JIS X 6148:2004 情報交換用8mm幅,磁気テープカートリッジヘリカル走査記録-AIT-3様式 | ページ 3

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EOD エンドオブデータ(end of data)
EWP 終端予告点(early warning point)
GIT グループ情報テーブル(group information table)
LBO 論理テープ始端(logical beginning of tape)
LEOT 論理テープ終端(logical end of tape)
LSB 最下位バイト(least significant byte)
LF-ID 論理フレーム識別子(logical frame identifier)
MSB 最上位バイト(most Significant byte)
MSRT 主基準テープ(master standard reference tape)
PBOT 物理テープ始端(physical beginning of tape)
PEOT 物理テープ終端(physical end of tape)
RAW 記録時再生(read-after-write)
RMIC リモートメモリインカートリッジ(remote memory in cartridge)
SNR 信号対雑音比(signal-to-noise ratio)
WORM 追記型(write once read many)
msb 最上位ビット(most significant bit)

7. 環境条件及び安全性

7.1 試験環境条件

 試験環境条件は,カートリッジ近傍の環境条件とし,規定がない限り次による。
温度 23 C ± 2 C
相対湿度 40% 60%
試験前放置時間 24 時間以上

7.2 使用環境条件

 使用環境条件は,書込み装置又は読取り装置のスキャナ(ドラム)からテープ取出
し方向に10 mm以内の大気中で測定し,次による。
温度 5 C 45 C
相対湿度 20% 80%
湿球温度 26 C 以下
カートリッジの内部及び表面は,結露してはならない。
使用環境条件は,装置使用に伴う温度上昇分も含む。
カートリッジが保存時又は輸送時に使用環境条件を超えた場合は,使用環境条件以外の環境条件に放置
した時間と同等以上,又は最大24時間,使用環境条件に放置してから使用する。
備考 急激な温度変化は,避ける。

7.3 保存環境条件

 保存環境条件は,次による。
温度 5 C 32 C
相対湿度 20% 60%
周辺磁界は,テープ上で4000 A/mを超えてはならない。カートリッジの内部及び表面は,結露してはな
らない。

7.4 輸送

 カートリッジの輸送条件及び輸送での損傷を最小限にするための参考情報は,附属書Hによ
る。

――――― [JIS X 6148 pdf 11] ―――――

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7.5 安全性

 カートリッジ及びその構成部品は,IEC 60950の要求を満足しなければならない。カートリ
ッジ及びその構成部品は,適正使用時又はあらかじめ予想可能な誤使用時に,安全性,又は健康上の危険
が生じてはならない。

7.6 難燃性

 カートリッジ及びその構成部品の材料は,マッチの炎などによって着火してもよいが,二
酸化炭素中で燃焼し続けてはならない。

8. ケースの寸法及び機械的特性

8.1 概要

 カートリッジ寸法の規定は,情報交換のための要求事項とする。具体図は次による。
図1 リッドが開いた状態の上側から見たカートリッジの外観
図2 リッドが閉じた状態の下側から見たカートリッジの外観
図3 基準面X, 基準面Y及び基準面Z
図4 リッドが閉じた状態の前面
図5 リッドが閉じた状態の左側面
図6 リッドが閉じた状態の上面
図7 リッドが閉じた状態の右側面
図8 リッドが閉じた状態の背面
図9 底面,基準領域及び支持領域
図 10 リッドがない状態の底面
図 11 基準孔及び識別孔の詳細図
図 12 光通過孔,識別孔及び書込み禁止孔の断面図
図 13 リッドの詳細図
図 14 リッドロック解除機構の挿入経路
図 15 リッドロック解除機構
図 16 リールロック解除機構
図 17 リールロックの解除に必要な力の方向
図 18 リッドのロック解除に必要な力の方向
図 19 リッドをあけるために必要な力の方向
図 20 光通過経路及び光通過窓
図 21 内部のテープ通過経路及び光通過経路
図 22 リールの外観及び断面図
図 23 リールと駆動スピンドルとの接触領域断面図
図 24 テープ引出し開口部
図 25 RMIC部背面のアクセス孔
図 26 RMIC部底面のアクセス孔
寸法は,三つの直交する基準面X, 基準面Y及び基準面Zに基づく(図3参照)。
基準面Xは,基準孔A及び基準孔Bの中心を通り,基準面Zに垂直とする。
基準面Yは,基準孔Aの中心を通り,基準面X及び基準面Zに垂直とする。
基準領域A, 基準領域B及び基準領域Cは,基準面Z内とする。

8.2 全体の寸法(図5及び図6)

 ケースの長さは,次による。
l1 = 62.5 mm ± 0.3 mm

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ケースの幅は,次による。
l2 = 95.0 mm ± 0.2 mm
ケースの上面から基準面Zまでの長さは,次による。
l3 = 15.0 mm ± 0.2 mm
背面から基準面Xまでの長さは,次による。
l4 = 47.35 mm ± 0.15 mm
右側面から基準面Yまでの長さは,次による。
l5 = 13.0 mm ± 0.1 mm

8.3 保持領域

 カートリッジを磁気テープ装置に挿入するときの保持領域は,図6の斜線の領域とする。
基準面Xから保持領域までの長さは,次による。
l6 ≦ 12.0 mm
ケースの端からの幅は,次による。
l7 ≧ 3.0 mm

8.4 カートリッジ挿入部

 カートリッジ挿入部は,誤った向きで磁気テープ装置に挿入することを防ぐ
ために,溝,切込み及びこう配面からなる非対称な形状をもつ。
溝は,リッドが閉じてロックした状態のとき,ロック解除を可能にするために,リッドロック解除ピン
の挿入領域を妨げないように設ける。溝の基準面Yからの長さは,次による(図4及び図14参照)。
l8 = 79.6 mm ± 0.2 mm
溝の端部の面取りは,次による。
l9 = 1.0 mm ± 0.1 mm
l16 = 1.5 mm ± 0.1 mm
溝の内部の面取りは,次による。
l10 = 0.7 mm ± 0.1 mm
l17 = 0.9 mm ± 0.1 mm
l18 = 3.65 mm ± 0.10 mm
溝の内部の幅は,次による。
l11 ≧ 1.0 mm
リッドの厚さは,次による。
l12 = 1.2 mm ± 0.1 mm
リッドの面取りは,次による。
l13 = 0.8 mm ± 0.1 mm
l14 = 1.2 mm ± 0.1 mm
リッドのケースからの突出は,次による。
l15 = 0.5 mm ± 0.1 mm
ケースの左側面からリッドロックまでの長さは,次による。
l19 = 0.2 mm ± 0.2 mm
挿入領域の高さは,次による。
l20 ≧ 2.3 mm
2.00
l21 = 2.5 mm
切込みは,カートリッジの右側面に設ける。その位置及び寸法は,次による(図7及び図10参照)。

――――― [JIS X 6148 pdf 13] ―――――

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l22 ≦ 7.5 mm
l23 = 11.0 mm ± 0.2 mm
l24 = 1.5 mm ± 0.1 mm
切込みの深さは,次による。
l25 = 1.5 mm ± 0.1 mm
こう配面は,リッドの構造の一部とし,基準面Xからの長さは,次による(図13参照)。
mm
l26 = 7.7 mm05.2
こう配面の角度は,半径r3と交差するところまでとし(8.13参照),次による。
a1 = 17.5 ± 4.0

8.5 窓(図1)

 窓は,リールの一部を目視可能とするために上面に設けてもよい。窓を設ける場合,カ
ートリッジの高さを超えてはならない。

8.6 ローディンググリップ(図5及び図7)

 ローディンググリップは,磁気テープ装置にカートリッジ
を自動的に装着するために設ける。
ローディンググリップの中心線の基準面Xからの長さは,次による。
l28 = 39.35 mm ± 0.20 mm
ローディンググリップの基準面Z及びカートリッジ上面からの長さは,次による。
l29 = 1.5 mm ± 0.1 mm
ローディンググリップのくぼみの幅は,次による。
l30 = 5.0 mm ± 0.3 mm
ローディンググリップのくぼみの深さは,次による。
l31 = 2.0 mm ± 0.2 mm
ローディンググリップのくぼみの傾斜は,次による。
a2 = 90 ± 5

8.7 ラベル領域(図6及び図8)

 ラベル領域は,カートリッジの背面及び上面に設けてもよい。各ラベ
ル領域の位置及び寸法は,カートリッジの機構部の要求事項及び動作を妨げてはならない。
上面のラベル領域は,l6及びl7で規定した保持領域の内側に入ってはならない。
背面のラベル領域の位置及び寸法は,次による。
l32 ≧ 0.5 mm
l33 ≧ 1.5 mm
l34 ≦ 65.0 mm
l171 ≧ l164
ラベル領域のくぼみの深さは,0.3 mm 以下とする。

8.8 基準領域及び基準孔(図9,図10及び図11)

 環状の基準領域A, 基準領域B及び基準領域Cは,
基準面Z上に設け,磁気テープ装置に装着したときのカートリッジの垂直方向位置決めに用いる。それぞ
れの直径d1は,6.0 mm ± 0.1 mmとし,それぞれの基準孔の中心と同心とする。
基準孔A及び基準孔Bの中心は,基準面X上とする。
円形の基準孔Aの中心は,基準面X及び基準面Yの交線とする(図10参照)。
基準孔Bの中心から基準面Yまでの長さは,次による(図9参照)。
l35 = 68.0 mm ± 0.1 mm
円形の基準孔Cの中心から基準面Yまでの長さは,次による(図11参照)。

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l36 = 10.20 mm ± 0.05 mm
基準孔Dの中心から基準孔Cの中心までの長さは,次による(図9参照)。
l37 = 89.4 mm ± 0.1 mm
基準孔C及び基準孔Dの中心から基準面Xまでの長さは,次による(図10参照)。
l38 = 36.35 mm ± 0.08 mm
基準領域のケースの厚さは,次による。
l39 = 1.2 mm ± 0.1 mm
基準孔A及び基準孔Cの深部の直径は,次による。
l40 ≧ 2.6 mm
基準孔の深さは,次による。
l42 ≧ 4.0 mm
基準孔A及び基準孔Cの開口部付近の直径は,次による。
.00 05
l44 = 3.00 mm mm
基準孔A及び基準孔Cの直径がl44となる部分の深さは,次による。
l41 ≧ 1.5 mm
基準孔A及び基準孔Cの開口部の面取りは,次による。
l43 ≦ 0.3 mm
a3 = 45 ± 1
基準孔B及び基準孔Dの深部の幅は,l40とする。
基準孔B及び基準孔Dの深さは,l42とする。
基準孔B及び基準孔Dの開口部付近の寸法は,次による。
l45 = 3.5 mm ± 0.1 mm
.00 05
l46 = 3.00 mm mm
r1 ≧ 1.7 mm
基準孔B及び基準孔Dの寸法がl45,l46及びr1となる部分の深さは,l41とする。
基準孔B及び基準孔Dの開口部の面取りは,l43及びa3とする。

8.9 支持領域(図9)

 カートリッジ支持領域は,図9の網掛け部分とする。支持領域A, 支持領域B
及び支持領域Cは,それぞれ,基準領域A, 基準領域B及び基準領域Cから± 0.1 mm 以内で同一の平面
上とする。支持領域Dは,基準面Zから± 0.15 mm 以内で同一の平面上とする。
カートリッジの端からl49の長さの領域は,支持領域から除かなければならない。
l49 = 0.5 mm ± 0.1 mm
基準面Xから支持領域A及び支持領域Bのケース前面側の端までの長さは,次による。
l47 = 10.0 mm ± 0.1 mm
基準孔A及び基準孔Bの中心から,それぞれ支持領域A及び支持領域Bのケース側面側の端までの長
さは,l47とする。
基準孔A及び基準孔Bの中心から,それぞれ支持領域A及び支持領域Bのケース内側の端までの長さ
は,次による。
l48 = 11.0 mm ± 0.1 mm
基準面Xから支持領域A及び支持領域Bのケース背面側の端までの長さは,次による。
l50 = 7.0 mm ± 0.1 mm

――――― [JIS X 6148 pdf 15] ―――――

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