JIS X 6148:2004 情報交換用8mm幅,磁気テープカートリッジヘリカル走査記録-AIT-3様式 | ページ 14

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X 6148 : 2004
前の記録グループ数 4 バイト
記録グループの記録総数 4 バイト
0に設定 1 バイト
前の再生グループ数 3 バイト
記録グループの再生総数 4 バイト
0に設定 1 バイト
再記録フレーム総数 3 バイト
0に設定 1 バイト
ECC3総数 3 バイト
アクセス回数 4 バイト
更新回数 4 バイト
前の再記録フレーム数 2 バイト
前のECC3数 2 バイト
0に設定 1 バイト
ロード回数 3 バイト
0に設定 1 バイト
有効な最終の絶対フレーム番号 3 バイト
フラグバイト ビット1 記録禁止 1 バイト
ビット2 再生禁止
ビット3 記録リトライ禁止
ビット4 再生リトライ禁止
ビット5 0に設定
ビット6 0に設定
ビット7 0に設定
ビット8 パーティション操作中
最大絶対フレーム番号 3 バイト
図 45 パーティション情報
パーティション情報領域が数値をもつ場合,2進数とする。
16.4.2.1.1 前の記録グループ数 このフィールドは,システム領域を最後に更新した後でパーティション
に物理的に記録した基本グループの数を表す。
16.4.2.1.2 記録グループの記録総数 このフィールドは,パーティションに記録した最初からの基本グル
ープの総数を表す。
16.4.2.1.3 前の再生グループ数 このフィールドは,システム領域を最後に更新した後でパーティション
から物理的に再生した基本グループの数を表す。
16.4.2.1.4 記録グループの再生総数 このフィールドは,パーティションから再生した最初からの基本グ
ループの総数を表す。この値は,記録時再生検査の再生操作の数は,含めてはならない。この値は,テー
プの使用期間にわたって累積するが,フォーマットしたときは,0とする。
16.4.2.1.5 再記録フレーム総数 このフィールドは,パーティションに最初に記録した後で再度記録した
フレームの総数を表す。この値は,記録時再生で誤りを検出した後にフレームを繰り返し記録するごとに,
1づつ増やす。この値は,元のフレームと再記録フレームとの間に記録したフレームの数は,含めてはな
らない。この値は,テープの使用期間にわたって累積するが,フォーマットしたときは,0とする。

――――― [JIS X 6148 pdf 66] ―――――

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16.4.2.1.6 ECC3総数 このフィールドは,物理的に再生した基本グループがC3訂正符号を使ったデータ
修復回数を,そのパーティションが作られた最初の時からの累積回数として表す。この値は,テープの使
用期間にわたって累積するが,フォーマットしたときは,0とする。
16.4.2.1.7 アクセス回数 このフィールドを使用する場合,パーティションのアクセス回数を表す。使用
しない場合,このフィールドは,すべて0に設定する。
16.4.2.1.8 更新回数 このフィールドを使用する場合,パーティションへの記録回数を表す。使用しない
場合,このフィールドは,すべて0に設定する。
16.4.2.1.9 前の再記録フレーム数 このフィールドは,システム領域を最後に更新した後で再記録したパ
ーティションのフレームの数を表す。この値は,記録時再生で誤りを検出した後にフレームを繰返し記録
するごとに1づつ増やす。この値は,元のフレーム及び再記録フレームとの間に記録したフレームの数は,
含めてはならない。
16.4.2.1.10 前のECC3数 このフィールドは,そのシステム領域を最後に更新したときから物理的に再生
した基本グループがC3訂正符号を使ったデータ修復回数を表す。
16.4.2.1.11 ロード回数 このフィールドは,テープに最初に記録した後でテープがロードされた回数を表
す。1回のロードは,テープをテープ装置機構のドラムに巻き付け,テープが使用可能で,テープ送りが
できる位置に設定する操作とする。この値は,テープの使用期間にわたって累積するが,フォーマットを
したときは,0とする。このフィールドは,パーティションテープのパーティション0のシステムログ内
に格納する。
16.4.2.1.12 有効な最終の絶対フレーム番号 このフィールドは,有効なデータを含む最後の絶対フレーム
番号を表す。リファレンス領域の最初のフレームの絶対フレーム番号は,1とする。
16.4.2.1.13 フラグバイト
ビット1 記録禁止
このビットが0の場合,パーティションへの記録は,可能とする。
このビットが1の場合,パーティションへの記録は,禁止する。
ビット2 再生禁止
このビットが0の場合,パーティションからの再生は,可能とする。
このビットが1の場合,パーティションからの再生は,禁止する。
ビット3 記録リトライ禁止
このビットが0の場合,パーティションへの記録リトライは,可能とする。
このビットが1の場合,パーティションへの記録リトライは,禁止する。
ビット4 再生リトライ禁止
このビットが0の場合,パーティションからの再生リトライは,可能とする。
このビットが1の場合,パーティションからの再生リトライは,禁止する。
ビット5 7 これらのビットは,0に設定する。
ビット8 パーティション操作中
このビットは,パーティションでの1回の再生操作又は記録操作の前に1に設定する。
パーティションのすべての操作が終了した時,これらのビットは,すべて0に設定する。
16.4.2.1.14 最大絶対フレーム番号 このフィールドは,最後のEOD領域の最後のフレームの絶対フレーム
番号を表す。
16.4.2.1.15 予約フィールド すべて0に設定する。

――――― [JIS X 6148 pdf 67] ―――――

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16.4.2.2 ボリューム情報 ボリューム情報は,次の72バイトとする。
フィールド バイト 説明

予約済み 3 0に設定
最後に読み出したパーティション番号1 カートリッジの最後に読み出したパーティション番号
最後に更新したパーティション番号 1 カートリッジの最後に更新したパーティション番号
テープ長番号及びテープ厚さ番号 1 ビット16 テープ長番号
ビット7及びビット8 テープ厚さ番号
フラグ 1 ビット1 AITネイティブフラグ
ビット2 PBOTでロード/アンロード
ビット3 システムログ情報の場所
ビット4
ビット5 1に設定
ビット6 0に設定
ビット7 0に設定
ビット8 0に設定
最後のパーティション番号 1 カートリッジの最後のパーティション番号
デバイス領域の配置 32 デバイス領域の配置を示す256ビット
予約済み 32 すべて0に設定
図 46 ボリューム情報
16.4.2.2.1 最後に読み出したパーティション番号 最後に読み出したパティション番号を示す。
16.4.2.2.2 最後に更新したパーティション番号 最後に更新したパーティション番号を示す。
16.4.2.2.3 テープ長番号及びテープ厚さ番号
ビット16 : テープ長さ及びテープ厚さのIDバイト(11.4.1.2参照)のビット1 6と同一とする。
ビット7及びビット8 : 00 タイプA
01 タイプB
他のビット設定は,この規格では禁止する。
16.4.2.2.4 フラグ フラグは,次による。
ビット1 0の場合,パーティション番号は,2とする。
1の場合,最大のパーティション番号は,RMICの記録容量による。
ビット2 0に設定し,かつ,オプショナルデバイス領域が存在する場合,ロード/アンロード動
作は,オプショナルデバイス領域で実行。
1の場合,ロード/アンロード動作は,PBOTで実行。
ビット3及びビット4 これらのビットは,システムログの場所を示す。
10の場合,システムログは,テープ上とRMICに記録。
11の場合,システムログは,RMICにだけに記録。
ビット5 1に設定し,RMICの存在を示す。
ビット68 0に設定。
他のビット設定は,この規格では禁止する。
16.4.2.2.5 最後のパーティションの番号 テープ上で最後に有効なパーティションの番号を表す。

――――― [JIS X 6148 pdf 68] ―――――

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16.4.2.2.6 デバイス領域の配置 オプションデバイス領域のビット配置は,32バイト中に256ビットごと
に各パーティションに割り当てる。このビットが1の場合,パーティションにオプションデバイス領域が
存在することを示す。
16.4.2.3 システムログベンダデータ型式番号 この番号は,2バイトで表す。
0に設定している場合,システムログベンダデータは,すべて0とする。
1に設定している場合,システムログベンダデータは,ベンダ固有情報を含み,それ以外の設定は,禁
止する。
16.4.3 システムポストアンブル システムポストアンブルは,AFN1 201 1 250の50システムアンブ
ルフレームからなる。システムポストアンブルの内容は,この規格では規定しない。データ交換時は,無
視する。
参考 システムログの更新時にシステムプリアンブル,システムログ及びシステムポストアンブルを
含む一連の領域を続けて書き込むことを推奨する。
16.4.4 ガードバンド2 ガードバンド2の長さの公称値は,50フレームとする。このフレームの内容は,
この規格では規定しない。情報交換では,無視する。
16.4.5 ベンダグループプリアンブル ベンダグループプリアンブルは,AFN1 301 1 450の150フレー
ムとし,ベンダグループの直前にあってベンダグループと連続する。フレームの内容は,この規格では規
定しない。情報交換では,無視する。

16.5 データ領域

 この領域は,ベンダグループと一つ以上の記録データグループとする。
16.5.1 ベンダグループ ベンダグループは,基本グループ0に記録したインスタンスとする。内容は,こ
の規格では規定しない。ベンダグループは,11. に規定している操作を適用し,その結果,生成したフレ
ームを記録することによって,その基本グループのバイトから形成する。これらのフレーム内の最初のフ
レームは,AFN1 451とする。
さらに,ECC3及び再記録フレームのどちらか一方,又は両方の操作を適用してもよい。
ベンダグループは,未記録領域,物理的不連続域,物理的継目,絶対フレーム番号の不連続又は繰り返
しがあってはならない。
16.5.2 記録済みデータグループ 記録済みデータグループは,基本グループに記録したインスタンスで,
11.に規定している操作を適用し,その結果,生成したフレームをその論理フレーム番号順に記録すること
によって,ホストコンピュータのデータから生成する。
さらに,ECC3及び再記録フレームのどちらか一方,又は両方の操作を適用してもよい。
記録データグループは,未記録領域,物理的不連続域,物理的継目,絶対フレーム番号の不連続又は繰
返しがあってはならない。
16.5.3 ECC3 ECC3は,記録データグループ内で二つの不良トラックを訂正することができる。ECC3
データは,基本グループの36個のG1サブグループを次のリードソロモン符号を用いて生成し,37番40
番のG1基本サブグループに形成する。
GF(28) (20, 18, 3)
GF(28) は,次の多項式によって算出する。
G(x) = x8 + x4 + x3 + x2 + 1 α = (00000010)
ECC3のインタリーブの深度は,1フレームとし,ECC バイトは,次の式を満足する。
HR VR = 0
生成多項式は,次による。

――――― [JIS X 6148 pdf 69] ―――――

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j 1
i
GR (x) = (x )
i 0
HR 1 1 1 1 1 1 1
19 18 17 16 2 1 0 愀
ここに, n : 0,1,2,....,33 407
i : 0,1
Dn : 利用者データバイト番号
Pn : パリティバイト番号
Qn : パリティバイト番号
16.5.4 多重記録インスタンス 基本グループ0以外の各基本グループは,一連の連続インスタンスに記録
してもよい。最大インスタンス数は,8とする。同一の基本グループからの一連の記録データグループ内
で,論理フレームID,ポジション,及び絶対フレーム番号が異り,計算するパリティバイトの値も異なる。
また,これらのインスタンスで記録データグループ当たりの再記録フレームの数も異なる。
16.5.5 再記録フレーム データ領域内で記録データグループの任意のフレームは,再記録によって繰り返
してもよい。再記録フレームは,0個 7個の中間フレームの記録後に記録することができる。この操作
(例えば,元のフレーム又は再記録フレーム及びそれに引き続く0個 7個の中間フレーム)は,複数回
繰り返すことによって,このテープの不良か所を回避することができる。一連のフレームの上限のインス
タンス数は,256(元のフレームと255までの繰返しフレームを含めて)とする。
中間フレーム(元のフレーム及び次のフレームとの間に記録するフレーム)は,通常の順番としてそれ

――――― [JIS X 6148 pdf 70] ―――――

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JIS X 6148:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6148:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称