JIS X 6233:2017 情報の交換及び蓄積用のデジタル記録媒体―120mm3層(100ギガバイト/ディスク)BD書換形ディスク | ページ 11

                                                                                             45
X 6233 : 2017 (ISO/IEC 30193 : 2016)
− Rd15Rd9 : この7ビットは,実際の年数から2 000を引いたものを,Rd15をmsbとする正の2進数で
表す。
− Rd8Rd5 : この4ビットは,実際の月数を,Rd8をmsbとする正の2進数で表す。
− Rd4Rd0 : この5ビットは,その月の実際の日数を,Rd4をmsbとする正の2進数で表す。
ドライブがこのフィールドを正しく設定できない場合は,Rdiの全てのビットは“0”に設定する。
13.9.2.5 状態ビットSai, jの使用方法
クラスタの中の個別のデータフレームの状態を示すために,状態ビットの組合せSai,1/Sai,0が用いられる。
次のセッティングで規定する。
− Sai,1/Sai,0=00 : データフレームは,通常の使用者データを含む。
− Sai,1/Sai,0=01 : データフレームは,読取変更記録(RMW)中に破棄することが許される特別な使用者
データを含む。
− Sai,1/Sai,0=11 : データフレームは,ディスクに記録する前にクラスタを完結させるために,ドライブ
によって挿入した埋込みデータを含む。
− 他の設定 : アプリケーションに規定する場合を除いてリザーブ(値)とする。
使用者データ領域で,ストリーミングモードで記録されたクラスタでは全ての状態ビットSai,1/Sai,0は,
01に設定することが望ましい。
さらに,ディスクに記録する前にクラスタを完結させるために,ドライブによってデータを挿入したデ
ータフレーム(埋込み)に対して,状態ビットSai,1/Sai,0は11に設定する。
データフレームiのデータがホストコンピュータから供給される他の全ての場合は,状態ビットSai,1/Sai,0
は00に設定する。
その結果,データフレームiの内容は,次のとおりに処理する。
− Sai,1/Sai,0が00に設定された場合は,データフレームiの内容は,R-M-W動作中に保存する。
− Sai,1/Sai,0が01又は11に設定された場合は,データフレームiの内容は,R-M-W動作中に破棄しても
よい。Sai,1/Sai,0ビットの幾つかに信頼性に疑義がある場合は,関連するデータフレームiの内容は,
R-M-W動作中に保存する(Sai,1/Sai,0は,00の値と考える。)。
注記 Sai,1及びSai,0の2ビットの組合せを,Sai,1/Sai,0と表記している。
13.9.3 使用者コントロールデータ
使用者データにアクセスするために,各使用者データフレームに特別なコントロールデータを付加する
ことができる。これらの追加バイトは,アプリケーションに関連した情報をもつことができる。使用者コ
ントロールデータユニットを伴う使用者データフレームは,セクタと呼ばれる。各使用者コントロールデ
ータユニットは,18バイトで構成される(図28参照)。

――――― [JIS X 6233 pdf 51] ―――――

46
X 6233 : 2017 (ISO/IEC 30193 : 2016)
32 ユニット
0 1 : S : 31
UC0,0 UC0,1 : UC0,S : UC0,31
UC1,0 UC1,1 : : : UC1,31
18 バイト : : : : : :
: : : : : :
UC17,0 UC17,1 : UC17,S : UC17,31
図28−使用者コントロールデータユニット
13.9.4 使用者コントロールデータのビット又はバイト設定
使用者コントロールデータバイトは,アプリケーションに依存している。これらの設定をアプリケーシ
ョンに規定する場合を除いて,これらのバイトは,00hに設定する。

――――― [JIS X 6233 pdf 52] ―――――

                                                                        24列
AF0,0 AF1,0 AF2,0 AF0,7 AF1,7 AF2,7 AF0,6 AF1,6 AF2,6 AF0,5 : : AF0,1 AF1,1 AF2,1
AF0,8 AF1,8 AF2,8 AF0,15 : : AF0,14 : : AF0,13 : : AF0,9 AF1,9 AF2,9
6行
AF4,1 AF5,1 AF3,1 AF4,0 AF5,0 AF3,0 AF4,7 AF5,7 AF3,7 AF4,6 : : AF4,2 AF5,2 AF3,2
物理
AF4,9 : : AF4,8 AF5,8 AF3,8 AF4,15 : : AF4,14 : : AF4,10 AF5,10 AF3,10
アドレス
AF8,2 AF6,2 AF7,2 AF8,1 AF6,1 AF7,1 AF8,0 AF6,0 AF7,0 AF8,7 : : AF8,3 AF6,3 AF7,3
AF8,10 : : AF8,9 : : AF8,8 AF6,8 AF7,8 AF8,15 : : AF8,11 AF6,11 AF7,11
UC0,0 UC6,1 UC12,2 UC0,4 : : : : : : : : : : UC12,30
: : : : : : : : : : : : : : :
: : UC17,2 : : : : : : : : : : : UC17,30 30
: : UC0,3 : : : : : : : : : : : UC0,31 行
24行 : : : : : : : : : : : : : : :
使用者 : UC17,1 : : : : : : : : : : : : :
コントロール : UC0,2 : : : : : : : : : : : UC0,30 :
データ : : : : : : : : : : : : : : :
UC17,0 : : UC17,4 : : : : : : : : : : :
UC0,1 : : UC0,5 : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : :
UC5,1 UC11,2 UC17,3 : : : : : : : : : : UC11,30 UC17,31
図29−アクセスブロックの構成
X6
(16アドレスフィールド及び32使用者コントロールデータユニットから)
233 : 2017(I
SO/ I
EC3 0193 : 2016
2
)

――――― [JIS X 6233 pdf 53] ―――――

48
X 6233 : 2017 (ISO/IEC 30193 : 2016)

13.10 アクセスブロック

  アドレスフィールド及び使用者コントロールデータユニットのデータは30行×24列の配列に配置され,
アクセスブロックと呼ばれる。
アドレスフィールドを迅速に位置決めする必要があるため,これらのアクセスフィールドのデータは,
特別なプリインターリーブの方法で配置される。
各16アドレスの9バイト(図25参照)は,3バイトの3グループにまとめられる。
各アドレス07の3グループのバイトはアドレス0から始まり,各続きのアドレスは3ポジション左に
循環的にシフトする位置に,アクセスブロックの第1,第3及び第5の行の対角方向に配置される(図29
参照)。
各アドレス815の3グループのバイトは,アドレス8から始まり,各続きのアドレスは,3ポジショ
ン左に循環的にシフトする位置に,アクセスブロックの第2,第4及び第6の行の対角方向に配置される。
第3及び第4行の各バイトグループ内では,バイトは,左方向に循環的に1バイトシフトされる。
第5及び第6行の各バイトグループ内では,バイトは,左方向に循環的に2バイトシフトされる。
数式で表すと,このアクセスブロックへのアドレスバイトAFx,yの配置は,次に示す式で表すことができ
る。
− 行r=2×div(x,3)+div(y,8)
− 列c=3×mod[{[div(x,3)+16−y],8}]+mod[{[x−div(x,3) ],3}]
使用者コントロールデータユニットは列方向に配置され,各使用者コントロールデータは,1列の3/4
だけを埋めることになる(3列に4使用者コントロールデータユニットが入る。図29参照)。

13.11 BISブロック

  アクセスブロックの各列のバイトは,Cが符号語番号を表す場合(=023の列番号),図30に示すと
おり各列の先頭からb0,C b1,C .. bi,C ..b29,Cというように番号が付け直される。
BISブロックは,各列に対し,(62,30,33) RS符号による32個のパリティバイトを追加拡張して,完成と
pb31,C .. pbj,C .. pb61,Cと番号が付けられる。
なる。パリティバイトは,pb30,C
24 列
符号語 符号語 符号語 符号語 符号語
0 1 : C : 22 23
b0,0 b0,1 : b0,C : : b0,23
b1,0 b1,1 : b1,C : : b1,23
30 : : : : : : :
: : bN,C :
情報バイト : : :
: : : :
1BIS : : :
b29,0 b29,1 b29,C b29,23
符号語 : : :
= 62 バイト pb30,0 pb30,1 : pb30,C : : pb30,23
32 : : : : : : :
パリティバイト: : : : : : :
: : : : : : :
pb61,0 pb61,1 pb61,C pb61,23
: : :
図30−データバイトの再番号割当て及びパリティ追加によるBISブロック構成

13.12 BIS符号語

  BIS RS符号は,GF(28)の有限体上で規定される。有限体GF(28)の非ゼロ要素は,原始根αによって生成

――――― [JIS X 6233 pdf 54] ―――――

                                                                                             49
X 6233 : 2017 (ISO/IEC 30193 : 2016)
される。ここに,αは,次の原始多項式p(x)の根である。
p(x)=x8+x4+x3+x2+1
GF(28)のシンボルは,(α7, α6, α5, ..., α2, α, 1)を元とする元多項式の表現を用いてバイト(8ビットのグル
ープ)で表される。したがって,根αは次で表される。
α=00000010
pb30,C .. pbj,C .. pb61,C)で表す各BIS符号語は,32個のパリティバイト及び
ベクトルbis=(b0,C .. bi,C .. b29,C
30個の情報バイトをもつGF(28)上のリードソロモン符号である。そのような符号語は,61次の多項式bis(x)
で表すことができる(幾つかの係数はゼロの可能性がある。)。ここに,最高次はベクトルの情報部分(b0,C ...
など)に相当し,最低次はベクトルのパリティ部分(b30,C .. など)に相当する。
bis(x)は,BIS符号語の生成多項式g(x)の倍数である。生成多項式は,次による。
31

g(x) x
i 0
BIS符号語は,組織符号で30個の情報バイトは変わることなく各符号語の最高次に現れる。bis符号の
パリティチェック行列HBISは,全てのBIS符号語bisに対して,次による。
HBIS×bisT=0
パリティチェック行列HBISの第2行hBIS 2は,生成多項式g(x)のゼロαに相当し,エラーの場所の特定に
使用する符号の位置を規定する。このパリティチェック行列HBISの第2行hBIS 2は,次による。
hBIS2 α61,α60 ..α2 , α

13.13 BISクラスタ

  BIS符号語生成の後BISブロックは,インターリーブされ496行×3列の配列に配置される。この新し
くフォーマットした配列は,BISクラスタと呼ばれる。
BISクラスタは,図17に示すとおりアドレスユニットによって更に分割される。ユニットは,u=015
の番号が付けられ,そのユニット内では,行がr=030及び列がe=02に番号が付けられる(図31参
照)。
BISのインターリーブ方法の要点は,次のようである(図30,図31,図32及び図33中の例を参照)。
− BISブロックの各行は,3バイトの8グループに分けられる。これらの3バイトのグループは,それ
ぞれBISクラスタの一行に配置される。
− BISブロックの偶数行は,ユニット07に配置され,BISブロックの奇数行は,ユニット815に配
置される。
− BISブロックの偶数行からの3バイトのグループは,ユニット07の同じ行に配置される。ここに,
ユニットは,(番号に従って)逆順で使用される。
− BISブロックの各連続する行の最初の3バイトグループは,前の行で使用された開始ユニットよりも
一つ大きい番号のユニットに配置する。
− BISブロックのN=0の行は,ユニット : 0,7,6,5,..,2,1のr=0の行に配置される。
− BISブロックのN=2の行は,ユニット : 1,0,7,6,..,3,2のr=1の行に配置される。
− BISブロックのN=4の行は,ユニット : 2,1,0,7,..,4,3のr=2の行に配置される。
− このようにこのプロセスは,r=30の行のユニット6,5,4,3,..,0,7に配置されるN=60の行
まで繰り返される。
− ここに,各ユニットの中で各行rは,循環的に右側に位置をmod(r,3)だけシフトされる。r=0の行は,

――――― [JIS X 6233 pdf 55] ―――――

次のページ PDF 56

JIS X 6233:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 30193:2016(IDT)

JIS X 6233:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6233:2017の関連規格と引用規格一覧