,これらの宣言を使うXML要素がどのようになるかを示す。
<gpa xlink:label="PatJonesGPA">3.5</gpa>
5.1.2 拡張リンクのための遠隔の資源(locator型要素) 拡張リンクは,位置指定子要素を用いてそのリン
クに参加する遠隔の資源を指し示す。
位置指定子のためのXLink要素は,XLink名前空間の中の,値が"locator"であるtypeと呼ばれる属性を
もつ任意の要素とする。
locator型要素は,任意の内容をもってよい。直接の子であるtitle型要素(5.1.4参照)以外,いかなる内容
が存在しようとも,そのリンクへのXLink指定の関係が生じることはない。locator型要素が入れ子のXLink
要素を含む場合には,それらの含まれる要素は,親リンクへのXLink指定の関係をもたない。locator型要
素が親に対してextended型要素以外のものをもつ場合には,locator型要素は,XLink指定の意味をもたな
い。
制約 位置指定子要素における属性
locator型要素は,位置指定子属性(5.4参照)をもたなければならない。位置指定子属性(href)は,
供給された値をもたなければならない。
locator型要素は,意味属性であるrole及びtitle(5.5参照)並びにたどり属性であるlabel(5.7参照)をもって
よい。位置指定子属性は,遠隔の資源を識別するURI参照を提供する。意味属性は,資源へと導く特定の
弧の文脈以外で,より普通の言葉で資源についての情報を供給する。role属性は,資源がもつ特性を指し
示し,title属性は,資源の人間が読むことができる記述を指し示す。label属性は,arc型要素がたどる弧を
生成するときにその属性を参照する方法を提供する。
備考 locator型要素は,単に位置指定子(href)属性をもつという理由だけで,それ自体でリンクを構成
することはない。それは,simple型要素とは異なり,それ自体と参照される資源との間でXLink
が支配する関連を生成しない。

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JIS X 4176:2005の国際規格 ICS 分類一覧