JIS Z 2247:2022 エリクセン試験方法

JIS Z 2247:2022 規格概要

この規格 Z2247は、通常,厚さ0.1 mm以上2 mm以下,幅90 mm以上の金属薄板を標準試験片とし,その張出し加工時の塑性変形特性を試験する方法について規定。

JISZ2247 規格全文情報

規格番号
JIS Z2247 
規格名称
エリクセン試験方法
規格名称英語訳
Method of Erichsen cupping test
制定年月日
1970年5月1日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 20482:2013(MOD)
国際規格分類

ICS

77.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1970-05-01 制定日, 1973-05-01 確認日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1990-01-01 確認日, 1993-06-01 改正日, 1998-12-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS Z 2247:2022 PDF [8]
                                                                                   Z 2247 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 記号及びその内容・・・・[2]
  •  5 原理・・・・[2]
  •  6 試験機・・・・[2]
  •  7 試験片・・・・[3]
  •  8 試験条件・・・・[3]
  •  9 手順・・・・[3]
  •  10 報告・・・・[4]
  •  附属書A(参考)グラファイトグリースの推奨成分・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2247 pdf 1] ―――――

           Z 2247 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS Z 2247:2006は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2247 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
Z 2247 : 2022

エリクセン試験方法

Method of Erichsen cupping test

序文

  この規格は,2013年に第2版として発行されたISO 20482を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差
異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,通常,厚さ0.1 mm以上2 mm以下,幅90 mm以上の金属薄板を標準試験片とし,その張
出し加工時の塑性変形特性を試験する方法について規定する。
表2に示す標準試験片より厚い,又は狭い試験片に適用することが可能である。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 20482:2013,Metallic materials−Sheet and strip−Erichsen cupping test(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7729 エリクセン試験機
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
貫通割れ(through crack)
割れの長手方向に光が通過するのに十分な広がりをもつ試験片の全厚みを貫通する割れ

――――― [JIS Z 2247 pdf 3] ―――――

           2
Z 2247 : 2022

4 記号及びその内容

  記号及びその内容を,図1及び表1に示す。
図1−試験工具及び試験片
表1−記号及びその内容
記号 内容
a 試験片の厚さ
b 試験片の幅又は直径
d1 パンチ先端の球直径
d2 ダイスの内径
d3 しわ押さえの内径
d4 ダイスの外径
d5 しわ押さえの外径
R1 ダイスの外側角の丸み半径及びしわ押さえの外側角の丸み半径
R2 ダイスの内側角の丸み半径
h1 ダイスの内側円筒部長さ
h 押込み深さ

5 原理

  しわ押さえとダイスとの間に締め付けた試験片に対して,球形の端部をもったパンチを押し込むことに
よって,貫通割れが発生するまで,くぼみを成形する。パンチの移動距離が,測定する押込み深さを示し,
試験の結果(エリクセン値)となる。

6 試験機

  試験機は,JIS B 7729による。

――――― [JIS Z 2247 pdf 4] ―――――

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Z 2247 : 2022

7 試験片

7.1 試験片の寸法及びエリクセン値記号は,表2による。試験片は,平たん(坦)でなければならない。
試験片の幅又は直径(表2のb)が90 mm以上の場合,くぼみの中心は,試験片端から45 mm以上離れ,
かつ,試験片が条(帯)の場合で,複数回の試験を行うときには,隣り合うくぼみの中心から90 mm以上
離れていなければならない。狭幅試験片(表2のbが90 mm未満)の場合は,くぼみの中心は,試験片幅
中央とし,隣り合うくぼみの中心から試験片幅以上離れていなければならない。ただし,くぼみは,ダイ
スと干渉しない間隔とする。
表2−試験片及びエリクセン値記号
単位 mm
試験片及びエリクセン値記号
記号 内容
標準試験片 標準試験片より厚い,又は狭い試験片
IE エリクセン値記号 IE IE40 IE21 IE11
a 試験片の厚さ 0.1 以上 2 を超え 0.1 以上 0.1 以上
2 以下 3 以下 2 以下 1 以下
b 試験片の幅又は直径 90 以上 90 以上 55 以上 30 以上
90 未満 55 未満
注記 エリクセン値記号の添え字は,ダイスの内径d2を表している[JIS B 7729の表1(記号及び定義)参照]。
7.2 試験片の調製では,試験片を試験機にセットする妨げになるような,また,試験に影響する可能性
があるようなばり又はゆがみを,端部に生じさせてはならない。
7.3 試験片の矯正は,できる限り避けるのがよく,矯正を必要とする場合には,できる限り材質に影響
を及ぼさない方法を用いる。

8 試験条件

  試験温度は,通常,10            ‰               文者の要求によって,厳格に管理された条件下で試験を
行う場合は,(23±5) で行う。

9 手順

  手順は,次による。
a) 試験片の厚さ(mm)は,JIS Z 8401の規則Aによって小数点以下第2位まで求める。
b) 装置を動かす前に,パンチ及びダイスに接触する試験片の表面にグラファイトグリースを,軽く塗布
する。グラファイトグリースの推奨成分は,附属書Aに適合していることが望ましい。
c) しわ押さえとダイスとで試験片を締め付ける。締付け荷重は,約10 kNとする。
d) 衝撃を与えないようにパンチを移動し,試験片に接触させる。この位置から押込み深さの測定を行う。
試験を開始する前に,パンチの先端はしわ押さえの上面と同一水平面とすることが望ましい(校正
の基準点である。)。
e) 標準試験片に対しては,通常,パンチ押込み速度5 mm/min20 mm/minで,滑らかにくぼみを成形す
る。試験片の幅又は直径(表2のb)が90 mm未満の試験片に対しては,通常,5 mm/min10 mm/min
の速度とする。

――――― [JIS Z 2247 pdf 5] ―――――

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JIS Z 2247:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20482:2013(MOD)

JIS Z 2247:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2247:2022の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7729:2005
エリクセン試験機
JISZ8401:2019
数値の丸め方