この規格ページの目次
JIS Z 4336:2010 規格概要
この規格 Z4336は、原子力施設及び放射線施設の作業環境,排気系,周辺環境などの空気中に浮遊する放射性ヨウ素による空気中放射能濃度を求めるため,ヨウ素捕集用ろ材を用いてヨウ素を捕集する放射性ヨウ素サンプラについて規定。
JISZ4336 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z4336
- 規格名称
- 放射性ヨウ素サンプラ
- 規格名称英語訳
- Radioactive iodine samplers
- 制定年月日
- 1995年2月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.280, 17.240
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1995-02-01 制定日, 2000-06-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-11-22 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS Z 4336:2010 PDF [12]
Z 4336 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 分類・・・・[1]
- 5 性能・・・・[2]
- 5.1 定格吸引流量・・・・[2]
- 5.2 流量計の指示誤差・・・・[2]
- 5.3 気密性・・・・[2]
- 5.4 電源電圧の変動に対する安定性・・・・[2]
- 6 構造・・・・[2]
- 6.1 構造一般・・・・[2]
- 6.2 空気吸引部・・・・[2]
- 6.3 ろ材・・・・[2]
- 6.4 ろ材ホルダ・・・・[2]
- 7 試験・・・・[3]
- 7.1 共通試験条件・・・・[3]
- 7.2 試験方法・・・・[3]
- 8 検査・・・・[4]
- 8.1 一般・・・・[4]
- 8.2 形式検査・・・・[4]
- 8.3 受渡検査・・・・[4]
- 9 表示・・・・[4]
- 10 取扱説明書・・・・[5]
- 附属書A(規定)ヨウ素捕集用ろ材・・・・[6]
- 附属書B(参考)参考文献・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 4336 pdf 1] ―――――
Z 4336 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電気
計測器工業会(JEMIMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS Z 4336:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 4336 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 4336 : 2010
放射性ヨウ素サンプラ
Radioactive iodine samplers
1 適用範囲
この規格は,原子力施設及び放射線施設の作業環境,排気系,周辺環境などの空気中に浮遊する放射性
ヨウ素による空気中放射能濃度を求めるため,ヨウ素捕集用ろ材を用いてヨウ素を捕集する放射性ヨウ素
サンプラ(以下,サンプラという。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0901 気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
JIS Z 4001 原子力用語
JIS Z 8103 計測用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 4001及びJIS Z 8103によるほか,次による。
3.1
空気吸引部(air sampler)
ポンプ又はブロアによって空気を吸引する装置。
3.2
ヨウ素捕集用ろ材(iodine collection medium)
ヨウ素を吸着捕集する活性炭を用いたろ材(以下,ろ材という。)。
3.3
ろ材ホルダ(filter holder)
ろ材を装着するホルダ。
3.4
定格吸引流量(rated flow)
サンプラを表2の基準条件で作動させた場合の,製造業者が公称する吸引流量値。単位はL/min。
4 分類
サンプラの分類は,次による。
a) ポンプ形 空気吸引部にポンプを用いるサンプラ
b) ブロア形 空気吸引部にブロアを用いるサンプラ
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Z 4336 : 2010
5 性能
5.1 定格吸引流量
定格吸引流量は,7.2.2によって試験したとき,製造業者が公称する値から+30 %の範囲内でなければな
らない。
5.2 流量計の指示誤差
流量計の指示誤差は,7.2.3によって試験したとき,最大目盛値に対して±10 %でなければならない。
5.3 気密性
気密性は,7.2.4によって試験したとき,定格吸引流量の5 %以下でなければならない。
5.4 電源電圧の変動に対する安定性
電源電圧の変動に対する安定性は,7.2.5によって試験したとき,定格吸引流量に対して表1の規定に適
合しなければならない。
表1−電源電圧の変動に対する安定性の許容範囲
分類 許容範囲
ポンプ形 ±20 %
ブロア形 ±30 %
6 構造
6.1 構造一般
構造一般は,次による。
a) サンプラは,空気吸引部,ろ材,ろ材ホルダ及び流量計によって構成する。
b) 放射能汚染しやすい箇所は,除染又は部品交換しやすい構造とする。
c) ろ材表面の通気速度が極力,均一となる構造とする。
d) 必要に応じて圧力計を装備してもよい。
e) 試料空気の相対湿度を下げるため,ろ材の前段にヒータなどを設置してもよい。
6.2 空気吸引部
空気吸引部は,次による。
a) 通常の運転条件下で生じる圧力変化に耐える構造とする。
b) 使用中,人が容易に触れるおそれのある箇所は,危険のない温度とする。
c) 使用中,著しい振動及び騒音がないことが望ましい。
d) 流量調節用バルブを装備する場合,流量を容易に調節でき,変動しない構造とする。
6.3 ろ材
ろ材については,附属書Aによる。
6.4 ろ材ホルダ
ろ材ホルダは,次による。
a) ろ材とホルダとの間からの漏れが生じにくい構造とする。
b) ろ材の着脱が容易に行える構造とする。
c) ろ材の変形を防ぐため,ろ材の背面に支持具を付けてもよい。
d) ろ材を直列に複数個装着できる構造としてもよい。
e) 空気中に浮遊する粒子状物質の除去,又は大気中の219Rn,220Rn及び222Rnの壊変生成物を除去するこ
――――― [JIS Z 4336 pdf 4] ―――――
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Z 4336 : 2010
とを目的としてJIS K 0901に規定するダスト試料捕集用ろ過材(以下,ろ過材という。)を組み合わ
せて用いる構造としてもよい。
7 試験
7.1 共通試験条件
7.2の試験方法における基準条件は,表2による。特に指定のある場合を除きこの規格における試験は,
表2に規定する標準試験条件とする。標準試験条件で行えない場合は,必要に応じて基準条件における温
度及び気圧を補正し,基準条件における指示値とする。
表2−共通試験条件
項目 基準条件 標準試験条件
環境温度 ℃ 20 1822
相対湿度 % 65 5075
気圧 kPa 101.3 86106
電源電圧 V 定格電源電圧 定格電源電圧±1 %
電源周波数 Hz 定格電源周波数 定格電源周波数±1 %
7.2 試験方法
7.2.1 一般
試験条件のうち,ある項目の条件を変化させて試験する場合には,その項目以外の条件は,表2に規定
する標準試験条件の範囲とする。試験は,未使用のろ材を使用状態と同様に装着して行う。JIS K 0901に
規定するろ過材を組み合わせる構造のサンプラは,7.2.2,7.2.3及び7.2.5の試験には,JIS K 0901に規定
する未使用のろ過材,又はJIS K 0901に規定するろ過材に相当する圧力損失となる抵抗板を装着しなけれ
ばならない。
7.2.2 定格吸引流量試験
流量を調整できるサンプラは,定格吸引流量となるよう調節した状態でサンプラを作動させ,流量計の
指示値を読み取る。
7.2.3 流量計の指示誤差試験
サンプラの流路に基準となる流量計を直列に挿入し,試験流量をサンプラの定格吸引流量の30 %,60 %
及び90 %付近の3点として,流量計の指示値から基準となる流量計の指示値を差し引いた値の流量計の最
大目盛値に対する百分率を求める。ただし,サンプラの流量可変範囲が限られているなど,上記3点によ
る試験が行えない場合は,受渡当事者間の協定によって2点又は1点としてもよい。
なお,単体で校正された流量計を組み込んだサンプラで,サンプラに組み込まれた状態で性能を満足す
る場合には,この試験は受渡当事者間の協定によって省略することができる。
7.2.4 気密性試験
サンプラの吸引口をふさ(塞)ぎ板などで密閉し,流路内の圧力と大気との差が13 kPa以上になるよう
に減圧した後,ポンプの入口を閉じポンプで停止する。この時刻を0として5分間保持し,5分経過後の
圧力計の指示値を読み取り,次の式によって漏えい量(Q)を求め,定格吸引流量に対する百分率を求め
る。
圧力計を装備していないサンプラの場合には,吸引口などの適切な位置に圧力計を接続して試験を行う。
――――― [JIS Z 4336 pdf 5] ―――――
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JIS Z 4336:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.240 : 放射線測定
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.280 : 放射線防護
JIS Z 4336:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0901:1991
- 気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
- JISZ4001:1999
- 原子力用語
- JISZ8103:2019
- 計測用語