JIS A 1107:2012 コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法

JIS A 1107:2012 規格概要

この規格 A1107は、コンクリートからのコアの採取方法と,コア供試体の圧縮強度試験の方法について規定。

JISA1107 規格全文情報

規格番号
JIS A1107 
規格名称
コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法
規格名称英語訳
Method of sampling and testing for compressive strength of drilled cores of concrete
制定年月日
1950年6月5日
最新改正日
2016年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 1920-6:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1950-06-05 制定日, 1953-06-05 確認日, 1956-06-05 確認日, 1959-06-05 確認日, 1962-08-21 確認日, 1964-09-26 改正日, 1968-10-07 確認日, 1973-03-01 確認日, 1975-01-16 改正日, 1978-07-04 改正日, 1983-08-29 確認日, 1989-04-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 2000-07-25 確認日, 2002-05-27 改正日, 2012-03-01 改正日, 2016-10-25 確認
ページ
JIS A 1107:2012 PDF [19]
                                                                                   A 1107 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 装置・・・・[2]
  •  4 コアの採取時期及び方法・・・・[2]
  •  5 供試体の寸法・・・・[2]
  •  6 試験の準備と供試体の測定・・・・[2]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  8 計算・・・・[3]
  •  9 報告・・・・[4]
  •  9.1 必ず報告する事項・・・・[4]
  •  9.2 必要に応じて報告する事項・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1107 pdf 1] ―――――

A 1107 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 1107:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1107 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1107 : 2012

コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法

Method of sampling and testing for compressive strength of drilled cores of concrete

序文

  この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 1920-6を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書
JBに記載する。

1 適用範囲

  この規格は,コンクリートからのコアの採取方法と,コア供試体の圧縮強度試験の方法について規定す
る。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1920-6:2004,Testing of concrete−Part 6: Sampling, preparing and testing of concrete cores
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 1132 コンクリート強度試験用供試体の作り方
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS B 7526 直角定規
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法

――――― [JIS A 1107 pdf 3] ―――――

2
A 1107 : 2012

3 装置

  装置は,次のとおりとする。
a) 圧縮試験機は,JIS B 7721の箇条7(試験機の等級)に規定する1等級以上のものとする。
b) はかりは,供試体質量の0.1 %以下の目量をもつものとする。
c) ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する0.001 mm以下の目量をもつものとする。
d) ノギスは,JIS B 7507に規定するものとする。
e) 精密定盤は,JIS B 7513に規定するものとする。
f) すきまゲージは,JIS B 7524に規定するものとする。
g) 直角定規は,JIS B 7526に規定するものとする。

4 コアの採取時期及び方法

  コアの採取時期及び方法は,次のとおりとする。
a) コアの採取は,コンクリートが十分に硬化して,粗骨材とモルタルとの付着が採取作業によって害を
受けなくなった時期1) に行う。また,採取の際,供試体が破損したり,粗骨材が緩んだりしないよう
にする。
注1) 一般に材齢14日以降とするか,圧縮強度が15 N/mm2以上に達した後とするのがよい。
b) コアの採取には,コンクリート用コアドリルを用いる。
c) コア供試体を作るためにコンクリート片を採取する場合は,コアドリルによって採取する作業でコン
クリートの品質が損なわれない部分から,所要の寸法及び精度の供試体を作ることができるように,
十分に大きくかつ正確にこれを採取する。
d) コアは,打継ぎ面,型枠際をさけ,鉄筋がない箇所から採取する。やむを得ず鉄筋を含む場合は,強
度への影響が最も少ない位置とする。

5 供試体の寸法

  コア供試体の寸法は,次のとおりとする。
a) コア供試体の直径は,一般に粗骨材の最大寸法の3倍以上とする。
b) コア供試体の高さと直径との比は,1.902.10を原則とし,どのような場合にも1.00を下回ってはな
らない。

6 試験の準備と供試体の測定

  試験の準備と供試体の測定は,次のとおり行う。
a) コア供試体に異常がないことを外観の目視観察によって確認する2)。
注2) コア供試体中に鉄筋が含まれる場合は,鉄筋の径,位置を搬入時又は整形後にノギスを用い
て1 mmの単位で測定すればよい。
なお,鉄筋の直径,長さなどは,試験後にコア供試体から取り出して測定すればよい。
b) コア供試体の母線の直線度3) はコア供試体の平均直径の3 %以内4) とする。
注3) 直線度は,母線の最も高い所と最も低い所を通る二つの平行な直線を考え,この直線間の距
離をもって表す。
4) コア供試体の母線の直線度を測定する場合は,ノギスかこれと同等以上のものを用いて測定
すればよい。

――――― [JIS A 1107 pdf 4] ―――――

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A 1107 : 2012
c) コア供試体の端面とコアの軸とのなす角度が90±0.5°になるように5) 整形する。
注5) コア供試体の端面とコアの軸とのなす角度を測定する場合は,精密定盤,すきまゲージ,直
角定規,又はこれらと同等以上のものを用いて測定すればよい。
d) コア供試体の両端面は,JIS A 1132の4.4(供試体の上面仕上げ)によって仕上げ,その平面度6) は,
直径の0.05 %以内7) とする。
なお,アンボンドキャッピングが適用できる供試体は,公称直径が100 mm及び125 mmのうち,
JIS A 1108の附属書1(アンボンドキャッピング)に規定する鋼製キャップの内径と供試体の平均直径
との差が2 mm以内であることが確認されたものとする。
注6) 平面度は,平面部分の最も高い所と最も低い所を通る二つの平面を考え,この平面間の距離
をもって表す。
7) コア供試体の両端面の平面度を測定する場合は,ダイヤルゲージ,すきまゲージ,又はこれ
らと同等以上の測定精度をもつものを用いて測定すればよい。
e) コア供試体の上下高さの1/4付近及び高さの中央付近で,互いに直交する2方向の直径を0.1 mmまで
測定し,その平均値を供試体の平均直径とする。
f) コア供試体の高さは,4か所において0.1 mmまで測定し,最大値と最小値の平均値を供試体の平均高
さとする。供試体の平行度8) は平均高さの±1.0 mm以下とする。
注8) 平行度は,コア供試体の平均高さと最大値及び最小値との差をもって表す。
g) 供試体の質量を,質量の0.1 %以内の精度で測定する。

7 試験方法

  コア供試体の圧縮強度試験方法は,JIS A 1108による9)。
注9) コア供試体の養生方法は記録しておくのがよい。
なお,コア供試体は,試験のときまで20±2 ℃の水中に40時間以上漬けておくと,試験
時に供試体の乾湿の条件をほぼ一定にすることができる。

8 計算

  圧縮強度及び見掛けの密度の計算は,次のとおり行う。
a) 補正する前の圧縮強度は,JIS A 1108の6.(計算)による。
b) コア供試体の高さと直径との比は,箇条6 f) で求めた平均高さを箇条6 e) で求めた平均直径で除して
算出し,四捨五入を行って有効数字3桁に丸める。
c) ) で求めた供試体の高さと直径との比が1.00以上1.90未満の場合は,試験で得られた圧縮強度に補
正係数を乗じて直径の2倍の高さをもつ供試体の強度に換算する。補正係数は,供試体の高さと直径
との比を用いて,表1よって求める。
なお,圧縮強度の補正は,補正後のコンクリートの強度が100 N/mm2以下の場合に行う。
d) 圧縮強度は,次の式によって算出し,四捨五入を行って有効数字3桁に丸める。
fCR fC k
ここに, fCR : 圧縮強度(N/mm2)
fC : 箇条8 a) で求めた補正前の圧縮強度(N/mm2)
k : 箇条8 c) で求めた補正係数

――――― [JIS A 1107 pdf 5] ―――――

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JIS A 1107:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1920-6:2004(MOD)

JIS A 1107:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1107:2012の関連規格と引用規格一覧