JIS Z 1406:1978 さん付き合板箱 | ページ 2

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さはさんの厚さを超えてはならない。
4.5 ステープルの用い方 ステープルの用い方は,次による。
(1) 合板はぎ合わせ用ステープル〔5.1(5)参照〕
(2) 形合板箱用のステープルは,ふた及び底面の各すみの留金具に渡して打ち付ける。留め金具と留め
金具の重ね合わせ方は,15mm以上として正しく重ねてくぎ留めする。
(3) 鋼帯に用いるステープルは箱の各角から4.5cmの箇所に打ち込み15cm間隔に用いるほか鋼帯の交さ
くする箇所にも用いる。
5. 材料
5.1 合板 合板箱に用いる合板は,次による。
(1) 樹種 強さにより次の2類に分け,原則として樹種の混合をしない。ただし,甲類と乙類の樹種を混
用した場合は乙類とみなす。
甲類 ぶな・いたやかえで・かば・あさだ・みずめ・さくら・なら・しほぢ・やちだも・たぶ・はる
にれ(あかだも)
乙類 さわぐるみ・ラワン・はりぎり(せんのき)・しらかば・しな・どろのき・ほお・かつら・と
ち・べいまつ・あかまつ・くろまつ
以上のほかの樹種を用いるときは,強さがこれらと同等以上のものとする。
(2) 品等 普通合板の日本農林規格(農林省告示第6号)に合格した3等品又はこれ以上とし,包装内容
物又は輸送条件により次の類別の合板を用いる。
(a) 特に防水,防湿を必要とする物品は,1類又は2類合板
(b) その他の場合は,3類又は4類
(3) 厚さ 内容質量により表1による。
(4) 仕上 特に指定された場合のほかは,表面の仕上げは必要としない。
(5) 合板のはぎ合わせ方法は,次による。
(a) つぎ合わせはぎ 合板をつぎ合わせて,はぎ合わせる場合は,幅7.5cm,厚さは所定のさんを用い
て図8のように合板とさんの厚さの和より3mm長目のタックを用いて合板からさんを通して打ち
付け,タックの先端を木目の方向に直角に折り曲げる。ただし,タックの間隔は7.5cm間隔に交互
に千鳥に打ち付ける。

――――― [JIS Z 1406 pdf 6] ―――――

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図8
(b) 重ね合わせはぎ 合板を重ね合わせて,はぎ合わせる場合は,図9のように合欠はぎとする。重ね
合わせを7.5cmとし,ステープルを用いて5cm間隔2列にはぎ合わせ線に沿って10cm間隔ごとに
はぎ合わせる。
図9
5.2 さん 合板に用いるさんの樹種は,次による。
(1) 樹種 次の2種のうちいずれかによる。
1類 つが・もみ・あかまつ・くろまつ・ひのき
又はこれらと強さが同等以上のもの。
2類 すぎ・えぞまつ・とどまつ・からまつ
又はこれらと強さが同等以上のもの。
(2) 品等 1等材又は2等材製材の日本農林規格(農林省告示第877号)とする。

――――― [JIS Z 1406 pdf 7] ―――――

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(3) 生節と目切れ
(a) 生節は,使用する板幅の31以下とし,くぎ付け箇所に木節があってはならない。
(b) 目切れは,長さ30cmにつき3cmを超えたものは使用してはならない。
(4) 含水率 18%以下とする。
(5) 寸法 合板箱のさんの大きさは内容質量と樹種により,次による。
(a) 形又はB形合板箱の内容質量と樹種によるさんの大きさは,表1による。
(b) 形合板箱のさんの大きさは,次による。
よこさん18×25mm以上,たてさんはよこさんに適用した角材又は角材を対角に引割った材を用
いて両よこさんにまたがらす大きさのもの。
(6) 水はけのためのさんの切りかき 輸出包装の場合はさんを付けた箱面の水はけのため3mm×3cmの
切りかきを付けてもよい。
5.3 タック,鉄丸くぎ,足割りリベット及びステープル タック,鉄丸くぎ,足割りリベット及びステ
ープルの用い方は,次による。
(1) 合板にさんを打ち付け,それぞれ箱面を製作する場合にはタック又は特七丸くぎを用いる。タックの
長さは合板とさんの厚さの和より3mm長いものを用い,先端は金敷の上で打ち曲げる。
なお,タックの径は2.12mm以上とし,頭部の径は6mm以上とする。
(2) それぞれの箱面を組み合わせて合板箱を組み立てる場合は,鉄丸くぎを用いる。その材質は,JIS G
3505(軟鋼線材)に規定するもの又はこれと同等以上のものとする。
(3) さんとさんを打ち付けて箱の組立てに用いる鉄丸くぎの長さは,打ち付けるさんの厚さの3倍以上と
し,32以上が保持材に入る長さのものを用いる。
(4) 足割りリベットは,線径4.19mm,長さ8mm,頭の直径8mm以上のものを用いる。
(5) ステープルは,次による。
(a) 合板と合板のはぎ合わせに用いるステープルの径は,1.58mm以上とする。
(b) 形箱組立用ステープルは線径2.12mmの針金で製作した長さ40mm以上のものとする。
(c) 鋼帯留付ステープルの径2.12mm足の長さ18mmとし,両足間の長さは鋼帯の幅と同一とする。
5.4 鋼帯又は亜鉛びき鉄線その他
(1) 鋼帯は,JIS G 3131(熱間圧延軟鋼板及び鋼帯)又はJIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)に規定す
るものとし,機械締めの場合は0.5×16(断面積8.0mm2)以上,くぎ打ちの場合は0.4×19(断面積
7.6mm2)以上のものを用いる。
(2) 亜鉛びき鉄線は,線径1.83mm以上のものを用いる。
(3) 形合板箱用留金具は厚さ0.25mm以上のすずめっき又は亜鉛めっき鉄板製のものを用いる。
6. 試験
6.1 落下試験 合板箱の検査は,材料検査・構造検査及び落下試験とし,落下試験はJIS Z 0202(包装
貨物及び容器の落下試験方法)の規定によるほか次による。
(1) 落下高さ············1.2m
(2) 落下回数············1回
(3) 判定 合板箱の外観に明らかな変化が認められてはならない。
引用規格 :
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯

――――― [JIS Z 1406 pdf 8] ―――――

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Z 1406-1978
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3505 軟鋼線材
JIS Z 0202 包装貨物及び容器の落下試験方法
関連規格 : 製材の日本農林規格(農林省告示877号)
普通合板の日本農林規格(農林省告示6号)

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JIS Z 1406:1978の関連規格と引用規格一覧