JIS Z 8000-11:2022 量及び単位―第11部:特性数

JIS Z 8000-11:2022 規格概要

この規格 Z8000-11は、輸送及び移動現象の記述に用いる特性数の名称,記号及び定義について規定。

JISZ8000-11 規格全文情報

規格番号
JIS Z8000-11 
規格名称
量及び単位―第11部 : 特性数
規格名称英語訳
Quantities and units -- Part 11:Characteristic numbers
制定年月日
2016年12月20日
最新改正日
2022年3月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 80000-11:2019(IDT)
国際規格分類

ICS

01.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2016-12-20 制定日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS Z 8000-11:2022 PDF [49]
                                                              Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 量,単位及び定義・・・・[2]
  •  4 運動量の移動・・・・[3]
  •  5 熱の輸送・・・・[17]
  •  6 二成分系混合物における物質の移動・・・・[25]
  •  7 物質定数・・・・[35]
  •  8 磁気流体力学・・・・[38]
  •  9 その他・・・・[46]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8000 pdf 1] ―――――

           Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本計量振興協会(JAMP)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS Z 8000-11:2016は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8000規格群(量及び単位)は,次に示す部で構成する。
JIS Z 8000-1 第1部 : 一般
JIS Z 8000-2 第2部 : 数学記号
JIS Z 8000-3 第3部 : 空間及び時間
JIS Z 8000-4 第4部 : 力学
JIS Z 8000-5 第5部 : 熱力学
JIS Z 8000-6 第6部 : 電磁気
JIS Z 8000-7 第7部 : 光及び放射
JIS Z 8000-8 第8部 : 音響学
JIS Z 8000-9 第9部 : 物理化学及び分子物理学
JIS Z 8000-10 第10部 : 原子物理学及び核物理学
JIS Z 8000-11 第11部 : 特性数
JIS Z 8000-12 第12部 : 凝縮体物理

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8000 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
Z 8000-11 : 2022
(ISO 80000-11 : 2019)

量及び単位−第11部 : 特性数

Quantities and units-Part 11: Characteristic numbers

序文

  この規格は,2019年に第2版として発行されたISO 80000-11を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
特性数は,次元1の物理量である。往々にして,無次元量ということがあるがこれは誤りである。特性
数は自然及び技術的プロセスの研究に使用し,プロセスの動作に関する情報を提示,又は異なるプロセス
間の類似点を明らかにする。
特性数は,力の比として定義されることが多い。ただし,エネルギー又は仕事の比の場合もあるが,文
献では力として扱っている。特徴的な時間の比の場合もある。
異なる種類のプロセスの場合,同じ式で定義される特性数であっても異なる名称のこともある。
同じ種類のプロセスに有効な場合,特性数の積又は分数で表すこともある。したがって,この規格では,
プロセスのグループごとに箇条を配列した。
特性数の量は膨大であり,科学又は技術ごとに特性数の使用方法は一定ではないので,一般に用いる少
数の特性数だけをこの規格に規定した。その上,箇条の文頭にプロセスの種類を限定した。しかし,多く
の特性数が同じ物理情報に関し,例えば,他の表示の平方,平方根,又は逆数のような数値因子を乗じる
など,異なる表記が見つかる。異なる表記の一つだけを,この規格で取り上げた場合には,他の表記は非
推奨とした旨を宣言するか又は説明欄に表記の補足を記した。

1 適用範囲

  この規格は,輸送及び移動現象の記述に用いる特性数の名称,記号及び定義について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 80000-11:2019,Quantities and units−Part 11: Characteristic numbers(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

――――― [JIS Z 8000 pdf 3] ―――――

           2
Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
JIS Z 8000-1 量及び単位−第1部 : 一般
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-1,Quantities and units−Part 1: General
JIS Z 8000-3 量及び単位−第3部 : 空間及び時間
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-3,Quantities and units−Part 3: Space and time
JIS Z 8000-4 量及び単位−第4部 : 力学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-4,Quantities and units−Part 4: Mechanics
JIS Z 8000-5 量及び単位−第5部 : 熱力学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-5,Quantities and units−Part 5: Thermodynamics
JIS Z 8000-6 量及び単位−第6部 : 電磁気
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 80000-6,Quantities and units−Part 6: Electromagnetism
JIS Z 8000-7 量及び単位−第7部 : 光及び放射
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-7,Quantities and units−Part 7: Light and radiation
JIS Z 8000-8 量及び単位−第8部 : 音響学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-8,Quantities and units−Part 8: Acoustics
JIS Z 8000-9 量及び単位−第9部 : 物理化学及び分子物理学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-9,Quantities and units−Part 9: Physical chemistry
and molecular physics
JIS Z 8000-10 量及び単位−第10部 : 原子物理学及び核物理学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-10,Quantities and units−Part 10: Atomic and nuclear
physics
JIS Z 8000-12 量及び単位−第12部 : 凝縮体物理
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-12,Quantities and units−Part 12: Condensed matter
physics
注記 対応国際規格では,参考文献とされているが,表1表6の量の定義は規定であり,JISでは引用
規格とした。

3 量,単位及び定義

  特性数の名称,記号及び定義を箇条4箇条9に示す。
注記1 表1表6の番号欄に括弧に入れて記載している数字は旧規格で規定した番号である。
注記2 表1表5の定義欄で“特徴的な長さ”,“特徴的な直径”及び“特徴的な速さ”という用語の
“特徴的”とは,特定の量の値を意味し,それぞれ説明欄に補足を記した。

――――― [JIS Z 8000 pdf 4] ―――――

                                                                                                                                          3
Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
4 運動量の移動
運動量の移動が支配的な役割を果たしているプロセスの特性を記述するために用いる特性数の名称,記号及び定義は,表1による。運動量(JIS Z
8000-4)の移動は,基本的に二つの物体の衝突時に発生し,運動量保存の法則によって支配される。エネルギーの消散が起きることもある。より一般
的には,運動量の移動は,互いに速度vで動く二つのサブシステムの相互作用の間で起きる。通常,サブシステムの一つは固体,場合によっては剛体
であり,対象固体の長さ,幅,径などの特徴的な長さをもち,しばしば,物体の体積とその表面積との比によって有効長さが決まる。
もう一方のサブシステムは,一般には液体,気体などの流体であり,次の,いずれかの属性をもつ。
− 密度 ρ(JIS Z 8000-4)
− 粘度 η(JIS Z 8000-4)
− 動粘度 ν=η/ρ(JIS Z 8000-4)
− 圧力損失Δp(JIS Z 8000-4)
運動量の移動に関する特性数は,科学の分野,主に流体力学(力学)で用いる。この種の特性数は,様々な大きさの対象の比較を可能にする。また,
それらは,層流から乱流への変化について何らかの推定を与えることが可能である。
表1−運動量の移動
番号 名称 記号 定義 説明
Z8
11-4.1 レイノルズ数 Re 流体の流れにおける慣性力と粘性力とのレイノルズ数は,層流又は乱流の状態の流れの評価に用いる。
00
(11-4.1) (Reynolds number) 商で,次の式による。
0-
η=υlν
Re=ρυl
1
回転運動において,速さは,v=ωlである。
1 : 2
ここで,
0
ここで, l : 回転軸からの距離
22(
ρ : 密度(JIS Z 8000-4) ω : 角速度
ISO8
v : 速さ(JIS Z 8000-3)
l : 特徴的な長さ(JIS Z 8000-3)
00
η : 粘度(JIS Z 8000-4)
00-
ν : 動粘度(JIS Z 8000-4)
1
1 : 2019
3
)

――――― [JIS Z 8000 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8000-11:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 80000-11:2019(IDT)

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