JIS X 6127:1992 3.81mm幅,ヘリカル走査記録情報交換用磁気テープカートリッジ,DDS様式 | ページ 13

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X 6127 - 1992
附属書A(規定) プリズムの光透過率の測定法
A.1. この附属書は,プリズムの光透過率の測定装置及び測定方法を示す。
光透過率は,測定装置で読み取ったカートリッジのプリズムの値と,基準プリズムの値の比とする。カ
ートリッジのプリズムの光透過率は,次の式による。
Pc
P= 100
Pr
ここに, P : カートリッジのプリズムの光透過率 (%)
Pc : カートリッジのプリズムの読み
Pr : 基準プリズムの読み
A.2. 光源 光源は,波長850±50nm,半値幅±50nmの赤外発光ダイオード (LED) を使用する。
A.3. 光検出部 光検出部は,シリコンフォトダイオードを用い,閉回路で動作する。
A.4. 光学系 光学系は,図A2による。すべての表面は黒のつや消し仕上げとする。両方の光学測定装置
は図A1で示す基準プリズムを用い校正する。
すべての測定装置は暗室に入れる。
図A1 基準プリズム 図A2 カートリッジプリズム
A.5. 基準プリズム 基準プリズムの仕様は,次による。
光透過率 : 波長850±50nmで95%
寸法 : 図A3に示す。

――――― [JIS X 6127 pdf 61] ―――――

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X 6127 - 1992
附属書D(規定) テープの光透過率の測定法
D.1. 概要 この附属書は,テープの光透過率の測定装置及び測定法を示す。光透過率は,テープ試験片を
入れないときを100%とし,入れたときの比を百分率 (%) で表す。
D.2. 測定装置 測定装置の構成は,次による。
光源
光検出部
測定用マスク
光学系
測定回路
D.2.1 光源 光源は,波長850±50nm,半値幅±50nmの発光ダイオード (LED) を使用する。
D.2.2 光検出部 光検出部は,平らなシリコンフォトダイオードを用い,閉回路で動作する。
D.2.3 測定用マスク 測定用マスクは,厚さを2mm,孔の直径 (d) をフォトダイオードの受光領域の80
100%の大きさに設定する。表面は,黒のつや消しとし,試験片は,マスクの孔を覆い周りの光が漏れな
いようにマスクに固定する。
D.2.4 光学系 光学系は,図D1による。光は,マスクに垂直に入射し,光源からマスクまでの距離 (L) は,
次による。
d
L=
2 tan
光軸上の最大強度に対して,95%以上の強度がある領域に 定する。
図D1 光学系の構成
D.2.5 仕上げ 仕上げは,装置全体をつや消しの黒いケースで覆う。
D.2.6 測定回路(図D2) 測定回路の構成は,次による。
E : 出力電圧を変えられる定電圧電源
R : 電流を制限するための抵抗器
LED : 発光ダイオード
Di : シリコンフォトダイオード
A : 演算増幅器
Rf0, Rf1 : 帰還用の抵抗器
S : 増幅率切替え用スイッチ
V : 電圧計

――――― [JIS X 6127 pdf 62] ―――――

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X 6127 - 1992
LEDに流れる電流,すなわち照射力は,供給電圧 (E) によって変えられ,Diは閉回路で動作する。演
算増幅器の出力は,V0=Ik×Rfによって求める。Ikは,Diの閉回路での電流とする。
ここで,Rf0及びRf1は,精度1%の温度変化特性の少ない抵抗とし,Rf1は,Rf0の20倍に設定する。
図D2 測定回路
D.3. 測定法 測定法は,次による。
D.3.1 スイッチSを位置0にする。
D.3.2 試験片を取り付けないで,電圧計Vの指示がフルスケール (100%) になるように供給電圧 (E) を設
定する。
D.3.3 リーダ又はトレーラテープをマスクに取り付ける。電圧計の指示は,60100%を示す。
D.3.4 磁気テープの試験片をマスクに取り付ける。スイッチSを位置1にする。電圧計のフルスケールは,
光透過率5%を示す。

――――― [JIS X 6127 pdf 63] ―――――

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X 6127 - 1992
附属書E(規定) 信号対雑音比 (S/N) 特性の測定法
信号対雑音比の測定は,分解能10kHzのスペクトラムアナライザを用い,試験条件は,本体8.による。
E.1. テープを交流消去する。
E.2. テープに記録密度3 002ftpmmで記録する。
E.3. 平均信号振幅 (Stape) を測定する。
E.4. 全雑音 (Ntotal) は,3.7MHzで測定する。
E.5. 再生系の雑音 (Namp) は,テープを装着しないでモータを回転させて3.7MHzで測定する。
N 2total−N 2amp
テープ雑音 : N tape=
N amp
は,70%未満とする。
N tape
S tape
信号対雑音比 (S/Ntape) は,20 log で算出し,デシベル (dB) で表す。
N tape
E.6. 64回以上の測定平均による。
E.7. 副標準テープについてもE.1E.6の測定を行い,標準テープの信号対雑音比S/NMSRT (dB) を求める。
供試テープの信号対雑音比S/N (dB) は,次の式によって算出する。
S/N= (S/Ntape−S/NMSRT)

――――― [JIS X 6127 pdf 64] ―――――

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X 6127 - 1992
附属書F(規定) 記録レベルの公称値及び最大許容値の決定法
記録レベルの公称値及び最大許容値の試験条件は,本体8.による。
F.1. 記録レベルの公称値の決定法
F.1.1 信号振幅副基準テープの記録密度1 501ftpmmの信号を再生し,読み出した値を信号振幅基準テープ
によって校正する。
F.1.2 交流消去した副標準テープに,記録密度1 501ftpmmの信号を記録電流が小さい値から徐々に増やし
ながら記録し,読み出した値がF.1.1で求めた校正後の値と等しくなるまで記録電流を増やす。
F.1.3 交流消去した供試テープに対し,F.1.2で求めた記録電流で記録密度1 501ftpmmの信号を記録する。
読み出した値を,記録密度1 501ftpmmでの記録レベルの公称値とする。
F.1.4 記録密度83.4ftpmm,333.6ftpmm,500.4ftpmm及び1 001ftpmmの値を求めるために,F.1.1F.1.3を
同様に繰り返す。
F.2. 記録レベルの最大許容値の決定法
F.2.1 交流消去した副標準テープに,記録密度1 501ftpmmの信号を記録電流が小さい値から徐々に増やし
ながら記録し,読み出した値を,F.1.1で求めた校正後の値の118.9%と等しくなるまで記録電流を増やす。
F.2.2 交流消去した供試テープに,F.2.1で求めた記録電流で記録密度1 501ftpmmの信号を記録する。読み
出した値を,記録密度1 501ftpmmでの記録レベルの最大許容値とする。
F.2.3 記録密度333.6ftpmm,500.4ftpmm及び1 001ftpmmの値を求めるために,F.2.1F.2.2を同様に繰り
返す。
F.3. 記録レベルの限界値 極端な記録レベルは,この規格を用いた記録システムの動作に支障を来すので,
互換性が得られる記録レベルの限界値を決める必要がある。限界値は,次による。
記録密度83.4ftpmmでは,記録レベルの公称値とする。
記録密度333.6ftpmm,500.4ftpmm,1 001ftpmm及び1 501ftpmmでは記録レベルの最大許容値とする。
参考 互換性確保のために,記録レベルは,記録密度333.6ftpmm,500.4ftpmm,1 001ftpmm及び1
501ftpmmで記録レベルの公称値を超えないことが望ましい。

――――― [JIS X 6127 pdf 65] ―――――

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JIS X 6127:1992の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 10777:1991(MOD)

JIS X 6127:1992の国際規格 ICS 分類一覧