JIS Z 0604:1989 木製平パレット

JIS Z 0604:1989 規格概要

この規格 Z0604は、繰り返し使用する木製平パレットについて規定。

JISZ0604 規格全文情報

規格番号
JIS Z0604 
規格名称
木製平パレット
規格名称英語訳
Wooden flat pallets
制定年月日
1977年3月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

55.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
1977-03-01 制定日, 1980-04-01 確認日, 1984-10-01 確認日, 1989-04-01 改正日, 1994-12-01 確認日, 2000-08-20 確認日, 2005-12-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 0604:1989 PDF [7]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 0604-1989

木製平パレット

Wooden Flat Pallets

1. 適用範囲 この規格は,繰り返し使用する木製平パレット(以下,パレットという。)について規定す
る。
引用規格 :
JIS A 5508 鉄丸くぎ
JIS G 3532 鉄線
JIS Z 0106 パレット用語
JIS Z 0602 平パレット試験方法
関連規格 JIS Z 0601 一貫輸送用平パレット
JIS Z 0603 平パレット
2. 用語の意味 この規格で用いる用語の意味は,JIS Z 0106(パレット用語)によるほか,次による。
最大積載質量 パレットの使用時に積載できる最大の質量。
3. 各部の名称 パレットの各部の名称は,図1のとおりとする。
4. 形式,種類,最大積載質量及び大きさ
4.1 形式及び記号 パレットの形式及び記号は,表1のとおりとする。
表1
形式 記号 備考
単面形 S デッキボードが上面だけにあるもの。
使用面 両 片面使用形 D デッキボードが両面にあるもので,積載面が片面だけにあるもの。

形 両面使用形 R デッキボードが両面にあるもので,積載面が両面にあるもの。
差込口の方向 二方差し 2 差込口がパレットの相対する2方向にあるもの。
ブロック形 4 ブロックを使用し,差込口が前後左右4方向にあるもの。
四方差し
けたくり抜き形P4 差込口が前後左右4方向にあり,2方向はけたをくり抜いたもの。
無翼形 − 翼がないもの。
翼の有無 単翼形 U 上面のデッキボードに翼があるもの。
複翼形 W 両面のデッキボードに翼があるもの。

――――― [JIS Z 0604 pdf 1] ―――――

2
Z 0604-1989
図1

――――― [JIS Z 0604 pdf 2] ―――――

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Z 0604-1989
4.2 種類及び記号 パレットの種類及び記号は,その形式の組合せによって表2のとおりとする。
なお,ブロック形及び無翼形の形式は表さない(参考図参照)。
表2
種類 記号 記号 種類 記号
単面形二方差し S2 片面使用形二方差し D2 両面使用形二方差し R2
単面形四方差し S4 片面使用形四方差し D4 両面使用形四方差し R4
単面けたくり抜き形 SP4 DP4
片面使用けたくり抜き形 − −
単面単翼形二方差し SU2 DU2
片面使用単翼形二方差し 両面使用複翼形 RW2
参考図
4.3 最大積載質量 パレットの最大積載質量は,0.5t,1t,1.5t及び2tとする。
4.4 大きさ パレットの大きさは,長さ×幅 (mm) によって表し,表3のとおりとする。

――――― [JIS Z 0604 pdf 3] ―――――

4
Z 0604-1989
表3
単位mm
長さ×幅 備考
800×1 100
1 100× 800
900×1 100
1 100× 900
1 100×1 100 一辺を1 100とするもの
1 100×1 300
1 300×1 100
1 100×1 400
1 400×1 100
800×1 200
1 200× 800
一辺を1 200とするもの
1 000×1 200
1 200×1 000
5. 強度 パレットの強度は,JIS Z 0602(平パレット試験方法)によって試験を行い,表4のとおりと
する。
表4
項目 基準値
圧縮強度 ひずみ量 4mm以下
たわみ率 2.5%以下
曲げ強度
残留たわみ率 0.5%以下
たわみ率
下面デッキボード強度 2.5%以下
落下強度 3
対角線の長さの変化率 %以下
6. 構造・品質 パレットの構造・品質は,次のとおりとする。
(1) パレットは,原則としてけた,けた板,デッキボード及びブロックを用いるものとし,デッキボード,
けた又はブロックなどの構成部材は,相隣る面が互いに直角をなし,組み立てられたパレットの積載
面は,平らで下面と平行なものとする。
(2) パレットを構成する部材の接合は,スクリューくぎによる。ただし,四方差しパレットにおいてデッ
キボードとけた板だけを接合する場合には,鉄丸くぎを使用してもよい。
また,必要ある場合には,スクリューくぎとボルト及びナットを併用してもよい。
(3) スクリューくぎの材料及び形状は,原則としてJIS G 3532(鉄線)に規定するくぎ用鉄線を使用し,
少なくとも4条以上のねじれ溝をもち,ねじれ角度は,軸に直角の線に対して約65°とする。
また,頭部は,皿頭又は平頭とし,先端部はすい状(鋭角,鈍角,のみ先)とする。
(4) スクリューくぎの寸法及び許容差は,JIS A 5508(鉄丸くぎ)によることが望ましい。
また,スクリューくぎの長さは,デッキボードの厚さの3倍以上とする。ただし,最小長さは55mm
とする。
なお,胴部,頭部については,JIS A 5508に規定するもの,又はこれらと同等以上の強度をもつも
のとする。
(5) スクリューくぎの配列は,原則として図2のとおりとする。

――――― [JIS Z 0604 pdf 4] ―――――

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Z 0604-1989
図2
(6) 鉄丸くぎは,JIS A 5508に規定するものを使用する。
(7) 接合部にはすきまがなく,ボルト,ナット及びくぎの頭は,デッキボートの面から約1mm沈めるも
のとし,スクリューくぎとデッキボード周辺との距離は,原則として胴部直径の5倍以上,相互間の
距離は,胴部直径の10倍以上とする。
なお,四方差しパレットにおいてデッキボードとけた板だけを接合する場合には,スクリューくぎ
又は鉄丸くぎの下面に突き出した部分は,折り曲げるものとする。
7. 寸法
7.1 差込口の高さ 差込口の高さは75mm以上とし,原則として100mm,90mm及び75mmとする。
なお,けたくり抜き部の差込口の高さは,45mm以上とする(図3参照)。
図3

――――― [JIS Z 0604 pdf 5] ―――――

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JIS Z 0604:1989の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 0604:1989の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA5508:2009
くぎ
JISG3532:2011
鉄線
JISZ0106:1997
パレット用語
JISZ0602:1956
輸出絹織物及び輸出人絹織物の包装方法
JISZ0602:1988
平パレット試験方法