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Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
表3−二成分系混合物における物質の移動(続き)
番号 名称 記号 定義 説明
11-6.9 ビオ数,<質量移動> Bi* 共通領域での質量移動比と内部の質量移
(−) (Biot number, <mass 動比との関係で,次の式による。
transfer>) Bi*=klDint
ここで,
k : 表面を通る質量移動係数,k=k'/ρ
ここで,
ρ : 密度(JIS Z 8000-4)
k' : 表面を通る質量流束密度,qm/A
ここで,
qm : 質量流量(JIS Z 8000-4)
A : 面積(JIS Z 8000-3)
l : 層の厚さ(JIS Z 8000-3)
Dint : 共通領域における拡散係数(JIS Z
8000-9)
11-6.10 モートン数 Mo 液体中の気泡又は気体中の液滴の重力と モートン数は気泡又は液滴の形状を決定するために用いる。
(−) (Morton number) 粘性力との商で,次の式による。 モートン数は,次の式にもよる。
g4 b Mo=We3Fr−2Re−4
Mo 3
1
ここで,
ここで, We : ウェーバー数(番号11-4.5)
g : 自由落下の加速度(JIS Z 8000-3) Fr : フルード数(番号11-4.3)
Re : レイノルズ数(番号11-4.1)
η : 周囲の流体の粘度(JIS Z 8000-4)
Z8
ρ : 周囲の液体の密度(JIS Z 8000-4)
000
γ : 界面の表面張力(JIS Z 8000-4)
-
11
ρb : 気泡又は液滴の密度(JIS Z 8000-4)
: 2022(ISO8 0000-1
1 : 201
2
9
9
)
――――― [JIS Z 8000 pdf 31] ―――――
30
Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
Z8
3
表3−二成分系混合物における物質の移動(続き)
0
00
番号 名称 記号 定義 説明
0-
1
11-6.11 ボンド数 Bo, 流体中の気泡又は液滴の慣性力と毛細管 重力a=gの自由落下の加速度の場合は,大体はエトベス数と
1 : 2
(−) (Bond number), Eo 力との商で,次の式による。 いう。
02
エトベス数 a ボンド数は,次の式にもよる。
l2 b
2(
Bo 1
(Etvs number) Bo=We/Fr
ISO8
ここで, ここで,
We : ウェーバー数(番号11-4.5)
0
a : 物体の加速度(JIS Z 8000-3),ほと
00
んどは,物体の自由落下加速度g Fr : フルード数(番号11-4.3)
0-1
ボンド数は,浮力によって駆動する毛管作用に用いられる。
1
(JIS Z 8000-3)
: 2
γ : 界面の表面張力(JIS Z 8000-4)
01
ρ : 媒体の密度(JIS Z 8000-4)
9)
l : 特徴的な長さ(JIS Z 8000-3)(液滴
の径又は毛細管の半径)
ρb : 液滴又は気泡の密度(JIS Z 8000-4)
11-6.12 アルキメデス数 Ar 流体中の物体の密度差による流体運動に この定義において,物体を非混合性流体に置き換えてもよい。
(−) (Archimedes number) ストークス数<回転計>(番号11-4.34)も参照。
おける浮力と粘性力との商で,次の式によ
る。
gl3 b
Ar 2
1
ここで,
g : 自由落下の加速度(JIS Z 8000-3)
l : 物体の特徴的な長さ(JIS Z 8000-3)
ν : 流体の動粘度(JIS Z 8000-4)
ρ : 流体の密度(JIS Z 8000-4)
ρb : 物体の密度(JIS Z 8000-4)
――――― [JIS Z 8000 pdf 32] ―――――
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Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
表3−二成分系混合物における物質の移動(続き)
番号 名称 記号 定義 説明
11-6.13 膨張数 Ex 液体中で上昇するガス気泡の密度差によ
(−) (expansion number) る移動流体の浮力と慣性力との商で,次の
式による。
gd b
Ex 2
1
ここで,
g : 自由落下の加速度(JIS Z 8000-3)
d : 気泡の直径(JIS Z 8000-3)
v : 気泡の速さ(JIS Z 8000-3)
ρb : 気泡の密度(JIS Z 8000-4)
ρ : 流体の密度(JIS Z 8000-4)
11-6.14 マランゴニ数 Mg, 自由表面上の液体膜の熱毛管対流の熱拡 マランゴニ対流は,温度勾配によって生じる異なる表面張力に
(−) (Marangoni number) Mar 散による熱移動とマランゴニ対流による よる自由表面流である。
熱移動との商で,次の式による。 この量は,トンプソン数ともいう。
ΔT d
Mg la
dT
ここで,
l : 膜の特徴的な厚さ(JIS Z 8000-3)
ΔT : 膜表面と外面との間の熱力学的温
度T(JIS Z 8000-5)の差
a : 流体の熱拡散率(JIS Z 8000-5)
Z8
η : 流体の粘度(JIS Z 8000-4)
000
γ : 膜の表面張力(JIS Z 8000-4)
-
11
11-6.15 ロックハート−マルティ Lp 二相流の密度の平方根を乗じた質量流量 ロックハート−マルティネリ変数は,例えば,沸騰又は凝縮に
: 2
(−) ネリ変数 との商で,次の式による。 おいて用いる。
022(
(Lockhart-Martinelli ml g
Lp
ISO8
parameter) mg l
ここで,
00
ml=qm : 液相質量流量比(JIS Z 8000-4)
00-
mg : 気相質量流量比
1
1 : 2
ρg : 気相濃度(JIS Z 8000-4)
0
ρl : 液体密度
1
3
9
1
)
――――― [JIS Z 8000 pdf 33] ―――――
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Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
Z8
3
表3−二成分系混合物における物質の移動(続き)
2
00
番号 名称 記号 定義 説明
0-
1
11-6.16 ベジャン数,<質量移動 Be*, 配管内の流体の粘性流における機械的仕 熱輸送についても同様の量が存在する(番号11-5.9)。
1 : 2
(−) > Be2 事と摩擦及び拡散エネルギー損失との商
02
(Bejan number, <mass で,次の式による。
2(
transfer>) Be*=Δpl2
ISO8
ηD
ここで,
000
Δp : 配管又は流路に沿った圧力損失
0-1
(JIS Z 8000-4)
1 : 2
l : 流路の長さ(JIS Z 8000-3)
0
η : 流体の粘度(JIS Z 8000-4)
19)
D : 拡散係数(JIS Z 8000-9),質量拡散
率
11-6.17 キャビテーション数 Ca, キャビテーション数は蒸気圧水頭を超過する局所静水頭と速
流体の高速流れにおいて,速度水頭と蒸気
(−) (cavitation number) Cn 度水頭との比として表す。
圧水頭を超過する局所静水頭との商で,次
の式による。
Ca=p−pV
ρυ22
ここで,
p : 局所静圧(JIS Z 8000-4)
pV : 流体の蒸気圧(JIS Z 8000-4)
ρ : 流体の密度(JIS Z 8000-4)
v : 流れの特徴的な速さ(JIS Z 8000-3)
――――― [JIS Z 8000 pdf 34] ―――――
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Z 8000-11 : 2022 (ISO 80000-11 : 2019)
表3−二成分系混合物における物質の移動(続き)
番号 名称 記号 定義 説明
11-6.18 吸収係数 Ab 湿潤壁におけるガス吸収において質量流
(−) (absorption number) 量率と表面積との関係で,次の式による。
ld
AbkDq
V
ここで,
k : 表面を通る質量移動係数,k=k'/ρ
ここで,
ρ : 密度(JIS Z 8000-4)
k' : 表面を通る質量流束密度,k'=
qm/A
ここで,
qm : 質量流量(JIS Z 8000-4)
A : 面積(JIS Z 8000-3)
l : ぬ(濡)れた表面の長さ(JIS Z 8000-
3)
d : 液膜の厚さ(JIS Z 8000-3)
D : 拡散係数(JIS Z 8000-9)
qV : 湿った境界周囲の体積流比(JIS Z
8000-4)
11-6.19 毛細管数 Ca 狭い配管内の流体の重力と毛細管力との
Z8
(−) (capillary number) 商で,次の式による。
Cad 2
0
g/
00-
ここで,
11 : 2
d : 配管の直径(JIS Z 8000-3)
0
ρ : 流体の密度(JIS Z 8000-4)
22(
g : 自由落下の加速度(JIS Z 8000-3)
ISO8
γ : 流体の表面張力(JIS Z 8000-4)
0000-1
1 : 201
3
9
3
)
――――― [JIS Z 8000 pdf 35] ―――――
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JIS Z 8000-11:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 80000-11:2019(IDT)
JIS Z 8000-11:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.060 : 量及び単位
JIS Z 8000-11:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8000-1:2014
- 量及び単位―第1部:一般
- JISZ8000-10:2015
- 量及び単位―第10部:原子物理学及び核物理学
- JISZ8000-10:2022
- 量及び単位―第10部:原子物理学及び核物理学
- JISZ8000-12:2016
- 量及び単位―第12部:固体物理学
- JISZ8000-12:2022
- 量及び単位―第12部:凝縮体物理
- JISZ8000-3:2014
- 量及び単位―第3部:空間及び時間
- JISZ8000-3:2022
- 量及び単位―第3部:空間及び時間
- JISZ8000-4:2014
- 量及び単位―第4部:力学
- JISZ8000-4:2022
- 量及び単位―第4部:力学
- JISZ8000-5:2014
- 量及び単位―第5部:熱力学
- JISZ8000-5:2022
- 量及び単位―第5部:熱力学
- JISZ8000-6:2014
- 量及び単位―第6部:電磁気
- JISZ8000-7:2014
- 量及び単位―第7部:光
- JISZ8000-7:2022
- 量及び単位―第7部:光及び放射
- JISZ8000-8:2014
- 量及び単位―第8部:音
- JISZ8000-8:2022
- 量及び単位―第8部:音響学
- JISZ8000-9:2015
- 量及び単位―第9部:物理化学及び分子物理学
- JISZ8000-9:2022
- 量及び単位―第9部:物理化学及び分子物理学