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JIS A 1621:2020 規格概要
この規格 A1621は、主として一般家庭の給湯及び暖房に用いる,太陽集熱器,太陽蓄熱槽,補助熱源などで構成する太陽熱利用システムのうち,液体集熱式及び空気集熱式の給湯標準使用モードを用いた給湯効率,及び空気集熱式の暖房効率の屋内試験による測定方法について規定。
JISA1621 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1621
- 規格名称
- 太陽熱利用システムの屋内性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Indoor test methods for solar heating system performance
- 制定年月日
- 2020年4月20日
- 最新改正日
- 2020年4月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.160
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2020-04-20 制定
- ページ
- JIS A 1621:2020 PDF [42]
A 1621 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 システムの区分・・・・[4]
- 5 測定原理・・・・[4]
- 6 試験条件・・・・[5]
- 6.1 試験室の条件・・・・[5]
- 6.2 給水条件・・・・[5]
- 6.3 システムの設置状態及び使用状態・・・・[5]
- 6.4 出湯温度の設定・・・・[5]
- 6.5 液体集熱式における放射条件・・・・[6]
- 6.6 試験用燃料・・・・[7]
- 6.7 給湯使用条件・・・・[7]
- 6.8 試験開始条件・・・・[7]
- 6.9 試験中のリモコンの運転スイッチ・・・・[7]
- 7 試験装置・・・・[7]
- 7.1 試験装置の概要・・・・[7]
- 7.2 試験用計測器・・・・[13]
- 7.3 試験データの収集・・・・[14]
- 8 試験・・・・[14]
- 8.1 共通事項・・・・[14]
- 8.2 液体集熱式の給湯システム試験・・・・[14]
- 8.3 空気集熱式の暖房・給湯システム試験・・・・[15]
- 9 試験結果・・・・[16]
- 9.1 給湯システム・・・・[16]
- 9.2 空気集熱式暖房システム・・・・[20]
- 10 試験結果の表示方法・・・・[21]
- 附属書A(規定)補助熱源一体形太陽熱利用システムの太陽熱利用量の算出方法・・・・[22]
- 附属書B(規定)給湯標準使用モード・・・・[25]
- 附属書C(規定)配管の保温性能試験方法・・・・[26]
- 附属書D(参考)外部加熱装置の制御方法・・・・[28]
- 附属書E(参考)空気集熱式システムの集熱媒体加熱装置の制御方法・・・・[35]
- 附属書F(参考)試験用計測器の校正・・・・[37]
- 附属書G(参考)非出湯(夜間)の消費電力試験・・・・[39]
- 附属書H(参考)ソーラシミュレータによる制御下限未満の場合の放射条件・・・・[40]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1621 pdf 1] ―――――
A 1621 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1621 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
A 1621 : 2020
太陽熱利用システムの屋内性能試験方法
Indoor test methods for solar heating system performance
1 適用範囲
この規格は,主として一般家庭の給湯及び暖房に用いる,太陽集熱器,太陽蓄熱槽,補助熱源などで構
成する太陽熱利用システム(以下,システムという。)のうち,液体集熱式及び空気集熱式の給湯標準使用
モードを用いた給湯効率,及び空気集熱式の暖房効率の屋内試験による測定方法について規定する。
なお,この規格は,ヒートポンプを利用した太陽蓄熱槽で構成するシステムには適用しない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 4112 太陽集熱器
JIS A 4113 太陽蓄熱槽
JIS B 7414 ガラス製温度計
JIS C 1602 熱電対
JIS C 1605 シース熱電対
JIS K 2203 灯油
JIS S 2075 家庭用ガス・石油温水機器のモード効率測定法
JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
ISO 9060,Solar energy−Specification and classification of instruments for measuring hemispherical solar and
direct solar radiation
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 4112,JIS A 4113及びJIS S 2075によるほか,次による。
ただし,JIS S 2075に使用されている“モード”についてはこの規格では使用しない。
3.1
太陽熱利用システム
太陽集熱器によって集められた熱を,太陽蓄熱槽に蓄え,要求温度に不足する場合は補助熱源で加温す
る,太陽熱を直接消費するための設備。
3.2
太陽集熱器
太陽放射(日射)を受けて内部を通過する集熱媒体(液体又は気体)を加温する熱交換器。
――――― [JIS A 1621 pdf 3] ―――――
2
A 1621 : 2020
3.3
太陽蓄熱槽
太陽集熱器によって加温された集熱媒体と熱交換することによって,大気圧において沸点を超えない液
体を熱媒体として太陽熱エネルギーを顕熱として貯蔵する蓄熱タンク。制御装置,ポンプユニットなど,
蓄熱に関連する機器を内蔵する。また,関連機器及び補助熱源一体形のものについては,補助熱源とその
制御機とを含む。
3.4
補助熱源
太陽熱からの集熱が十分でないとき,熱量の不足分を補うボイラなどの熱源装置。
3.5
給湯標準使用モード
ふろ給湯標準使用モードのうち,給湯に関連する部分を抜き出したモード。
3.6
給湯行為
給湯標準使用モードに基づいて給湯の開始から行う連続した一つの行為。
3.7
給湯効率
この規格の給湯標準使用モードに基づき測定したエネルギー量を基に算出した効率。出力熱量をエネル
ギー量で除したもの。特記のない給湯効率は,定格条件とする快晴日の日射量,及び太陽蓄熱槽の残り湯
を考慮しないシステムのエネルギー量による。
3.8
暖房効率
空気集熱式システムにおいて,集熱によって得られた暖房に供することのできる熱量を,集熱に必要な
エネルギー量で除したもの。
3.9
出力熱量
給湯システムにおいて,太陽熱による集熱及び補助熱源による加熱によって得られた熱量のうち,給湯
標準使用モードによって出力された熱量。
3.10
エネルギー量
システム電力量にガス熱量又は石油熱量を加えた総合的なエネルギー量。
3.11
システム電力量
システムが消費する電力の2次エネルギーの総量。集熱に要する消費電力量,給湯標準使用モードによ
る出湯時の消費電力量,及び非出湯時の消費電力量の合計とする。
3.12
ガス熱量
給湯標準使用モードによって湯を使用したときに,補助熱源が消費するガスの熱量の総量。非出湯時の
パイロットバーナ及び非出湯時にも断続燃焼する補助熱源において,非出湯時に消費されるガスの熱量も
含む。
――――― [JIS A 1621 pdf 4] ―――――
3
A 1621 : 2020
3.13
石油熱量
給湯標準使用モードによって湯を使用したときに,補助熱源が消費する石油の熱量の総量。非出湯時に
も断続燃焼する補助熱源において,非出湯時に消費される石油の熱量も含む。
3.14
合計給湯使用量
給湯標準使用モードに示された,給湯行為ごとの給湯使用量の合計。1日当たりの給湯使用量のこと。
3.15
蓄熱槽出湯温度
太陽蓄熱槽に内蔵する蓄熱タンクから出湯する湯の温度。太陽蓄熱槽に出湯温度を調整するために水を
混ぜる混合弁などを内蔵するものについては,混合弁などを介して出湯する湯の温度。
3.16
設定出湯温度
補助熱源を内蔵する太陽蓄熱槽において設定された出湯温度。
3.17
目標出湯温度
補助熱源を内蔵しない,かつ,混合弁を内蔵する太陽蓄熱槽において設定された出湯温度。
3.18
外部加熱装置
ソーラシミュレータの放射範囲外となる集熱器の集熱量を模擬する電気ヒータ及び制御装置。放射範囲
外の集熱器がソーラシミュレータと同等の放射強度にさら(曝)されている状態になるように電気ヒータ
を制御する。
3.19
出湯温度制御装置
蓄熱タンクからの出湯温度を調整するために水を混ぜる混合弁などの制御装置。太陽蓄熱槽に内蔵する
もの,又は外付けするものがある。
3.20
集熱ユニット
空気集熱式システムにおいて,送風ファン,熱交換器,ダンパーなどで構成されるユニット。
3.21
集熱媒体加熱装置
空気集熱式システムの集熱量(集熱温度・風量)に合わせて模擬的に空気を加熱する装置。
――――― [JIS A 1621 pdf 5] ―――――
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JIS A 1621:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.160 : 太陽エネルギー工学
JIS A 1621:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA4112:2020
- 太陽集熱器
- JISA4113:2011
- 太陽蓄熱槽
- JISA4113:2021
- 太陽蓄熱槽
- JISB7414:2018
- ガラス製温度計
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISC1605:1955
- 放射線サーベイ・メータ
- JISC1605:1995
- シース熱電対
- JISK2203:2009
- 灯油
- JISS2075:2011
- 家庭用ガス・石油温水機器のモード効率測定法
- JISS2093:2019
- 家庭用ガス燃焼機器の試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態