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A 1107 : 2012
表1−補正係数
高さと直径との比
補正係数k
h/d
2.00 1.00
1.75 0.98
1.50 0.96
1.25 0.93
1.00 0.87
h/dがこの表に示す値の中間にある場合は,補正係数kを
補間して求める。
e) コア供試体の見掛けの密度は,次の式によって算出し,四捨五入を行って有効数字3桁に丸める。
M
2
d 10
h 10
2
ここに, ρ : 見掛けの密度(g/cm3)
M : 箇条6 g) で求めた質量(g)
d : 箇条6 e) で求めた平均直径(mm)
h : 箇条6 f) で求めた平均高さ(mm)
9 報告
9.1 必ず報告する事項
必ず報告する事項は,次による。
a) 強度試験年月日
b) 供試体番号
c) 供試体の外観10)
d) 平均直径(mm),平均高さ(mm)
e) 高さと直径との比及び補正係数
f) 最大荷重(N)
g) 補正する前の圧縮強度(N/mm2)
h) 補正した後の圧縮強度(N/mm2)
注10) 例えば,ひび割れ,空隙,鉄筋の有無,鉄筋の位置,径,長さなどを記載すればよい。
9.2 必要に応じて報告する事項
必要に応じて報告する事項は,次による。
a) 供試体の採取年月日
b) 供試体の採取位置
c) 供試体の採取方法
d) 材齢(採取時の材齢及び試験時の材齢)
e) 供試体の養生方法及び養生温度
f) コンクリートの打込み方向と載荷方向との関係11)
g) 供試体の破壊状況
h) 供試体の見掛けの密度(g/cm3)
――――― [JIS A 1107 pdf 6] ―――――
5
A 1107 : 2012
i) 供試体に含まれる粗骨材の最大寸法(mm)
注11) 例えば,打込み方向に直角,平行などと記載すればよい。
――――― [JIS A 1107 pdf 7] ―――――
A1
6
附属書JA
1 0
(参考)
7 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
JIS A 1107:2012 コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法 ISO 1920-6:2004 Testing of concrete−Part 6: Sampling, preparing and testing of
concrete cores
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範 コンクリートからのコ 1 硬化したコンクリートか 一致
囲 アの採取方法とコア供 らコアを採取する方法,試
試体の圧縮強度試験方 験に供するコアの検査と
法について規定。 準備及び圧縮強度の測定
について規定。
2 引用規 JIS A 1108 2 ISO 1920-4 一致 ISOには器具の規定がないが,JIS
格 JIS A 1132 ISO 1920-5 一致 では標準化されているため,追記
JIS B 7503 追加 ISOにはダイヤルゲージの規 した。
格がない。
JIS B 7507 追加 ISOにはノギスの規格がない。
JIS B 7513 追加 ISOには精密定盤の規格がな
い。
JIS B 7524 追加 ISOにはすきまゲージの規格
がない。
JIS B 7526 追加 ISOには直角定規の規格がな
い。
JIS B 7721 EN 12390-4 一致
――――― [JIS A 1107 pdf 8] ―――――
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
3 装置 4.1 コアドリル 削除 JISではコアドリルは定義してISO規格ではコアドリルに関する
コアの直径が100,125,150 いない。 規定が定められているが,JISで
±10 mmに適合するもの。 はこれらの器具は標準化されて
また,採取したコアの精度 いないため削除した。
が,7に規定されている値
(直角度,直線性)を満足
するもの。
圧縮試験機 4.2 圧縮強度試験機 一致
JIS B 7721の箇条7(試 EN 12390-4に適合するも
験機の等級)に規定する の。
1等級以上のもの。
はかり 4.3 はかり 一致
供試体質量の0.1 %以下 コアの質量を,質量の
の目量をもつもの。 0.1 %の精度で測定できる
もの。
ノギス 4.4 ノギス又は定規 一致
JIS B 7507に規定するも コア又は鉄筋の寸法を±
のとする。 1 %の差で測定できるも
の。
ダイヤルゲージ 4.5 ゲージ 一致 JIS B 7503(ダイヤルゲージ)
JIS B 7503に規定するも 平面度の測定が,許容値 JIS B 7513(精密定盤)
のとする。 [±0.000 3 dm(dm : コア JIS B 7524(すきまゲージ)
の直径)]以下であるか測 JIS B 7526(直角定規)
定できる精度をもつもの。 上記の4規格を追記し,ISO規格
同様,平面度,直角度及び平行度
の測定器具を規定した。
A11 07 : 2
012
7
――――― [JIS A 1107 pdf 9] ―――――
A1
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1
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
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国際 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
: 2
規格
0
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
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番号
及び題名 番号 の評価
3 装置 精密定盤 4.6 直角定規及びゲージ 一致
(続き) JIS B 7513に規定するも 直角度及び平行度の測定
のとする。 が,許容値(直角度±0.5
直角定規 mm,平行度±1.0 mm)以
JIS B 7526に規定するも 下であるか測定できる精
のとする。 度をもつもの。
すきまゲージ 追加
JIS B 7524に規定するも
のとする。
4 コアの コアの採取は,コンクリ 追加 ISO規格ではコアの採取時期 JISの規定は,若材齢における採
採取時期 ートが十分に硬化して, についての規定はないが,JIS取作業時の注意を喚起するもの
及び方法 粗骨材とモルタルとの である。
では,一定以上の強度が出た後
付着が採取作業によっ に採取することとしている。
て害を受けなくなった
時期に行う。
一般には,材齢14日以
降とするか圧縮強度が
15 N/mm2以上に達した
後。
コアの採取には,コンク 5.2 コアの採取 削除 ISO規格では,コアをコンクリJISでは,コンクリート用コアド
リート用コアドリルを コアはコンクリート面に ート面に対して垂直に抜くこ リルという表現だけであり,ISO
用いる。 対して垂直に抜く。 規格に記述されているような具
と,コアをきずつけないこと,
コアをきずつけないよう コアドリルを適切な位置にセ 体的な表現は盛り込まれていな
に注意する。 い。
ットし,抜き取りの際には冷却
コアドリルを適切な位置 用の水を使用することが規定
にセットし,抜き取りの際 されているが,JISではこのよ
には冷却用の水を使用す うな記述がない。
る。
――――― [JIS A 1107 pdf 10] ―――――
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JIS A 1107:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1920-6:2004(MOD)
JIS A 1107:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 1107:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1132:2020
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法