この規格ページの目次
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X 7779 : 2012 (ISO 7779 : 2010)
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
注記 対応国際規格 : IEC 61672-1, Electroacoustics−Sound level meters−Part 1: Specifications (IDT)
JIS C 1514 オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ
注記 対応国際規格 : IEC 61260, Electroacoustics−Octave-band and fractional-octave-band filters (IDT)
JIS C 1515 電気音響−音響校正器
注記 対応国際規格 : IEC 60942, Electroacoustics−Sound calibrators (IDT)
JIS X 7778 音響−情報技術装置の表示騒音放射値
注記 対応国際規格 : ISO 9296, Acoustics−Declared noise emission values of computer and business
equipment (IDT)
JIS Z 8739 音響−音響パワーレベル算出に使用される基準音源の性能及び校正に対する要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 6926, Acoustics−Requirements for the performance and calibration of reference
sound sources used for the determination of sound power levels (IDT)
ISO 266, Acoustics−Preferred frequencies
ISO 3741, Acoustics−Determination of sound power levels and sound energy levels of noise sources using
sound pressure−Precision methods for reverberation test rooms
注記 この規格(JIS X 7779)の発行時点においてISO 3741の最新版は2010年10月発行の第4版
である。その旧版ISO 3741:1999の一致規格JIS Z 8734:2000 [26] が存在するが,この規格で
引用する要件を規定しておらず,適用できない。
ISO 3744, Acoustics−Determination of sound power levels and sound energy levels of noise sources using
sound pressure−Engineering methods for an essentially free field over a reflecting plane
注記 この規格(JIS X 7779)の発行時点においてISO 3744の最新版は2010年10月発行の第3版
である。その旧版ISO 3744:1994の対応規格JIS Z 8733:2000 [25] が存在するが,この規格で
引用する要件を規定しておらず,適用できない。
ISO 3745, Acoustics−Determination of sound power levels of noise sources using sound pressure−Precision
methods for anechoic and hemi-anechoic rooms
注記 この規格(JIS X 7779)の発行時点においてISO 3745の最新版は2003年12月発行の第2版
である。その旧版ISO 3745:1977の改正過程におけるISO/DIS 3745:2000の一致規格
JIS Z 8732:2000 [24]が存在するが,この規格で引用する要件を規定しておらず,適用できない。
ISO 9295, Acoustics−Measurement of high-frequency noise emitted by computer and business equipment
ISO 11201, Acoustics−Noise emitted by machinery and equipment−Determination of emission sound
pressure levels at a work station and at other specified positions in an essentially free field over a reflecting
plane with negligible environmental corrections
注記 この規格(JIS X 7779)の発行時点においてISO 11201の最新版は2010年5月発行の第2版
である。その旧版ISO 11201:1995の一致規格JIS Z 8737-1:2000 [27] が存在するが,この規格
で引用する要件を規定しておらず,適用できない。
ISO 11203, Acoustics−Noise emitted by machinery and equipment−Determination of emission sound
pressure levels at a work station and at other specified positions from the sound power level
――――― [JIS X 7779 pdf 6] ―――――
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X 7779 : 2012 (ISO 7779 : 2010)
ECMA-74, Measurement of airborne noise emitted by information technology and telecommunications
equipment 2)
注2) 次のURLにおいて,2012.1.30時点において利用可能である。
http://www.ecma-international.org/publications/files/ECMA-ST/ECMA-74.pdf
3 用語及び定義
この規格で用いる用語及び定義は,ISO 3744及びISO 11201によるほか,次による。
3.1 一般定義
3.1.1
騒音放射通則規格(通則),B-タイプ規格(basic noise emission standard,B-type standard)
機器の騒音放射の算出手順を規定し,その手順に従って得られる結果の信頼性及び再現性に対し,一定
の精度のグレードをもつ規格
[ISO 12001:1996 [2],3.1]
3.1.2
騒音試験規程(個別規格),C-タイプ規格(noise test code,C-type standard)
ある特定のクラス,種類(ファミリー)又は型番(タイプ)の機器に適用され,標準化された条件の下,
その騒音放射の諸特性の算出,表示及び検証を効率的に行うために必要なあらゆる事項を規定した規格
[ISO 12001:1996 [2],3.2]
注記1 この規格は,ISO 9295及びJIS X 7778とともに,情報技術装置に関する騒音試験規程を構成
する。
注記2 騒音放射通則規格に基づいて,特定の種類の機器のための騒音試験規程(個別規格)を作成
するための要件がISO 12001:1996 [2] に規定されている。
3.1.3
情報技術装置(information technology and telecommunications equipment,ITT equipment)
家庭,オフィス,サーバの設置場所,通信機器の設置場所又は同様の設置環境において,情報処理に使
われる機器及びそのコンポーネント
注記 邦訳の情報技術装置には,原文のtelecommunicationsに相当するものがないが,この規格の旧
版JIS X 7779:2001制定時に検討済みであり,これを踏襲している。
3.1.4
ファンクショナルユニット(functional unit)
それ自身の最終製品としてのエンクロージャ[きょう(筐)体]をもつ,もたないを問わず,この規格
の手順に従って試験される,又は試験されることが想定される情報技術装置のユニット
注記1 この規格の方法に従って,情報技術装置の複数のユニットを一緒に試験しなければならない
場合,一つのファンクショナルユニットが,複数のユニットから構成されることもあり得る。
また,試験対象の情報技術装置の通常の運転のために,それ以外のユニット(電源モジュー
ル,給水ポンプ,冷却ユニットなど)が必要な場合,一つのファンクショナルユニットが,
このような情報技術装置以外の一つ以上のユニットと一つ以上の情報技術装置とが組み合わ
さって構成されることもある。
注記2 情報技術装置のファンクショナルユニットは,商業ベースで取引可能な最終製品,開発途中
の試作品,それらのサブアセンブリ,又は,コンポーネントのように,広範な形態があり得
――――― [JIS X 7779 pdf 7] ―――――
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X 7779 : 2012 (ISO 7779 : 2010)
る。
3.1.5
作業位置,オペレータ位置(work station,operator position)
測定対象機器の近傍においてオペレータのために想定された位置
注記1 ISO 11201:2010,3.11から翻案。
注記2 この場合の“work station(英語の2単語からなる用語)”とは,単一ユーザー向けの高性能コ
ンピュータを意味する“workstation(英語の1単語)”を指すわけではない。
3.1.6
作動モード(operating mode)
試験中の機器が,その目的とする機能を果たしている状態
3.1.7
アイドルモード(idle mode)
機器に通電しているが,作動していない定常な,一つ以上の状態
3.1.8
床置き機器(floor-standing equipment)
床の上に設置するように設計されたファンクショナルユニット
3.1.9
卓上機器(table-top equipment)
それ自身のエンクロージャによって,テーブル,机若しくは独立したスタンド上に設置されるか,又は
そこで使用するように設計されたファンクショナルユニット
3.1.10
壁付け機器(wall-mounted equipment)
通常,壁面を背にするか,又は壁の中に据え付けられるようになっており,それ自身のスタンドをもた
ないファンクショナルユニット
3.1.11
サブアセンブリ(sub-assembly)
一般には,それ自身の最終製品としてのエンクロージャをもっておらず,情報技術装置の他のユニット
内に設置されるか,又は最終製品のエンクロージャ内において,他のサブアセンブリ又は情報技術装置の
他のユニットとともに組み立てられるように設計されたファンクショナルユニット
3.1.12
ラック装着ユニット(rack-mountable unit)
ラック,フレーム,キャビネット,完全密閉又は部分密閉,又は開放型のフレームの形態の,最終製品
としてのエンクロージャ内に設置するように設計されたファンクショナルユニット
3.1.13
ラック組込みシステム(rack-enclosed system)
ラック,フレーム又はキャビネット内部に一つ以上のラック装着ユニットを含んでいるファンクショナ
ルユニット
注記 一口にラック組込みシステムといっても,その意味するものは,ラック又はエンクロージャの
中に入るラック装着ユニットの構成に応じて,情報技術装置の多岐にわたる。その中には,サ
ーバシステム,ストレージシステム,入出力システム,ネットワークシステム,又はこれら若
――――― [JIS X 7779 pdf 8] ―――――
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X 7779 : 2012 (ISO 7779 : 2010)
しくは別のタイプのラック装着ユニットを“統合した”システムもあり得る。
3.1.14
手持ち機器(hand-held equipment)
一般に物理的に小さく,軽量で,操作中は手で支えるように設計されたファンクショナルユニット
3.1.15
標準試験卓(standard test table)
少なくとも0.5 m2の上面面積をもち,かつ,上面の長さが700 mm以上ある,剛性の高いテーブル
注記 標準試験卓の設計図を附属書Aに示す。
3.2 音響定義
3.2.1
放射,騒音放射(emission,noise emission)
明確に定義された一つの音源(例えば,測定対象機器)によって放射された空気伝搬音
注記 製品表示及び/又は製品仕様書の一部として騒音放射に関する記述を含めることができる。騒
音放射の基礎的な記述パラメータには,その音源自身による音響パワーレベル,及び,音源近
傍のオペレータ位置(又は,オペレータ位置が定義されていない場合にはバイスタンダ位置)
における放射音圧レベルがある。
3.2.2
音圧 p(sound pressure,p)
ある瞬間の気圧と静圧との差
注記1 音圧は,単位,パスカル(Pa)で表す。
注記2 記号pは,しばしば,添え字なしで音圧の実効値を表すために使われる。
[ISO 80000-8:2007 [3],8.9.2]
3.2.3
音圧レベル Lp(sound pressure level,Lp)
音圧pの二乗の,基準音圧p0の二乗に対する比の常用対数を10倍し,単位,デシベルで表したもの
p2
Lp 10 log10 (dB)
p02
ここに,基準値,p0は20 Pa
注記 この定義は,技術的にはISO 80000-8:2007 [3],8.22に従う。
[ISO/TR 25417:2007 [22],2.2]
3.2.4
時間平均音圧レベル LpT(time-averaged sound pressure level,LpT)
測定時間Tの間で,時間とともに変動する対象音と同じ平均二乗音圧をもつ,連続で定常な音の音圧レ
ベル
3.2.5
放射音圧レベル Lp(emission sound pressure level,Lp)
対象とする音源が所定の設置条件に従って反射面上に据え付けられ,所定の作動をしているときに,音
源近傍の指定位置において実測した音圧レベルから,暗騒音の影響を除外したもの
注記1 放射音圧レベルは,単位,デシベル(dB)で表す。
注記2 箇条8において,放射音圧レベルの算出方法を規定している。
――――― [JIS X 7779 pdf 9] ―――――
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X 7779 : 2012 (ISO 7779 : 2010)
3.2.6
時間平均放射音圧レベル LpeqT(time-averaged emission sound pressure level,LpeqT)
測定時間Tの間で,時間とともに変動する対象音と同じ平均二乗音圧をもつ,連続で定常な音の放射音
圧レベル
1 T
p2 t dt
LpeqT T
10 log10
0
(dB)
p02
注記1 時間平均放射音圧レベルは,単位,デシベル(dB)で表す。
注記2 放射音圧レベルは,騒音試験規程(すなわち,情報技術装置の特定のカテゴリに対してはこ
の規格)で要求する指定位置において算出される。
注記3 時間平均放射音圧レベルは,必ずある測定時間の間に算出されるため,一般に,添え字の“eq”
及び“T”は省略される。
3.2.7
A特性インパルス音圧レベル LpAI(A-weighted impulse sound pressure level,LpAI)
サウンドレベルメータをJIS C 1509-1の附属書Cに示す時間重み付け特性I(インパルス)に設定した
ときのA特性音圧レベルの指示値
注記 A特性インパルス音圧レベルは,単位,デシベル(dB)で表す。
3.2.8
C特性ピーク音圧レベル LpCpeak(C-weighted peak sound pressure level,LpCpeak)
一つの作動サイクルの中で発生するC特性瞬時音圧の絶対値の最大値を20 鉗 地 ベル化し
たもの
注記 C特性ピーク音圧レベルは,単位,デシベル(dB)で表す。
3.2.9
音響パワー P(sound power,P)
一つの音源から単位時間当たりに放射される空気伝搬音のエネルギー
注記1 音響パワーは,単位,ワット(W)で表す。
注記2 この規格では,測定時間中の音響パワーの時間平均値のことである。
3.2.10
基準音源(reference sound source)
安定な音源として利用することを目的とした装置であり,対象周波数範囲にわたり,既知の広帯域音響
パワースペクトル特性をもち,JIS Z 8739に従って校正されたもの
3.2.11
対象周波数範囲(frequency range of interest)
ISO 266で定義する1/3オクターブバンドの中心周波数のうち,100 Hz10 000 Hzの連続する帯域
注記 16 kHzのオクターブバンド内に離散周波数音を放射する機器に対しては,ISO 9295の手順が使
われる(表4参照)。
――――― [JIS X 7779 pdf 10] ―――――
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JIS X 7779:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 7779:2010(IDT)
JIS X 7779:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.020 : 情報技術(IT)一般
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.20 : 機械及び設備による騒音の発生
JIS X 7779:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISC1514:2002
- オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ
- JISC1515:2020
- 電気音響―音響校正器
- JISX7778:2001
- 音響―情報技術装置の表示騒音放射値
- JISZ8739:2001
- 音響―音響パワーレベル算出に使用される基準音源の性能及び校正に対する要求事項
- JISZ8739:2021
- 音響―音響パワーレベルの測定に使用する基準音源の性能及び校正に関する要求事項