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X 6177 : 2006 (ISO/IEC 22051 : 2002)
附属書B(規定)研磨性の測定方法
B.1 概論 テープの研磨性は,テープ走向によるテープの摩耗の度合を示す。
B.2 試験器 附属書B図1に示す成形した清浄なフェライトバーを用意し,附属書B図2に示すジグに
取り付ける。角柱の上面のエッジは,削れておらず,1 μm以上の欠け又は穴があってはならない。エッジ
の半径は,13 μmを超えてはならない。
フェライトバーは,多結晶のフェライトとし,バーの成分,次のモル質量における質量比で示す。
MgO 30 %
ZnO 17 %
Fe2O3 53 %
濃度は,99 %,ヌープ硬度は,500とする。
バーの4面の表面仕上げは,粗さグレードがN2,0.05 μm以上とする。
バー断面は,5 mm角の正方形とする。
参考 バーは,型番MND5200でCeramic Magnetics Inc. (16 Law Drive, Fairfield, NJ 07004, U.S.A)
から購入できる。
B.3 測定方法 測定方法は,次による。
B.2による固定ジグは,テープの走向面に対してしゅう(摺)動面がなす巻き付け角をそれぞれ8°両方
で16°に設定する。
バーに対するテープの張力を1.4 Nにする。
テープスピードは,2.54 m/sとし,600パス(300往復)バー表面を走行する。バーのテープ走向長さは,
300.0 m±3.0 mとする。
走向面からジグを外して角柱の削れて平らになった面の幅を測定する。この測定は,倍率が既知の顕微
鏡,カメラ,及び方眼目盛によって簡単に測定できる。測定倍率は,300倍以上が望ましい。
測定は,削れパターンの幅12.65 mmの1/4,1/2及び3/4の場所の三つの長さの平均値とする。附属書B
図3は,一般的な削れパターンと測定の場所を示す。
4.5 mm
±0.3 mm
附属書B図 1 フェライトバー
――――― [JIS X 6177 pdf 46] ―――――
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X 6177 : 2006 (ISO/IEC 22051 : 2002)
片側8°のテープ巻き付け フェライト摩耗バー
附属書B図 2 フェライトバー固定ジグ
摩耗パターン長
附属書B図 3 摩耗パターンの例
――――― [JIS X 6177 pdf 47] ―――――
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X 6177 : 2006 (ISO/IEC 22051 : 2002)
附属書C(規定)データブロックのCRC生成法
CRCフィールドは,データフィールドの最初のバイトから始まり,最後のCF2バイトで終わる4 136バ
イトの33 088 ビットにわたって算出した64ビットとする。
下側のb0ビットで始まるビットは,次の多項式による。
ixi
Mx b
i 0
Px M xx
生成多項式は,次による。
G(x)=x64+x62+x57+x55+x54+x53+x52+x47+x46+x45+x40+x39+x38+x37+x35+x33+x32+x31+x29+x27
+x24+x23+x22+x21+x19+x17+x13+x12+x10+x9+x7+x4+x+1
64ビットのCRCは,P(x)/G(x)の剰余とする。
――――― [JIS X 6177 pdf 48] ―――――
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X 6177 : 2006 (ISO/IEC 22051 : 2002)
附属書D(規定)ページCRCの生成法
CRCフィールドは,ページ内のレコードのkビット又は完全なレコードにわたって算出した324ビット
とする。
下側のb0ビットで始まるビットは,次の多項式による。
k 1
Mx bixi
0
Px M xx
生成多項式は,次による。
P(x)=x32+x26+x23+x22+x16+x12+x11+x10+x8+x7+x5+x4+x2+x+1
32ビットのCRCは,P(x)/G(x)の剰余とする。
――――― [JIS X 6177 pdf 49] ―――――
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X 6177 : 2006 (ISO/IEC 22051 : 2002)
附属書E(規定)ECCの生成
E.1 4ECCブロックは,ECC1,ECC2,ECC3及びECC4とする(本体の15.参照)。ECCブロックの8ビ
ットバイトは,データフィールド,EDC,パッドバイト及び実体の最初の16ブロックのCF1にわたって
計算する。
ECCブロックは,ブロック1(バイトi),ブロック2(バイトi),ブロック3(バイトi)···,及びブロ
ック16(バイトi)を元にECC1(バイトi),ECC2(バイトi),ECC3(バイトi)及びECC4(バイトi)
とする。
E.2 ECCブロックのバイトは,次による。
ECC演算の開始時に,RS1バイト (i,0),RS2バイト (i,0),RS3バイト (i,0)及びRS4バイト (i,0)
は,0に設定する。ここに,iは,ブロックのバイト位置を示す。
16バイトのグループは,リードソロモン生成器によって,次を生成する。
ECC1 バイト (i) → RS1 バイト (i,16)
ECC2 バイト (i) → RS2 バイト (i,16)
ECC3 バイト (i) → RS3 バイト (i,16)
ECC4 バイト (i) → RS4 バイト (i,16)
――――― [JIS X 6177 pdf 50] ―――――
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JIS X 6177:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 22051:2002(IDT)
JIS X 6177:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.220 : データ蓄積装備 > 35.220.23 : 磁気テープ用カセット及びカートリッジ
JIS X 6177:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0601:2014
- 情報交換用磁気テープのラベル及びファイル構成