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JIS Z 8503-6:2007 規格概要
この規格 Z8503-6は、コントロールセンター内のコントロールルーム及び関連施設の人間工学的設計,改良又は改築に対する環境面からの要求事項及び推奨事項について規定。
JISZ8503-6 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z8503-6
- 規格名称
- 人間工学―コントロールセンターの設計―第6部 : コントロールセンターの環境
- 規格名称英語訳
- Ergonomic design of control centres -- Part 6:Environmental requirements for control centres
- 制定年月日
- 2007年9月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11064-6:2005(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2007-09-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS Z 8503-6:2007 PDF [21]
Z 8503-6 : 2007 (ISO 11064-6 : 2005)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 環境設計の一般原則・・・・[5]
- 5 要求事項及び推奨事項・・・・[8]
- 5.1 温熱環境・・・・[8]
- 5.2 空調環境・・・・[8]
- 5.3 照明環境・・・・[10]
- 5.4 音響環境・・・・[12]
- 5.5 振動環境・・・・[14]
- 5.6 内装及び美観・・・・[14]
- 附属書A(参考)環境設計への推奨事項・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 8503-6 pdf 1] ―――――
Z 8503-6 : 2007 (ISO 11064-6 : 2005)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本人間工学会(JES)及び財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS Z 8503の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8503-1 第1部 : コントロールセンターの設計原則
JIS Z 8503-2 第2部 : コントロールスウィートの基本配置計画の原則
JIS Z 8503-3 第3部 : コントロールルームの配置計画
JIS Z 8503-4 第4部 : ワークステーションの配置及び寸法
JIS Z 8503-6 第6部 : コントロールセンターの環境
注記 JIS Z 8503,人間工学−精神的作業負荷に関する原則−設計の原則は,この規格群とは別の規格
である。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 8503-6 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 8503-6 : 2007
(ISO 11064-6 : 2005)
人間工学−コントロールセンターの設計−第6部 : コントロールセンターの環境
Ergonomic design of control centres− Part 6 : Environmental requirements for control centres
序文
この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 11064-6を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
劣悪な環境は,オペレーターの働きに深刻な影響を与えるため,人間−機械系の設計に当たっては,環
境的側面に特に注意を払わなければならない。コントロールセンターにかかわる環境要因とは,照明,湿
度,温度,振動,騒音などである。これらの要因には,交替勤務,時間的制約の元での実時間処理及びコ
ントロールセンターで用いられる特殊機器などを考慮する必要がある。
この規格は,安全性を高め,健康を損なわず,かつ,コントロールセンターでの作業効率を高めるよう
な方法で作業条件を最適にする環境要求事項について規定する。
この規格の規定は,国及び地域ごとに異なるそれぞれの強制法規(要求事項)に優先するものではない。
この規格の規定が国及び地域の要求事項を上回るような場合は,それぞれの分野の専門家(人間工学,照
明,音響,温熱環境など)に相談する必要がある。環境変数の特定な数値については,附属書Aを参照す
るか該当する国又は地域の法規類を参考にする。
1 適用範囲
この規格は, コントロールセンター内のコントロールルーム及び関連施設の人間工学的設計,改良又は
改築に対する環境面からの要求事項及び推奨事項について規定する。この規格は,次の各側面について適
用する。
− 温熱環境
− 空調環境
− 照明環境
− 音響環境
− 振動環境
− 美観及び内装
この規格は,プロセス産業,交通,給配送・救急サービスなどのコントロールセンターを含むあらゆる
タイプのコントロールセンターに適用できる。この規格は,主として非移動体のコントロールセンターを
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Z 8503-6 : 2007 (ISO 11064-6 : 2005)
想定しているが,船舶,列車,航空機など,移動体のコントロールセンターにも適用できる。
この規格は,電磁界の影響については,規定しない。視覚ディスプレイの画像品質に対する電磁界の影
響についてのガイドラインは,JIS Z 8516に規定されている。
この規格は,コントロールルームの配置について規定しているJIS Z 8503-2及びJIS Z 8503-3と密接に
関連している。同時に,環境要因に影響を受ける機器のインタフェースデザインにも関係している。設計
者が,JIS Z 8516及びJIS Z 8517で規定されているディスプレイスクリーン機器を使用する一般的な環境
要求をも考慮すればいっそう効果的である。
注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11064-6:2005,Ergonomic design of control centres−Part 6 : Environmental requirements for
control centres (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを
示す。
注記2 箇条5以下で“コントロールルーム”と表記されている要求事項及び推奨事項は,例えばト
イレ,ロッカールームなど他の関連施設にも適用できる。ただし,この場合は,その使用状
況(人が常時いるか否かなど)に応じて,要求事項及び推奨事項を緩和してもよい(例えば,
常時は無人のロッカールームなどでは,騒音レベルや照度の要求は緩和できる)。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8503-1 人間工学−コントロールセンターの設計−第1部 : コントロールセンターの設計原則
注記 対応国際規格: ISO 11064-1:2000,Ergonomic design of control centres−Part 1: Principles for the
design of control centres (IDT)
JIS Z 8503-2 人間工学−コントロールセンターの設計−第2部 : コントロールスウィートの基本配置
計画の原則
注記 対応国際規格 : ISO 11064-2:2000,Ergonomic design of control centres−Part 2: Principles for the
arrangement of control suites (IDT)
JIS Z 8503-3 人間工学−コントロールセンターの設計−第3部 : コントロールルームの配置計画
注記 対応国際規格 : ISO/FDIS 11064-3:1999,Ergonomic design of control centres−Part 3: Control
room layout (IDT)
JIS Z 8503-4 人間工学−コントロールセンターの設計−第4部 : ワークステーションの配置及び寸法
注記 対応国際規格 : ISO 11064-4:2004,Ergonomic design of control centres−Part 4: Layout and
dimensions of workstations (IDT)
JIS Z 8516 人間工学−視覚表示装置を用いるオフィス作業−作業環境に関する指針
注記 対応国際規格 : ISO 9241-6:1999 Ergonomic requirements for office work with visual display
terminals (VDTs)−Part 6: Guidance on the work environment (IDT)
JIS Z 8517 人間工学−視覚表示装置を用いるオフィス作業−画面反射に関する表示装置の要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 9241-7:1998,Ergonomic requirements for office work with visual display
terminals (VDTs)−Part 7: Requirements for display with reflections (IDT)
ISO 13731 Ergonomics of the thermal environment−Vocabulary and symbols
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Z 8503-6 : 2007 (ISO 11064-6 : 2005)
ISO/CIE 8995 Lighting of work places
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
騒音レベル (A-weighted sound pressure level)
音圧。20 μPaの基準音圧と与えられた音圧との比の常用対数。標準周波数荷重及び標準指数荷重時間平
均から得られる音圧。
注記 1 デシベルで表す音圧は,比の常用対数の20倍(IEC 60651参照)。
注記 2 A特性音圧レベル,等価騒音レベル(JIS Z 8731)とする訳語もある。
3.2
気流速度 (va) (air velocity)
空気の有効速度,すなわち,対象とする測定点での,ある時間間隔(測定期間)にわたる,流れの速度
ベクトルの大きさの平均値。メートル毎秒で表す。
3.3
明るさ (brightness)
ある面から発している光の強弱の見え方の基になる視感覚の属性。
注記1 主として関連する測光量は,輝度である。
注記2 ISO 8995参照。
注記3 JIS Z 8113の3.3(色に関する用語),03012(明るさ)参照。
3.4
主観的コントラスト (subjective contrast )
同時又は連続的に見える視野1)の二つの部分の主観的な差。
注記 明るさのコントラスト,色のコントラスト,同時的コントラスト,連続的コントラストなど。
注1) 同時に見える視野とは,例えば,文字とその背景のように,同時に見ている状態の視野をいい,
連続的に見える視野とは,画面の文字と原稿など,視野を移して見る視野のことをいう。
3.5
客観的コントラスト (objective contrast)
通常,輝度対比(通常は連続的コントラストL2/L1)として定義される量,又は同時に見える表面につい
て次の式で与えられる輝度対比。
L−
2 L1
L1
ここに, L1 : 暗いほう又は背景の輝度(背景輝度)
L2 : 視対象の輝度
注記1 輝度の異なる部分の面積がほぼ同じ大きさで,平均値を取ったほうがよい場合は,上の式の
代わりに次の式を用いてもよい。
L2−L1
5.0 L2+L1
注記2 ISO 8995参照。
――――― [JIS Z 8503-6 pdf 5] ―――――
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JIS Z 8503-6:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11064-6:2005(IDT)
JIS Z 8503-6:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.180 : 人間工学
JIS Z 8503-6:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8503-1:2002
- 人間工学―コントロールセンターの設計―第1部:コントロールセンターの設計原則
- JISZ8503-2:2006
- 人間工学―コントロールセンターの設計―第2部:コントロールスウィートの基本配置計画の原則
- JISZ8503-3:1999
- 人間工学―コントロールセンターの設計―第3部:コントロールルームの配置計画
- JISZ8503-4:2006
- 人間工学―コントロールセンターの設計―第4部:ワークステーションの配置及び寸法
- JISZ8516:2007
- 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―作業環境に関する指針
- JISZ8517:1999
- 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―画面反射に関する表示装置の要求事項