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5.4 耐久性試験方法
5.4.1 一般
5.4.25.4.9の試験は,試験前の初期特性が表1の品質を満たす別々の試験片を使用する。
耐久性は,5.4.25.4.9の試験をそれぞれ実施し,それぞれの試験で使用した試験片を5.1の試験環境に
24時間放置した後,更に5.3.15.3.4の試験後の最終測定で,表1の品質を満たしていることを確認する。
5.4.2 耐寒性
耐寒性は,JIS C 60068-2-1:2010によって試験する。ただし,試験温度は,−40 ℃以下で,試験時間は,
500時間以上とする。最終測定の際,結露などによって試験片に水滴がついている場合は,試験片にダメ
ージを与えないように,適切な方法で水滴を取り除いてもよい。
なお,JIS C 60068-2-1:2010の6.8,6.10,6.12及び6.13は適用しない。
5.4.3 耐熱性
耐熱性は,JIS C 60068-2-2:2010によって試験する。ただし,試験温度は,150 ℃以上で,試験時間は,
500時間以上とする。
なお,JIS C 60068-2-2:2010の6.7,6.9,6.11及び6.13は適用しない。
5.4.4 耐熱衝撃性
耐熱衝撃性は,JIS C 60068-2-14:2011の箇条7によって試験する。ただし,試験温度は,低温は−40±5 ℃,
高温は120±5 ℃とし,さらし時間は,低温,高温それぞれ15分間ずつを500サイクルとする。
なお,JIS C 60068-2-14:2011の箇条6及び7.3は適用しない。
5.4.5 耐高温高湿性
耐高温高湿性は,JIS C 60068-2-78:2015によって試験する。ただし,試験温度は,85±2 ℃,試験湿度
は,(85±3) %で,試験時間は,500時間とする。
なお,JIS C 60068-2-78:2015の4.5及び箇条5は適用しない。
5.4.6 耐酸性
耐酸性は,JIS K 5600-6-1:2016の箇条7の手順Aによって試験する。試験液は,JIS K 5600-6-1:2016の
附属書A(試験物質の例)の試験液A.2.6の質量分率10 %硫酸とし,試験時間は,30分間とする。試験片
の周辺及び裏面が影響を受けるおそれがある場合には,塗膜で覆うなどの処置を行う。
5.4.7 耐アルカリ性
耐アルカリ性は,JIS K 5600-6-1:2016の箇条7の手順Aによって試験する。試験液は,JIS K 5600-6-1:2016
の附属書Aの試験液A.2.3の質量分率5 %水酸化ナトリウム溶液とし,試験時間は,30分間とする。試験
片の周辺及び裏面が影響を受けるおそれがある場合には,塗膜で覆うなどの処置を行う。
5.4.8 耐溶剤性
耐溶剤性は,JIS K 5600-6-1:2016の箇条7の手順Aによって試験する。試験液は,JIS K 5600-6-1:2016
の附属書Aの試験液A.2.2のイソプロパノールとし,試験時間は,5分間とする。試験片の周辺及び裏面
が影響を受けるおそれがある場合には,塗膜で覆うなどの処置を行う。
5.4.9 耐候性
耐候性は,次のいずれかの試験を行う。ただし,試験時間は,受渡当事者間の協定がない場合は,紫外
線領域300 nm400 nmの放射露光量が306 MJ/m2以上となる時間とする。
a) キセノンランプ法 JIS K 5600-7-7:2008によって試験する。
なお,JIS K 5600-7-7:2008の箇条8,9.6及び箇条10は適用しない。
b) 紫外線蛍光ランプ法 JIS K 5600-7-8:1999によって試験する。
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なお,JIS K 5600-7-8:1999の箇条8及び箇条11は適用しない。
5.5 燃焼時の安全性
燃焼時の安全性は,JIS K 0127:2013によって試験する。ただし,試験に供する試料は,基材を含まない
塗膜だけとする。また,燃焼前処理はJIS K 0127:2013の6.3.5を適用する。
6 検査
形式検査は,箇条5に規定する方法で試験を行い,箇条4に適合したものを合格とする。
形式検査では,次のa)の必須検査項目及びb)の任意検査項目について検査を実施する。
なお,b)の任意検査項目については,受渡当事者間の協定によって省略することができる。
a) 必須検査項目
1) 外観
2) 反射率
3) 白色度
4) 密着性
5) 耐寒性
6) 耐熱性
7) 耐熱衝撃性
8) 耐高温高湿性
9) 燃焼時の安全性
b) 任意検査項目
1) 耐酸性
2) 耐アルカリ性
3) 耐溶剤性
4) 耐候性
7 表示
塗膜を形成した部材には,送り状などに次の事項を表示する。ただし,受渡当事者間の協定によって表
示事項の一部を省略することができる。
a) 名称又は部品番号(例 : 塗膜を形成した部材の名称若しくは部品番号,又は塗膜を形成した部材を含
む納品物の名称若しくは部品番号)
b) 製造番号又はロット番号
c) 加工年月日(製造番号で確認できる場合は除く。)
d) 加工業者名又はその略号