JIS X 6149:2003 情報交換用8mm幅,磁気テープカートリッジ-ヘリカル走査記録-マンモステープ2様式 | ページ 10

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
11.2.3.1.4 再書込み回数 (rwcount) 再書込み回数は,4ビットのフィールドとし物理ブロックが再書込み
された回数を示すものとする。最初に書き込んだブロックの値は,0とする。このフィールドは,データ,
ショートファイルマーク及びECC3物理ブロックだけに有効とする。
11.2.3.1.5 ストリームID (SID) IDは,1バイトのカウンタとし書込み時に連続した物理ブロックの中で
無効物理ブロックを示すものとする。SIDは,テープ動作が停止するごとに1を加算する。
11.2.3.1.6 タイプ タイプは,1バイトのフィールドとし物理ブロックヘッダに関連するブロックの物理
ブロックタイプを示すものとする。物理ブロックタイプとその値は,図34に示す。
11.2.3.1.7 ECC3グループサイズ ECC3ブロックを除いたECC3グループ内の物理ブロック数を示す。
11.2.3.1.8 ECC3 ID ECC3 IDは,1バイトのフィールドとしECC3グループに含まれる物理ブロックを示
すものとする。ECC3グループ内の全物理ブロックは,同じECC3 IDをもつ。ECC3 IDは,新しいECC3
グループがテープに加えられるごとに1を加算する。
11.2.3.1.9 ECC3インデックス ECC3インデックスは,1バイトのフィールドとしECC3チェックバイト
ブロックを含むECC3グループ内の全物理ブロックに割り当てられるものとする。グループにある最初の
ブロックのECC3インデックスは,(00) とする。
11.2.3.1.10 物理ヘッダチェックサム 物理ヘッダチェックサムは,4バイトとし,物理ヘッダの20バイト
を初期値0から連続して合計する。4バイトワードで算術合計し,オーバフローは無視する。
11.2.3.2 論理ヘッダ 論理ヘッダは,物理ブロックに続くこととし,12バイトで構成する(図36参照)。
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
0 CUID
13 SMID
47 FID
811 LID
図 36 論理ヘッダ
11.2.3.2.1 圧縮ユニットID (CUID) UIDは1バイトのカウンタとし,物理ブロックの最初の完全な圧縮
ユニット又は圧縮ユニットの一部分を示すものとする。この計数は,パーティションの始めで (01) に設
定し,各圧縮ユニットごとに1を加算する。
11.2.3.2.2 セットマークID (SMID) MIDは,3バイトのカウンタとし物理ブロックが属しているセット
を示すものとする。SMIDは,パーティションに書かれた最初のセットマークを含む物理ブロックを
(000000) に設定し,各セットマークごとに1を加算する。
11.2.3.2.3 フィールドID (FID) IDは,4バイトのカウンタとし物理ブロックが属しているファイルを示
すものとする。FIDは,パーティションに書かれた最初のファイルマークを含む物理ブロックを (00000000)
に設定し,各ショートファイルマーク又はロングファイルマークごとに1を加算する。
11.2.3.2.4 論理ブロックID (LID) IDは,ホストシステムからの論理ブロックの計数を4バイトで表す。
LIDは,パーティション内の最初の論理ブロックを (00000000) に設定し,各論理ブロック,ファイルマ
ーク又はセットマークごとに1を加算する。ヘッダデータに格納されるLIDは,物理ブロックが含む最初
の論理ブロック(一部分だけでもよい。)のLIDとする。
11.2.3.3 データ領域 データの内容は,ブロックタイプごとに異なる。

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
11.2.3.3.1 データブロック (00) 圧縮ユニットヘッダ及び圧縮ユニットは,データタイプブロックの場合,
データ領域を占める。CUHは,圧縮ユニットが物理ブロック内で開始しなくても,論理ヘッダに続く。
11.2.3.3.2 ECC3ブロック (04) 2個のECC3ブロックは,各ECC3グループごとに生成することとする。
ECC3グループは,最大62個の物理ブロックを含んでもよい。ECC3は,論理ヘッダ,データ領域及びデ
ータ領域チェックサムにわたって生成することとする(附属書D参照)。データ領域CRCは,ECC3を生
成するとき,含まないこととする。
11.2.3.3.3 消去ブロック (05) 消去ブロックの内容は,規定せず,情報交換時には無視する。
11.2.3.3.4 PBOPブロック (09) 及びLBOPブロック (0C) BOPブロックとLBOPブロックのデータ領
域は,CUH及びLTSヘッダで始まる。40バイトのテープフォーマットデータは,LTSヘッダに続く(図
37参照)。
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
03 (00000000)
47 ストラクチャ長
8 0 N (00)
9 圧縮アルゴリズム テープフォーマット
10 テープタイプ
11 ECC3ブロック
1219 テープID
2023 ECC列
2427 ECC行
2831 行ECCチェックバイト
3235 列ECCチェックバイト
3639 (00000000)
図 37 テープフォーマットデータ
ストラクチャ長 − データストラクチャ内で後続するバイト数を4バイトで表し,32に設定する。
N − LBOPブロックの場合,このパーティションで再書込みができないとき,1とし,再書込みができるとき,0
とする。PBOPブロックの場合,0とする。
圧縮アルゴリズム − パーティションで使用する圧縮アルゴリズムを示し,フィールドを4ビットで表す。値(0)
は,IDRCを示し,値(1)は,1 024バイトの履歴バッファをもつALDCを示す。
テープフォーマット − フィールドを4ビットで表し,マンモステープ2フォーマットのとき,1とする。
テープタイプ − バイトで表し,情報交換用テープのとき,(00)とする。
ECC3ブロック − パーティション内の各ECC3グループに関連するECC3ブロック数を1バイトで表す。
テープID − この8バイトのフィールドは,テープの識別子として使用してもよい。情報交換時には無視する。
ECC行 − ECCチェックバイトを含む情報マトリクスの各行のバイト数を4バイトで表す。この規格では,160に
設定する。
ECC列 − ECCチェックバイトを含む情報マトリクスの各列のバイト数を4バイトで表す。この規格では,242に
設定する。
行ECCチェックバイト − 情報マトリクスの各列のチェックバイト数を4バイトで表す。この規格では,12に設
定する。
列ECCチェックバイト − 情報マトリクスの各行のチェックバイト数を4バイトで表す。この規格では,16に設

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
定する。
テープ上の各パーティションの32バイトパーティション情報ストラクチャが,テープフォーマットデー
タに続くものとする(図38参照)。
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
03 (00000001)
47 ストラクチャ長
8 (0) PSUM
9 パーティションSID
10 パーティション総数
11 現在パーティション
1215 (00000000)
1617 パーティションサイズ
1819 (0000)
2023 PBOP PID
2427 PEOP PID
2831 (00000000)
図 38 パーティション情報ストラクチャ
ストラクチャ長 − データストラクチャ内で後続するバイト数を4バイトで表し,24に設定する。
PSUM(Partition size of measure)− パーティションの大きさをメガバイト単位で示し,106とする。
パーティションSID − フィールドを4バイトで表し,テープを最初に分割したとき,(00000000)とする。テープ
をパーティションにフォーマットするごとに,1を加算する。
パーティション総数 − テープ上のパーティション数を1バイトで表し,初期値を1とする。
現在パーティション − PBOP又はLBOPとして識別するパーティション数を1バイトで表す。THL用のパーティ
ション数は,(FF)とする。
パーティションサイズ − パーティションで使用可能なデータ領域長を1バイトで表す。PSUMフィールドは,大
きさの単位を示す。
PBOP PID − パーティションのPBOPブロックのPID数を4バイトで示す。
PEOP PID − パーティションに書き込み可能な最後のPIDのPID数を4バイトで示す。
残りのデータ領域は,(00)とする。
11.2.3.3.5 ロングファイルマーク (0A),セットマーク (0D) 及びEOD (0F) ロングファイルマーク,セ
ットマーク及びEODのデータ領域は,CUH及びLTSヘッダで始まる。24バイトの追記データは,LTSヘ
ッダに続く(図39参照)。

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
03 (00000002)
47 ストラクチャ長
811 前PID
1215 前BID
1619 後PID
2023 後BID
2427 ECC3 ID
2830 (000000)
31 CUID
3235 CRC
図 39 追記データ
ストラクチャ長 − データストラクチャ内で後続するバイト数を4バイトで表し,28に設定する。
前PID − マークを重ね書きするとき,次に書き込むブロックのPIDを4バイトで表す。
前BID − マークを重ね書きするとき,次に書き込むブロックのBIDを4バイトで表す。
後PID − マークを追記するとき,次に書き込むブロックのPIDを4バイトで表す。EODブロックのとき,
(00000000)とする。
後BID − マークを追記するとき,次に書き込むブロックのBIDを4バイトで表す。EODブロックのとき,
(00000000)とする。
ECC3 ID − 次のECC3グループのIDを4バイトで表す。
CUID − 次に書き込む圧縮ユニットのCUIDを1バイトで表す。
CRC − 4バイトCRCは,36バイトの追記データ全体で算出する(附属書C参照)。
11.2.3.3.6 ショートファイルマーク (0B),ギャップ (0E) 及びシャットダウン (10) ショートファイルマ
ークブロック,ギャップブロック及びシャットダウンブロックのデータ領域の内容は,規定せず,情報交
換時には,無視する。
11.2.3.4 データ領域チェックサム データ領域チェックサムは,4バイトで表し,12バイトの論理ヘッダ
及び33 400バイトのデータ領域を初期値0から連続して合計する。4バイトワードで算術合計し,オーバ
フローは,無視する。
11.2.3.5 データ領域CRC データ領域CRCは,12バイトの論理ヘッダ,33 400バイトのデータ領域及び
4バイトのチェックサム全体で算出する(附属書E参照)。
11.2.4 情報マトリクス 33 448バイトの物理ブロックは,148列226行の情報マトリクスに格納する(図
40参照)。マトリクスは,列0で始まる列から格納する。各セルは,1バイトのデータからなる。24バイ
トのヘッダデータは,00/0000/23に順次格納する。12バイトの論理ヘッダデータは,00/2402/35に順
次格納する。33 400バイトのデータは,00/36147/213に順次格納する。4バイトのデータ領域チェック
サムは,147/214147/217に格納する。8バイトのCRCデータは,147/218147/225に格納する。
5 272バイトのECCデータの生成は,附属書Fによる。2712バイトの水平ECCバイトは,148/00159/225
に格納する。2 560バイトの垂直ECCは,列00159の行226241に格納する。

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
列 0 1 2 3 146 147 148 159

00
物理ヘッダ
23
24
論理ヘッダ 水平ECC
35
36
データ領域
213
214
チェックサム
217
218
CRC
225
226
垂直
ECC
241
図 40 情報マトリクス
11.2.5 記録パターン 38 720バイトの情報マトリクスからのデータは,行0から行単位にテープに順次記
録する。各行のデータストリームは,20チャネルビットの同期フィールドに続く30チャネルビットの行
ID及び各行からの1 600チャネルビットで構成する。完全なデータストリームは,テープに書き込む前に
附属書Gによって符号化する。
11.2.5.1 シンボル同期フィールド 20チャネルビットシンボル同期フィールドは,(A1F0B) とする。
11.2.5.2 行ID 1バイトの行IDのビット73は,行数の下位5ビットとする。ビット20は,書込み
トラックごとに1を加算するモデュロ14カウンタの上位3ビットとする。このバイトは,3コピーに対し
て2回繰り返す。行IDは,附属書Hによって8ビットから10ビットのチャネルビットに変換する。
11.2.5.3 行バイト 各行のバイトは,附属書Jによって乱数化する。160バイトのデータは,附属書Hに
よって8ビットから10ビットのチャネルビットに変換する。

11.3 サーチフィールドフォーマット

11.3.1 サーチフィールドデータ 32バイトのサーチフィールドデータのフォーマットは,図41に示す。

――――― [JIS X 6149 pdf 50] ―――――

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JIS X 6149:2003の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 18836:2001(IDT)

JIS X 6149:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6149:2003の関連規格と引用規格一覧

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規格名称