JIS A 1551:1995 規格概要
この規格 A1551は、建築物の開口部に用いる自動ドア開閉装置の試験方法について規定。
JISA1551 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1551
- 規格名称
- 自動ドア開閉装置の試験方法
- 規格名称英語訳
- Test method for automatic door systems
- 制定年月日
- 1995年11月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.060.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1995-11-01 制定日, 2001-02-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2014-06-20 改正日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS A 1551:1995 PDF [12]
い。
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1551-1995
自動ドア開閉装置の試験方法
Test method for automatic door systems
1. 適用範囲 この規格は,建築物の開口部に用いる自動ドア開閉装置(1)(以下,開閉装置という。)の
試験方法について規定する。
注(1) 自動ドア開閉装置とは,JIS A 4702に規定するドアセットに開閉のための制御部及び駆動部(懸
架部を含む。)を取り付け,歩行者などを検出するセンサ部による信号でドアが開閉する装置。
また,ここでいう自動ドア開閉装置とは,スライディングドア(上げ下げは除く。),スイン
グドア及び回転ドアに使用する装置をいう。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS A 4702 ドアセット
JIS C 0024 環境試験方法(電気・電子)塩水噴霧(サイクル)試験方法
JIS C 0703 低圧電気機器の絶縁基準
JIS C 0920 電気機械器具の防水試験及び固形物の侵入に対する保護等級
JIS C 1320 絶縁抵抗計
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
2. 性能項目 性能項目は,表1のとおりとする。
表1 性能項目
性能項目 性能項目の意味
開閉力 ドアが開閉するときに,ドアを止めるに要する力
開閉速度 開き速度 : 全閉から所定の開口が得られるまでの平均速度
閉じ速度 : 全開から所定の閉じ位置までの平均速度
手動開き力 動力がない場合のドアを開くのに要する力
反転停止距離 扉が閉じ中に開信号を受けた位置から反転するために,停止する位置までの距
離
閉扉保持力 スイングドアにおける閉扉状態での扉保持力
絶縁抵抗 開閉装置に用いる電気機器の絶縁抵抗値
耐電圧 開閉装置に用いる電気機器が所定の電圧で,せん(閃)絡又は貫通破壊を生じ
ないこと
耐久性 開閉装置が所定の開閉繰返し試験に耐えられる程度
耐候性 所定の期間にわたり,環境の影響を受けながら使用に耐えられる程度
検出範囲 センサが進入した歩行者を検出する領域の範囲
耐放射ノイズ 外部から放射された電波ノイズに耐えてセンサが正常な機能を保持する程度
静止体検出時間 センサが検出範囲内にある静止した歩行者などを検出し続ける時間
――――― [JIS A 1551 pdf 1] ―――――
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A 1551-1995
3. 試験項目及び試験の内容 性能項目に適用する試験項目,試験の内容及び測定単位は,表2のとお
りとする。
表2 試験項目,試験の内容及び測定単位
試験項目 試験内容 測定単位 適用試験箇条
動 開閉力試験 N
ドアの開閉時,走行区間の所定の位置でドアの端部にプッシュ 7.1.1, 7.1.2,
作 プルゲージを当てドアを止めるときの力を測定する。 N・m 7.1.3
試
験 開閉速度試験 mm/s
開き速度 : スライディングドアではドアが全閉から始動して開 7.2.1, 7.2.2,
口が600mm,スイングドアにあっては開き角度60゜に至る平 ゜/s 7.2.3
均速度,回転ドアにあっては扉先端部の平均周速度。
閉じ速度 : スライディングドアでは全開から始動して600mm,
スイングドアにあっては閉じ角度60゜に至る平均速度。
手動開き力試験 任意の位置に停止しているドアを開くためにプッシュプルゲ N 7.3.1, 7.3.2,
ージを当て,動き始めるときの力を測定する。 N・m 7.3.3
反転停止距離試験 閉扉動作のストローク21の位置で開扉信号を与え,このときの
mm 7.4
ドアの位置から反転するドアの位置までの距離を測定する。 ゜
閉扉保持力試験 N・m
閉扉状態の扉にプッシュプルゲージを当て,開き方向に押し, 7.5
動き始めたときの力を測定する。
センサ検出範囲試 mm
所定の被検出体をドア面に対して直角の方向に移動させて,セ 7.6
験 ンサが検出可能な領域を測定する。
静止体検出時間試 s
静止体検出形センサの検出範囲内に所定の被検出体を置き,静 7.7
験 止してから検出信号が切れるまでの時間を測定する。
電 絶縁抵抗試験 M
接地された所定の試験枠及び架台に駆動装置を取り付け,各電 圀 7.8
気 源線と接地間の絶縁抵抗を測定する。
試
験 耐放射ノイズ試験 所定の周波数・出力の無線電波を発信する試験用アンテナをmm 7.9
X,Y,Zの3方向から近づけ,正常な性能を維持する限界距離
を求める。
耐電圧試験 −
接地された所定の試験枠及び架台に駆動装置を取り付け,絶縁 7.10
抵抗試験と同じ測定箇所に交流電圧を印加し,せん(閃)絡又
は貫通破壊の有無を調べる。
温度上昇試験 ℃
開閉繰返し試験と同じ開閉動作を行い,モータ及び部品の温度 7.11
M
が上昇し,ほぼ一定となったとき,又は安全装置が働いてから 圀
の温度を測定し絶縁抵抗を測定する。
耐 開閉繰返し試験 サイクル
所定の試験枠及び架台に,組み立てられた試験用ドアを取り付 7.12
久
性 け,500 000回を1サイクルとした開閉を繰り返し,異常の有
試 無を調べる。
験
耐
侯 防せい(錆)試験 JIS C 0024による試験 等級 7.13
性
試 防滴試験 JIS C 0920による保護等級3に準じる試験 等級 7.14
験
――――― [JIS A 1551 pdf 2] ―――――
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A 1551-1995
4. 適用試験項目 適用試験項目は,適用ドアによって区分し,表3のとおりとする。
表3 試験項目及び適用ドアの種類(適用を○で示す。)
適用ドアスライディングドア スイングドア 回転ドア
試験項目
動 開閉力試験 ○ ○ ○
作
試 開閉速度試験 ○ ○ ○
験 手動開き力試験 ○ ○ ○
反転停止距離試験 ○ ○
閉扉保持力試験 ○
センサ検出範囲試験 ○ ○ ○
静止体検出時間試験 ○ ○ ○
電 絶縁抵抗試験 ○ ○ ○
気
試 耐放射ノイズ試験 ○ ○ ○
験 耐電圧試験 ○ ○ ○
温度上昇試験 ○ ○ ○
耐試 開閉繰返し試験 ○ ○ ○
久験
性
耐試 防せい試験 ○ ○ ○
侯験
性 防滴試験 ○ ○ ○
5. 試験の一般条件
5.1 数値の丸め方 数値の丸め方は,JIS Z 8401による。
5.2 試験条件 試験の条件は,特に規定のない限りJIS Z 8703に定める常温・常湿とする。
6. 試験装置
6.1 試験用ドアセット及び装置 試験装置は,試験用ドアセット及びドアの開閉装置から構成する。試
験用ドアセットを取り付ける試験枠及び架台は,十分剛性のあるものとする(図13参照)。
なお,スライディングドアの試験用ドアセットは,懸架部とガイドレールを用いてドア枠なしで使用状
態に組み立てたものを含む。
――――― [JIS A 1551 pdf 3] ―――――
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A 1551-1995
図1 スライディングドアの試験装置(例図)
図2 スイングドアの試験装置(例図)
――――― [JIS A 1551 pdf 4] ―――――
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A 1551-1995
図3 回転ドアセットの試験装置(例図)
6.2 測定機器 測定機器は,開閉回数を計る回数計,開閉力を測定するプッシュプルゲージ,電圧計,
1秒までの測定精度をもつもの)とする。
抵抗計及びストップウォッチ(100
なお,プッシュプルゲージは,測定容量の1585%の範囲で測定する。
――――― [JIS A 1551 pdf 5] ―――――
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JIS A 1551:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 1551:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA4702:2015
- ドアセット
- JISA4702:2021
- ドアセット
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC60068-2-52:2020
- 環境試験方法―電気・電子―第2-52部:塩水噴霧サイクル試験方法(塩化ナトリウム水溶液)(試験記号:Kb)
- JISC9335-1:2014
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
- JISC9730-1:2019
- 自動電気制御装置―第1部:一般要求事項
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態