JIS X 4346:1999 情報処理技術―マルチメディア・ハイパメディア情報符号化―第6部:拡張対話型応用 | ページ 21

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X 4346 : 1999 (ISO/IEC 13522-6 : 1998)
MHEG-5クラス MHEG-5基本操作 API演算 APIインタフェース又はクラス
(対話クラスを参照) getHighlightStatus

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X 4346 : 1999 (ISO/IEC 13522-6 : 1998)
附属書E(参考) MHEG-6アプレットとWorld Wide Webアプレットと
の関係
MHEG-6アプレットクラスの仕様は,複数のMHEG-6応用領域のWorld Wide Web (WWW) から,Java
アプレットを,ある範囲内で再利用するために使われる。この附属書は,二つのタイプのアプレット間の
関係を説明する。
E.1 アプレットオブジェクトヘのアクセス HTMLページは受動的なので,いったんアプレットが開始さ
れてしまえば,HTMLページとJavaアプレット間との通信は通常行われない。しかし,MHEG-5は能動的
環境であるため,MHEG-6アプレットは,アプレットコードが実行されている間,MHEG-5環境と通信す
る。この規格は,アプレットの開始後の任意の時間に,アプレットオブジェクトでJavaメソッドが起動さ
れるための基本操作Invokeを規定する。MHEG-6仕様によれば,Invoke基本操作の引数によって,異なっ
たシグネチャをもったJavaメソッドが起動される。
E.2 アプレット実行モデル WWW上のJavaアプレットとして,java. applet. Appletは,init,start,stop及
びdestroyと呼ばれる四つの標準メソッドを規定している。これらは,WWWブラウザによって自動的に
起動され,ライフサイクル上の臨界点をアプレットオブジェクトに通知するために利用される。これらの
四つのメソッドはMHEG-6アプレットとしては標準化されておらず,なおかつ,MHEG-6エンジンによっ
て自動的に呼び出されるメソッドも存在しない。しかし,Invoke基本操作を利用すれば,MHEG-6アプリ
ケーションは,これらのメソッドを適切な回数呼び出すことができる。これによって,WWWからのJava
アプレットは,期待している通知を受けることができる。
WWW上のJavaアプレットにとって,これらの四つの標準メソッドは,いつも同じJavaスレッドから
起動されているはずである。これらの一つを実行するのにかなりの時間がかかる場合,他のメソッドの呼
出しは,実行が終了するまで必要に応じて待ち行列に入れられる。同じモデルは,MHEG-6のアプレット
としても使われる。すなわち,このことは,Invoke基本操作を使って呼び出される,すべてのJavaメソッ
ドに適用できるように一般化される。MHEG-6仕様において,基本的Javaスレッドは,MHEGオブジェク
トの活性化によって生成され,MHEGオブジェクトの非活性化によって消去される。Invoke基本操作を経
由して呼び出されたすべてのメソッドは,このとき,このスレッドから起動される。
E.3 グラフィックス環境との統合 本体8.3で示したようにMHEG-6アプレットは,関連したグラフィッ
クスAPIなしに,実体化可能な交換プログラムとして単純に利用することができる。
この規格は,グラフィックス環境又はグラフィックスAPIを規定しない。しかし,応用領域は,アプレ
ットによって利用できる付加的なJava APIを定義してもよい。さらに,アプレットが活性化されていると
きには,Fork基本操作でJavaクラスを規定しても何の制限もされない。応用領域は,MHEG-6のJavaコ
ードとグラフィックス領域との間のリンクを確立するために,そのような制限を規定してもよい。特に,
インタネットとの互換性を望む応用領域は,Fork基本操作の引数として規定されるクラスがjava. applet.
Appletから継承される,という制限を規定するほうがよい。

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X 4346 : 1999 (ISO/IEC 13522-6 : 1998)
附属書F(参考) 主な特徴
この附属書は,多数の要求及び次に関する制約に応じる目的で開発されている。
− 応用
− 機能性
− 使用場面
− 性能
F.1 特徴 この規格は,次を特徴とする応用からの要求に適合させるように,JIS X 4345を拡張する。
1) HEG-5実体の取扱い
2) 計算,変数の取扱い及び構造体の制御
3) 外部装置の制御
4) データの取得
5) 外部データへのアクセス
6) 任意の外部実行時サービスへのアクセス
F.1.1 MHEG-5実体の取扱い 応用は,通常,マルチメディアの提示を目的としてMHEG-5実体を取り扱
う。
F.1.2 計算,変数の取扱い及び構造体の制御 応用は,高度で動的な振る舞いを実装するために,これら
のデータ処理機能を必要とする。
F.1.3 外部装置の制御 装置は,しばしば,プラットホーム固有のインタフェースを提供する。JIS X 4345
及びそれにカプセル化されたモノメディア規格を実装した実行プラットホームの構成要素は,通常,多数
の装置を利用可能とする。加えて,幾つかの応用は,これらの装置又は利用対象となっていないその他の
装置を直接制御する必要がある。
F.1.4 データの取得 JIS X 4345及びそれにカプセル化されたモノメディア規格を実装した実行プラット
ホームの構成要素は,通常,多数のデータの取得機構を利用可能とする。加えて,幾つかの応用は,これ
らの機構又は利用対象となっていないその他の機構から(例えば,よりよく同調するために)データの取
得を直接制御する必要がある。
F.1.5 外部データへのアクセス 幾つかの応用は,非MHEG-5データへのアクセスが必要。この非MHEG-5
データは,局所記憶装置ストリーム,又は実行時環境の通信装置を使用して遠隔データリポジトリから,
取得しなければならないことがある。
F.1.6 任意の外部実行時サービスへのアクセス 実行時サービスは,どのようなサービスを参照してもよ
い。この場合,サービスのインタフェースが,応用プログラムの交換後に初めて分かるようなサービスを
も含む。
F.2 機能の特徴 この規格は,次のものを表現可能なVMコードを定める。
1) データ処理演算(F.2.1参照)
2) 外部データ及び外部機能へのアクセス(F.2.2参照)
F2.1 データ処理演算 交換されたVMコードで扱うことができるデータ処理演算には,次のものがある。
− 構成された数値データ型の取扱い

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− 変数及びこれらの型の値
− データへのアクセス又は変数の割当てを実行する命令
− 実行制御フローに影響を及ぼす命令
− 算術,論理及び比較演算を実行する命令
F.2.2 外部データ及び外部機能へのアクセス 外部データ及び外部機能へのアクセスには,協調作業が必
要となる。すなわち,次のものとの間で,機能の呼出し,メッセージの受取り,及びデータの交換を行う
必要がある。
− MHEG-5エンジン
− 実行時環境内の他のモジュール
MHEG-5エンジン及び実行環境内の他のモジュールとの協調作業は,交換されたVMコードが実行環境
固有のインタフェースを呼び出すのに使う,機構と同一の機構によって実現される。
MHEG-5エンジンとの協調に関して,この機構は,次を行うために使用される。
− 基本操作の起動
− MHEG-5の動的な属性値の取得
− 変数及びMHEG-5データ型の値の表示
実行環境内の他のモジュールとの協調に関して,この機構は,次を行うために使用される。
− 実行環境によって提供されるサービスインタフェースの宣言
− 実行環境によって提供されるサービスの起動
− これらのサービスによって発生する例外への反応
− 構成された数値データ型及び高度な数値データ型の宣言
− 変数及びこれらの型の値の表示
加えて,VMコードは,VMパッケージ宣言の実際の実行環境構成要素への対応付けを定める。
F.3 技術的な特徴 VMコードは,次の技術的な要求を満たすように定められている。
− ハードウェア,プラットホーム及びオペレーティングシステムからの独立性
− 安全なプログラム処理
− 最終形式表現
− 実時間交換のための規定
− 意味の検証
− 構文の検査可能性(汚染の危険に関して)
− MHEG-5との双方向性の相互作用
− MHEG-5機能との直交性
F.3.1 ハードウェアからの独立性 ハードウェアからの独立性,及びそれによる応用プログラムの可搬性
は,交換されるプログラムを表現するVMコードの定義及びこのコードを解釈する仮想機械の定義によっ
て達成される。
コード化された表現は,ハードウェアに依存しない符号化規則に基づいている。
インタフェースは,Javaパッケージとして定義されている。これらのインタフェースの呼出しは,ハー
ドウェアに依存しない方法でVMコードに対応付けられる。

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X 4346 : 1999 (ISO/IEC 13522-6 : 1998)
F.3.2 安全なプログラム処理 システム設計者は,故意又は偶然によって生じる欠陥のあるプログラムの
実行が,配達システムに最小限の影響しかもたらさない保証,及びすべての外部サービスヘのアクセスが
注意深く監視できる保証を望んでもよい。VMは,この目標を援助する次のような特徴をもつ。
− すべての外部サービスは,強い型付けが行われた,明示的なインタフェースをもつ。
− すべての命令は,強い型付けをもつ。したがって,演算及びオペランドは,その処理前又は実行時の
いずれかに検査を行うだけでよい。
− 意図しない副作用の可能性を防ぐために,記憶装置への直接参照はしない(すなわち,ポインタの計
算はない。)。
− ハンドル,識別子又はポインタの直接の取扱いはしない。
F.3.3 最終形式表現 交換されたプログラムの最終形式表現は,次によって達成される。
− 交換されたプログラムの適正な符号化の使用
− 一般的な目的の計算機の主要なクラスに意味的に近い仮想機械符号化
− 能率のよい命令の符号化
F.3.4 実時間交換のための規定 この規格は,その一般的な構造が実時間交換の要求を満たすために設計
されている,ISO/IEC 13522によって課せられた枠組みに適合する。
交換プログラムに対する構文及び構造から,交換されたプログラムは,直接に実行してもよいし,固有
のコードに即時にコンパイルしてもよい。
F.3.5 意味の検証 商用サービスの内容を実際に使用する前に,性能を検証する目的で,交換プログラム
の振る舞いを試験することが可能である。適合VM実装が交換プログラムの試験において,どのように振
る舞うかを示す,基準となるVMの実装を作成することも可能である。
F.3.6 構文の検査可能性(汚染の危険に関して) VM構文の形式定義を用いることで,交換プログラム
の正当性を検査ができるので,何らかの方法でシステムに損害を与えようとするウイルスのようなコード
の交換を制限するのにも役立つ。構文及び意味の検査が,実行時又はロード時のいずれに行うかは,実装
の選択である。
備考 計算機に独立なインタプリタ表現の使用は,汚染の危険性を減らす。残りの危険は,認証され
ていない実装又は正しくない実装によって生じる。伝送の場合の暗号化,認証,その他のセキ
ュリティ機構の規定は,この規格の範囲外である。
F.3.7 MHEG-5との双方向性の相互作用 この規格は,MHEG-5オブジェクトを取り扱うためにVMコー
ドによって使用される,標準APIであるMHEG-5 APIを定める。
この規格は,特段の規定を設けて,MHEG-5オブジェクトからVMコードがアクセスすることができる
ようにしてある。特に,MHEG-5の交換プログラムクラスヘの意味の拡張を行った。
F.3.8 MHEG-5の機能性と重複しないこと この規格によって明記された環境は,重複した新しい手段を
定めることなしに,ISO/IEC 13522によって定められたマルチメディア表現機能を完全に活用する。
F.4 技術的基準 この規格によって明記された環境は,十分に次の基準のすべてに答える。
− 開放性及び拡張性
− 多数の高水準言語からの効率のよいコンパイル
− 簡潔さ
− 解釈の効率
− 改変性がない

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JIS X 4346:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 13522-6:1998(IDT)

JIS X 4346:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 4346:1999の関連規格と引用規格一覧