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X 6937 : 2008 (ISO/IEC 24711 : 2006)
×18+11.30×21+11.50×18) / (18+21+18) から11.27 gとなる。
一度も寿命に達しなかった淡シアンカートリッジの印刷枚数は,主要カートリッジの内で個別印刷枚数
が最も多い黒カートリッジ3個の個別印刷枚数の合計となる。
ここで,黒カートリッジが3台のプリンタでそれぞれ1 503ページ,1 516ページ,1 481ページを印刷
し,淡シアンカートリッジのインク取扱量が3.00 g,3.10 g,2.90 gであったと仮定した場合,プリンタご
との淡シアンカートリッジ個別印刷枚数の推定値は次のようになる。
(11.27 g) ×(1 503 ページ)/ (3.00 g)=5 646
ページ
(11.27 g) ×(1 516 ページ)/ (3.10 g)=5 511
ページ
(11.27 g) ×(1 481 ページ)/ (2.90 g)=5 755
ページ
プリンタごとの個別印刷枚数の推定値から淡シアンカートリッジの個別印刷枚数(推定値)の平均値は
5 638ページで,標準偏差値は122.3となる。
信頼水準90 %は,主要カートリッジと同様に算出する。
N(数量)=3,t (0.1,2)=2.92
したがって,信頼水準90 %の下限推定値は次のとおりとなり,この下限推定値以下になるように印刷可
能枚数公表値(推定値)を決定する。
1223.
淡シアンカートリッジ信頼水準90 %下限推定値= 5638 .292 = 5432ページ
3
一方,淡マゼンタは,3個のインクカートリッジが寿命に達しているため,その平均値と標準偏差値と
を使用して,次の式で求めた下限推定以下になるように印刷可能枚数公表値(推定値)を決定する。
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淡マゼンタカートリッジ信頼水準90 %下限推定値= 1400 .292 = 1295ページ
3
6.3 試験報告書
測定データは附属書Cに例示したように記録しなければならない。また,要請に応じて,試験報告書が
提示できるようにしておかなければならない。
6.4 印刷可能枚数の公表方法
印刷可能枚数の公表は,インクカートリッジが各色分離形か全色一体形かによって異なる。
全色一体形の場合,印刷可能枚数の公表は,6.1に定める平均値の信頼水準90 %下限推定値を用いる。
印刷可能枚数の算出に用いる値は,3.7で規定するように,最初にいずれかの色のインクがなくなった時点
を寿命として計算する。
例えば :
測定結果が次のような場合,
CMYカートリッジの信頼水準90 %下限推定値 = 508
ページ
黒カートリッジの信頼水準90 %下限推定値 = 1 100
ページ
印刷可能枚数公表値は次のようになる。
CMYカートリッジ 公表可能最大値 508
ページ
黒カートリッジ 公表可能最大値 1 100
ページ
<連続印刷によって得られた値>
各色分離形の場合,個々のインクカートリッジごとに信頼水準90 %下限推定値を算出し,インクカート
リッジ別の印刷可能枚数公表値,又は,次に記す合成印刷可能枚数値で公表する。
各種のプリンタでは,インクの色及び/又は各色のバランスの取り方が異なるために,標準テストペー
――――― [JIS X 6937 pdf 16] ―――――
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X 6937 : 2008 (ISO/IEC 24711 : 2006)
ジセットを用いても測定する各インクの使用量のバランスが必ずしも取れているわけではない。この実状
を踏まえて,各色分離形のインクカートリッジであり,かつ,それぞれのインクカートリッジが同じイン
ク容量の場合に,これらのカラーインクカートリッジすべての印刷可能枚数値を用いて算出した一つの値
を公表値とすることができる。この値を合成印刷可能枚数と呼び,次のように定義する。
注記 補助カートリッジは,前述の条件の他に,次に示す二つの条件のいずれかを満たす場合に,主
要カートリッジと合わせて合成印刷可能枚数とすることができる。
a) 主要カートリッジである,シアン,マゼンタ,及びイエローの最後のインクカートリッジ
が3回交換された時点で,補助カートリッジが2回以上交換されている場合。
b) 主要カートリッジを追加して試験を継続し,1台のプリンタにおいて補助インクカートリ
ッジの3個が寿命まで試験された場合。
n
CY=
1 1 1
...
Y1 Y2 Yn
ここに, CY : 合成印刷可能枚数
Yn : n色の信頼水準90 %下限推定値
この計算は,合成印刷可能枚数表示をしようとするすべてのインクカートリッジの販売価格が同一であ
る場合に適用する。
例えば,測定結果が次のような場合 :
シアンカートリッジの信頼水準90 %下限推定値=450
ページ
マゼンタカートリッジの信頼水準90 %下限推定値=580
ページ
イエローカートリッジの信頼水準90 %下限推定値=500
ページ
黒カートリッジの信頼水準90 %下限推定値=1 100
ページ
黒を除く3カートリッジの合成印刷可能枚数は次のように計算される。
3
CY= =505
ページ
1 1 1
450 580 500
印刷可能枚数公表値は,個別の印刷可能枚数公表値かその合成表示かのいずれかを取ることができる。
その二つの選択肢の表示例を次に示す。
インクカートリッジ別の印刷可能枚数公表値は次のようになる。
シアンカートリッジ 公表可能最大値 450
ページ
マゼンタカートリッジ 公表可能最大値 580
ページ
イエローカートリッジ 公表可能最大値 500
ページ
黒カートリッジ 公表可能最大値 1 100
ページ
連続印刷で得られた値
合成印刷可能枚数に基づく公表方法 :
3カートリッジ合成印刷可能枚数 最高 505
ページ
(シアン,マゼンタ及びイエローを合成印刷可能枚数に使用)
黒カートリッジ平均印刷可能枚数 最高 1 100
ページ
――――― [JIS X 6937 pdf 17] ―――――
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X 6937 : 2008 (ISO/IEC 24711 : 2006)
連続印刷で得られた値
ただし,黒カートリッジの印刷可能枚数は常に個別表示で表示する。
6.4の条件を満たさない場合,シアン,マゼンタ,イエロー及び黒以外の色のインクカートリッジの印刷
可能枚数は,測定結果を合成することなく個別に公表する。このような場合でも,シアン,マゼンタ,イ
エローは合成印刷可能枚数で公表してもよい。
さらに,JIS X 6937に基づいてインクカートリッジ印刷可能枚数を報告する場合は,附属書Cに示すよ
うな詳細な報告書が準備されていなければならない。
また,インクカートリッジの印刷可能枚数を取扱説明書,販売促進資料,又は包装材に表記する場合,
少なくとも次の情報を盛り込まなければならない。
− JIS X 6937に基づいて決定した印刷可能枚数表記であること。
− インクカートリッジ印刷可能枚数公表値。
− 連続印刷試験で得られた値。
− 当該インクカートリッジが複数のプリンタで取扱い可能な場合は,次のいずれか一つの事項
を記す。
・ 測定を行ったプリンタとインクカートリッジとの組合せ。
・ 測定を行ったすべてのプリンタ中の最小印刷可能枚数公表値。
・ 測定を行ったすべてのプリンタの印刷可能枚数公表値の範囲。
− 上記の箇条書きに示した 3 項目は,実際に測定を行った結果でなければならない。
公表すべき四つの主要な値 :
a) 黒カートリッジの印刷可能枚数公表値。
b) 黒カートリッジ以外の主要カートリッジの印刷可能枚数及び,6.4に記載の合成印刷可能枚数表示を
可能とする必要条件を満たした補助カートリッジの印刷可能枚数。
1) MY合成印刷可能枚数+補助カートリッジの個別の印刷可能枚数公表値。
この場合の合成印刷可能枚数は,シアン,マゼンタ,イエローの三つのインクカートリッジでの
合成印刷可能枚数。
2) 黒カートリッジを除く主要カートリッジと補助カートリッジとを合わせた合成印刷可能枚数。
注記 この場合の合成印刷可能枚数は,合成表示しようとするn種類のインクカートリッジの印刷可
能枚数として報告する。また,合成印刷可能枚数に使用するインクの色を記載する。
3) 全インクカートリッジの個別の印刷可能枚数公表値。
c) 前述の合成印刷可能枚数表示を可能とする条件を満たさない補助カートリッジの印刷可能枚数公表値
(推定値)。
1) インクカートリッジの質量から推定された個別印刷枚数を用いて算定される印刷可能枚数。
2) 規定数である9個以下のインクカートリッジの個別印刷枚数から算定される印刷可能枚数。
d) 印刷可能枚数の測定で使用したインクカートリッジ色の総数。
推奨例 :
――――― [JIS X 6937 pdf 18] ―――――
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X 6937 : 2008 (ISO/IEC 24711 : 2006)
CMYK4色の各色分離形カートリッジを合成印刷可能枚数で表示する場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合 :
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
3カートリッジ 合成平均 505ページ(合成平均にはC,M及びYを使用)
黒カートリッジ 平均 1 100ページ
4色のカートリッジ(C,M,Y及び黒)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
上記の例で,シアンカートリッジだけを合成印刷可能枚数で表示する場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
3カートリッジ 合成平均 505ページ (合成平均にはC,M及びYを使用)
4色のカートリッジ(C,M,Y及び黒)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
上記の例で,シアンカートリッジだけを個別の印刷可能枚数で表示する場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
シアンカートリッジ 平均 502ページ
4色のカートリッジ(C,M,Y及び黒)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
CMYK4色の各色分離形カートリッジを個別の印刷可能枚数で表示する場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
シアンカートリッジ 平均 502ページ
マゼンタカートリッジ 平均 515ページ
イエローカートリッジ 平均 489ページ
黒カートリッジ 平均 1 100ページ
4色のカートリッジ(C,M,Y及び黒)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
CMY一体形カートリッジと分離形の黒カートリッジとの場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
――――― [JIS X 6937 pdf 19] ―――――
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X 6937 : 2008 (ISO/IEC 24711 : 2006)
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
CMYカートリッジ 平均 505ページ
黒カートリッジ 平均 1 100ページ
2色のカートリッジ(C,M,Y及び黒)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
各色分離形のC,M,Y,Kカートリッジと補助カートリッジLC,LMとの推定印刷可能枚数を公表する場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
3カートリッジ 合成平均 505ページ(合成平均にはC,M及びYを使用)
黒カートリッジ 平均 1 100ページ
補助カートリッジL 推定 5 100ページ
補助カートリッジLM 推定 2 500ページ
6色のカートリッジ(C,M,Y,黒,LC及びLM)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
分離形のC,M,Y,Kカートリッジと最小サンプル数の測定を行った補助カートリッジLC,LMとの場合
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
シアンカートリッジ 平均 502ページ
マゼンタカートリッジ 平均 515ページ
イエローカートリッジ 平均 489ページ
黒カートリッジ 平均 1 100ページ
LCカートリッジ 平均 1 200ページ
LMカートリッジ 平均 1 500ページ
6色カートリッジ(C,M,Y,黒,LC及びLM)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
又は
プリンタYYYで標準テストページセットを用いて試験した場合
インクカートリッジ印刷可能枚数 :
5カートリッジ 合成平均 505ページ (合成平均にはC, M, Y, 黒, LC, LMを使用)
黒カートリッジ 平均 1 100ページ
6色カートリッジ(C,M,Y,黒,LC及びLM)を連続印刷試験で求めた値
JIS X 6937に基づく公表値
――――― [JIS X 6937 pdf 20] ―――――
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JIS X 6937:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 24711:2006(IDT)
JIS X 6937:2008の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6937:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX6931:2005
- モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測定方法
- JISX6931:2021
- モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法
- JISX6938:2008
- 事務機械消耗品の印刷可能枚数測定用カラーテストページセット