25
X 6127 - 1992
8.4.2.2 規定 記録密度83.4ftpmmの重ね書きは,次の比によって求め,標準テープの126%未満とする。
重ね書き後に残った記録密度834. ftpmmの信号の平均信号振幅
記録密度834. ftpmmの信号の平均信号振幅
記録密度1 001ftpmmの重ね書きは,次の比によって求め,標準テープの126%未満とする。
重ね書き後に残った記録密度 1001 ftpmmの信号の平均信号振幅
記録密度 1001 ftpmmの信号の平均信号振幅
8.5 消去特性 消去特性は,次による。
試験記録電流で記録密度750.6ftpmmの信号を記録した後,テープの長手方向に198 900A/mの均一な磁
界中を通過したとき,残留した信号の信号振幅は,標準信号振幅の3%以下とする。消去磁界は,ソレノ
イドの中央部の磁界のように,均一でなければならない。
また,測定は,バンドパスフィルタを通し,少なくとも第3高調波まで行う。
8.6 テープの品質
8.6.1 ミッシングパルス ミッシングパルスは,読出し信号の尖頭値が,記録密度1 501ftpmmの信号の
平均信号振幅の半分の50%以下の場合とする。
8.6.2 ミッシングパルスゾーン ミッシングパルスゾーンは,次による。
同一トラック内で5個連続した磁束反転又はトラックの長さ0.120mmにわたって連続してミッシングパ
ルスが発生したとき,この部分をミッシングパルスゾーンとする。それ以後,ミッシングパルスが続いて
発生するとき,次のミッシングパルスゾーンとする。
ミッシングパルスゾーンの発生頻度は,7.2×104の磁束反転当たり1個以下とする。
8.7 信号対雑音比 (S/N) 特性 信号対雑音比は,読出し信号の平均信号振幅を,雑音の平均信号振幅で
除し,デシベル (dB) で表す。
S tape
S/N=20log
N tape
ここに, S/N : 信号対雑音比 (dB)
Stape : 読出し信号の平均信号振幅
Ntape : 雑音の平均信号振幅
S/Nは,附属書Eの測定法で標準テープのS/N−3dBよりも良くなければならない。
9. フォーマット
9.1 概要 記録するデータは,データの論理的分離を示す2種類のセパレータマークとともに,ホスト
コンピュータから磁気テープ装置に送られる。ユーザデータ,セパレータマーク及び付随する情報は,複
数のグループを形成して,磁気テープに記録する。これらのグループは,複数のトラックに記録する。ユ
ーザデータ,セパレータマーク及び付随する情報を記録する部分をトラックのメインゾーンという。グル
ープの内容,トラックの位置及びその内容についての付加情報は,各トラックの二つのサブゾーンに記録
する。この二つのサブゾーンによってトラックのサブデータ領域を形成する。
9.16.にホストコンピュータから送られたデータの処理と誤り検出訂正符号の付加方法,テープへの記
録方式及びデータ割付けについて規定する。
――――― [JIS X 6127 pdf 26] ―――――
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X 6127 - 1992
9.2 基本グループ 記録するデータは,126632バイトの基本グループに分ける。これらの基本グループ
は,0から始まる連続した番号によって識別する。これらの基本グループ内の各バイトは,1126632の番
号で識別する。
番号0の基本グループは,この規格では規定しない。このグループのデータは,磁気テープ装置(附属
書M参照)によって生成し,ベンダーグループ(14.5.1参照)として記録する。
ホストコンピュータから送られたデータ及びセパレータマークは,番号1で始まる複数の基本グループ
に記録する。これらの基本グループは,次による。
図25 基本グループの構造
ユーザデータは,図25に示すように,基本グループの左から右へ,インデックスは,右から左へ割り付
ける。
インデックスは,次の二つのテーブルで構成する。
− 基本グループの最後の32バイトで構成するグループ情報テーブル
− 可変長のブロックアクセステーブル
参考 この規格では,セパレータ1及びセパレータ2の2種類のセパレータマークを規定している。
磁気テープ装置とホストコンピュータ間のインタフェースを定義する他の規格では,セパレー
タマークとしてファイルマーク及びセットマークを使用している。この場合,セパレータ1を
ファイルマークとし,セパレータ2をセットマークとすることを推奨する。
9.2.1 グループ情報テーブル グループ情報テーブルは,表1による。
――――― [JIS X 6127 pdf 27] ―――――
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X 6127 - 1992
表1 グループ情報テーブル
バイト番号 バイト長 フィールド名
126632126629 4 (すべて0に設定)
126628126627 2 前のセパレータ2のグループ番号
126626126625 2 セパレータ2のグループ内の総数
126624126623 2 前のセパレータ1のグループ番号
126622126621 2 セパレータ1のグループ内の総数
126620126619 2 前レコードのグループ番号
126618126617 2 レコードのグループ内の総数
126616126615 2 セパレータ2の総数
126614126613 2 (すべて0に設定)
126612126609 4 セパレータ1の総数
126608126605 4 レコードの総数
126604126603 2 ブロックアクセステーブルの総数
126602126601 2 グループ番号
各フィールド内の最上位バイトは,最小バイト番号とし,最下位バイトは,最大バイト番号とする。
9.2.1.1 前のセパレータ2のグループ番号 前のセパレータ2のグループ番号は,現在の基本グループ直
前の,セパレータ2を最後に記録した基本グループの番号を2進数で表す。該当する基本グループが存在
しないときは,このフィールドは,すべて0とする。
9.2.1.2 セパレータ2のグループ内の総数 セパレータ2のグループ内の総数は,現在の基本グループに
記録したセパレータ2の総数を,2進数で表す。
9.2.1.3 前のセパレータ1のグループ番号 前のセパレータ1のグループ番号は,現在の基本グループ直
前の,セパレータ1を最後に記録した基本グループの番号を2進数で表す。該当する基本グループが存在
しないときは,このフィールドは,すべて0とする。
9.2.1.4 セパレータ1のグループ内の総数 現在の基本グループに記録したセパレータ1の総数を2進数
で表す。
9.2.1.5 前のレコードのグループ番号 前のレコードのグループ番号は,現在の基本グループ直前の,セ
パレータ1,又はセパレータ2,又はユーザデータレコードの最初の部分を最後に記録した基本グループの
番号を2進数で表す。該当する基本グループが存在しないときは,このフィールドは,すべて0となる。
9.2.1.6 レコードのグループ内の総数 レコードのグループ内の総数は,現在の基本グループのブロック
アクセステーブルで,トータルカウントエントリ又はエンタイアエントリとして記録したレコードの総数,
並びに現在の基本グループに記録したセパレータ1及びセパレータ2の総数の合計を2進数で表す。
9.2.1.7 セパレータ2の総数 セパレータ2の総数は,現在の基本グループを含みLBOTから記録したセ
パレータ2の総数を2進数で表す。
9.2.1.8 セパレータ1の総数 セパレータ1の総数は,現在の基本グループを含みLBOTから記録したセ
パレータ1の総数を2進数で表す。
9.2.1.9 レコードの総数 レコードの総数は,LBOTから現在の基本グループまでのブロックアクセステ
ーブルで,トータルカウントエントリ又はエンタイアエントリとして記録したレコードの総数,並びにセ
パレータ1及びセパレータ2の総数の合計を2進数で表す。
9.2.1.10 ブロックアクセステーブルの総数 ブロックアクセステーブルの総数は,ブロックアクセステー
ブルのエントリの総数を2進数で表す。
9.2.1.11 グループ番号 グループ番号は,現在の基本グループの番号を2進数で表す。
――――― [JIS X 6127 pdf 28] ―――――
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9.2.2 ブロックアクセステーブル ブロックアクセステーブルは,基本グループに含まれるユーザデータ
レコード,セパレータ1及びセパレータ2に対応した情報を含み,一つ又は複数のエントリで構成する。
一つの基本グループに全部が含まれないレコードは,一つ又は複数のエントリで識別する。最初のエント
リは,グループ情報テーブルの直前のバイト位置,126597126600に記録する。各エントリは,図26に
示す4バイト構造とする。
図26 ブロックアクセステーブル
ブロックアクセステーブルのエントリ
フラグバイト 総数
第1バイト 第2バイト 第3バイト 第4バイト
8 7 6 5 4 3 2 1 (msb) (lsb)
3バイトのカウントフィールドは,次のフラグバイトの設定によって224−1より小さい番号の2進数で
表す。ただし,この規格では次に示す七つのフラグバイトを設定し,他のフラグバイトの設定は,禁止す
る。
9.2.2.1 フラグバイトの設定
9.2.2.1.1 0000X001(トータルカウントエントリ) トータルカウントエントリは,次による。
(1) セパレータは,含まない。
(2) このエントリの前にラストパートエントリ(9.2.2.1.5参照)があるときレコードは,前の基本グルー
プで始まり,現在の基本グループで終わる。カウントフィールドは,レコードの総バイト数を表す。
(3) 前の基本グループのインデックスの最後の二つのエントリがラストパートエントリで,それにスキッ
プエントリ(9.2.2.1.7参照)が続くとき,このエントリは,現在の基本グループのインデックスの最
初のエントリとする。カウントフィールドは,前の基本グループのインデックスでのラストパートエ
ントリによって参照するレコードの総バイト数を表す。
9.2.2.1.2 0000X111(セパレータマークエントリ) セパレータマークエントリは,レコードがセパレー
タであることを規定する。カウントフィールドは,レコードがセパレータ1であるとき,番号0とし,レ
コードがセパレータ2のとき,番号1とする。
9.2.2.1.3 0100X000(ミドルパートエントリ) ミドルパートエントリは,レコードが前の基本グループ
で始まり,引き続く基本グループで終わることを規定する。カウントフィールドは,現在の基本グループ
に含まれるレコードの該当部分のバイト数を表す。
9.2.2.1.4 0100X010(スタートパートエントリ) スタートパートエントリは,レコードが現在の基本グ
ループで始まり,引き続く基本グループで終わることを規定する。カウントフィールドは,現在の基本グ
ループに含まれるレコードの該当部分のバイト数を表す。
9.2.2.1.5 0110X000(ラストパートエントリ) ラストパートエントリは,レコードが前の基本グループ
で始まり,現在の基本グループで終わることを規定する。カウントフィールドは,現在の基本グループに
含まれるレコードのバイト数を表す。
9.2.2.1.6 0110X011(エンタイアレコードエントリ) エンタイアレコードエントリは,レコードが現在
の基本グループで始まり,かつ終了することを規定する。カウントフィールドは,レコードのバイト数を
表す。
――――― [JIS X 6127 pdf 29] ―――――
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X 6127 - 1992
9.2.2.1.7 1000X000(スキップエントリ) スキップエントリは,各基本グループのブロックアクセステ
ーブルの最後に設ける。このエントリは,現在の基本グループのユーザデータが,最終バイトに達したこ
とを表示する。カウントフィールドは,基本グループの残りのバイト数を表す。したがって,カウントフ
ィールドで規定できる最小数は,インデックスのバイト数となる。
9.2.2.1.8 スキップ,エンタイアレコード,スタートパート,ミドルパート及びラストパートエントリの
カウントフィールド スキップ,エンタイアレコード,スタートパート,ミドルパート及びラストパート
エントリのカウントフィールドのブロックアクセステーブル内の総数は,126632とする。
9.2.2.1.9 ビットb4 (AEWP) ビットb4 (after early warning point) の設定は,9.2.2.1.19.2.2.1.7に規定し
たエントリのそれぞれにつて,エントリには関係なく,次による。
(1) WP(14.8及び15.1.2.4参照)の前では,0に設定する。
(2) WPの後に続く現在の基本グループ内のエントリ及び続くすべての基本グループのエントリでは,1
に設定する。
9.2.2.2 ブロックアクセステーブルのエントリの有効な順番 ブロックアクセステーブルのエントリの
有効な順番は,表2による。このフローチャートでは,スパンドレコードは,ある基本グループで始まり,
引き続く一つ又は複数の基本グループに続くレコードを示す。
最初の基本グループでブロックアクセステーブルでの有効なエントリは,表2及び次による。
− スタートパートエントリ
− セパレータマークエントリ
− エンタイアレコードエントリ
− スキップエントリ
更に,これらの四つのエントリは,任意の基本グループのブロックアクセステーブルでのトータル
カウントエントリの後にだけ有効なエントリとなる。特別な場合として,レコードがある基本グルー
プで終了し,その基本グループのインデックスに残されたスペースが,そのレコードのトータルカウ
ントエントリを記録するのに不十分な場合,トータルカウントエントリは,次の基本グループのイン
デックスの最初に記録する。
表2以外の順番は,禁止する。
――――― [JIS X 6127 pdf 30] ―――――
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JIS X 6127:1992の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 10777:1991(MOD)
JIS X 6127:1992の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.220 : データ蓄積装備 > 35.220.23 : 磁気テープ用カセット及びカートリッジ