この規格ページの目次
JIS Z 2342:2022 規格概要
この規格 Z2342は、金属容器及びその配管系の耐圧試験,漏れ(リーク)試験などの圧力を負荷して非破壊検査を行うときのアコースティック・エミッション試験方法について規定。
JISZ2342 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z2342
- 規格名称
- 圧力容器の耐圧試験などにおけるアコースティック・エミッション試験方法
- 規格名称英語訳
- Methods for acoustic emission testing of pressure vessels during pressure tests
- 制定年月日
- 1991年3月1日
- 最新改正日
- 2022年2月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 19.100, 23.020.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1991-03-01 制定日, 1996-05-01 確認日, 2001-12-20 確認日, 2003-06-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2022-02-21 改正
- ページ
- JIS Z 2342:2022 PDF [14]
Z 2342 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験の準備・・・・[2]
- 4.1 事前調査における情報の提供・・・・[2]
- 4.2 試験装置・・・・[2]
- 4.3 試験装置の感度確認・・・・[4]
- 4.4 試験体のAE伝搬特性・・・・[4]
- 4.5 AEセンサの配置・・・・[5]
- 4.6 連絡手段・・・・[5]
- 5 試験の手順・・・・[5]
- 5.1 AEセンサの動作確認・・・・[5]
- 5.2 バックグラウンドノイズの強度測定・・・・[5]
- 5.3 AEしきい値の調整・・・・[5]
- 5.4 圧力容器の加圧法・・・・[5]
- 5.5 AE計測・・・・[6]
- 5.6 圧力計測・・・・[6]
- 6 試験結果の記録・・・・[6]
- 附属書A(参考)評価方法・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 2342 pdf 1] ―――――
Z 2342 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本非破壊検査協会(JSNDI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本
産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
産業規格である。これによって,JIS Z 2342:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 2342 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Z 2342 : 2022
圧力容器の耐圧試験などにおけるアコースティック·エミッション試験方法
Methods for acoustic emission testing of pressure vessels during pressure tests
1 適用範囲
この規格は,金属容器及びその配管系(以下,圧力容器などという。)の耐圧試験,漏れ(リーク)試験
などの圧力を負荷して非破壊検査を行うとき(以下,耐圧試験という。)のアコースティック·エミッショ
ン(以下,AEという。)試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 2300 非破壊試験用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2300によるほか,次による。
3.1
AE源(AE source)
AEの発生源
3.2
AE源エネルギー値(AE source energy value)
到達時間差位置標定で求めた突発型AEイベントの推定位置からAEセンサ受信点までの伝搬距離に伴
うAE信号振幅の減衰率にて補正し,AEエネルギー値をAE源に換算した値
注釈1 AEエネルギー値は,EN 1330-9に適合し,時間sの経過に伴う振幅値Vの二乗の積分値と定義
し,その単位はeuとし,1 euは10-14 V2sに対応する。ここで,V : 電圧(V),s : 時間(s)。ま
た,AEエネルギーは,持続時間sに伴うセンサ出力電圧Vの積分値と定義し,1 euをnsV
(10-9 sV)とする場合もあり,いずれの定義を用いてもよい。
――――― [JIS Z 2342 pdf 3] ―――――
2
Z 2342 : 2022
4 試験の準備
4.1 事前調査における情報の提供
4.1.1 材料特性及び溶接部特性
a) 母材部及び溶接金属の材料規格,又は化学組成並びに機械的特性
b) 溶接施工条件
c) 溶接後熱処理条件
4.1.2 形状特性
a) 圧力容器などと周辺との位置関係を示す配置図
b) 圧力容器などの形状を示す図面(寸法,板厚,ノズル位置,インターナル部品など)
c) 圧力容器などの溶接線の位置
4.1.3 加圧履歴
4.1.4 加圧スケジュール及び加圧条件
a) 加圧装置の仕様
b) 加圧スケジュール
4.1.5 ノイズ状況の確認及びその対策
試験場所において,予想されるノイズ状況とその対策とを,特に次の項目について重点的に行う。
a) 空中及び圧力容器支持機構を通じて伝わる機械的ノイズ(雑音),音響的ノイズ及び電気的ノイズ
b) 加圧系の加圧管からのノイズ
c) 電磁波によるノイズ
d) 電源などからの電気的ノイズ
4.1.6 試験実施上必要なその他の諸情報
4.2 試験装置
4.2.1 一般
試験装置の要素を4.2.24.2.4に示す。また,標準的構成を図1に示す。
――――― [JIS Z 2342 pdf 4] ―――――
3
Z 2342 : 2022
圧力検出端 AEセンサ
プリアンプ
圧力測定装置 信号ケーブル
(外部パラメータ)
(フィルタ)
(メインアンプ) 信号処理装置
(シグナルプロセッサ)
(AEパラメータ抽出部)
圧力記録装置
(コンピュータ)
解析·記録
(ディスプレイ)
·表示装置
図1−試験装置の標準的構成
4.2.2 AEセンサ
AEセンサは,製造元における絶対感度測定(参考規格ISO 12714又はNDIS 2109参照)で得られた感
度曲線において最大感度の周波数が100 kHz400 kHzの範囲にあり,最大感度が0.5 kV/(m/s) 以上のもの
を使用する。また,使用する各AEセンサは同一機種を使用し,その特性のばらつきは,最大感度差±3 dB
とする。
4.2.3 試験装置
試験装置は,減衰率としきい値との関係を考慮し,圧力容器及び配管系の全部又は特定の領域を監視す
ることが可能な数のAEセンサ及び計測チャンネルをもつものにする。さらに,試験装置は,AEの発生状
況を圧力又は時間の関数として記録可能で,かつ,発生状況は少なくとも次の6種類のパラメータで表せ
るものとし,試験中にリアルタイムで表示されなければならない。
a) ヒット数(検出されたAE信号の数)
b) AE活動度(単位時間当たりのヒット数)
c) AEイベント数(AE事象数)
d) AE源の位置又はそれに代わる情報
e) AE信号振幅又はそれに代わる量
f) AEエネルギー値又はそれに代わる量
なお,表1に示す試験装置の仕様は,圧力容器などの所有者及びAE試験の実施者があらかじめ協議を
して決める。
――――― [JIS Z 2342 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS Z 2342:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.020 : 流体貯蔵装備 > 23.020.30 : 圧力容器,ガスボンベ