JIS Z 8851:2008 大気中のPM2.5測定用サンプラ

JIS Z 8851:2008 規格概要

この規格 Z8851は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち,PM2.5の質量濃度の測定に用いる試料採取装置について規定。

JISZ8851 規格全文情報

規格番号
JIS Z8851 
規格名称
大気中のPM2.5測定用サンプラ
規格名称英語訳
Sampler of PM2.5 in ambient air
制定年月日
2008年5月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.040.20, 19.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-05-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS Z 8851:2008 PDF [21]
                                                                                   Z 8851 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 構成及び各部の構造・・・・[3]
  •  4.1 構成・・・・[3]
  •  4.2 各部の構造・・・・[3]
  •  5 性能・・・・[6]
  •  5.1 サンプラ・・・・[6]
  •  5.2 ろ過材・・・・[6]
  •  6 性能試験方法・・・・[6]
  •  6.1 空気漏れ試験・・・・[6]
  •  6.2 分粒試験・・・・[7]
  •  6.3 サンプリング性能試験・・・・[7]
  •  7 試験報告書・・・・[9]
  •  8 表示・・・・[9]
  •  9 取扱説明書・・・・[9]
  •  附属書A(規定)流量計の校正方法・・・・[11]
  •  附属書B(参考)基準サンプラ・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8851 pdf 1] ―――――

Z 8851 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,独立行政法人産業技術総合研究所 (AIST)か
ら,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,
経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8851 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8851 : 2008

大気中のPM2.5測定用サンプラ

Sampler of PM2.5 in ambient air

序文

  大気中に浮遊する10 μm以下の粒子状物質を採取する装置を規定するJIS Z 8814(ロウボリウム エア
サンプラ)に対し,この規格は,産業活動に伴って発生する2.5 μm以下の微小粒子状物質を精度よく採取
する装置を規定することによって,環境保全の向上に寄与することを目的として制定した。

1 適用範囲

  この規格は,大気中に浮遊する粒子状物質のうち,PM2.5(3.3参照)の質量濃度の測定に用いる試料採
取装置(以下,サンプラという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7556 気体用流量計の校正方法及び試験方法
JIS B 8316-1 容積移送式真空ポンプ−性能試験方法−第1部 : 体積流量(排気速度)の測定
JIS B 8316-2 容積移送式真空ポンプ−性能試験方法−第2部 : 到達圧力の測定
JIS K 0901 気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8762-2 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第2部 : オリフィス板
JIS Z 8814 ロウボリウム エアサンプラ

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8814によるほか,次による。
3.1
粒径
空気動力学的挙動が,密度1 000 kg/m3の球形粒子と等価になるような粒子の直径(JIS Z 8814参照)。
3.2
分粒
粉じんを粗大粒子と微小粒子とに分離すること(JIS Z 8814参照)。

――――― [JIS Z 8851 pdf 3] ―――――

2
Z 8851 : 2008
3.3
PM2.5
大気中に浮遊する粒子状物質のうち,粒径2.5 μm以下のもの。ただし,PM2.5の質量濃度を求める場合
は,粒径2.5 μmで50 %分粒された粒子状物質。
3.4
実流量
大気を採気しているときの大気温度及び大気圧での実際の体積流量。
3.5
積算実流量
大気の採取を開始してから終了するまでに採気した空気の実流量。
3.6
質量濃度
積算実流量における,単位体積中に浮遊する粒子状物質の質量。単位はμg/m3で表す。
3.7
粗大粒子
粒径2.5 μmより大きい粒子状物質。
3.8
微小粒子
粒径2.5 μm以下の粒子状物質。
3.9
分粒装置
分粒する装置。
3.10
分粒径
分粒装置を通過する粒子状物質の割合で表す粒径。例えば,同一粒径の粒子状物質が80 %通過する場
合,80 %分粒径という。
3.11
単分散粒子
粒径分布の変動係数が3 %以下の粒子。
3.12
清浄空気
粒子状物質をろ過材などで排除した空気。
3.13
個数濃度
単位体積の気体中に浮遊する粒子状物質の個数。
3.14
捕集材
インパクタ方式分粒装置の衝突板上に定置する板状の補助材。

――――― [JIS Z 8851 pdf 4] ―――――

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Z 8851 : 2008

4 構成及び各部の構造

4.1 構成

  サンプラの構成は,図1に示すように大気導入口,分粒装置,ろ過材保持具,実流量制御器,吸引ポン
プ,大気圧計,温度計,表示部及び記録部で構成する。
大気圧計
大気導入口
温度計
分粒装置 : 大気の流れ
: 電気信号の流れ
ろ過材保持具
温度計
実流量制御器
実流量制御部
表示部
吸引ポンプ
記録部
図1−PM2.5測定用サンプラの構成

4.2 各部の構造

4.2.1  大気導入口
大気中に浮遊する粒子状物質を分粒装置へ導くときの粒子損失が少ない構造のものとする。また,浸入
した雨滴などが分粒装置まで到達しないように,雨滴捕集器を付けることが望ましい。
4.2.2 分粒装置
分粒装置の種類は,インパクタ方式,サイクロン方式及びバーチャルインパクタ方式の3種類とし,そ
の構造は,次による。
a) インパクタ方式 図2に例を示すようにノズルの出口に衝突板をノズルと直角に配置した構造で,ノ
ズルを通して大気を吸引したとき,粗大粒子は衝突板に衝突し捕集材に捕集され,微小粒子だけが通
過する方式。

――――― [JIS Z 8851 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8851:2008の関連規格と引用規格一覧