JIS X 6177:2006 情報交換用12.7mm幅,448トラック磁気テープカートリッジ―SDLT1様式 | ページ 4

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X 6177 : 2006 (ISO/IEC 22051 : 2002)
図9 カートリッジの右側面
図10 ドア閉状態でのカートリッジ後面
図11 カートリッジの左側面
図12 非動作状態のカートリッジの断面図
図13 動作状態のカートリッジの断面図
図14 リーダテープと磁気テープとの接合位置
図15 スプライステープの接合位置
図16 バックル接合部の拡大図(上面)
図17 リーダバックルと装置側巻取り部との関連(接合前)
図18 図17A部拡大図
図19 リーダバックルと装置側巻取り部との関連(接合後)
図20 カートリッジの前面
図21 カートリッジ後面のドアロック位置
図22 ドア開状態でのカートリッジの後面
カートリッジの外観を図6に示す。カートリッジが動作状態にないとき,磁気テープのリールは,ロッ
クし回転しない。カートリッジを装置に装着する場合,後面を最初に挿入し,前面は,動作中見えること
とする。カートリッジを装着する過程で,テープリールは,ロックを解除し,カートリッジは,ケースの
部品とかみ合う装置の部品によって,装置内に固定する。
ケースの基準面A,基準面B及び基準面Cを,図7に示す。上面を基準面A,右側面を基準面B,及び
後面を基準面Cとする。

10.1 底面及び側面

(図8及び図9) カートリッジ全体の寸法は,次による。 l1=105.79 mm±0.20 mm
l2=105.41 mm±0.20 mm
l3=25.40 mm±0.25 mm
底面の窓の位置及び寸法は,次による。
l4=4.85 mm±0.05 mm
l5=6.25 mm±0.10 mm
l6=83.61 mm±0.20 mm
l7=3.81 mm±0.05 mm
装置のフィンガの一つが窓からケース内に貫通し,テープリールのロックを一部解除する(10.6参照)。
底面の位置決め孔,右側面のガイドノッチ及び位置決めノッチによって,カートリッジの装置内の位置
を決定する。
位置決め孔の寸法及び位置は,次による。
l8=21.59 mm±0.10 mm
0..13
000
l9=4.45 mm mm
l10=2.79 mm±0.05 mm
l11=44.58 mm±0.20 mm
位置決めノッチの寸法及び位置は,次による。
l12=5.56 mm±0.10 mm
l13=33.60 mm±0.20 mm

――――― [JIS X 6177 pdf 16] ―――――

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l14=5.08 mm±0.10 mm
h1=9.02 mm±0.10 mm
a1=14°±30´
ガイドノッチの寸法及び位置は,次による。
l15=8.59 mm±0.10 mm
l16=24.64 mm±0.10 mm
l17=1.50 mm±0.05 mm
a2=45°±30´
a3=17°±30´
カートリッジ右側面の手動の書込み禁止スイッチ(10.5参照)表示の寸法及び位置は,次による。
l18=8.64 mm±0.10 mm
l19=5.08 mm±0.10 mm
l20=86.11 mm±0.20 mm
l21=10.16 mm±0.10 mm
書込み禁止表示の表面がカートリッジの側面と同一面になるとき,書込み可能とする。この面が5.1 mm
くぼんでいるとき,書込み禁止とする。表面の中心に垂直方向に最大1.0 Nの力を加えても,基準面Bか
ら0.5 mm以上くぼんでいなければならない。

10.2 後面及び左側面

(図8,図10及び図11) 後面の窓の寸法及び位置は,次による。 l22=8.76 mm±0.10 mm
l23=4.25 mm±0.10 mm
l24=4.45 mm±0.10 mm
l25=8.89 mm±0.10 mm
装置の残りのフィンガの一つが,窓からケース内に貫通し,テープリールのロックを完全に解除する
(10.6参照)。
扉は,後面と左側面との角に装着し,回転しなければならない(10.6参照)。
ドアは,後面及び左側面の角に装着し,回転する。基準面Bからのドアの位置及びドアの幅方向の寸法
は,次による。
l73=70.65 mm±0.20 mm
l74=0.71 mm±0.01 mm
l75=2.18 mm±0.10 mm
左側面の2個の突起の位置及び寸法は,次による。
l26=61.47 mm±0.20 mm
0..13
000
l27=9.65 mm mm
l71=41.9 mm±0.20 mm
0..18
000
l72=6.18 mm mm
l76=47.24 mm±0.10 mm
l77=16.35 mm±0.10 mm
l78=1.34 mm±0.10 mm
l79=11.22 mm±0.10 mm
備考 水平突起は,DLT装置へのカートリッジの挿入を防止する役割をもつ。

――――― [JIS X 6177 pdf 17] ―――――

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10.3 テープリール

(図8,図12及び図13) ケースの底面は,装置スピンドルがリールハブに接触し,トルクを伝達できるように丸窓を設けなければならない。
丸窓の直径は,次による。
d1=35.05 mm±0.08 mm
丸窓の中心の位置は,次による。
l69=50.42 mm±0.31 mm
l70=52.83 mm±0.10 mm
スピンドル及びハブは,ハブに均等に配列した48個の歯で接触する。非動作時,ハブの表面は,ケース
の外面よりくぼむこととし,その寸法は,次による。
l28=0.38 mm±0.05 mm
歯形は,直線の側面で構成する。歯の包囲寸法は,次による。
d2=23.88 mm±0.13 mm
d3=29.21 mm±0.13 mm
d4=34.29 mm±0.13 mm
a4=22°±30´
a5=15°±30´
ここに,d3は,歯のピッチ径とする。
動作時,基準面Aからハブまでの距離は,次による。
l29=23.55 mm±0.10 mm

10.4 テープリーダ

(図14,図15及び図16) リーダテープとテープとの接合部及びテープの終端を基準としてBOT及びEOTの位置は,次による。
リーダテープとテープとの接合部からBOTまでの距離は,次による。
l30=13 260 mm±150 mm
テープの終端は,ハブに固定し,その終端からEOTまでの距離は,次による。
l31=7 620 mm±152 mm
BOT孔及びEOT孔の直径は,同じ大きさとし,次による。
d5=3.60 mm±0.10 mm
テープ,リーダテープ及びスプライステープの位置関係の寸法は,次による(図15参照)。
11.81 mm ≦ l32 ≦ 20.32 mm
l33 ≦ 0.25 mm
l34 ≦ 0.41 mm
l35 ≧ 0.00 mm
l36 ≦ 0.20 mm
寸法l34,l35及びl36は,相互に関連する。寸法l35は,スプライステープが,テープ又はリーダテープの
両縁をはみ出してはならないことを示す。
最大22.2 Nの張力をスプライステープの長手方向に加えたとき,スプライステープは,結合を維持しな
ければならない。
バックルは,2個のアームからなり,リーダテープの終端に取り付ける(図16参照)。バックルアーム
の寸法は,バックルアームの終端とバックルアームの軸との間を測定したとき,次による。
l80=13.51 mm±0.13 mm

――――― [JIS X 6177 pdf 18] ―――――

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スプライステープの接合部からバックルアームまでの距離は,次による。
l37=425.00 mm±0.13 mm
リーダテープの幅は,次による。
010
0..00
l38=12.65 mm mm
バックルアームの軸は,リーダテープに固定し,自由に回転する。バックピンの中央は,両端に比較し
て太く,その寸法は,次による。
d6=0.91 mm±0.13 mm
d7=0.71 mm±0.25 mm
リーダテープとバックルアーム軸との接合部の寸法は,次による。
l39=5.33 mm±0.16 mm
l40=3.65 mm±0.09 mm
リーダテープとバックルアームとの相対位置は,次による。
l41=16.15 mm±0.25 mm
l42=22.76 mm±0.11 mm
l43=5.11 mm±0.25 mm
接合する前のリーダバックルと装置側の巻取り部との関連を図17及び図18に示す。
アームの高さは,次による。
l81=3.30 mm±0.08 mm
アームの側面開口部の寸法は,次による。
l82=5.71 mm±0.13 mm
アームの終端と開口部の縁との距離は,次による。
l83=5.76 mm±0.13 mm
図17のA方向からのアーム終端の内側の部分図は,図18とし,寸法は,次による。
.005
l85=10.16 mm mm
.000
アームは,傾きをもち,その寸法は,次による。
l86=12.70 mm±0.08 mm
自由空間の幅は,次による。
l84=16.16 mm±0.13 mm
装置側巻取り部は,バックルアームの側壁と傾斜面とによってリーダテープの端に位置する(図19参照)。

10.5 前面

(図20) 手動による書込み禁止スイッチの寸法は,次による。 .000
l58=18.29 mm mm
.020
l59=26.60 mm±0.20 mm
スイッチは,2端子形とし,ケースの右側面の書込み禁止表示に連動しなければならない。スイッチの
動作に要する力は,連動方法による。
前面は,ラベル用エリアとし,その寸法は,次による。
l60=54.40 mm±0.20 mm
l61=18.40 mm±0.20 mm
l62=21.40 mm±0.20 mm
l63=0.76 mm±0.10 mm

――――― [JIS X 6177 pdf 19] ―――――

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10.6 カートリッジの動作

(図19及び図21) カートリッジを装置に装着するとき,カートリッジの動作シーケンスは,次による。
a) 基準面Aから扉の可動ロックの下辺までの距離は,次による。
l64=14.50 mm±0.20 mm
装置のカムがロックを起こし,扉のロックを解除する。扉のロックの下辺が,1.0 mm以上移動した
とき解除しなければならない。
扉は,装置によって90°開き,105°まで回転できなければならない。扉が開口位置のとき,後面
の領域は,制限部分を除いて,操作できなければならない。その制限は,次による。
l65=35.79 mm±0.20 mm
この位置で,左側面に沿う空間は,装置の部品がl26及びl27による突起に接触してはならない(図
11参照)。
この空間の範囲は,次による。
l66=34.57 mm±0.05 mm
b) 装置のフィンガは,l22l25による窓を通して,ケース内に貫通し,リールのロックを一部解除する(図
10参照)。ロック機構の装置側の部品の貫通する距離は,9 mm未満とし,動作に要する力は,3.7 N
以下とする。
c) カートリッジを完全に装置内に装着したとき,カートリッジは,右側面の位置決めノッチ(図8及び
図9参照)及び底面の位置決め孔(図9参照)にかみ合う装置の部品によって位置を保持する。
装置の第2フィンガは,l4l7による底面の窓(図8参照)を通して,ケース内に貫通し,リールの
ロックを完全に解除する。貫通する距離及び動作に要する力は,b)による。
d) 装置のスピンドルは,ハブの歯にかみ合い,リールを動作可能状態に置き(図13参照),テープリー
ルの保持に要する力を,6.0 N±0.5 Nとする。
e) カートリッジが装置内で動作可能状態のとき(図13及び図19参照),装置内のテープリールハブのド
ライブリーダは,カートリッジからテープを引き出す。装置リーダの先端は,テープリーダのバック
ルの形状に適合し,かつ,かみ合う設計とする。テープをカートリッジ内に完全に巻き戻すとき,ス
トップエッジが停止する受け台をケースに取り付ける。
f) テープリーダ及び受け台は,テープリーダを152 mm/s178 mm/sの速度で引き込むとき,リールを完
全に止める衝撃に耐えなければならない。リールを完全にロックしカートリッジを装置から排出する
まで,ストップエッジは,1.1 N1.7 Nの力で受け台に保持しなければならない。

10.7 テープの巻き方

 テープは,ハブに磁気塗布面を内側にして巻かなければならない。テープは,カ
ートリッジを上から見たとき,順方向に再生又は記録動作中,反時計方向に巻き取る。
テープを巻く張力は,1.11 N±0.28 Nとする。

10.8 慣性モーメント

 リールにテープを完全に巻いたときの直径は,84.75 mm91.19 mmとする。
慣性モーメントは,次による。
− リールにテープを完全に巻いたとき : 131×10-6 kg・m2160×10-6 kg・m2
− リールが空のとき : 19×10-6 kg・m223×10-6 kg・m2

10.9 材料

 カートリッジは,この規格を満たすのであれば,任意の材料で製造することができる。例え
ば,ハブ及びケースは,ガラスを10 %含むポリカーボネートとし,厚さは,1.5 mmとする。
リーダテープは,着色したポリエチレンテレフタレートのような半透明な材料とする。

――――― [JIS X 6177 pdf 20] ―――――

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  • ISO/IEC 22051:2002(IDT)

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