この規格ページの目次
9
A 1221 : 2020
5) 天気*
b) 試験位置に関する情報
1) 実際の現場又は地域を確認できるもの
2) 試験年月日*
3) 地盤高*
4) 水深(試験が水域で実施されたとき)
c) 使用試験装置に関する情報
1) 試験装置の種類*
2) 試験装置の製造業者,形式及び製造番号
d) 試験手順に関する情報
1) 事前削孔の有無,事前削孔したときはその深度
2) 載荷段階の値*
3) 次の試験結果*
− 貫入長に対する静的貫入最小荷重Wsw
− 貫入長に対する測定半回転数Na
− 貫入長に対する換算半回転数Nsw
− 貫入状況及び貫入音
− 測定終了事由及び終了貫入長
4) ロッドをハンマー,おもりなどで打撃した場合,打撃方法及び貫入長
5) 試験中の中断事項
6) 試験終了後のロッドの直線性及び状態,スクリューポイントの摩耗及び損傷
7) その他特記すべき事項
7.2 試験報告書
試験報告書は,7.1に規定する現場報告書の全てのデータを含まなければならない。
加えて,試験報告書は,試験者以外の者でも内容を確認でき,理解できるものとするため,次に示す内
容も含まなければならない。
a) 試験結果を図示化したもの
− 横軸に静的貫入最小荷重Wsw,縦軸に貫入長をとった図
− 横軸に換算半回転数Nsw,縦軸に貫入長をとった図
b) 試験装置の校正記録及び精度の確認記録
c) 試験結果解釈のための参考資料
d) 現場管理者名
――――― [JIS A 1221 pdf 11] ―――――
10
A 1221 : 2020
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS A 1221 ISO 22476-10:2017,(MOD)
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
3.1 − 追加 我が国の事情のため,
我が国の実務で一般に使用されている”自
沈”の用語を定義した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
3.3 − 追加 3.2静的貫入抵抗を表す荷重の大きさとして
我が国の事情のため,
定義を追加した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
3.4 − 追加 3.5のNswを求めるための測定値として定義
我が国の事情のため,
を追加した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
3.5 − 追加 3.2静的貫入抵抗を表す180度ごとの回転数
我が国の事情のため,
として定義を追加した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
− 3.2 削除 4.1にてスクリューウエイト貫入試験装置の
我が国の事情のため,
種類として記載した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
− 3.3 削除 4.1にてスクリューウエイト貫入試験装置の
我が国の事情のため,
種類として記載した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
3.6 − 追加 我が国の事情のため,
この試験では必ずしも鉛直の深度とは一致
しないため,定義を追加した。 ISO規格への提案は行わ
ない。
4.1 − 追加 対応国際規格の3.2及び3.3にある記載を含
我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
めて,試験装置全体の構成を追加し,我が国
で使用されている試験装置の実情を鑑み ない。
て,手動式,半自動式及び全自動式の試験装
置を説明し,図を追加した。
4.2 4.1 変更 我が国の事情のため,
対応国際規格では,高強度鉄製としている
ISO規格への提案は行わ
のに対して,5.1で摩耗の許容値を記載した
ない。
ため,材質は高強度鉄製に限定する必要は
なく,単に鋼製と変更した。
4.2 4.1 変更 対応国際規格では,外周円直径35 mm,長さ
我が国の事情のため,
200 mm,先端から55 mmの位置から上部 ISO規格への提案は行わ
130 mmで左ねじれで1回転としているのにない。
対して,我が国で長年使用され,流通してい
るスクリューポイントの形状及び寸法を採
用し,外周円直径33 mm,長さ200 mm,全
長で先端へ向かって1回の右ねじれと変更
した。
――――― [JIS A 1221 pdf 12] ―――――
11
A 1221 : 2020
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
− 4.1 削除 この規格の5.1装置の点検として摩耗の許我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
容値を記載するようにしたため,この規格
の5.1に移した。 ない。
4.3 4.3 変更 我が国の事情のため,
対応国際規格では,高強度鉄製としている
ISO規格への提案は行わ
のに対して,材質は高強度鉄製に限定する
必要はなく,単に鋼製と変更した。 ない。
4.3 4.3 変更 対応国際規格では,直径22 mmとしている我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
のに対して,我が国で長年使用され,流通し
ない。
ているロッド直径を採用し,19.0 mm±0.2
mmと変更した。
4.3 4.3 変更 対応国際規格では,質量2.5 kg/m±0.5 kg/m
我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
としているのに対して,ロッド直径変更に
ない。
よって直径19 mmに対応する質量である2.0
kg/m±0.5 kg/mに変更した。なお,種々の目
的で中空ロッドを用いる場合でもこの許容
値内に収まる。
4.3 − 追加 この規格では250 mmごとにNswを測定する我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
ため,“手動式及び半自動式のロッドには,
スクリューポイント先端から250 mmに目 ない。
盛を付け,その後250 mmごとに目盛を付け
なければならない。”を追加した。
4.3 4.3 削除 対応国際規格では,“長さ1.0 mから2.0 m
我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
が望ましい”としているが,ロッドの長さを
ない。
特に限定する必要はないため,削除した。
4.3 4.3 削除 対応国際規格では,測定精度±10 mm/mと我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
しているが,貫入長の測定精度を確認する
ことができないため,削除した。 ない。
4.4 4.2 変更 対応国際規格では,許容誤差50 Nとしてい
我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
るのに対して,最小荷重50 Nに対して許容
ない。
誤差50 Nでは過大なので,各荷重に対する
割合で誤差を記載することにし,それぞれ
の荷重に対して±2 %と変更した。
4.5 − 追加 我が国の事情のため,
対応国際規格に回転装置についての記載が
ISO規格への提案は行わ
ないため,回転装置に対する要求事項を追
加した。 ない。
4.6 − 追加 我が国の事情のため,
対応国際規格に自動記録装置についての記
ISO規格への提案は行わ
載がないため,自動記録装置に対する要求
事項を追加した。 ない。
4.7 − 追加 我が国の事情のため,
対応国際規格に引抜き装置についての記載
ISO規格への提案は行わ
がないため,引抜き装置に対する要求事項
を追加した。 ない。
――――― [JIS A 1221 pdf 13] ―――――
12
A 1221 : 2020
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
5.1 5.1 追加 対応国際規格では4.1にて摩耗によって最我が国の事情のため,
大径は32 mm未満,全長は最大許容短縮値ISO規格への提案は行わ
15 mmを超えるスクリューポイントを用いない。
ることができないとしているのに対し,試
験前に点検することとし,この規格の4.2で
記載されたスクリューポイントは直径33
mm,全長200 mmなので,最大径は対応国
際規格と同じ摩耗量3 mmを採用して最大
径は30 mm以下,全長は対応国際規格と同
じ短縮値15 mmを採用して全長は185 mm
以下になったスクリューポイントは用いて
はならないとした。
5.3.1 5.3 追加 我が国の事情のため,
我が国で使用されている試験装置の実情を
ISO規格への提案は行わ
鑑みて,試験方法を手動式,半自動式,全自
ない。
動式ごとに分け,5.3.1は手動式に限定して
試験手順を段階ごとに分けて詳細を追加し
た。
5.3.1 d) 5.3 変更 対応国際規格では,最低20 mm/s,最大50我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
mm/sの貫入速度となるような荷重を与えな
ない。
ければならないとしているが,手動式では
貫入速度を正確に把握するのは困難なた
め,目視で自沈停止と急激な貫入を判断す
ることに変更した。
5.3.1 d) − 追加 我が国の事情のため,
我が国では,自沈の貫入状況を表すために
ISO規格への提案は行わ
“ストン”,“スルスル”,“ユックリ”,“ジン
ない。
ワリ”などを記録するのが一般的であるた
め,自沈貫入する場合,“このときの貫入状
況を記録する。”を追加した。
− 5.3 削除 対応国際規格では,荷重1 000 Nにおける貫
我が国の事情のため,
入速度が20 mm/s未満である場合,ロッドISO規格への提案は行わ
ない。
を回転しなければならないとしているが,
貫入速度20 mm/sは自沈停止ではなく,手
動式では目視で十分遅い速度となることが
判断できるため,削除した。
5.3.1 f) 5.3 変更 対応国際規格では,0.20 m貫入ごとの半回
我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
転数を計測するとしているのに対して,こ
ない。
の規格では0.25 mごとに測定半回転数を測
定することを基本としているため,最初は
次の目盛までの測定半回転数及び貫入長を
計測し,以降は0.25 mごとに行うことに変
更した。
5.3.1 f) − 追加 我が国の事情のため,
我が国では,回転貫入時の貫入音として砂
ISO規格への提案は行わ
音“シャリシャリ”,“ジャリジャリ”,れき
ない。
(礫)音“ガリガリ”などを記録するのが一
般的であるため,ロッド回転時には,“この
ときの貫入音を記録する。”を追加した。
――――― [JIS A 1221 pdf 14] ―――――
13
A 1221 : 2020
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
5.3.1 f) − 追加 対応国際規格の自動式で推奨されている“1
我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
分間当たり30回転以下”を手動式にも採用
ない。
することにし,ロッド回転時には,“回転速
度は1分間当たり30回転以下とする。”を
追加した。
5.3.1 j) 5.3 追加 我が国の事情のため,
試験終了時の必要な情報であるため,終了
ISO規格への提案は行わ
条件に加えて,試験終了時には“測定終了事
ない。
由及び終了貫入長を記録する。”を追加し
た。
5.3.1 j) 2) 5.3 変更 我が国の事情のため,
対応国際規格では,半回転数が事前に決め
ISO規格への提案は行わ
られた回数に増加したときとしていること
ない。
に対して,我が国での実情を鑑みて,規定を
明確化するため,半回転数50回に対して貫
入量0.05 mに満たない場合と変更した。
5.3.1 j) 3) 5.3 追加 我が国の事情のため,
我が国での実情を鑑みて,終了条件を明確
ISO規格への提案は行わ
化するため,“ロッド回転時の抵抗が著しく
大きくなる場合”を追加した。 ない。
5.3.1 j) 4) 5.3 追加 我が国の事情のため,
我が国での実情を鑑みて,終了条件を明確
ISO規格への提案は行わ
化するため,“地中障害物に当たり貫入不可
となった場合”を追加した。 ない。
5.3.2 5.4 追加 我が国の事情のため,
対応国際規格では,自動式載荷貫入試験と
ISO規格への提案は行わ
して記載しているのに対して,半自動式及
ない。
び全自動式の試験装置では試験方法が異な
るため,半自動式の試験及び全自動式の試
験とに分けた詳細を追加した。
5.3.2 c) 5.4 追加 500 N未満の小さい荷重による測定を行う我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
必要がない場合(砂層主体の地盤など)を考
ない。
慮し,“ただし,受渡当事者間の事前の取り
決めによって載荷段階を500 N,750 N及び
1 000 Nとした場合には,載荷段階の値とし
てかけた荷重を必ず報告しなければならな
い。”を追加した。
5.3.2 d) 5.4 変更 対応国際規格では,最低20 mm/s,最大50我が国の事情のため,
ISO規格への提案は行わ
mm/sの貫入速度となるような荷重を与えな
ない。
ければならないとしているが,半自動式で
は貫入速度を正確に把握するのは困難なた
め,目視で自沈停止と急激な貫入を判断す
ることに変更した。
5.3.2 d) − 追加 我が国の事情のため,
我が国では,自沈の貫入状況を表すために
ISO規格への提案は行わ
“ストン”,“スルスル”,“ユックリ”,“ジン
ない。
ワリ”などを記録するのが一般的であるた
め,静的貫入する場合,“このときの貫入状
況を記録する。”を追加した。
――――― [JIS A 1221 pdf 15] ―――――
次のページ PDF 16
JIS A 1221:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22476-10:2017(MOD)
JIS A 1221:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 93 : 土木工学 > 93.020 : 土木工事.発掘工事.建設基礎工事.地下工事
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.080 : 土質.土壌学 > 13.080.20 : 土壌の物理学的性質