この規格ページの目次
- JISZ3930 規格全文情報
- pdf 目 次
- まえがき
- アーク溶接のヒューム発生量測定方法及び分析用ヒューム採取方法
- 序文
- 1 適用範囲
- 2 引用規格
- 3 用語及び定義
- 4 ヒューム発生量測定及び分析用ヒューム採取の手順
- 5 測定方法及び採取方法
- 5.1 溶接材料
- 5.2 溶接ヒューム捕集装置
- 5.2.1 溶接ヒューム捕集箱
- 5.2.2 ろ過材
- 5.2.3 サンプラ
- 5.3 試験板
- 5.4 溶接
- 5.4.1 溶接姿勢
- 5.4.2 溶接電流及びアーク電圧
- 5.4.3 溶接速度
- 5.4.4 極性
- 5.4.5 ノズル
- 5.4.6 シールドガス流量及びシールドガスの種類
- 5.4.7 コンタクトチップ距離
- JIS Z 3930:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS Z 3930:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS Z 3930:2013の関連規格と引用規格一覧
JIS Z 3930:2013 規格概要
この規格 Z3930は、被覆アーク溶接棒,ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ並びにガスシールドアーク溶接用及びセルフシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤによるアーク溶接時の,ヒューム発生量測定方法及び分析用ヒューム採取方法について規定。ティグ溶接用溶加棒及びソリッドワイヤを用いるティグ溶接は,ヒューム発生量が少ないため対象としない。
JISZ3930 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z3930
- 規格名称
- アーク溶接のヒューム発生量測定方法及び分析用ヒューム採取方法
- 規格名称英語訳
- Determination of fume emission rate during arc welding and collection of fume for analysis
- 制定年月日
- 1979年3月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 15011-1:2009(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.100, 25.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1979-03-01 制定日, 1984-11-01 確認日, 1990-02-01 確認日, 1995-06-01 確認日, 2001-04-20 改正日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS Z 3930:2013 PDF [18]
Z 3930 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 ヒューム発生量測定及び分析用ヒューム採取の手順・・・・[2]
- 5 測定方法及び採取方法・・・・[2]
- 5.1 溶接材料・・・・[2]
- 5.2 溶接ヒューム捕集装置・・・・[2]
- 5.2.1 溶接ヒューム捕集箱・・・・[2]
- 5.2.2 ろ過材・・・・[2]
- 5.2.3 サンプラ・・・・[3]
- 5.3 試験板・・・・[3]
- 5.4 溶接・・・・[3]
- 5.4.1 溶接姿勢・・・・[3]
- 5.4.2 溶接電流及びアーク電圧・・・・[3]
- 5.4.3 溶接速度・・・・[3]
- 5.4.4 極性・・・・[3]
- 5.4.5 ノズル・・・・[3]
- 5.4.6 シールドガス流量及びシールドガスの種類・・・・[3]
- 5.4.7 コンタクトチップ距離・・・・[3]
- 5.4.8 溶接条件の測定方法・・・・[4]
- 5.4.9 アークタイム・・・・[4]
- 5.5 溶接ヒュームの採取及び計量・・・・[4]
- 5.5.1 サンプラによる吸引・・・・[4]
- 5.5.2 溶接ヒュームの計量・・・・[4]
- 5.6 分析用ヒュームの採取・・・・[5]
- 6 ヒューム発生量の求め方・・・・[5]
- 附属書A(規定)試験報告書・・・・[6]
- 附属書B(参考)溶接ヒューム捕集装置の例・・・・[7]
- 附属書C(参考)溶接ヒューム捕集装置に関する注釈・・・・[11]
- 附属書JA(参考)試験報告書の例-3回測定の場合・・・・[12]
- 附属書JB(参考)試験報告書の例-5回測定の場合・・・・[13]
- 附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[14]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 3930 pdf 1] ―――――
Z 3930 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本溶接
協会(JWES)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 3930:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 3930 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 3930 : 2013
アーク溶接のヒューム発生量測定方法及び分析用ヒューム採取方法
Determination of fume emission rate during arc welding and collection of fume for analysis
序文
この規格は,2009年に第2版として発行されたISO 15011-1を基とし,技術的内容及び構成を変更して
作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。
1 適用範囲
この規格は,被覆アーク溶接棒,ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ並びにガスシールドアーク
溶接用及びセルフシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ(以下,供試溶接材料という。)によるアー
ク溶接時の,ヒューム発生量測定方法及び分析用ヒューム採取方法について規定する。ただし,ティグ溶
接用溶加棒及びソリッドワイヤを用いるティグ溶接は,ヒューム発生量が少ないため対象としない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15011-1:2009,Health and safety in welding and allied processes−Laboratory method for sampling
fume and gases−Part 1: Determination of fume emission rate during arc welding and collection of
fume for analysis(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 3001-1 溶接用語−第1部 : 一般
JIS Z 3001-2 溶接用語−第2部 : 溶接方法
JIS Z 3253 溶接及び熱切断用シールドガス
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 3001-1及びJIS Z 3001-2によるほか,次による。
――――― [JIS Z 3930 pdf 3] ―――――
2
Z 3930 : 2013
3.1
溶接ヒューム捕集装置
溶接ヒューム捕集箱,ろ過材及びハイボリウムエアサンプラ(以下,サンプラという。)で構成される装
置。
4 ヒューム発生量測定及び分析用ヒューム採取の手順
ヒューム発生量測定及び分析用ヒューム採取の手順は,次による。
a) ヒューム発生量に影響を及ぼさない環境に,溶接ヒューム捕集装置を設置する。
b) ろ過材の質量を計量し,ろ過材を所定位置に取り付ける。
c) 供試溶接材料を用いて溶接ヒューム捕集箱内で手溶接又は自動溶接を行い,事前に計量したろ過材に
溶接ヒュームを採取する。また,アークタイムを測定する。
d) 溶接後,溶接ヒュームを捕集したろ過材の質量を計量する。
e) 溶接ヒューム捕集前後のろ過材の質量差から,溶接ヒュームの質量を算出する。
f) 採取した溶接ヒュームの質量及び測定したアークタイムによって,単位時間当たりのヒューム発生量
を算出する。
g) 測定を行った後,測定条件及び測定結果を記録する試験報告書の様式は,附属書Aによる。
h) 報告書の例を附属書JA及び附属書JBに示す。
i) 溶接ヒュームを分析する場合は,ろ過材から清潔なブラシなどで溶接ヒュームを掃き落として採取す
る。また,採取した溶接ヒュームは,水分の吸収を防ぐため気密容器に入れて保管する。
5 測定方法及び採取方法
5.1 溶接材料
供試溶接材料は,結露及び吸湿を防止できる環境で保管したものを使用する。
なお,被覆アーク溶接棒は,製造業者の推奨する乾燥条件で使用前に乾燥を行う。
5.2 溶接ヒューム捕集装置
5.2.1 溶接ヒューム捕集箱
溶接ヒューム捕集装置の例を附属書Bに示す。また,溶接ヒューム捕集装置に関する注釈を附属書Cに
示す。
溶接ヒューム捕集箱は,溶接時のヒューム発生量を測定するときに,その全量を捕集できるように発生
源の周囲を覆うための箱である。その形状は,ヒュームがよどまないで自然な流れが得られるような形状
とし,その内面は滑らかで,鋭い角及び出っ張りがないのがよい。観察窓及び手の差入れ口が設けられて
いる場合,捕集中にヒュームが漏れない構造とする。
5.2.2 ろ過材
ろ過材は,吸気中の溶接ヒュームを捕集するものであり,十分に耐久性があり,試験中に裂けたり穴が
開いたりしないものを使用する。また,試験中に過剰な圧力損失が生じないよう,表面積は十分に大きく
なければならない(C.1参照)。
なお,使用するろ過材は,次による。
a) ヒューム発生量を測定する場合は,ガラス繊維製又は石英繊維製のろ過材を使用する。
b) 分析用ヒューム採取に使用するろ過材は,通常,紙(セルロース)製のろ過材とする。
――――― [JIS Z 3930 pdf 4] ―――――
3
Z 3930 : 2013
5.2.3 サンプラ
サンプラは,発生した溶接ヒュームをろ過材に捕集するものである。サンプラは,ろ過材を通過できる
十分な空気流速を維持でき,溶接中に発生したヒュームが捕集箱から漏れることなく捕集できることとす
る。また,溶接終了後30秒以内に捕集箱内のヒュームが捕集できる吸引流量を維持できることが望ましい
(C.2参照)。
5.3 試験板
試験板は,表1による。
表1−試験板
材質 軟鋼,低合金鋼,ステンレス鋼,高合金鋼,鋳鉄及び肉盛用溶接
材料の試験板には,軟鋼を用いる。ニッケル合金,アルミニウム
合金及び銅合金用溶接材料の試験板には,できるだけ溶接金属に
近い組成のものを使用する。
寸法 必要なアーク発生時間を連続して溶接するために適した寸法の
試験板を使用する。また,適切な寸法の回転する板又はパイプ上
に溶接してもよいが,高温になった試験板及び溶接金属(ビード)
の上に溶接してはならない。
表面状態 試験板の表面は清浄にし,測定に影響を与える被覆,汚れ,油脂
又は赤さびがあってはならない。ただし,評価の目的が表面状態
の影響を判断する場合は,この限りではない。
5.4 溶接
5.4.1 溶接姿勢
溶接姿勢は,通常,下向姿勢とする。被覆アーク溶接では,溶接棒と試験板との角度を80°に保ち,後
進溶接で行う。ガスシールドアーク溶接及びセルフシールドアーク溶接では,試験板に対するトーチ角度
を90°とする。
5.4.2 溶接電流及びアーク電圧
製造業者が推奨する溶接電流及びアーク電圧を使用する。
5.4.3 溶接速度
溶接速度は,適切な溶接ビードを得るために,熟練した溶接技能者が推奨する溶接速度に設定する。自
動溶接の場合,通常の溶接速度は,ほとんどの場合250300 mm/minの範囲にある。
5.4.4 極性
製造業者が推奨する極性を使用する。
5.4.5 ノズル
溶接法及び溶接条件に適したノズルを使用し,そのノズル内径を記録する。
5.4.6 シールドガス流量及びシールドガスの種類
適切なシールド性が得られるガス流量とする。
なお,シールドガスの種類は,JIS Z 3253に規定されたC1,M21,M13などを使用する。
注記 シールドガス流量は,一般的には1525 L/minである。
5.4.7 コンタクトチップ距離
製造業者が推奨するコンタクトチップ距離を設定する。この情報が得られない場合は,表2に示すコン
タクトチップ距離を設定してもよい。
――――― [JIS Z 3930 pdf 5] ―――――
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JIS Z 3930:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15011-1:2009(MOD)
JIS Z 3930:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.10 : 溶接工程
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.100 : 職業安全.産業衛生
JIS Z 3930:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ3001-1:2018
- 溶接用語―第1部:一般
- JISZ3001-2:2018
- 溶接用語―第2部:溶接方法
- JISZ3253:2011
- 溶接及び熱切断用シールドガス