JIS X 6149:2003 情報交換用8mm幅,磁気テープカートリッジ-ヘリカル走査記録-マンモステープ2様式 | ページ 9

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
要求事項は,次による。
記録密度926 ftpmmの重ね書きは,次の比によって求めたとき,主基準テープの120 %未満とする。
重ね書き後に残留する記録密度 926 ftpmm の信号の平均信号振幅
記録密度 926 ftpmm の信号の平均信号振幅

11. フォーマット

11.1 概要

 テープに書き込む情報は,データバイト,ロングファイルマーク,ショートファイルマーク,
又はセットファイルマークから成る。各情報単位を論理ブロックと呼ぶ。データは,論理変換セグメント
(LTS) に変換する。LTSは,グループ化及び処理を経て圧縮ユニットとなる。圧縮ユニットは,物理ブロ
ックを形成する。
論理ブロックは,11.2で規定する物理ブロックに変換する。サーチフィールドは,11.3で規定し,サー
ボは,11.4で規定する。完全なトラックレイアウトを構成する要素は,11.5で規定する。
トラックは,一対の正アジマス及び負アジマスから成り,その構成は次による(図30参照)。
− パッド
− サーチフィールド
− パッド
− サーボゾーン(偶数トラックだけ)
− パッド(偶数トラックだけ)
− サーチフィールド
− 物理ブロック列
− サーチフィールド
− パッド
− サーボゾーン(偶数トラックだけ)
− パッド(偶数トラックだけ)
− サーチフィールド
− データクロック同期
− 物理ブロック列
− サーチフィールド
− パッド
− サーボゾーン(偶数トラックだけ)
− パッド(偶数トラックだけ)
− サーチフィールド
− パッド

――――― [JIS X 6149 pdf 41] ―――――

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
: 物理ブロックデータ
: サーチフィールド
: サーソトーン
: パッド
テープ走行方向
トラック2
トラック1
テープ走行方向
図 30 トラックフォーマット

11.2 物理ブロックのフォーマット

11.2.1 論理変換セグメント(LTS) LTSは,LTSヘッダ及びそれに続く論理ブロックデータから成る。
4バイトの論理ブロックCRCは,LTS内の論理ブロックに続く。CRCの生成は,附属書Cによる。論理
ブロックは,1個のLTSを占めてもよいし,1個のLTSが複数の論理ブロックを含んでもよい。
32バイトのLTSヘッダのフィールドは,次による(図31)。
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
0 0 0 0 0 LTSタイプ
13 ブロックサイズ
4 (00)
5 (00)
6,7 ブロック数
811 SMID
1215 FID
1619 LID
2027 (00)
2831 ヘッダCRC
図 31 LTSヘッダ

――――― [JIS X 6149 pdf 42] ―――――

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
LTSタイプは,4ビットのフィールドで表し,次による。
(0) データ
(A) ロングファイルマーク
(B) ショートファイルマーク
(C) BOP
(D) セットマーク
(F) OD
すべての他の値は,情報交換時には無視する。
ブロックサイズ − 論理ブロックサイズを3バイトのフィールドで表す。
ブロック数 − LTSの論理ブロック数を2バイトフィールドで表す。
SMID − LBOPと現在のLTSを含む現在の論理ブロック位置間のセットマーク数を4バイトフィールド
で表す。
FID − LBOPと現在のLTSを含む現在の論理ブロック位置間のファイルマーク数を4バイトフィール
ドで表す。
LID − LBOPと現在のLTSを含む現在の論理ブロック位置間の論理ブロック数を4バイトフィールド
で表す。
ヘッダCRC − LTSヘッダのヘッダCRCを4バイトフィールドで表し,その生成は附属書Cによる。
11.2.2 圧縮ユニット LTSは,圧縮ユニットへ加工される。圧縮ユニットは,8バイト圧縮ユニットヘッ
ダ (CUH) に続くこととし,CUHのフィールドは,図32よる。
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
0 NDB 0 0 0 Append Comp Last End
13 圧縮数
4 圧縮ユニットタイプ
57 元のサイズ
図 32 圧縮ユニットヘッダ
NDB − 圧縮ユニットがデータ(セットマーク又はファイルマーク)を含まないとき,1に設定し,そ
れ以外のとき,0に設定する。
Append − CUHが追記圧縮ユニットに関連するとき,1に設定し,それ以外のとき,0に設定する。
Comp − 圧縮ユニットが圧縮アルゴリズムで処理されるとき,1に設定し,圧縮されないとき,0に設
定する。
Last − 物理ブロック内の最後のCUHのとき,1に設定し,現在のCUHに続くCUHのとき,0に設定
する。
End − 圧縮ユニットがこの物理ブロック内で終わるとき,1に設定し,圧縮ユニットが次の物理ブロッ
クに続くとき,0に設定する。
圧縮数 − 圧縮ユニットの最初のCUHのとき,圧縮ユニットの合計バイト数を3バイトフィールドで
表す。圧縮ユニットの最初のCUHでないとき,現在の物理ブロックにある圧縮ユニットのバイト数
を3バイトフィールドで表す。
圧縮ユニットタイプ − 圧縮ユニットのタイプを1バイトフィールドで表す。

――――― [JIS X 6149 pdf 43] ―――――

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
(00) データ
(0A) ロングファイルマーク
(0B) ショートファイルマーク
(0C) BOP
(0D) セットマーク
(0F) EOD
元のサイズ − 圧縮ユニットの圧縮前のバイト数を3バイトフィールドで表す。
11.2.3 物理ブロック 物理ブロックは,図33に示す圧縮ユニットを含む33 448バイトとし,図34に示
す11物理ブロックタイプとする。各物理ブロックのデータ領域の内容は,11.2.3.3に規定する。
33 448バイトの物理ブロックの情報は,次による。
24バイト 物理ヘッダデータ
12バイト 論理ヘッダデータ
33 440バイト データ
4バイト チェックサム
8バイト CRCデータ
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
023 物理ブロックヘッダ
2435 論理ヘッダ
3643 圧縮ユニットヘッダ
44n 圧縮ユニット
n+1n +1+7 圧縮ユニットヘッダ
··· 圧縮ユニット
···
m-1-7m-1 圧縮ユニットヘッダ
m33435 圧縮ユニット
3343633439 データ領域チェックサム
3344033447 物理ブロックCRC
図 33 物理ブロック
タイプ 定義
(00) データ
(04) ECC3チェックバイトブロック
(05) 消去
(09) PBOP
(0A) ロングファイルマーク
(0B) ショートファイルマーク
(0C) LBOP
(0D) セットマーク
(0E) ギャップ
(0F) EOD
(10) シャットダウン
図 34 物理ブロックタイプ

――――― [JIS X 6149 pdf 44] ―――――

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X 6149 : 2003 (ISO/IEC 18836 : 2001)
11.2.3.1 物理ブロックヘッダ 物理ブロックヘッダは,24バイトからなる(図35参照)。
バイト 7 6 5 4 3 2 1 0
03 PID
47 BID
8 パーティション
9 Rwtstat rwcount
10 SID
11 タイプ
12 (00)
13 ECC3グループサイズ
14 ECC3ID
15 ECC3インデックス
1619 (00)
2023 物理ヘッダチェックサム
図 35 物理ブロックヘッダ
11.2.3.1.1 物理ID (PID) IDは,4バイトのカウンタとしテープ上の物理ブロックの絶対位置を示すもの
とする。PID番号は,物理ブロックのタイプにかかわらず,ブロックごとに1を加算する。パーティショ
ン間の空白領域へもPID番号を割り当てる。テープ履歴ログを表す最初の物理ブロックのPID番号は,
(00000000)とする。テープ上の最初のパーティションにあるPID番号は,(000017DE) とする。
11.2.3.1.2 ブロックID (BID) IDは,4バイトのカウンタとしホストから受信した論理ブロックの順序
を示すものとする。BIDは,各パーティションで (00000000) から始まる。BIDの値は,ブロックタイプ
で異なり次による。
データ,ロングファイルマーク,ショートファイルマーク,セットマーク及びEODブロックの場合,
パーティション内にある最初の物理ブロックのBIDは,(00000001) とし,物理ブロックごとに1を加算す
る。
ECC3ブロックのBIDは,現在のABIDに設定する(11.2.3.3.2及び11.3.1参照)。
消去ブロックのBIDは,現在のABIDに設定する。
LBOP及びPBOPブロックのBIDは,(00000000) とする。
ギャップブロックのBIDは,ギャップブロックがデータブロック間にあるとき,現在のABIDに設定す
る。
シャットダウンブロックのBIDは,(FFFFFFFF) とする。
11.2.3.1.3 再書込みステータス (Rwstat) 再書込みステータスは,4ビットのフィールドとし物理ブロッ
クの再書込み状態を示すものとする。その値は,次による。
0000 : 最初に書き込んだ物理ブロック
0001 : RBCの前に再書き込みした物理ブロック
0010 : RBCで書込み不良を検出後,再書込みした物理ブロック
0011 : RBCによる書込み不良検出以外の原因で再書込みした物理ブロック
PBOP及びLBOPの最後の2物理ブロックは,0011に設定する。
他の設定は,使用しないし,情報交換時には,無視する。

――――― [JIS X 6149 pdf 45] ―――――

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JIS X 6149:2003の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 18836:2001(IDT)

JIS X 6149:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6149:2003の関連規格と引用規格一覧

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規格名称