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JIS Z 1403:2018 規格概要
この規格 Z1403は、内容品の質量0.5t~60tで,外のり寸法が長さ15.0m以下,幅5.0m以下及び高さ5.0m以下の輸送包装に用いる枠組箱の構造について規定。
JISZ1403 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z1403
- 規格名称
- 枠組箱の構造
- 規格名称英語訳
- Construction of wooden framed boxes for packing
- 制定年月日
- 1953年2月27日
- 最新改正日
- 2018年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 55.160, 79.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 包装 2020
- 改訂:履歴
- 1953-02-27 制定日, 1956-02-18 確認日, 1959-01-19 確認日, 1961-12-16 確認日, 1965-06-01 確認日, 1969-01-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-03-01 改正日, 1989-03-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2000-08-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2008-03-20 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
- ページ
- JIS Z 1403:2018 PDF [81]
Z 1403 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類及び設計要素・・・・[1]
- 4.1 種類・・・・[1]
- 4.2 設計要素・・・・[2]
- 5 構造及び寸法・・・・[5]
- 5.1 一般条件・・・・[5]
- 5.2 腰下・・・・[6]
- 5.3 側及びつま・・・・[19]
- 5.4 天井・・・・[42]
- 5.5 補強・・・・[52]
- 6 材料・・・・[52]
- 6.1 木材・・・・[52]
- 6.2 合板・・・・[54]
- 6.3 金属材料・・・・[54]
- 6.4 防水材料・・・・[55]
- 7 組立方法・・・・[55]
- 7.1 一般・・・・[55]
- 7.2 側,つま及び腰下・・・・[55]
- 7.3 天井・・・・[56]
- 7.4 かど金及びすみ金・・・・[56]
- 7.5 くぎ付け方法及びボルト締め方法・・・・[56]
- 附属書A(規定)曲げ部材としての滑材及びはりの寸法・・・・[65]
- 附属書B(規定)支柱及びそえ柱の寸法・・・・[68]
- 附属書C(規定)枠組形式及び組立方法の特例・・・・[75]
- 附属書D(参考)内容品の固定方法・・・・[77]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 1403 pdf 1] ―――――
Z 1403 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本梱包工業組合
連合会(Jpa)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 1403:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 1403 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 1403 : 2018
枠組箱の構造
Construction of wooden framed boxes for packing
1 適用範囲
この規格は,内容品の質量0.5 t60 tで,外のり寸法が長さ15.0 m以下,幅5.0 m以下及び高さ5.0 m
以下の輸送包装に用いる枠組箱(以下,枠組箱という。)の構造について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5508 くぎ
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1181 六角ナット
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS Z 0107 木箱用語
JIS Z 0108 包装−用語
JIS Z 1402 木箱の構造
JIS Z 1514 ポリエチレン加工紙
日本農林規格(JAS) 合板の日本農林規格
日本農林規格(JAS) 構造用単板積層材の日本農林規格
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0107及びJIS Z 0108による。
4 種類及び設計要素
4.1 種類
枠組箱の種類は,外板の張り方及び組立方法によって区分し,表1のとおりとする。
――――― [JIS Z 1403 pdf 3] ―――――
2
Z 1403 : 2018
表1−種類
種類 分類 選定基準 注記
外板の張り方 組立方法
1A形 密閉板張り くぎ付け a) 内容品が,防水,防湿などの保護を必要とすると 図1及び
(1形) (A形) き,又は内容品の脱落を防止するとき。 図2の例参照
1B形 ボルト締めa) ) ボルト締めは,容易な開こん(梱)又は再組立を
(B形) 必要とするとき。
2A形 密閉合板張り くぎ付け 図3及び
(2形) (A形) 図4の例参照
2B形 ボルト締めa)
(B形)
3A形 すかし板張り くぎ付け 内容品が防水を必要とせず,また,局部的に保護すれ図5及び
(3形) (A形) ば足りるとき。 図6の例参照
3B形 ボルト締めa) 3A形の基準に適合し,容易な開こん(梱)又は再組立
(B形) を必要とするとき。
注a) ボルト締めは,ボルト又はラグスクリューを用いる。
4.2 設計要素
流通条件に基づく設計要素としての区分は,次の2種類とする。
a) クラス1 転送積替え回数が多く,非常に大きな外力が加わるおそれのある場合。主として在来船に
よる輸出向けとし,コンテナを利用した輸出でも港頭でバンニングされたり,仕向け先でコンテナか
ら積み下ろしされ,更に配送が行われるような場合に適用。
b) クラス2 転送積替え回数が少なく,大きな外力の加わるおそれがない場合。主として国内輸送,輸
出においてもユニットロードによる一貫輸送の場合などに適用。
――――― [JIS Z 1403 pdf 4] ―――――
3
Z 1403 : 2018
a) 天井下に帯鋼を使用した例 a) 天井下板に合板を使用した例
Z1 4
b) 天井下板に合板を使用した例 b) 天井下板に板材を使用した例
03 : 2
図1−1A形の例 図2−1B形の例
0 18
2
――――― [JIS Z 1403 pdf 5] ―――――
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JIS Z 1403:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 79 : 木材工業 > 79.040 : 木材,製材及び製材品
- 55 : 包装及び物流 > 55.160 : ケース.箱.クレート
JIS Z 1403:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5508:2009
- くぎ
- JISB1180:2014
- 六角ボルト
- JISB1181:2014
- 六角ナット
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISZ0107:2014
- 木箱用語
- JISZ0108:2012
- 包装―用語
- JISZ1402:2014
- 木箱の構造
- JISZ1402:2020
- 木箱の構造
- JISZ1514:1994
- ポリエチレン加工紙