JIS Z 4601:2009 放射性ダストサンプラ | ページ 2

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Z 4601 : 2009
に減圧した後,ポンプの入口を閉じポンプを停止する。この時刻を0として5分間保持し,5分経過後の
圧力計の指示値を読み取り,次の式によって漏えい量(Q)を求め,定格吸引流量に対する百分率を求め
る。
なお,圧力計を装備していないサンプラの場合には,吸引口などの適切な位置に圧力計を接続して試験
を行う。この場合,接続部から漏えいがないように注意しなければならない。
VP0 1 P5
Q ln
1013. 5 P0
ここに, Q : 漏えい量(L/min)
V : 密閉した流路内の体積(L)
P0 : 時刻0における流路内の圧力と大気圧との差(kPa)
P5 : 5分後における流路内の圧力と大気圧との差(kPa)
7.2.5 電源電圧の変動に対する安定性試験
電源電圧を定格電圧値の88 %,及び110 %にした場合の流量計の指示値を読み取る。7.2.2で求めた値
を基準値とし,各電圧における指示値から基準値を差し引いた値の基準値に対する百分率を求める。

8 検査

8.1 一般

  サンプラの検査は,形式検査1)と受渡検査2)とに区分し,検査の項目は,それぞれ次による。
なお,形式検査及び受渡検査の抜取検査の方式は,受渡当事者間の協定による。
注1) 製品の品質が,設計で示したすべての特性を満足するかどうかを判定するための検査。
2) 既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,必要と認める
特性が満足するものであるかどうかを判定するための検査。

8.2 形式検査

  形式検査は,次の項目とし,箇条7によって試験を行い,箇条5の規定に適合したものを合格とする。
a) 定格吸引流量
b) 流量計の指示誤差
c) 気密性
d) 電源電圧の変動に対する安定性

8.3 受渡検査

  受渡検査は,次の項目のほか,受渡当事者間の協定によって定める項目について行い,箇条5の規定に
適合したものを合格とする。
a) 定格吸引流量
b) 流量計の指示誤差
c) 気密性

9 表示

  サンプラには,見やすい箇所に容易に消えにくい方法で,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格名称及び規格番号
b) 分類

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Z 4601 : 2009
c) 製造番号
d) 定格電圧
e) 定格周波数
f) 製造業者名又はその略号
g) 製造年月日

10 取扱説明書

  サンプラには,少なくとも次の内容を記載した取扱説明書を添付しなければならない。
a) 分類
b) 用いるろ紙の種類
c) 定格吸引流量
d) 吸引流量範囲(流量調節バルブを装備したサンプラの場合)
e) 圧力計表示範囲(圧力計を装備したサンプラの場合)
f) 圧力変動による指示値補正が必要な場合,流量計の指示値補正曲線(流量計及び圧力計を装備してい
るサンプラの場合)
g) 取扱上の注意事項
h) その他必要な事項

JIS Z 4601:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 4601:2009の関連規格と引用規格一覧